ヤバ女のデカ矢印   作:担々餅

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攻めすぎたかもしれません

ちなみにオリ主くんはやっと最近になって心の中でマキマさんをさん付けして呼ぶ様になりました。


弓矢系ヤバ女

 

 

 

「以上で今回の件の報告を終わります」

 

そう言うのは俺の上司であるマキマさんだ。

 

 

約1週間前、東京で強力な悪魔が出現し緊急で他国への応援を求め、なんとか討伐されたのだ。

 

 

今回の報告会は被害状況の確認とこれからについての事を話し合う重要な報告会なのだが、なぜだか俺は無理矢理マキマさんに連れて行かれたのである。

 

 

この重い雰囲気はあまり好きではない、挨拶が終わったら出来るだけ建物を早く出てに帰路に着く。

 

え?上司はどうするのかって?関係ない、俺は早く帰りたいんだ。空は暗くなっているが、まだ家に帰って休める時間は取れるため早く帰りたいのだ。

 

 

そう思いキラキラ光るネオン街を抜けていき少し静かな住宅街へと行く。

この先に駅があるためそこから家に帰ろうと思った。

 

 

先ほども言ったように無理矢理マキマさんに連れて行かれたため道がわからずスマホのマップ頼りである。

 

 

「私も同行していいかな?」

 

 

突然そう言いながらか肩を合わせて並んでくるのは、銀髪で黒のコートを着ている、クァンシと言う人物である。

 

 

俺が彼女と会ったのは数ヶ月前、急な出張で中国へ行った時であった。

目的の依頼を果たした後に1週間ほど時間が余ってしまったのだ。

 

勿論、仕事なので悪魔を討伐するのだが、やはりこちらにもバディというものがあり俺は相手を作ろうとしていた。

 

 

そこで偶々あったのがクァンシという人物である。

訓練をしている時に偶々目をつけられて完封なきまでにボコボコにされてしまった。

 

 

しかしその後なぜかバディを組むことになり1週間の間、一緒に任務をするだけでは無くご飯を食べることや遊びに行く事もあった。

 

 

たいぶ仲良くなれて、ここで一緒に働こうと誘ってくれたのは嬉しかったが俺を帰国させない為に飛行機を爆破しようとするのだけはやめて欲しかった。

 

あのせいで本来3日早く帰れるはずだったのに、結局予定通りの帰国となってしまった。

 

 

そんな彼女だが今回の合同討伐に参加していたとは知らなかった。

 

しかし彼女はデビルハンターの中でもかなりの強さなので当然だと言えば当然だろう。

 

 

「それで、返事を頂けるかな?私だけの相棒」

 

 

考え事をしていると勝手に相棒扱いされいる。おっと、俺には独占禁止法がついてるぜ?

 

なんて考えてる暇はない。ほぼ抱きついてきながら耳元で囁いてくるのだ。

 

くすぐったいし何より、冬の寒い空気が掠れるほどに体が熱くなってしまうくらいには恥ずかしい。

 

 

「ちょ、わかった!付いてきていいから取り敢えず離れてくれないか?」

 

 

距離感が近すぎるような気がするが気にしたら負けである。

 

 

そして結局いつから後ろに居たのか分からないクァンシと一緒に我が家へ向かうことになった。

 

 

☆☆☆

 

 

家に着くと別れると思っていた俺は間違いだったみたいだ。

 

「お前は1人だと危ない」などと変な理由を付け、ほぼ無理矢理俺の家に入ってきたのである。

 

いつ買ったのか分からない缶ビールを机に置きながら早く私の横に座れと催促してくる。

 

 

缶ビールを飲みながら他愛もない話をしていると急に近くに寄ってきて肩を抱き寄せてきた。

 

 

「お前は無防備すぎる、それなのに弱いのだから油断してたら取って食われてしまうぞ」

 

 

少し赤みがかった顔で近づきながらそう言ってきた。

 

 

「お前、私と一緒に生きないか?私は強いしお前を守ることだって容易にできる」

 

 

酔っているのか、それともシラフでそう言っているのか分からない

 

 

「私が知らない間にお前が食われてしまったら私はどうなってしまうのだろう、きっとそいつを殺してしまうだろうな」

 

 

