卒業の時期ですね~
かくゆう私も明日卒業式ですw
そして、新たな生活に向けて忙しくなるでしょう。
いつもゆっくりのペースで申し訳ありません。
そんなダメダメ作者でありますが、応援していただければ光栄です。
それでは、どうぞ( ・∀・)つ
side mayu
エミールがフライヤに来た翌日、私はふと疑問に思った。
「そう言えば、ユノは?」
最近はユノを見ていない。
私の疑問にジュリウス隊長が答えてくれた。
「あぁ、昨日ここを出発したよ」
「えっ、グレム局長がよく許可してくださりましたね」
グレム局長の娘さんがユノの大ファンらしく、ユノの安否についてかなり敏感であるのに。それに、私もユノを友達としてすごく心配である。
「お前が心配する気持ちも分かるが、ユノと同行しているのは、独立支援部隊クレイドルの腕利きだ」
「クレイドル?あのサテライト拠点の中心に活動している?」
「あぁ、そうだ、お前もフェンリル極東支部の活躍は聞いているだろう」
「まぁ…一応、故郷ですから…」
フェンリル極東支部。極東支部では多くの接触禁忌種の目撃情報がある、まるでアラガミの動物園ような場所と称されるほどである。しかし、極東支部はそれらのコアを多く摘出に成功しているという目覚ましい成果をあげている。それに大きく貢献していたのが今のクレイドルのメンバーであるらしい。
「そんな方が護衛についていただけるとは…それだったら、安心ですね」
「そうだな…それでは、今回の任務だが…」
「私とギルとエミールがチームなんですよね?」
「?…ああ…そうだが?」
「エミールが自分で言っていたので…それより、エミールは?」
「闇の眷族どもの様子を見にいってくる…と言って、先にいったぞ?」
それを聞いて、私はため息をついた。
「ギル、私達も行きますか…」
「…ああ…」
ギルは短く返事をして、私と共に現地に向かった。
現地に着くと、エミールが大量のオウガテイル達を相手にしていた。
「くっ!?…私の偵察に気付くとは…敵ながらに良い勘をしているな!!」
「いや、エミールの存在に気づかない方がすごいよ…」
「ああ、あんな目立つ服で、大声を出していればな…」
「騎士道ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
叫びながら、エミールはハンマーを振るう。だが、私はエミールのある点について気づいた
(ナナは大降りだけど、エミールは意外と大降りではないんだな…脇をしめ、いざという時、防御する事ができる態勢…センスだけなら一流なんじゃ…)
「ぐわぁぁぁぁ!?」
と、私が思っていたら、オウガテイルの尻尾にエミールは吹っ飛ばされた。
(私の勘違いか?)
私はエミールに対する違和感を抱きながら、次々とオウガテイルを殺していく。
「ギル!!!」
「ああ!!」
ギルは私に濃縮アラガミバレットを受け渡す。私はバーストlv,3状態となり、さらにステップを踏み、加速する。オウガテイルの尻尾からくりだされる針をかわし、絶妙な間合いから的確に急所を狙う。
「ギル!!エミール!!下がって!!まとめて吹き飛ばす!!」
「了解!!」
「承知した!!」
ギルとエミールが、後退したのを確認した後、私はオウガテイル達を引きつけて、アラガミバレットで一気に殲滅した。
「おお!!!さすが、我が友だ!!」
「いつの間にか、友達扱いされている…っ!?」
私は苦笑しながら、遥か後方に今回の任務のターゲットではあるウコンバサラの姿に気づいた。
「真結!ここは一旦態勢を立て直すぞ!」
「あ、うん」
ギルと私の意見が一致したのに対して、エミールだけが首を横に振った。
「いや、ちょっと待った!!!」
そして、私達に待った、の声をかける。
「ここは、僕に任せてもらえないか!!!」
「はっ?」
珍しくギルから間抜けな声が漏れる。そして、コイツは何を言っているんだ、とでも、言いたそうな呆れ顔をしていた。
「いくぞっ!!!闇の眷属ども!!!僕の騎士道精神にかけておまえを土にかぇ…ぐわ~!!!」
エミールが語っている途中にウコンバサラが尻尾でエミールの体を大きく宙に払いとばす。
「くっ!!…尋常なる怪力…」
「チッ…一人でつっぱしりやがって…さっさと片づけるぞ…」
「コイツは僕に任せてくれ!!!僕の騎士道を今度こそ君達に示してみせっ…ぐはっ!!」
またもや、追撃するようにウコンバサラはタックルされて、エミールは吹っ飛ばされる。
「お前の騎士道とやらにつきあっている暇はないんでな…さっさと…なんだ?真結?」
私の表情から何か感じたのか、ギルは私に自分の意見の同意を求めてくる。
「もう少しだけ…様子を見ない?」
(何言っているんだ?…私?)
