青春を開拓する銀河打者   作:現代の弁慶

19 / 24
第二章 虚像を祓う黄金の命
ver2.0 予告 虚像を祓う黄金の命


ver2.0 予告

虚像を祓う黄金の命

(静寂。ひび割れた天蓋を覆う黒雲。金の残光が滲む。)

 提供 セイア様

 

世界は――絶望に堕ち、意味を失った。

清き光と、蛮族の炎の狭間で、

両者の関係はついに決裂する。

深く刻まれた裂け目が天穹を真二つに断ち割り、

祈りの行き先さえ奪われた。

争いによって流れる血の大河は、

空を満たす蒼光を飲み込み、

積み重なる嘆きとともに、底へと沈んでいく。

その果てで――

三つの天使は、地獄の住人と同盟を結んだ。

“争いの終わり”だけを願い、偽りの楽園を築くために。

だが、楽園は神ではなく“人”が紡いだもの。

千年の重みに耐えかねて、いま、崩れ落ちる音が響く。

かつて光を司った三人の天使は堕ちゆくだろう。

ひとりは――甘美なる悪魔の囁きへと手を貸し、

ひとりは――恐怖に凍りつき、その歩みを止め、

ひとりは――深すぎた疑念の果てに、生贄を捧げる。

偽りの楽園が割れ落ちる瞬間、

《追放された者たち》は悟った。

——この世界には、もはや“楽園”を手にする権利すら残されていないのだと。

永夜がすべてを呑み込もうとする、その時。

彼らは現れた。

天外より來し者。

天国にも地獄にも属さず、

楽園の理にも縛られない、

この世界の“外側”を生きる者たち。

滅びゆく地に降り立った彼らに、

この地の理は問いかける。

——理解できないものを通じて、私たちは理解できるのか。

——楽園に辿り着いた者の“真実”を、証明できるのか。

それでも、

天外の英雄と、生贄として選ばれた少女は、

崩落の只中を駆け抜ける。

永夜が続くと知っていてもなお、光を求めて。

まだ名もない“真の楽園”を信じるために。

 

──────────────────────────

(暗転。穹の視界が揺れる。光がきらめく。)

穹「……ここは――どこだ?」

(遠くで砂が流れる音。金の粒子が空中を漂う。)

セイア「――エデン。それは太古の経典に記された楽園の名。

どんな意味を込めていたのか……今となっては、誰にも分からない。」

???「やぁ、相棒。……久しぶりだね」

(振り返れば――オンパロスで共に旅した黄金裔、ファイノンが立っていた。)

穹「……ファイノン……!」

──────────────────────────

(画面転換。アロナの優しい電子音。)

アロナ『先生、今回の依頼は――“トリニティ総合学園”からです』

(界域アンカーが光り、穹たちはトリニティへ跳ぶ。)

──────

ナギサ「ようこそお越しくださいました。

本日は他でもありません……あなたに“補習授業部”の顧問になっていただきたくて。」

(ヒフミ、コハル、アズサ、ハナコが映る)

──────

別の部屋――黄金裔たちの円卓。

ケリュドラ「我らが活動する拠点に、相応しい名がいるだろう」

キャストリス「“黄金アカデミー”などどうでしょう?」

ファイノン「いや、“黄金学舎”の方がいいと思うけど……」

アナクサゴラス「はい、みなさん。お喋りはそこまで。席に着いてください」

(机を叩く音。カメラがアナクサゴラスのドアップにズーム。)

トリスビアス「記念すべき第一回の講義は――?」

アナクサゴラス「当然、“大地獣”についてです!」

(補習部+穹が机に向かい、真剣な顔でノートを取り始める。

しかし――)

トリスビアス「うんうん……みんな頑張ってるし……これなら合格できるでしょう」

(テロップ: “しかし結果はーー 不合格”)

サフェル「やられたね〜、これは」

アグライア「どうやら……この学園にも“灯りの裏の影”が存在するようですね」

アナクサゴラス「私の話を遮るなと言ったはずです!」

ケリュドラ「フン、奇遇だな。

僕も疑わしいものは排除する”考えだ」

キュレネ「……私も、隠してることがあるの」

(星空の下、校舎の屋上。風が吹く。)

穹「開拓名のもとに……犠牲なしに“楽園”を証明してみせる!!」

(暗闇の体育館。

穹がバットを手に持ち、一歩前へ。)

 

ーーーーーーーーーーー

ver2.0 ― 虚像を祓う黄金の命:予告回 オープニング

(画面が光に包まれ、軽快なジングル。スタジオに黄金の装飾に包まれた学舎とトリニティー総合学園が映る。)

 

Mr.ミミ作

「みなさんのこれからに青春の光があろうとなかろうと!

