評価感想ありがとうございます
励みになります
土日の投稿は、時間もあってか新話UAがガクッと下がる印象も。或いは評価効力切れによる失速感
このまま進めて良いのか不安もありつつ
アニメに無いゾンビの町の話しちゃったし
……カットするべきだったか後悔もあり
ストーム1装備例
武器1.SGN-K12(セミオート式自動散弾銃)
武器2.ヴァラトル・ナパームZD(ナパーム弾)
バックパック.TZ8マウス(小型手榴弾完成型)
備考:ゾンビ相手という事で接近戦を想定
対集団も想定し、即応性と貫通力からセミオートショットガンを主兵装
足止めに歩兵用ナパーム弾射出器をサブに
道を塞ぐ建造物や壁を破壊する用に爆弾も
ジゼル装備例
武器1.マグブラスター(ウィングダイバー)
武器2. ヴィブロ・ハンマー(フェンサー)
バックパック.MG13(重く遠投が困難)
備考:人より力があるという事で重い手榴弾
ただし碌な訓練は受けていないので期待不可
旧アルンヌ王国。
約五百年前に何かしらで滅んだとされる小国の地は、大地から大量の水を吸い上げる大樹により肥沃な土壌が保たれ、荒地に島の様に浮かぶ森となっていた。
かつての栄光を示す遺跡群も見られ、その中央に大木が聳えて見える。
そこが目的の薬種園跡地らしいのだが、道中は侵入者防止用の迷路、ファルムの迷宮となっており、一筋縄では───。
「壊すか」
ストーム1、小型手榴弾の安全ピンを千切っては投げ、千切っては投げ!
迷宮の壁をドカンドカンと真っ直ぐに破壊!
目的地までのショートカットを瞬時に製作!
爆発は芸術だ! この手に限る!
使用しているのはTZ8マウスだ。
小型故に携行性に優れ、通常サイズのMG系手榴弾より数を持てるのが利点だ。
が、ジゼルにはそんな事はどうでも良い。
爆破作業に呆れ顔になるだけだ。
「迷宮考えた奴が泣くぜ?」
「興味が無い。 戦闘に遮蔽物が必要なら残しておくが、そうじゃないなら邪魔なだけだ。 地球でもそうした。 街1つ焦土に近い状態にした事もある」
平然とヤバい事を言ってないかコイツ?
ジゼルは訝しんだが言わなかった。
「アンタならヤりそうだな」
「そう褒めるな」
「皮肉なんだけど」
ジゼルはジト目になった。
EDFのワケ分からん超兵器なら、個人でも街を破壊出来そうだし、戦場なら然もありなん。
だけどわざと壊すとは。 それこそ造った人達や住む人達が泣くのではないか。
地球人の事なんてどうでも良いけどさ……。
「ん? へへ、おいでなさったぜ」
途中、背を伝う冷気。
来たか……そう振り向けば、そこにいたのは胸がある若い女達。 覚束ない足取りで歩いて来ている。 腕を伸ばし口を開け、求める様に集まって来るではないか。
ゾンビだ。
生前の体をほぼ維持していている肌艶だが、瞳孔が開き、生者の瞳をしていない。
死体なのに肌艶が良くエッなのは、屍化粧という現象らしい。
「マジでいやがる。 それも1人2人じゃねえ。 こりゃプロフェッサーの言う通りか。 馬鹿な魔導師が反魂魔法を連発したか? 面倒臭ェけど、冥府の王に仕える使徒として、世の理に反するものは始末しなきゃなぁ?」
最初は乗り気じゃなかったのに、目にすると血が沸る。 魂魄の内、魂が召され冥府に行けども魄が土に還らず救われないとは哀れな。
思うは怒りや闘志、使徒としての使命感。
あとストーム1に良い所見せたい犬の気持ち。
チラチラと彼の背を見ながら、わざとらしく揚々な声を出す。
「さて、どうすっかなぁ。 死体らしく死んでなきゃ駄目な連中がいるとなりゃ、主上様への不信感に繋がりそうだしなぁ?」
「神様の事情は知らんが、肉の代わりに弾を喰らわせてやれ」
「ざけんな、亜神を顎で使う気かよ」
「頼りにしてるぞ」
「ッ、わーったよ。 玩具で遊んでやる」
頼りにしてる。
そんな言葉に龍尻尾がブンブンと揺れてしまう。
尻尾のきもち……本能のソレを自覚して恥ずかしくなりながら、ジゼルは神官服の下から手榴弾MG13を取り出した。
それを両手で優しく包み込み、感情を抑え、閉目して儀式的に祈祷する。
普段の男勝りな口調から一転、穏やかな口調になる。 彼女も神官なのだと思わす事然り。
「冥府の王、主上ハーディ。 世の理より離れし者の救済に力を貸し給え。 平穏な冥福を失いし魄が、半死の業苦から解放されますように」
そして。
「おらぁ!」
安全ピンを抜かず、そのまま投げた!
重量ある球体は、亜神の腕力のままに豪速球と化し、寸分狂い無く群れの"先頭"に当たった!
