10月20日になり、いつも通りに父さんが出勤した。
俺も今日は様子を見て、問題がないようなら明日から学校に行こうかな。
まあ学校に行っても情報を集めることがメインになるけど、でも小学生の中に有用なスキルを
持ってる奴がいるのかどうかが、気になるな。まあ考えても仕方がないか
それじゃあ改めてステータスの確認からするか
名前:白波智也 年齢:7歳 霊格:F
<身体>
潜在能力:B
体力:F(B)
腕力:G(D)
脚力:F(B)
気脈:脳五本(八本) 目四本(七本) 耳四本(五本) 口一本(三本)
上半身四本(五本) 下半身六本(七本) 腕三本(五本) 脚五本(七本)
魔脈:脳二本(四本) 目二本(五本) 耳一本(四本) 口二本(五本)
上半身三本(五本) 下半身二本(四本) 腕二本(五本) 脚三本(五本)
<魔>
潜在能力:E
魔力量:E
魔力質:I
属性変化
火:I 水:C 土:E 風:D
強化:H(E)
操作:F(D)
放出:F(E)
収束:F(D)
拡散:I(F)
<気>
潜在能力:A
気力量:B
気力質:G
属性変化
火:F 水:A 土:C 風:C
熱:C 生:C 植:B 音:F
灼:⁻ 氷:⁻ 鋼:⁻ 雷:⁻
強化:E(C)
操作:D(A)
放出:E(C)
収束:C(B)
拡散:H(E)
<スキル>
<体術B> <錬成D> <浄化A> <農業B> <流体操作A>
<水中呼吸A> <水中行動A> <気配察知D> <適応C> <軽功A>
<技能>
<体術F> <錬成I> <浄化G> <農業G> <流体操作H>
<水中呼吸H> <水中行動I> <気配察知H> <適応G> <軽功H>
<杖製作I> <認識阻害H> <式紙D> <結合D> <健康G>
<老化軽減H> <瞑想G> <念話I> <水術F> <土術H>
<風術I> <熱術I> <生術I> <植術I>
技能もだいぶ上がってきたな。気の質もGに上がってるし、質ってこんなに簡単に上がってる
物なのか。これもスキル知識があるから最速で上がってるのかね。それに霊格が上がってるし、
これは何の効果があるのか、わからないんだよな。まあわからないことを考えても仕方がないな
それから瞑想や念話と才能がC以上ある属性を覚えれているから、順調に成長しているな。
順調なのはいいが、身体強化などの強化系の技能が覚えれないのはどうしてなんだ?
ちゃんと体を強化して、通常じゃ考えれない身体能力を使えるんだけど?
身体強化などは体術の中に入っているのか?
「まあ考えても仕方がないか。今は肉体の強化が出来る。この事実だけでいいか。
さて技能鍛錬の前に、作物の収穫をしますか」
日課になってる練習を始める前に、今日は農業のスキルで作った作物の収穫日だ
「いやあ、それにしても立派に育ったな」
庭には、植えた作物が豊作で収穫できる状態になっていた
「それに、通常の2倍から3倍はあるんじゃないか。まあ多いことはいいことか。
それじゃあ頑張って収穫しますかね」
そして俺は、スキルを使いながら収穫していった
「いやあ~、大量大量。これだけあれば1年は余裕で持つんじゃないか。
それに次のために種も用意できてるし、本来の農業じゃあ、あり得ないだろう。
本当に農家が切れるようなお手軽さだな」
収穫が終わり、収穫物をスキルを頼りに適切に保管していくと時間が昼になっていた
「智也、畑はどうだった。立派に育っていたけど?」
「いや、本当に簡単だった。スキルが万能すぎる。収穫物はあれだけで1年分はあるよ」
母さんは、ほっとしたようで
「これで、当面の心配は無いわね」
「そうだね。それで今日、何も問題がなかったら、明日から学校に行ってくるから」
「そういえば、そんな話もあったわね」
そんな話をしながら、昼飯を食べて午後の鍛錬を始め軽功を利用して、家の屋根に上り下り
していると遠くに黒煙が見えた
「あれは黒煙か?どこの馬鹿が何かやらかしたか?それとも事故か?
