ゲート、地球防衛軍、暫く戦えり   作:ハヤモ

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今回、派手な戦闘を書くにあたり、趣向も変えています。後は特地の人が驚く様などを加えてEDFアピールをしたいですね


講和派救出作戦
32.ローズウォール作戦・前段


《作戦指令本部》

◇作戦内容◇

ゾルザル皇太子府の圧政、粛清により帝都北西のバスーン監獄に投獄された講和派及び最寄りに位置する翡翠宮の外交官と亡命希望者をイタリカかアルヌスに脱出させます

先ず危急の事態となっている翡翠宮の外交官と亡命者を優先。 救援部隊は現地の指揮官、薔薇騎士団の団長代理を務めるヴィフィータ白薔薇隊騎士長に急ぎ合流、指揮下に入ってください

既に帝権擁護委員部オプリーチナのコボルト部隊、卑称"掃除夫"が率いる3万超の帝国軍第1軍団の猛攻を受けています

グリムリーパー、現ストーム3を派遣しました。現場にいるガードマンと悪所街からのガードチームは増援到着までコンバットフレームと戦列を組み持ち堪えてください!

 

「こちらストーム3。 救援に向かう。 持ち堪えて見せろ」

 

 

 

*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:**:.。..*:.。. .。.:*・゜゚・

総司令官より訓示!

諸君も聞いての通り講和派の救出作戦が開始された!

銀座事件以来、理不尽に虜囚となった同胞のみならず、新たな平和への活路を見出さんとする現地要人の生命の如何は、ひとえに今作戦の成否にかかっている!

EDF最精鋭と自他ともに認める遊撃班ストームと諸君が作戦に臨むにあたり、一抹の不安も無い!

細心に、そして大胆に。 胸の青き星に恥じぬ働きを期待して訓示とする!

 

地球を救う英雄となれ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【攻略コメント】

タワーデフェンスミッション。

翡翠宮の防衛です。本編でいうアイアンウォール/レッドウォール作戦に似て非なるもの。数の暴力で幾つかに分けて押し寄せる波状攻撃を考えると、埠頭の乱戦がそれっぽい

そこにリング攻略戦の逆バージョン的な。プライマーの必死の防衛の気分を味わえるかもよ(白目

薔薇騎士団の戦力が半数以下になるか防衛を突破された瞬間ゲームオーバーの特殊任務となります

 

しかも鬼畜な事に、プレイヤーは悪所街からのモブ派遣兵という扱いであり、格好は荒廃仕様、装備は何故か電刃刀とスパインドライバー固定という近接のみ。しかもアーマー値も最小値250固定。ふざけてんのか?(怒

(もうこれマリスが考えたか本部の罠だろ)

ただ無限ジャンプブースターと無限ダッシュスラスターが揃っている為、高起動型の戦闘スタイルができる。というかそうしないと死ぬ。あとは残弾を常に意識して戦おう

ここまできた熟練兵足るEDF隊員の諸君ならば、そうした心配は不要か(白目

 

味方の初期配置は

最前列にフェンサーのガードマン

(ヴィブロハンマー&ディフレクションシールド)

 

その背後に旧式コンバットフレームグラビス

(両腕リボルバーカノン、両肩ミサイルポッド)

(伊丹が隊長をしていた第三偵察隊の最年長隊員、桑原曹長がパイロット設定)

 

最後尾に薔薇騎士団の黄薔薇隊と白薔薇隊の貴族子女騎士、熟練老兵の兵士達がおり、設定通りそこそこ強いですが、数の暴力には普通に押されるので足止め程度に考え頼らないこと(n敗

 

R18モードで負けると、死屍累々の血肉の海の中で死んだ眼をした姫騎士の皆様が慰み者にされて1度に何人もの野郎に集られてパコられる大乱行現場を見る事になるハメ(絶望

高難易度で勝てば本編最終のインフェルノクリア時のオペ子の台詞のようなご褒美がありますが、並大抵の隊員は見れない鬼畜ミッションかも(血涙

 