デッドボールは相手の頭をパァンと弾けさせたが、群れの勢いは衰えなかった。
「不良品渡すなよ、これじゃ救われねぇぞ」
「安全ピンを抜いてレバーが外れなきゃ、信管は作動しない。 教えたろ」
「ンだよ、面倒臭ェ。 じゃコレ使うわ」
今度はマグブラスターを構えるジゼル。
ウィングダイバーの武器らしい明るい色は、玩具の光線銃に見えてしまうも、引金を引いて照射されたビームは、前方のゾンビに直撃。 光の粒子となり蒸発してしまった。
一応低レベル帯の武器を使用しているけど、それでも人間に撃つにはオーバーか。
「おおスゲェ! なんだこれ! アルヌス戦役で噂になった光の槍ってコレの事か!?」
驚き歓喜するジゼル。
与えられた玩具に興奮を隠せない。
「非実弾兵器は様々だ。 それだけじゃない。 だが撃ち過ぎには気を付けろ。 それはエネルギーの減りに比例して威力と射程が下がる」
「じゃ、これも使うわ!」
聞いてるのかいないのか、次はフェンサーのウォーハンマー……ヴィブロ・ハンマーを天高く掲げた。
すると周囲の空気が震えだし、力がハンマーそのものに蓄えられていく感覚を使用者に与えた。
「おお、魔法で空気が震えてる!?」
「詳しくはプロフェッサーに聞く事だ。 そのまま振り下ろして見ろ、前方が薙ぎ払われるぞ」
ジゼルのワクワクのままに震えるハンマー。
ただのハンマーではないそれは、ヴィブロドライブと呼ばれる超振動発生装置を内蔵していて、構えている時間によってパワーが増幅される。
そして、今。
「っらあ!」
振り下ろしパワー解放。
叩いた地面に大穴ができただけでなく、衝撃が波となり前方直線上の地面を破壊。 その道にいたモノをも破壊した。
「お〜! オレはこっちの方が良いね!」
「好きにしろ。 こっちはこっちで楽しみがある」
「どんな……って、コカトリスじゃん!?」
ストーム1に視線を戻す先。
いつの間にか迷宮中央付近の広場に到達。
そこにいた巨大な鶏、だが尻尾は蛇の生物……コカトリスと対峙。
相手は自分より小さな生物が現れたものだから、餌とするべく吶喊。
啄み攻撃を連打するも、ストーム1は前転ローリングで回避し続けた。
「気を付けろ、ソイツ空は碌に飛べねぇ代わりに毒を吐いてくるぞ!」
刹那、セシルが言った側から奴は毒霧を口から吐き出した。 広場に充満する毒霧にストーム1は沈んでしまう。
「ストーム1!」
霧の中で、うおうお苦痛の悲鳴が聞こえる!
くそっ、助けに行くべきか!?
いや、亜神のオレが行くべきなのか!?
などと逡巡している間にも霧が晴れた。
そこには穴という穴から血を流すも、平然と動き回る男がいた!
「スキュラか、アレも強敵だったな。 毒を吐くだけでなく、一定間隔で毒霧を撒き散らしていたもんだ。 今回はタイマンだから楽な方か」
「なんで生きてるんだよ!?」
驚愕するジゼル。
本当にコイツ人間かよ!?
「亜神様が俺の心配とは嬉しいね」
そして余裕の返し。
さすが地球人類の英雄、面構えが違う。
「ッ、しちゃ悪いかよ…………バカ」
「なんだって? 耳が邪魔で聞こえなかった」
「逆だ逆! 本当に平気か!?」
ジゼルが案じる中、ストーム1の反撃開始。
コカトリスの鶏部分、胴体にスライディングで潜り込むと、オートマチックショットガンSGN-K12のトリガーを連打。
ドンドンドンッと奴の股の間から上に向けて鉛の暴風が吹き荒れたなら、ショットシェルの全散弾が至近距離で命中。
最も威力ある、ショットガンの最大火力が無慈悲に叩き込まれ、腹から入った貫通弾が散々体内で暴れ回った後、頭や背中から出ていこうと決めたようだった。
コカトリスは悲鳴を上げる暇も痙攣を起こす余裕も無く、できた紅色の水溜りの中に斃れる。
「センサー感なし、クリア。 中々だったな」
「マジかよ……自力で解毒してるのか?」
もうコイツの体調べた方が、良い薬出来んじゃねぇか?
ジゼルは思ったが言えなかった。
開いた口がパクパクと上下に動くのみだ。
「次はボスのミノタウロスか、楽しみだ!」
「目的、忘れてねぇよな?」
不安もありつつ、2人は進むのだった……。
後書き
原作に大使館的な場所があります。外交官の菅原がロリコン宣言した場所ですね
ゾルザルの圧政、恐怖政治で講和派の命が危うくなった帝都。講和派の貴族の娘、シェリーが亡命しに来たものの政治的な事情で許可無く保護出来ず。だけど必死の訴えに菅原は助けるのは駄目と理解しつつ、大義名分として婚約者を名乗り関係者として受け入れたのでした
それを切掛に講和派を始末しにきた帝国軍と施設を守る騎士団の間で戦闘が発生、多くの血が流れます
その場面にガードマンや守護神……死神部隊を入れてみたくなりますね。鎧にハンマーや槍と中世騎士っぽいので
その後、帝都攻略戦的な
あとミュイ令嬢とシェリーが何かの縁で邂逅、幼女同士バチバチスタ◯ドバトル、旦那自慢戦とか