いやそれにしては広範囲に広がりすぎだな」
西の空を見ていると黒煙の範囲が広がっていった
「まずいな。これだけ広範囲だと消火が間に合わないだろ。いや待て、北と東もか。
距離はあるが一斉に起こるって事はまた何か、いや本格的に始まったってことか。
これはダンジョンや魔物が出てきた可能性があるな」
早く母さんに伝えないと。まずは籠城してから周囲が落ち着いたら情報収集に、
最悪の場合は家から避難しないといけないか
「母さん緊急事態。もしかしたら本格的にファンタジーが始まったかも」
「何があったの?」
「かなり離れているけど、北と東と西に広範囲に黒煙が上がってる。距離があるからここらは
大丈夫だと思うけど一斉に起こってるから、人的なトラブルじゃないと思う。ダンジョンや魔物が
出てきた可能性があるから、籠城して状況が落ち着くまでは大人しくしてよう。
ニュースで情報が出てくるまでは家にいて、後は万が一を考えて逃げる準備をしよう」
「わかったわ。避難用の鞄を持って、何時でも逃げれるように準備するわ」
「俺は屋上で、周囲の警戒をするから」
そう言って、俺は屋上に戻った。さて本格的なファンタジーの開始か?現代物のお約束といった
ところか?まあ周囲に魔物が出てないのが幸運だな。さて俺は生き残れることが出来るかな。
っていうか今の戦闘能力じゃ、どうすることも出来ないんだが。雑魚敵しか出ないことを祈るか
一時間ほど周囲を警戒していると、母さんが屋上に上がってきた
「智也、周囲の様子はどんな感じ」
「周囲に異常はないよ。今のところは」
「テレビを付けてみたけど、ニュースは何もやってなかったわ」
「まあニュースは朝の7時から8時と夜の7時から8時にしかやってないからね。
それに今の状態じゃあ、正確な情報はすぐに集まらないよ。今は午後の1時だから夜の7時に簡単な
情報がわかれば良しで、明日の午後に正確な情報が出ればいいと考えないと」
「そうね。電話も有線しか使えないし、テレビも特定の時間しか映らないから困ったものね」
無線は使えないし、車などの燃料で動く機械は使えなくなる。本当に、現代人にとって不便な
世の中になるな。そんな話をしながら、周囲を警戒していたら夕食の時間になり食事を取って、
ニュースの時間を待った
「父さんが帰ってこないけど、これってフラグを回収したってことかな」
「まあ、そうでしょ。明らかに非常事態なのに帰ってこないのは、そういうことじゃないかしら」
あれ?あんまり悲しそうな感じじゃないな。まあ前世も夫婦の関係がドライな感じだったが
「ねえ、前世から思ってたけど、二人の関係って、どんな感じなの」
「どうしたの?」
母さんが不思議そうに俺を見る
「いや、悲しい感じがないから」
「?ああ。前世の私は話してないのね。私たちの間に愛情はないわよ」
あっさり、すごいこと言ったぞ
「だったら、なんで結婚して俺を作ったの?」
「それはちょっと違うわね。私が高校卒業の一ヶ月前に敏勝の酒を間違えて飲んじゃって、
酔った勢いでやっちゃってね。一回で出来ちゃったの」
「おおー、よく産む気になったね」
「まあ流石に、子供を下すのは殺人だと思ったからね」
「まあお陰で生きれてるから、感謝しかないけどよく一緒に住んでるね」
「それは片親は何かと苦労するでしょって言われて、敏勝の両親にうちの馬鹿に責任を取らせる
ってことになってね。それに敏勝の祖父母から、この家の他にもマンションや立体駐車場などを、
謝罪とお詫びに貰ったからお金には困ってないの。まあ何か問題があったと言えば、
大学に行けなっかたことぐらいかしら」
こんな衝撃的な話は始めて聞いたぞ。だから父さんは俺が大学生になったら県外勤務にして、
正月とかにしか帰って来なかったのか
「そんな関係だったの」
「ええ、そうよ。でも智也が気にする必要はないわ。ちゃんと折り合いは付いてるから」
俺が衝撃を受けていると、ニュースの時間になった
『10月21日午後のニュースをお伝えします。
本日の10時にモンスターの存在を確認しました。現在の目撃情報は広島2区・3区・4区にて
モンスターが出現しています。1区と6区にはモンスターの目撃情報はありません。
5区とは現在連絡が取れていません』
「あれ、1区に出ていないの。じゃあ生きてる可能性があるか」
じゃあなんで帰って来ないんだ?いや下手な希望を持たないほうがいいか
『現在確認されてるモンスターは・・・追加の情報が入りました。
1区でもモンスターが確認されました』
ほら、そうだよな。都合のいい話はないよな。関りは少なかったけど父さんの事は嫌いじゃ
なかったんだけどな。1区のモンスターは海側だよな
『1区のモンスターは海から現れました。モンスターはサハギンだと思われます。
2区のモンスターは恐竜の見た目をしていて、ラプトルなどが確認されてます。
3区では、虎や狼の見た目をした大型のモンスターが確認されています。
4区では、一部が樹海化して1メートル以上の虫型のモンスターが確認されています。
5区でも、モンスターが出現していると思われます。
6区に、お住まいの方も十分に警戒してください。
市民の皆さんは安全な場所に避難してください』
どこだよそれは、いい加減なこと言うなって言っても仕方がないな。
というか、なんで5区の情報がないんだ?5区って広いよな。
連絡が取れるところが全滅なんてことがあるのか?
「これからどうしようか」
母さんは心配そうに聞いて来た
「んー。結界の確認をしてから、今日は休んで明日の朝に考えよう」
母さんと一緒に結界が正常に動いているか、入念に確認してから今日は休むことにした