小出し感
ストーム1は犯罪者になってしまうのか否か
怪物は人間を殺し、英雄は怪物を殺した。
そして英雄は人間に殺される(社会的地位含む)
コードN世界線、或いは軟禁されたア◯ロ的な
でも今回は前回の続き、つまりギャグ寄りの話
今回の装備例(伊丹班)
武器1.M2Rレイヴン(フォアグリップ付小銃)
連射速度に優れたアサルトライフル。 PA-11より銃身が短く、ハンドガード部分にフォアグリップを標準装備。
軽量弾を使用。 空気抵抗を受け易く飛距離に応じて極端に威力が低下する。
今回のような屋内戦が想定される場所では近接戦闘が主となる事、銃身の短さ故の取り回しの良さを考慮し、このチョイス。
武器2.H88バウンドガン
圧縮されたプラズマ弾を高速射出する特殊銃。
圧縮プラズマ弾は壁に当たると跳ね返り、射程限界まで飛び続ける。また空気抵抗による威力低下を起こさない為、遠距離の敵にも効果的なダメージを与える事を可能とする。
銃はサブマシンガン並みのサイズとまではいかないまでも、閉所での取り回しは良い方と思われる。また、武器の特性からも、室内戦に有効、逃走時などに敵の足止めにも使えるとしてのチョイス。
バックパック.インパルスY8
対地用の指向性地雷。只。設置して暫くすると起動、敵が有効範囲内に入ると自動的に起爆。多数のボールベアリングを射出して広範囲の敵にダメージを与える。
逃走経路上に設置、追手がかかった際に足止め用に使えるとしてのチョイス。
髪の毛が蛇の種族、メデュサのアウレアと普通のヒトメイド、モームに荷物を預かるという形で武器を取り上げられたストーム1。
後に残る危険物は股間のモノのみとなり、嫌な予感がしたストーム1は駐屯地の皆に手紙を託したいと申し出。
察せられた可能性を考慮したメイド達は、さりげなく検閲。 屋敷内で封を解いたら分かるように香水の香りもつけていた。
だがストーム1は先回り。 縦読みにし、屋敷の外で読んでくれと伝えた。
そして、夜。
社会的な死が目前に迫った。
「くそっ! 嵌められた!」
「ハメるのはストーム様ですにゃ♡」
フォルマル家、その客室にて。
某新世界の神の如く、頭を抱えるストーム1。
対して猫耳メイド、キャットピープルのペルシアは猫撫で声で情事を促す。
「英雄のストーム様は、ただ気持ち良く私達フォルマル家にお世話されるだけで良いのですにゃ。 後の衣食住はナニも心配しなくて良いのですにゃ」
「魅力的な提案ではある。 貴族だとか、偉い人は家の為に婚姻を結び、或いは体を重ねると聞く。 だが早過ぎるだろう!?」
部屋の隅をチラ見。
そこには、メイティングされた天幕付きのダブルベッドが鎮座。
更にはネグリジェをつけた幼女のミュイが座っていて、頬を染めナニかを待っている。
その様子に戦時中でも中々無かった冷や汗を垂らしながら、ストーム1は狼狽えた。
その様子は怯える獲物のソレでしかない。
一騎当千の英雄も一皮剥けばこの始末⭐︎
ケモ娘は笑いそうになるのを堪えていた。
「ヤる気になられるよう、メイド一同、お手伝いしてあげますにゃ。 ご安心ください、女の武器、その手の心得も学んでおります故」
「違うそうじゃない!? こんなことしちゃ、駄目だろう!? 俺達の世界では、子供に手を出すのは犯罪なんだ! 分かってくれ!」
だがメイド、だれ1人として聞く耳なし!
デカい獣耳の癖して都合の悪い事は無視!
「もしや未経験ですかにゃ? それとも大きさが不安ですかにゃ? 大丈夫、ミュイ様も私達メイドも気にしませんにゃ♡」
「コッチが気にするんだ、聞いてくれ!?」
まだだ、まだ笑っちゃ駄目だ。
私達の勝ちだと宣言するにはまだ早い。
それはヤり終わった後、事後のコト。
朝チュンの目覚めの挨拶にイってヤるのだ。
昨晩はお楽しみでしたね、と!
それには今を集中する必要がある。
最高の料理には多くの仕込みがあるものだ。
オスが逃げないよう、或いは事中を邪魔されないように兎耳メイドのマミーナ達が門番の如く部屋の外に控えている。
火急の伝令等で無ければ問題ない。 伊丹達も見張り曰く、城塞の外に出たっきり。
ならば、後はさっさとヤっておしまいなさい。
メイド長もそう望んでおられる。
そしてフォルマル家に英雄の血を取り込み、後は野となれ山となれ。
オスは働く事が出来ず、屋敷の中でえっちなお嫁さんと使用人に囲まれて、ベッドの上でパンパンして子作りライフを一生楽しむしかなくなるのだ。
嗚呼、可哀想なオス。 自由無き種馬。
でもそれがお仕事。 英雄の快楽漬ご案内♪
ペルシアは背後に回り込み、胸を押し付ける様にギュッと抱きしめる。 そのまま細く綺麗な指を股間の近くに這わせ、さすさすと摩って刺激。
ビクビクする体を楽しみながら、耳元に息を吹きかける。 そして悪魔の囁きで脳を蕩けさせた。
「元気出すにゃ♡ 出せ♡」
「くっ!」
これをストーム1、苦悶の表情で耐える!
