12月12日
主人公side
さて、やることはすべてやったのでようやく本腰を入れて、水系統の練習をすることが出来る
「ここまで、本当に長かった。約3ヶ月でやっとメイン武器の練習が出来るって、物語の進行速度が遅すぎるわ」
これから半年以内にスキルが使い物になればいいが、それより物語的に金持ち学園は襲撃対象だから、少しでも早く力を付けないと。いや、外にも食糧供給が可能になるから、襲撃は考えすぎか?まあ考えすぎでもいいか、何も起こらないならそれでいいし、それに何か起きた時のために戦闘系を中心に技能を上げとけばいいか。生産系は今はどうでもいいし、性能も現時点で十分だしな
「まあ、考えても仕方がないな。どうせなるようにしかならないし、今はただ単に強くなる、技能を高める、これだけでいい。後は、白咲学園の生徒と友好関係を築くことしかないか。てか、こっちの方が優先度が高いか?なるべく多くの味方が欲しいし、出来れば強い味方が欲しい」
まあ、そんなことを考えても仕方がない。友好関係は実際にやってみないとわからないからな。なるようになれだ。女子生徒の機嫌の取り方なんて、おっさんが知ってるわけないし、出来ることは誠実に対応することぐらいだ
「考えても仕方がないし、水着も用意したから学園に行きますか」
そうして、学園に向かった
水泳部部長side
今日から彼がプールの使用日だったわね。水泳部一同でちょっとした試しがあるけど、どんな反応をするかしら。これに関しては理奈も静観してくれるって言ってるし、ちょっとした楽しみね。まあ反応次第で、彼に対する水泳部の対応が決まるから、大事な試しだけど
まあ、やるのは私一人で他はもしもの時の取り押さえ要員だけど。もしもの時は、理奈が手を貸してくれるから安心ね、なんだかんだ言っても、部員の安全が第一だからね。これはお姉さんのちょっとした悪ふざけってことだ許してね
「結月、本当にやる気なん?」
「あら、理奈じゃない。早いわね。もちろんやる気満々よ。こんなおもし・・・部員の安全が第一だからね」
理奈が呆れているけど
「は~。やっぱし悪ふざけの方が本命かいな」
「まあまあ、性格の把握は重要でしょう。だから、あなたも様子見をするんでしょ」
「まあ、それはそうやけど」
気まずげに答えても結果は変わらないわよ。それに彼は学園との関係を壊したくないだろうから、どんな結果になっても安全は保障済み
「それじゃあ、他の子との打ち合わせがあるから、部室に行くわね。お迎えはよろしく」
「それはいいけど。うちは智也を生徒会に紹介してからプールに案内するから、結月が何するんかは知らんけど、やりすぎたらあかんえ」
「わかってる、わかってる」
部室に入ると部員全員が揃っていた。髪色が黒に薄く混ざる緑で髪型はスーパーロングの胸はCカップ、身長が160で私のワンコ、私のワンコここ重要。副部長の木山唯華(きやまゆいか)高校一年生が心配そうに聞いてきた
「あの、結月先輩。本当にやるんですか。やめたほうが・・」
「心配しなくても、大丈夫よ。戦闘になんてならないから」
「そうじゃなくて、今後の関係が悪くなるんじゃ」
「それこそ心配しすぎよ。どんな結果になっても、そんなことにならないから大丈夫。それにあなた達は待機してればいいだけよ。本当に関係が悪くなるなら、私が水泳部から離れればいいだけだしね」
「それは、大丈夫って言わないんじゃ」
「ほら、準備するわよ」
理奈side
結月と別れて、正門に行ったらちょうど智也が来た
「理奈さん、おはようございます」
「おはようさん。さんはいらへんで~」
「それは」
もう有無はいわせんで~、大事な話も終わったんやし。ええ加減態度を崩してもらわないと、こっちが息が詰まるわ
「り・な、ほら言ってみ」
「理奈、これでいい」
「よろしい。ほな、改めてこれからよろしゅうな」
「よろしくお願い・・」
「ん~~?」
「これから、よろしく」
「っん、それじゃあ、これから生徒会役員に顔合わせしてから、プールに案内するわ」
「わかった」
う~ん。智也に敬語抜きで話すのは新鮮やわ~
そうして雑談をしながら生徒会室を目指した
「そや、智也が外の公園でやっとる。農地はいつ収穫できるんや」
「第一大公園?あそこなら、来週に収穫できるけど」
「は~あ~、本当に一ヶ月で収穫できるんやな。農家もびっくりやろ」
「そうだな。スキル知識だよりだが。本当に農業のスキルは便利すぎるし、何より簡単だった」
「まあ、お陰でこっちは食糧の心配はせんでいいんやけど」
