知らんTCG世界に既存TCGを闇鍋にして持ち込んだ男の話 作:柳瀬塔矢
県大会である。俺は因縁がある相手とかはいないから本来あるであろうなイベントがない*1のだ。なに?ならコレまで捕まえた人とかはどうなるって?どうでもいい様な相手だからなぁ・・・薄々気づいてるかもだが、公式ならともかく非公式の場合モンスターの数制限が消える*2からね。そっちで4Cゼーロとか回す*3わけだけどあいにくコレは公式戦。じゃあ何のデッキで行くか、と聞かれたら遊戯王系かなぁ、と思った所に舞い降りた
「せや、本来多面展開のドラグナーをサクリファイス前提に組むか」*4
3K、何を思ったか召喚時に他のカードがある場合それを強制的に除去して召喚/実行出来るルールあるんだよな。バディファイトかな?*5と思わずには居られない。タイムストップはデュエマだけで充分です。でも戦闘機をクリーチャー扱いしないでね?*6
「ただなぁ、団体戦のデッキどうするかね?ぶっちゃけ勝つ理由ないんだよな。次は全国か?そこまで行っちゃうと強豪扱いされるし。俺はそう言うの嫌だからなぁ・・・ただアイツらには多少悪いことするしなぁ・・・んー・・・どうするか」
結果。なんか辞退になった。
「あの、理由について聞いても?」
「・・・はぁ・・・あのクソ顧問。やりやがったわね?」
「ああ───やりかねないな、あいつなら」
クソ顧問。名前を覚える価値のない相手だからクソ顧問で。*7アイツは目立ちたい癖に他人が目立つことをヨシとしないクズである。ただ───個人戦の辞退は事前連絡制。つまりそっちには出れる。ならヨシとするか。
全国大会への切符は一枚。ぶっちゃけここで辞退しても構わないのだがなんかそれは癪に触る。だから優勝してやる。まぁTia1に勝てるかは分からんがな。それこそ龍晶*8とか来たら良くて五分だと思ってるし。
一回戦。なんだこれ?旅路デッキだな?
「なるほど、そりゃそうか。旅路も極めたら強いもんな」
「ケケケッ、悠長にしてる暇はあるのかなぁ?」
今は相手の後4が終わったタイミング。盾は無くなった。*9つまりこのターンで倒す必要があるが・・・まぁ勝てるだろ。
「ドロー、コストチャージ。んじゃ
「あ、ああ。通る」
「そんじゃ登場時効果でサイドから火のドラグハートカードをコスト10になるまで場に出します。フィールド効果として【闘将銀河城 ハートバーン】と【爆熱天守 バトライ閣】を出しますね」
「フィールドを・・・2枚、だと!?どれだけの博打をしようと言うのだ!?」*10
「ハートバーンの効果により召喚酔い無いですからね。モルトDREAMでシールド3枚ブレイク!この時ドラゴンがアタックした為デッキの一番上を捲り・・・ドラゴンだからバトルゾーンに出ます。来い!【ボルメテウス・サファイア・ドラゴン】!」
「シールドは・・・何も無いか」
「ボルメテウスサファイアドラゴンでシールド3枚ブレイク!この時もう一度バトライ閣の効果起動!デッキトップは・・・ボルシャック・栄光・ルピアか。こいつもドラゴンだから場に出るぜ?通るよな?」
「くっ、対処札はないか・・・っ」
「ボルシャック栄光ルピアの効果発動。山札の上から一枚を表向きにコストチャージ。このカードがドラゴンならば・・・ボルシャック栄光ルピアだな。ドラゴンだ。もう一枚をこっちは裏向きでコストチャージだ。更に!」
「まだあるのか!?」
「ボルシャック栄光ルピアがバトルゾーンに出た時にバトライ閣の効果起動!このターン2枚目以降のドラゴンクリーチャー故に龍・・・解!【爆熱DX バトライ武神】!」
「シールドは・・・「おおっとまだだぜ?」まだあるのか!?」
「ボルメテウスサファイアドラゴンはブレイクしたシールドに対してブレイクの代わりに墓地送りなんだよね!盾から起動する系に期待させねぇよ!」
さて、残る火力はドリームと武神と・・・あっ、ハトバ龍解忘れてた。まぁいいだろ。相手にドラゴン居なさそうだし。んでボルルピか。3+3+1の2倍で14・・・あと6/2の3足りないな。武神で狙うしか無いか
「んじゃ俺のアタックは終わってないぜ?バトライ武神でダイレクトアタック!アタック時に山札上から3枚を捲り・・・っしゃ!その中からドラゴンを好きな数出せる!【♾️龍 ゲンムエンペラー】をボルシャック栄光ルピアをサクリファイスしながら
「ぐぁぁ!」
「まぁ偶々ではあるが、ゲンムエンペラーの無効化って呪文とクリーチャーのみでフィールドは対象外なんだよな。つまりこいつは召喚酔いしない!さぁ、ラストアタックだ!」
てことで。一回戦突破。にしてもボルサファとかゲンムとか見せすぎたかな?
次回は県大会の二回戦以降。