おはこんばんにちは!!司会の Mr.ミミ作 だ!」

「今回は――ついに待望!

ver2.0《虚像を祓う黄金の命》予告回へようこそ!」

「本日のゲストは!

遠き天外より来た神秘の来訪者――

黄金裔のみなさーん!!」

 

ファイノン

「ミミ作さん?あと1人忘れてないかい?」

 

Mr.ミミ作

「ああ、そうだったそうだった。

彼を呼ばないわけにはいかないな!」

 

「開拓の旅になくてはならない、星穹列車のナナシビト――

開拓者・穹だ!!」

 

???「違うでしょ!?

私をあんなバカと間違えるなんてーーアンタ司会者としてなってないんじゃないの?」

 

(ずいっ、と前に出てくる少女。銀髪が揺れる)

 

Mr.ミミ作

「え? 開拓者は穹で間違いないと思うが………」

 

???「はい!0点!!」

 

(パンッとチョークが飛ぶ)

 

(チョーク直撃)

Mr.ミミ作

「アイタッ!!」

(ライトが切り替わり、1人の少女がステージに降りる。

金の光を浴びて、腕を組んで堂々と笑う。)

「もういい。私自ら自己紹介してあげる。

私は開拓者の星だよ。」

Mr.ミミ作

「は!?いつから開拓者は女になったんだ!?」

(横から腕を組んだままサフェルが滑り込む。)

サフェル

「ねぇーフクロウくん?そろそろ始めた方がいいんじゃない?」

Mr.ミミ作

「ほ、本当だ!そろそろ始めるとしよう!」

 

Mr.ミミ作「前回は孤立無縁の土地アビドスをカイザーの手から救い出し、砂漠化の原因だった星核、ビナーとの対峙を成し遂げ、キヴォトスの一つの学校として認めさせることに成功した。」

「次なる開拓の旅は──トリニティー総合学園。キヴォトス三大学園、ミレニアム・ゲヘナと並ぶ巨大な学園だ。」

ヒアンシー「グレーたん、今度は大きな学園が舞台なんですね」

星「ふふん、すごいでしょ〜」

キュレネ「でも、ただの学園観光ってわけでもないのよね?」

Mr.ミミ作「もちろんだ。ここトリニティーでは、近々犬猿の仲であるゲヘナとエデン条約を結ぶ。その渦中の中で赤点をとった生徒を補習授業部としてまとめ、開拓者に管理を任せたいという依頼だったんだ。」

アナイクス「赤点……ですか……ファイノン、あなたも罰則を受けたことがありましたね?」

ファイノン「ハハハハ……よしてくれよ先生」

ケリュドラ「フン、僕らにこのような雑用を押し付けるとは、躾がなっていないな……」

サイレンス「だが、カイザーよ。これはつまり皆を合格させれば宴を開けるということでは?」

Mr.ミミ作「ハハハハ、果たして本当にそうでしょうか?……」

「「「「は?」」」」

モーディス「おい、貴様ふざけているのか?」

Mr.ミミ作「いや、いや、とんでもない!私はただ、本当にその通りでないことを教えようとーー」

星「でもさ〜、ライカス語録をみんなの前で使うのはどうかと思うよ」

Mr.ミミ作「悪かった……許してくれ!」

 

ケリュドラ「残念だったな駄弁卿、貴様の命運はジョークと共に冷え切るだろう。剣旗侠その者の首を◯ねよ」

 

Mr.ミミ作「ひぃー!!」

 

ーーーーーーーーーーーーー

星「なんかミミ作は救急搬送されたから、ここからは私がMCを務めるね」

「実は──ティーパーティーの思惑は隠れてて、何度も合格を邪魔してくるんだ。」

 

サフェル「へー、この私がいるって知っておきながら嘘をついてたなんて──なかなかやるね〜」

 

アグライラ「やはり、光あるところに影あり……というわけですか」

 

星「そうそう。しかも私たちの間でも思惑が交差してて大変なんだけど……その話は本編までのお楽しみにしよう。」

 

星「さてと……ver2.0予告回のお話はここまで」

「気になる人は本編を必ず見て、コメント書くんだよ」

「それじゃあまたね〜」

「「「「またね〜」」」」

――――――――――

星空の外にて

???「ちょっと待ってサム!」

???「焦土作戦実行!」

ドォンッ!!!

砂煙、警報、画面が一瞬で赤く染まる——。

 

 




星核ハンターの皆さんも人気があったようなので

サブの部分で登場させようと思いまーす

Mr.ミミ作のコーナーの今後

  • 新キャラの方がいい
  • ストーリーに関係するキャラがいい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。