攻略のヒントとしましては

ガードマンは不死属性ですので途中で倒れてもフェーズが終われば復活。体力が続く限りメイン盾となってくれるので、その間にとにかく数を減らします

グラビスもどんどん敵を蹴散らしてくれますが、破壊されるとパイロット設定の桑原曹長(レンジャー)が脱出(スポーン)してPA-11で戦い始めます。不死属性ですが、こうなると火力が大幅ダウン。早い段階でやられたら諦めて再出撃した方が良いです

一定時間経過で敵は正面攻撃だけでなく包囲して攻めてきます。この辺が正念場。とにかくブースターを蒸しまくって飛び回ろう

暫くするとグリムリーパーことストーム3、死神改め守護神が到着。ブラストホールスピアで敵を消し飛ばし始めます

EDF逆転BGMが流れたら勝ち確。

暫くすると更に増援到着、ウィングダイバーやレンジャー、バリアス戦車が敵の横腹を抉ってくれます

大きな投石器や、それらを運用する大きな亜人トロールは優先的に倒すこと。そうしないと迫撃砲やグレランのように前列を飛び越えて薔薇騎士団が擦り減ったり、コンバットフレームがやられます

また、赤ヘルならぬ犬(コボルト)の被り物をつけた黒い装束をしたリーダー格を倒すと、暫く統制が乱れますので、見かけたら率先して叩くと良いです

(以上ゲーム攻略サイト風)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ローズウォール作戦を開始する! 我々は薔薇の荊となり、花形たちを守る壁となる! 総員、配置につけ!!」

 

 

本部司令官の無線が隊員達の鼓膜を直に震わせ、皆は慌ただしく配置についた。

敵は目前。 粛清部隊の擁護委員部、それに連れられた帝国軍第1軍団が視界を埋め尽くして押し寄せた。

薔薇騎士団の花乙女達が怯み、老兵が鋭い眼光で睨む中、EDFは最前列に出て荊の盾となる!

 

 

「翡翠宮防衛最優先! 外交官を死守しろォ!」

 

 

コンバットフレームグラビスの老兵パイロットは怯まず周囲を鼓舞。

それに合わせて、防御に特化したフェンサーチーム、ガードマンが最前列に躍り出た。

左腕に持つはディフレクションシールド。

特殊合金製の盾にして、磁界を反転させてあらゆる攻撃を跳ね返すディフレクター装置を内蔵した科学の盾だ。 ガードマン達はそれを横並びで構え壁とする。

 

 

「此方ガードマン! 迎賓館を守るぞ!」

 

「任務はガードだ!」

 

「これはただの盾じゃない! テクノロジーの塊だ!」

 

「敵は原始的な兵装、だが数の暴力にシールドが保つか。 装置の熱で融解する前に救援、間に合ってくれよ!」

 

 

そして遊撃として、高機動フェンサーが到着。

娼婦達が暮らすスラムな悪所街、そこの事務所から派兵されてきたボロボロの荒廃装備だ。 悪所の雰囲気に合わせた為の格好だが中身は新鋭と変わらない。

だが肝心の武器は弾薬の補給事情で大太刀な電刃刀と、スパインドライバーという丸い棘付きハンマーを前後に伸縮して攻撃する近接武器オンリーという偏ったものだけとなる。

 

これらEDFの装備に動揺する帝国軍。

薔薇騎士団の面々も……短髪で男勝りな女子、ヴィフィータ隊長も驚きを隠せない。

 

 

「あの魔法の杖を両手につけて両肩に鉄の箱をつけた薄茶色の体の、ひとつ目の巨人はなんだ!? ウォーハンマーや大剣を片手でブン回す騎士隊もスゲェな!? どんだけ力持ちなんだよ!」

 

 

