領域に閉じ込められても人は生きてる   作:水二式

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第十話 現状把握

 朝になり、朝食を済ませたらニュースが流れた

 

 『9月24日日曜日のニュースをお伝えします。

天の声から2日過ぎました。現在わかっていることは領域の範囲が中国地方・四国地方・九州地方

そして、試練があると思われる太平洋が領域の範囲だと思われます。現在領域の影響により

東日本には移動が出来ず連絡も取れない状態です。西日本内部では電波障害で無線での通信は

使えません。県の方針も市の方針も決まらず混乱が続いています。

市民の皆様は、身の安全を確保し、理性を持った行動を心掛けてくだい』

 

 ニュースで、領域の範囲はわかった。地方単位なら食料は何とかなりそうだな。

スキルの農業をどれだけの人が取っているか次第だけど。それから、運搬手段があれば

理性的な日本人を保てるはず。でも、収納の効果が予想外に低いんだよな。農業は便利なのに、

缶詰の段ボール一つ収納したら体に10キロのデメリットが出て5個までしか収納出来ないなんて、

スキルレベルが低いからかもしれないけど、効果が低しデメリットも大きいな。まあ今の体なら

50キロでも余裕がある奴はいるか。でも容量は増えてほしいけど、そんなことを考えていると父が

 

「これから、スキルの確認をするぞ」

 

「ちょっと待って」

 

 だが、すぐに母さんの制止する

 

「どうした」

 

「ステータスが変なのよ、前に操作した時と変わってるの」

 

 俺は、急いでステータスを確認する 

 

 

 名前:白波智也 年齢:7歳 霊格:G

 

 <身体>

 潜在能力:B

 

 体力:D(B)

 腕力:G(D)

 脚力:C(B)

 

 気脈:脳五本(八本) 目四本(七本) 耳四本(五本) 口一本(三本)

 上半身四本(五本) 下半身六本(七本) 腕三本(五本) 脚五本(七本)

 

 魔脈:脳二本(四本) 目二本(五本) 耳一本(四本) 口二本(五本)

 上半身三本(五本) 下半身二本(四本) 腕二本(五本) 脚三本(五本)

 

 <魔>

 潜在能力:E

 

 魔力量:E

 魔力質:I

 

 属性変化

 火:I 水:C 土:E 風:D

 

 強化:H(E)

 操作:F(D)

 放出:F(E)

 収束:F(D)

 拡散:I(F)

 

 

 <気>

 潜在能力:A

 

 気力量:B

 気力質:I

 

 属性変化

 火:F 水:A 土:C 風:C

 熱:C 生:C 植:B 音:F

 灼:‐ 氷:‐ 鋼:‐ 雷:‐

 

 強化:E(C) 

 操作:D(A)

 放出:E(C)

 収束:C(B)

 拡散:H(E)

 

 

 <スキル>

 

 <体術B> <錬成D> <浄化A> <農業B> <流体操作A>

 <水中呼吸A> <水中行動A> <気配察知D> <適応C> <軽功A>

 

 

 変わってたけど問題ないね

 

「これだったら問題ないでしょ」

 

 俺は、ステータスを確認してそう判断した

 

「えっと、どうして?」

 

 母さんが聞いてきた

 

「この気の質は鍛えてないから、強化とかの()は限界値で、いま出ているのは現在の能力で、

スキルは知識量と適正でしょ。明らかに知識量が違うスキルがあるし。

まあこれで、戦闘になっても困るんだけど」

 

 そういうと、2人は納得した。それにしても、強化とかはIからのスタートじゃないのは

有難いな。スキルのレベルもE以下はないのか、我ながら運がいいな

 

「よし、いったん各自のスキルを紙に書いていこう」

 

 みんなのスキルは以下の通り

 

 父のスキルは<運転A> <体術E> <剣術D> <収納G> <障壁D>  

<気配察知G> <気配遮断F> <隠密D> <念話B> <解析C>   

 母のスキルは<結界B> <魔法陣C> <杖製作B> <使い魔C> <認識阻害B> 

<回復術D> <式紙A> <結合B> <健康C> 

 俺のスキルは<体術B> <錬成D> <浄化A> <農業B> <流体操作A>

 <水中呼吸A> <水中行動A> <気配察知D> <適応C> <軽功A>

  

 これは、なんか父さんのスキルは酷いな。それとも平均的で、俺や母さんが高いのか?

それに、母さんはスキルが一つ足りなくない?

 

「これは、父さんはスキル相性が低いのを選んだようだね。収納のデメリットが多かったのって

相性が悪いからか。それに、母さんはスキルが一つ足りなくない」

 

「んー」

 

「えっと、何のことかしら」

 

 父さんは何も言えなくなり、母さんは明らかに誤魔化した

 

「まあ、言いたくないなら、それでいいけど」

 

 母さんは、気まずげに横を見る。いったいなにを取ったんだ?

 

「でも、やることは決まってるね。俺は農業で食料生産を、母さんは結界で家の守りを

後は、少しでも適性の高い方の質を高めていく」

 

「ええ、やってみるね」

 

「それと、母さんの結界と認識阻害って、一緒に使える?」

 

「ちょっと待ってね」

 

 そういうと、目を閉じて集中する

 

「えっと、出来るみたい。結界を作った後に追加で組み込めるわ」

 

 そこで、父を見ると気まずげな様子だった。まあ、仕方がないかあのスキルじゃ何も出来ないし

 

「父さんは、金に余裕があるなら娯楽品を買ってきてよ。食料と生活必需品は集まっているから」

 

「んーまあ、やることもないし、そうするか」

 

「話しが変わるけど、明日から学校を一ヶ月休むけどいいよね」

 

 父さんと母さんは、驚いた感じで

 

「いきなり、どうした」

 

「今は、スキルの検証と質を高めることが優先でしょ。これから何が起こるかわからないし。

それと、庭は全部農業に使うよ」

 

「ええ、大丈夫よ。別に、庭に思い入れとかないから」

 

「仕方がないか。だが、通えるなら学校に行きなさい」

 

 そうして学校を休むことが決定し、各自行動を開始した

 

 

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