たしかに悪魔に食われたら悲しむだろう、マキマさんは俺が悪魔に食べられてしまったらどんな反応をするのだろうか。

 

しかし酔いが回っている体では難しいことを考える余裕などない。

 

 

おそらく無意識に思考することを諦めてしまっている様な気がしている。

 

 

俺はクァンシの言葉に何も返事をすることなくクァンシに体を預けて意識を落とした。

 

 

***

 

sideクァンシ

 

 

 

私は自分が周りの人間とは違い同性の人間に対して性的な欲情をする事を自覚していた。

 

 

しかし、いつからだろうか。目の前で無防備に私に体を預けている男を見ると体の奥底から下劣な感情が湧いてくる。

 

 

最初、見た時はただの男だと思っていた。

 

なんら変わらない普通の男。

 

ただ一緒にバディを組み、ただ一緒に食事をし、ただ一緒に他愛もない話をする。

 

しかしきっと私は無意識の内に、こいつの魔力に当てられてしまったのだろう。

 

気づけば心の中にあったのは、ただのドス黒い独占欲という醜い感情だった。

 

こいつを他の女の物にしたくない、私だけの側にいてくれればいい。

そんな思いを決別するべきだと思うほど醜い感情は強くなっていく。

 

数週間後、とある時に日本からの応援要請があり心の中で愚痴を吐きながらも、もしかしたらあいつに会えるかもと言う淡い期待をしていた。

 

幸運だっただろう。討伐が終わりどこかで会えないかと思っていたが流石に1週間もいると帰国の催促があり、仕方なく最後の日だと思っていた。

 

 

しかし夜の道であいつが歩いているところを見た。

 

幼い少女が持つような緊張なんて感情は起きなかった。

 

ただあいつを自分だけの物にしたかった、そんな思いだけが私を動かした。

 

 

他愛もない話をしながらコンビニでお酒を買い、家について行く。

 

なんでもないこの時間、しかしこいつの時間が私だけの物になっている事に幸福を感じた。

 

 

家に着くと色々な匂いがした。

心地の良いあいつの匂い、しかしそれを遮る様な色々な女の匂いもしている。

 

 

その時、私はいままで感じたことのない嫉妬心を心の中で感じた。

 

しかしあいつとの時間だけを考え心にその思いをしまっておく事にした。

 

お酒を飲み進めている内にあいつは色々な表情や仕草をしてきた、こちらを煽る餌かのように。

 

 

色々な意味で我慢ができなかったのだろう。

 

あいつの近くに寄り色々な事を言った。しかしあいつは返事をしないと思ったら私に体を預けて静かに眠ってしまった。

 

 

やはり無防備という他ないだろう。女とのサシ飲みに対して一切の警戒をせず挙げ句の果て私に体を預けて寝てしまっている。

 

 

前線で血を飛ばしながら戦う事を2.3回としか経験していない事を表すかのような華奢な体は私の欲情を引き立てるには充分な要素だった。

 

 

いまや他の事など眼中に無いくらい私はこの男に集中しているだろう。

 

このまま犯してしまえば、こいつは二つの意味でこんな危険な仕事をやめて私との時間を大切にしてくれるだろうか。

 

 

 

 

***

 

sideオリ主

 

 

朝の日差しで目が覚める。

 

横には誰もいない。

 

違和感と言えば昨日遅くまで仕事をしていたからか妙に体が痛い所が複数ある事と目の前の机には2人分の食事ができている事だろうか。

 

 

「おはよう、よく眠れたか?」

 

 

そう声をかけて来たのは髪を結ばずに俺の部屋着を着ているクァンシがいた。

 

 

「お前を1人にはできなかったからな、風呂を使わせて貰ったし服も借りた」

 

 

一瞬ヤったのかと思ったが服をお互いに着ているし匂いもしない。

 

 

「ああ、そうか…朝食を食べたら帰れよな」

 

1人にしたく無いという、よく分からない理由に対しては二日酔いの頭では考える事もできず曖昧な返答をし、目の前の朝食を食べることにした。

 

 

 




ヤったかはご想像にお任せします。

次回書くキャラ未定なので意見ください、活動報告の方に枠出しときます。

キャラside

  • 続投希望
  • 続投不希望
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