ひとつ目の巨人……旧式コンバットフレームグラビスを見て、敵味方に動揺が走る。

フェンサーの鎧や武器は中世の見た目に近しいから驚きは少ないが、巨人は目を引いてしまう。

知らぬ者からすればジャイアントオーガ、トロールなどの大きな怪異に角ばったデザートタンカラーの鎧と、大きな魔法の杖を2本もつけさせているように見える。

だが実際はもう使われていない、破棄同然に配備された旧式の搭乗式強化外骨格……男の子大好き二足歩行ロボットと、大口径実弾兵器類だ。

 

 

「コンバットフレームが要だ! 頼むぞ!」

 

「任せろ! 老兵の意地を見せてやる!」

 

 

魔法の杖というのはリボルバーカノンだ。

リボルバーとはいうが、見た目は大きな多砲身で、ミニガンならぬビッグガンといったところか。

一度唸れば大口径弾がフルオート。 前方の敵騎士が砂埃に赤色を混ぜて弾け飛ぶ。

両肩の鉄の箱はミサイルポッド。 そこから白煙を伸ばしてミサイルが暫く直進すると、思い出したかのようにロックオンした標的に突入。 爆発すれば周囲の敵ごと地面が爆ぜた。

ひとつ目というのは、グラビスの頭部メインカメラがそのように見える為である。

 

 

「俺達も続くぞ! 科学の力を見せてやれ!」

 

 

フェンサーも負けじと戦い始めた。

ハンマーで叩かれた甲冑は粉々になり、衝撃波が前方直線上の地面を割り進んで、更に多くの敵を吹き飛ばす。

また振り下ろす際、ハンマー内のヴィブロドライブ超振動発生装置で空気が震え、それが防御層となる事により、弓矢や投石などの飛翔物の威力が下がる、或いは弾け飛ばしフェンサー本体には刺さらない。

敵からは「矢避けの魔法を使えるのか!?」と驚きの声があがるも、実際は機械的な話だったりする。

 

ハンマーや大剣……大太刀を片手で振り回せるのは、騎士の鎧に見える強化外骨格、パワードスケルトンの恩恵によるものだ。

腕力1トン以上で、生身の歩兵が扱えない重火器を扱え、鎧による防御で反動や爆炎、敵の攻撃に耐える力もある人間戦車だ。

 

特殊合金製の盾を抜く矢や剣も無い。

なんなら内部装置のディフレクターが起動すれば磁界が反転、相手の物理運動を跳ね返し、自分の放った矢や石が逆再生したかのように戻ってきてやられていく。

 

 

「馬鹿な馬鹿な馬鹿な!?」

 

「ええい! EDFの騎士は化け物か!」

 

「直接戦うだけでなく魔法も使うのか!?」

 

「とんでもねぇ怪力だ!?」

 

「くそっ、奴らオーガまで使役してるとは!」

 

「しかも魔法使いの怪異、聞いてねぇ!」

 

「逃げるな数で押せ! 逃げる奴は処刑だ!」

 

 

とはいえ、数は少ない。

救援が来るまで彼等の勇猛さに答えねば全滅するのは目に見えている。 そう敵も薔薇騎士団も判断して、彼女彼らは動き続けた。

 

 

「白薔薇隊、あの巨人と共に戦列を敷け!」

 

「黄薔薇隊、指揮天幕の守りにつけ!」

 

「野郎共、退役まで楽できると思うな!」

 

「何が帝権擁護委員だ、知った事か! 便所掃除でもしてろ掃除夫共が!!」

 

「コボルトに食われちまえ!」

 

「おいおい、奴らもう食われとるわい!w」

 

「皇太子の法が皇帝陛下の勅命より上なワケあるか! 馬鹿にするなよ! 翡翠宮は外交特権に守られた地球使節の館、帝権も及ばぬ! 力ずくで押し入ろうとする者あらば、皇帝陛下の名の下、このヴィフィータ・エ・カティが討つ!!」

 

「「うおおおお!!」」

 

 

開かれていく戦端。

戦いは続く。




後書き
マンネリ化からか、UAや感想がなくなってきてカナシイ…カナシイ…
どこまで書くべきか、それも問題だ……
EDFによる統一意志の下、国同士の争いや工作を省略できるぶん、物語的には早めに終わる事はできそう
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