ゲート、地球防衛軍、暫く戦えり   作:ハヤモ

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前書き
評価感想ありがとうございます
評価色が赤満載になりました
皆様の慈悲深さと応援、とても励みになります
改変を増やして政治でダラダラせず、軍事力で潰せる所は潰してサクサク進めたく
人の生き死にが関わるほど悪い事した奴は、お仕置きしていきたくもあり
EDFメインにしつつ、ゲートを知らない人でも大丈夫なように書いていこうと思います


25.反省を促すスパンキング

EDFは新生龍を倒し、ダークエルフ族やエルベ藩王国は脅威から解放され、感謝状を受け取りミッションコンプリート。

 

一方、ストーム1は冥府ハーディの使徒、亜神ジゼルを捕まえてアルヌス駐屯地に護送。

炎龍と新生龍の出現は己の仕業だと自白させ、罪を問う流れになる。

が、彼女は知る人ぞ知る有名人、というか亜神だし、宗教上の理由もあって扱いに困った。

 

罪を公開すれば、被害者達が彼女に怒りをぶつけて無限インフェルノの業火で焼き続けそうだし、そうなれば冥府の女王ハーディや、その信徒の怒りを買っては宗教戦争が勃発しかねない。

 

北米の国などでは、何百年何千年の懲役刑を言い渡し、実質終身刑とするのかもだし、亜神ならば生きて服役を終えて出てくる事になりそうではある。

まぁ亜神は千年経つと肉体を捨て本格的に神様になるらしいから、ある日忽然と牢屋から消えそうではあるが……。

だが精々百年生きるのが限界であろう人間が何世代も掛けて悠長にしていられないし、死刑にしようにも不死身で通じないし、体をバラバラにしてパーツごとに封印するとか、ナニかの実験台にするのは現代文明の感覚じゃ非人道的だし、そもそも人間が神を罰するなんて前代未聞であろう。

敢行すれば未来永劫禍根が残りEDFを標的に呪詛、下手すれば地球にまで戦火が拡がる。 それは避けたい。 プライマー以上の超常的な存在と戦うなんて御免である。

 

なので……。

 

 

「あ"ーッ!?」

 

 

───ベチン! ベチン! ベチン!

 

 

乾いた音、痛痒と羞恥心混じりの敗北龍娘の悲鳴がアルヌスに響く!

 

龍娘の彼女はストーム1に抱えられ、パンツをずりおろされ、ケツ叩き連発の刑に処されているのだ!

 

尻尾を丸めてお尻を隠そうとしても無駄!

容赦無く捲られ、赤くなるまで叩かれる!

いつしか抵抗が無駄と悟り、涙目になりながらも甘んじてビシバシ叩かれ続けているのだった!

 

 

「フェンサーのジャックハンマーでケツドラムされないだけ、有難いと思えよオオォォン!?」

 

「こんな事してタダで済むと、ひぃん!?」

 

「まだ反省が足りんようだな! 言っておくが、ここアルヌスにはEDFだけじゃなく多くの市民がいる。 ジゼルは有名人らしいが、君のトコの信徒やロウリィが知ったらどう思うかな!?」

 

「そんなテメェを八つ裂きに、あぁん!?」

 

「喘ぐな! 屈強な信徒だろうが神様だろうが返り討ちだそんなん! それより自分の心配をしろ! ハーディストさんとやらがお前が人間に負けて尻をペチペチされてると知ったらガッカリだろうが!」

 

「ハーディだ間違えるな馬鹿、ぴぎぃ!?」

 

「龍を起こした馬鹿に言われたくない!」

 

 

亜神であろうと肉体と感情がある以上、痛みや恥ずかしさはある。

だがジゼルは段々と変な気持ちになってもいた。

 

戦いのいたみや高揚感では味わえない感情。

恥ずかしくて熱くて、なのに甘酸っぱい感じ。

 

自分より強い男に抱えられ説教され。

郷愁にも似た感覚が心地良い───。

 

 

「ッ! んっ、ふぅ、ふう……!」

 

 

イケナイ扉を開きそうになり、必死に声を堪え始めるジゼル。

射撃教官の曹長を真似るように、ビシバシ説教しているストーム1は、根性を出しているのだと勘違い。

まぁこの辺にしてやるかと勘弁してやる。

 

 

「今日はここまでだ」

 

「ま、また明日もすんのか?」

 

「お前次第だ」

 

「ッ♡ ハッ違う! オレにそんな趣味はねぇ!」

 

「そりゃそうだ。 叩かれるのが好きな奴はいない。 いたら変態だ」

 

「ヘンタイ!? オレはヘンタイじゃねぇ!」

 

 

更に顔を真っ赤にして反論するジゼル。

負けを認めても、その一線は認めたくない。

認めたら、きっと元に戻れず、ストーム1に媚びて尻尾をブンブン振る卑しい牝犬に堕ちてしまう。 主上様が同性愛者だからと、自分まで一般的とは言い難い目で見られたくなかった。

 

そしてストーム1は知らなかった。

趣味の世界は広いという事を。

 

いや、"別世界"の存在を。

 

その"ゲート"を開いたら最後、閉じれる成功率は低いという事を。

 

だからそっち側の知識は無いし、ジゼルが新世界の扉を開きかけているのを認識する事は出来なかった。

それどころか、彼女に扉を無意識に開けさせようとしている龍娘調教師となっていた。

 

……罪深いのはどっちかな?

 

 

「相棒、話がある」

 

 

そこにプロフェッサーがやって来た事で、本格的に雰囲気は霧散、お開きとなった。

 

 

「どうした?」

 

「直ぐにも彼女が仕える者がいるという、ハーディ神殿に向かう。 その途中でフィールドワークをしつつ、補給や調査を兼ねて街にも寄っていく。 そうしながらゲートを閉じる方法を探りたい。 宜しいか?」

 

「勿論だ。 よしジゼル、お前の雇主に直接クレームを入れに行く。 荷物を纏めて俺について来い、拒否は認めない」

 

「はい♡ じゃなくて、ふ、ふざけやがって!」

 

「俺はいつだってマジだぞ」

 

「ッ///」

 

「……頼むぞ相棒」

 

 

新たな期待と不安感を胸に、一向は移動する。

 

向かうは冥府の女王がいるハーディの神殿。

その前に幾つかの街に寄る予定を組んでいく。

 

波乱が起きそうな気がするが、まぁ何とかなる。

ストーム1がいるのだ。 信じて邁進するのみ。




後書き
原作的には伊丹が資源調査を名目に旅をし、異世界娘オンリーな編成で途中、ゾンビやミノタウロスと戦ったり、知識の街でレレイの姉と会ったり、神殿に行ってゲートの話を聞いたりします
当作は少し改変し、ストーム1とジゼル、プロフェッサーな組み合わせ

他、原作で料理人の古田さんが皇太子ゾルザルにハンバーガーを作った描写がありますが、EDF6的にはプロフェッサーの好物、チーズハンバーガーを出したいですね
美食の道に進んだゾルザルが寿司を握るなど料理に挑戦する描写を入れたくもなりましたが、当作には合わぬ故に……
とはいえ、ここまで脱線脱落蛇足のオンパレードで今更感はありますが。ここまでに振るい落としてしまった読者様もいると思うと、忸怩足る思いです
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