自分でも馬鹿馬鹿しいと思った。けど、その半面、エミールの実力はこんなものではない、と思ったからだ。
ギルは少し黙った後、口を開く。
「…勝手にしろ」
私達は再び視線をエミールに戻した。
「ゴッドイーターの戦いは…ただの戦いではない…」
ダメージが響いているのか、エミールの呼吸は途切れ途切れになっていた。
「この絶望の世に於いてっ!神機使いはっ!!人々の希望の依り代だっ!!」
それでも、エミールは語り続けるのを止めない。
「正義が勝つから民は明日を信じっ!!!正義が負けるから皆、前を向いて生きるっ!!故に僕は…騎士は…絶対に倒れるわけにはいかないのだ!!」
(そうか、これがエミールの強さなのかもしれないな…)
その言葉を聞き、私はそう感じた。 貴族であるエミールならば、自ら戦わずにとも、人々を纏め上げフェンリルの上官としての立場にもなっただろう。しかし、彼には彼なりの意志が存在してそれを行動に移している。他の人よりも自己主張が激しく、鬱陶しく思われる事があったかもしれない。それでも、彼の中には、自分の意志を貫き通し、守りたいと思う人々がいる。
そして、エミールは勢いよくウコンバサラに向かって走り出す。
「うおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ウコンバサラはトドメの一撃を与えんばかりにアゴを大きく開き、エミールに牙を向ける。しかし、それは空を噛み千切る。エミールはそれを先読みしていたかのように高く跳躍して、ウコンバサラの頭めがけて、力のある限り重い一撃を与えた。偶然なのか、ウコンバサラの的確に急所をつき、勝負はエミールに軍配が上がった。
「ふっ…馬鹿なりに筋が通った奴みたいだな…」
ギルからも、自然と笑みがこぼれていた。
「そうですね」
私は一言で答えた。
エミールほどに、頑固たる意志を持ち、それを行動に移すことは私にはできないだろう。そんな私にも譲れないものがある。守りたい人がいる。
(同じブラッドであるジュリウス隊長、ナナ、ロミオさん、ギル、いつも私達の任務をサポートしてくれるフランさん、ラケル博士をはじめとするフライヤの局員の皆さん…そして…)
私は一番守りたいと思う人を頭に浮かべる。
(…歩羽お姉ちゃん…)
どちらかと言えば、私は歩羽お姉ちゃんに守られてばかりである。もしかしたら、歩羽お姉ちゃんは私にそんな事は求めていないかもしれない。それでも、いつか、歩羽お姉ちゃんに追いつけるように、守れるように強くなりたい。
私は心の中でそう決心するのだった。
「やった…やったぞ!!…騎士道の…騎士道精神の勝利だっ!!!うおおおおおおおおおおおおおお!!!」
それと同時に、エミールは勝利の雄叫びをあげていたのだった。
side out…
どうでしたか?
エミールはいい奴です
いや、ネタとかじゃなく…
彼の思考は単純です。しかし、それを行動に移すのはなかなか難しい
個人的にゴッドイーターの中で尊敬する人物一位です。
まぁ、一番、好きなキャラクターではありませんが(^_^;
皆さんの中ではエミールの事をどう思っていますか?
タダのネタキャラ、うるさい人、ウザイ等、
思われる方もいるかもしれません。
それでも、エミールは、いや、騎士は生き方を変えずに
生きていくものだと私は思います。
長くなってしまってすみません。
感想、誤字脱字があれば、教えてください。
それでは、次回お会いしましょう