更新ペースは気まぐれで本当にスミマセン (。>A<。)
それでは、どーぞ(@^▽^@)
side mayu
お姉ちゃんと会ってから、三日が過ぎた。小型アラガミの討伐の任務を終えた私とナナとロミオさんはロビーで、くつろいでいた。その時、ロミオさんが私をほめてきた。
「真結、お前すげーな、今日一発も攻撃をくらってねーじゃん」
「あのくらいの相手なら訓練でいくらでもやりましたから、行動パターンは簡単に読めます…それより、ナナは前に出過ぎじゃないかな…もうちょっと銃を使うことを頭に入れておいた方がいいよ?」
私がナナに注意を促すと、ロミオさんがそれに便乗した。
「そうだぞ、ナナ、お前前に突っ込みすぎだぞ~」
「うぅ~」
ナナはしきりが悪そうな顔をする。流石に可哀想になったので、私は話題を返る。
「あ、でも、ロミオさんは逆に前にでた方がいいですよ?銃の腕については文句無しですけど…」
「うっ…」
私はそう言った後に、ロビーの二階にいた人達の会話が聞こえたので、そちらに目線を移した。
「…いやー私の娘もあなたの大ファンでして…」
「…ありがとうございます…拙い歌で恐縮です…」
「いえいえ、そんなご謙遜を」
「もしよろしければなんですけどね…フェンリル本部の方で慰問コンサートとかは…おっと、いつまでも立ち話させてしまいますな…さぁ、こちらへ…」
私がその会話を聞いている間に、何も言えくなったロミオさんに、今度はナナが反撃とばかりに私の言葉に便乗する。
「そーそー、ロミオ先輩は、ビビりすぎなんじゃない?」
ナナはまるでいたずらっ子のように、ロミオさんの顔をのぞき込む。その位置からだとちょうど布地の少ないナナの胸が露わに見えてしまう。
「な、ナナ、近いって!?」
すると、ロミオさんが見ないように急いでその場を後ろ足で離れる。注意散漫なロミオさんの背中が私の肩にぶつかり、私は体制を崩した。そして、倒れかけた私は後ろにいた女性にぶつかってしまう。
「きゃぁっ!?」
女性から驚きの声が漏れる。私は即座に頭を下げて女性に謝った。
「すみません!」
「あ、いえ、大丈夫ですから頭を上げてください」
その女性は私と同じくらいの年のかわいい少女だった。
「全く!貴様らは…いやぁ~不躾で、すみませんねぇ、戦うしか脳のない奴らで…」
軍服に数々の勲章をつけている中年の男が口調はゆったりとしたものだが、鋭い視線で私を睨みつける。
(この顔、見たことがある…たしか、ここの局長だったけど…えーっと…名前…なんだっけ…)
「グレム局長、私は大丈夫でしたからその辺で…」
(そうだ!グレム局長だ!)