戦時中だってここまでの顔はしなかった!
振り解くのは簡単、逃げるのもできる。
ローリングで周りを吹き飛ばし、窓ガラスを割って外に飛び出せば良い。
だが協定を結んだ即日に違反をするのは気が引ける。 ナニより屋敷の人達を傷付けるのは嫌だった。 少女の気持ちも考えれば余計である。
他よりも強いのに、優しいが故に弱い。
そこに付け込まれて快楽漬にされていく。
「我が友よ、早く来てくれ! 間に合わなくなっても知らんぞぉ!」
「帰られましたよ、ご友人♡」
「いや来る! 持ち堪えてみせるさ!」
「応援してあげますにゃ、頑張れ♡ 頑張れ♡」
「ぬわーっ!?」
情け無い雄叫びが屋敷に響くも、それは演技。
聴覚の良い獣耳の注意を逸らすフェイク。
「(これストームさんの声か!?)」
「(酷い拷問を受けてるッス!?)」
「(早く助けに行きましょう!)」
「(怪我は私が見ます!)」
その声で、闇夜に紛れて直ぐ近くまで来ている伊丹達救出班に場所を知らせると共に、屋敷内への侵入に使う窓をこじ開ける際に出るであろう音をも掻き消した。
見張りのマミーナは侵入者に気付かず、部屋のナカから聞こえてくる媚声に傾聴。 発情ウサギとなり声を赤らめて内股になる。
そして、時は来た。
伊丹はハンドサイン、倉田がスモークグレネードを投擲。 ピンとレバーが外れた円筒缶がマミーナの目の前に転がった!
「しまっ……げほ、げほっ!?」
刹那、ブワアアァと吹き出す赤煙。
航空支援の要請用だが、使える物は何でも使え。 特に締め切っていて狭い室内では煙が充満、この手は効く。
叫ぼうとするも、煙を吸ってしまい声が出ない。
しかも視界中が真っ赤だ。 敵が見えない。
「突撃にぃ、前へ!!」
「ッ!」
伊丹が叫び、突撃馬鹿の栗林が弾丸の如く煙に飛び込んだ。
マミーナは兎耳自慢の聴力を活かし、足音から位置を当て回し蹴りを入れるも。
「ごめん!」
「うぐッ!?」
栗林、しゃがんで回避。 小柄な体には当たらず。 そのまま相手の無防備な腹に1発拳を叩き込む。 鍛え抜かれた拳は最早凶器、捩じ込まれる威力は内臓を攪拌、潰すかのよう。
それでも手加減され、蹲る程度に。 伊丹達は申し訳なさもありながら、その脇を素早く倉田、そして黒川らが通り過ぎて行く。
ストーム1のいる部屋の扉左右にそれぞれ張り付き、互いに頷き合い、突入した!
「全員動くな! ストームをかえ、せ……」
全員硬直。
そこで見たモノとは───。
「にゃ?」
猫耳メイドに背後から抱き付かれている英雄と。
ベッドの上でエッな格好でいる幼女という混沌とした光景だった。
「……ストームさん」
ケモナー倉田、ゆらりと揺れる。
そして。
「羨まけしからん! 天誅うううッ!!」
飛び掛かって押し倒し、銃床で殴りまくる!
「待て誤解だ! ステイ! ステイ倉田君!」
「"ワン"で犬のアンタがヤれ! 人類の英雄だろうが知らんわあああ! 俺のペルシアさんを奪うなんて許さん、神が許しても俺はNTR絶対許さないマン!」
「寝てから言え、ぐはぁ!?」
突然始まった野郎の嫉妬。
ポカンと目を点にするペルシアとミュイ。
そして冷めた目で見る黒川。 涙する栗林。
「幼い子相手に正気ですか? 人類の英雄が聞いて呆れます、見損ないました!」
「そんな、憧れのストーム1はロリコンだったの? この為に1人屋敷に残ったの? 私も背が低くて、しかも胸ありますよ? 私にしましょうよぉ!?」
「お前らはナニを言っているんだ?」
伊丹が隊長として場を収めるまで、ストーム1は倉田にボコされ、女性陣からゴミを見る目を向けられ続けるのであった……。
後書き
屋敷に侵入するのは原作をなぞる感じですが、その後のやり取りは穏やかにいかず。
EDF6風に歴史改変していかねば。