本当にありがたいで、本来なら必死こいて食糧を集めんと走り回ってるところを、全部解決してくれた智也には感謝しかあらへん
「衣食住があって人は理性的な行動ができる。これから農業を出来る人を増やせれば、世紀末のような世界が回避出来る可能性が高まるからな」
「そやね。世紀末な世界は物語の中だけで十分や」
そうして、生徒会室に着いた
「ここやで」
コンコン コンコン
「理香、智也を連れて来たで」
「はいって、はいって」
許可が出たから入室する
「じゃまするで」
「失礼します」
主人公side
生徒会室に入ると、4人の学生がいた
「よく来たわね。早速だけど、ここに来てもらったのは対価の取り扱いについてと、智也が学園内での活動で手伝いをする子達の紹介ね」
「何か不明な点でもありましたか?」
「いやそれが、文芸部の子がスキルの一つを書き出してくれて、もう預かってるの。これの取り扱いについてね。このまま渡せばいいかしら?」
早いな。スキル一つだとしてももう書き出したのか
「ええ、原本のままで構いません。コピー品より本人が書き上げたのをそのまま渡してください」
「パソコンに打ち込まなくていいの?」
「はい。書き込んだ紙には、本人の思念もあるので、コピー品より価値が高いです」
「わっかたわ。それで、スキル知識は生徒会で集めて渡せばいいかしら」
「それで、構いません」
一人一人が渡しに来たら困るからな。集めてくれるのはありがたいし、知識は学園も欲しいだろうからな
「それじゃあ、智也が学園内での行動可能な場所の説明をするわ」
「お願いします」
まあ、当然だよな。小学生でも男の俺が、好き勝手に歩き回れるわけがないし
「まず、うちの学園は西に本校舎がある西館、北に体育館や部活動用部屋がある北館、南に屋内プールや射場がある南館、東に寮生の暮らす東館があるの。その中で、智也は基本的に南館だけ立ち入りを可能です。西館には、理奈や生徒会役員が一緒なら立ち入りが可能なので、西館に行きたいときは声を掛けてね。それから北館と東館は立ち入り禁止なので注意してね」
「わかりました。それで構いません」
「それじゃあ、智也と行動してくれる。3人の紹介をしましょう。まずは、副会長の」
理香がそう言って、生徒会室にいる3人の紹介を始める。最初に髪色が赤色で髪型がロングヘアーで胸はCカップの
「白川香苗(しらかわかなえ)高校一年生です。よろしくね」
「よろしくお願いします」
「香苗はいわゆる愉悦民で、お祭りずきなの。だから、取扱注意ね」
なんて、紹介の仕方だ
「会長?」
「間違ってはないでしょ。次は書記ね」
白川さんの抗議をスルーして紹介を続ける。次に紹介されたのは、髪色がオレンジで髪型がロブで胸はBの
「新崎玲奈(しんざきれいな)中学三年生です。よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
「私のことは玲奈とお呼びください。それに敬語は必要ありませんので、ため口で構いません」
「わかった。なら、そっちもため口で構わない」
「いえ、私のは性分なので、気にしないでください」
「玲奈は、真面目ちゃんだから、気にしなくていいのよ。それじゃあ、最後に会計ね」
最後に、髪色が茶色で髪型がボブで胸はBの
「新崎詩奈(しんざきしいな)中学三年生。私も敬語は要らないし、名前で呼んでね」
「わかった。よろしく」
最後の詩奈はわからないが2人はAランクか。本当にAランクが多いんだな
「3人のうち、玲奈と詩奈がメインで智也に付くからよろしくね。主に学園の折衝係だから遠慮なく使ってね」
ああ、そうゆう感じなのか。まあ反対派はいるだろうから、それ対策か
「わかりました」
「それで、農業と浄化のスキルは何時からやるの?」
「その二つは1月からやろうと思います。これから公園の収穫や配分などで忙しくなるので」
「ああ、あそこの収穫があるのね。わかったわ。来月に人を集めればいいのね」
「いえ、もうスキルの習得が出来る人はわかっていますので、その人達だけ集めてもらえれば」
「えっ、そうなの」
「はい。陰陽の検査と一緒に調べました。まあ、簡単なパッチテストです」
「そうなの。それじゃあ、そのリストをもらえない。問題ない子なら、来月に紹介するから」
俺は、持っていたリストを渡した
「それなら、こちらです」
「確かに、受け取ったわ。それじゃあ、スキルの練習頑張ってね」
「はい。それでは失礼します」
「ああ、それから私にも敬語じゃなくてため口でいいからね」
「わかった」
そうして生徒会室を出て、理奈と玲奈・詩奈の三人でプールのある南館を目指した