「ユノさんがそうおっしゃるなら…」
グレム局長はユノの言葉に従うかのように私から視線をそらした。そして、グレム局長の隣にいた紅色の髪を頭の後ろでまとめた白衣の女性がいた。
(この人は…たしか、レア博士…ラケル博士の姉に当たる人物だ)
そして、レア博士は付け足すように私達に注意を促す。
「あまり、ロビーではしゃがないでね?大事なお客様にご迷惑でしょ?」
「はぁーい」
ナナが子供っぽく返事をする様子に見た後に、呆れるように、ふん、と鼻を鳴らしてエレベーターの方へと向かうグレム局長とそれについていくレア博士。ユノは私に軽く一礼をしてエレベーターに乗る。その後ろ姿に、ロミオは口を大きく開いていた。
「あれー?ロミオ先輩?どうしたの?」
ナナが首を傾げながらロミオさんを不思議そうに見つめる。
「ばっか!お前!ユノ!ゆの!」
「ゆの?」
「知らねぇの!?葦原ユノ!アシハラユノ!超歌、上手いの!!有名人!!!」
興奮していたロミオさんが何言っているのかよく分からなかったが、とりあえず有名な人らしい。
「あーまだユノの香りが残っているきがするよー…俺今日風呂入らない」
「えー…先輩、お風呂ぐらい入ろうよ…」
「いやいやだってさ!!今日という日は二度と帰って来ないんだよ!?」
「なるほど、がんばってください。よし、先行こ」
ナナが私の腕を掴み、新たな任務を受けるためにフランさんの所に連れて行こうとする。
「ちょっと待った!?」
ロミオさんが私の肩を強く引っ張ったせいで私は態勢を大きく崩して転びそうになる。
「なにするんですか!?」
「なぁ、ユノに会いに行こうぜ!?グレム局長の部屋に往くはず!」
(この人は…やっぱりお姉ちゃんが言うように缶バッチミーハーなんだ…きっと頭の中は缶バッチで詰まっていて…)
「真結…なんか、今、失礼な事考えてないか」
「いいえ、ロミオさんの頭の中が実は缶バッチしか詰まってないんじゃないんかとか考えていません」
「そうかそうか…っておい!?…本音がでてるぞ…それはともかく…」
ロミオさんが私を指差す。
「これはミッションの連係の練習だ!!お前は局長室を奇襲してグレム局長に入室許可をもらってくれ、入室許可が出たら俺が一気に突入する!!」
「えっ、それって、全然連係も何もないんじゃ…」
「よし、行こう!!今、行こう!!すぐ行こう!!」
「ちょっ、ナナもなんか言って…ってあれ、ナナは?」
すると、後ろからフランさんが私の疑問に答えてくれた。
「ナナさんなら、先程一人で任務を受けて出撃しました」
(な、ナナの薄情者!!)
そう思いながら、しぶしぶロミオさんと局長室に向かうのだった。
局長室に入るとそこにはユノの姿は無く、レア博士とグレム局長しかいなかった。
「あれ、ユノさんは!?」
すると、レア博士が答えた。
「ヘリで飛行中かしらね、極東支部へ向かって」
「ええ、遅かった!?」
ロミオさんの様子を見て呆れながらグレム局長が口を開いた。
「まさか、貴様ら、それだけのために局長室に来たのか!?」
「え、えぇっと…」
(建前もできないのか…この人は…)
濡れ衣を着るのは嫌だったので私は救済の手を差し伸べた。
「グレム局長とレア博士に挨拶に来ました」
「それは陳情なことだな…」
「あら、あなた、ブラッドのメンバーにしてはなかなか気が利く返しができる子ね、覚えておくわ」
二人とも私の言葉に感心している様子だった。
「これは良い新人が入ってきたものだ…いずれは俺の身辺警護につかせてやらんでも…ん?」
グレム局長の言葉を遮るように局長室の電話が鳴った。
「こちら、局長室だが…くだらん用件なら切るぞ…!?…なんだと!?…分かった!!」
グレム局長は血相を変える。そして、受話器を置くと私達を見た。
「貴様ら二人に新たな任務だ!!ユノさんの救出に迎え!!」
「「「…えっ…」」」
その場にいたグレム局長以外が声を同時に漏らした。
「グレム局長…一体何があったのですか?」
レア博士も少し口早に質問する。
「ユノさんが乗っていた極東行きのヘリがアラガミの攻撃を受けてこの辺りに不時着したらしい」
「なんだって!?」
「ロミオさん、ショックを受けている暇は無いですよ、ユノさんの生死は?」
「不明だ…」
声のトーンが明らかに低い。このことから生きている可能性も絶望的に少ないことが分かる
「分かりました…ロミオさん、行きましょう!」
「あ、ああ!!」
そして、私達は局長室を後にした。
side out…
原作ブレイク!!
このせいで本編がガチで進まん。
まぁ、いいか←反省の色なしw
それでは、次回お会いしましょう