「危ない、残り時間4分ってぎりぎりじゃん、魔を弄らなくて正解だった、
というかスキル選びが不親切すぎる、スキルを入れたり外したり色々試させて欲しいかったは」
でも、それだと時間が足りなくなってたか、そういう面からすると良かったのかもしれない。
それ以前に、不親切ならステータスを操作やスキルを努力もせず、手に入れるなんてありえないか
「これからどうするか、まず家に帰って両親と合流してからスキルの検証して、
スキルより物資だな。食料確保と生産系でトイレットペーパーもしくは紙が作れれば、
現代人としては生きていけるか。後は、農業に期待するか。
いや本当に農業次第で今後の人生が決まるぞ」
家に帰ってからどれだけの物資を確保できるかで、今後の人生が変わってきそうだな。
というか2002年じゃ、どれだけ人がステータスとかのゲーム知識があるかわかったらないな。
2020年ぐらいなら良かったけど、前世の中学生ではゲームや漫画は笑われる対象だったんだが、
今の大人世代ってゲームの知識をどれだけ持っているのか。
身体の魔脈や気脈を操作しないとスキルを取得しても戦闘能力が低い可能性があるぞ。
さて、世界観は現代ファンタジーなのは理解したけど、周囲がモンスターであふれるパニック物
ではないことを祈るしかないか。頼むから10年くらいは生存できることを切に願う
残り時間00分50秒
「おっと、色々と考えていたらもう時間になるか、そろそろ動きますかね。
いつまでも教室にいても始まらないし、取り敢えず体育館に移動して、
先生に一言言ってから帰りますかね」
残り時間00分03秒
突然、体に激痛が走った
「がぁっ、いっつなんだこれ体中が」
痛い 痛い 痛い 痛い 痛い
「くそなんだこれ、頭や体の中ぐちゃぐちゃにかき回すかのような痛みは」
床をのたうち回りながら、悪態をついても状況は変わらず、ただ時間だけが過ぎていく
痛みが少し引いてきて考える余裕が出来た
「体が作り変えられ様な感覚。それに、頭の中に情報が埋め込まれたようで知らない知識がある」
身体の才能やスキルを弄ったからか、くそまだ痛いしばらく横になっているか、
教室の時計を確認してみると11時になっていた
「あの声が9時ぐらいに聞こえてきたから、1時間ぐらいのたうち回っていたのか、
こういうのって、気絶するのがセオリーだろう無駄に痛かったぞ」
いや、あれで色々と手に入ったのなら些細な代償か、実質対価なしのようなものか。
というか、誰も戻ってこないのか生徒は体育館に待機だとしても担任は確認しに来いよ
ガラァとドアが開いたタイムリーだな
「白波いるか?帰ったのか。あいつこんなと時に」
「いますよー」
「どこから声が」
「下ですよ」
そうして担任教師の鈴木良平は、俺こと白波智也を見つけた
「何やってんだ」
「痛みで動きたくないですよ。なんで先生は無事なんですか」
「無事も何もステータスの話なら、頭に情報が入れられただけだろ」
「はぁ~?」
「頭は痛かったが、動けないほどではないぞ」
何言ってんだこの先生は?頭が痛くなるだけその程度での痛み?
「何時までも寝てないで椅子に座れ、もしくは保健室に行くか」
そう言いながら起こそうとする
「待ったストップ。いま体中が痛いからこのままにしておいて」
「そんなに痛いのか」
頭だけが、痛いってまさか身体の方を操作してないのか?
「ちょっと質問なんだが、先生ってもしかしてスキルしか弄ってないんじゃ」
「は?スキル以外に操作するところはなかっただろ。身体・魔・気とあったが中身を見れるだけで
強化などを押してもなにもなかったぞ」
これで、疑問は解消だは身体の素質の操作や才能の抹消などを、
やっていないから知識だけで知恵熱を起こしても肉体そのものは無事なんだ
「ここで一つ悲報をお届けするよ」
「突然なんだ」
「魔・気なんかの属性変化は弄れたし、身体の方は魔脈や気脈といったのを操作できましたよ」
「えっマジ」
「おおマジですよ」
「いま倒れてるのって、体のステータスを操作したからか」
「多分それであってると思いますよ」
「ああ、だから体育館でものたうち回る生徒がいたのか」
「へぇー、他にもちゃんと操作したやつがいたんだ」
「ああ、大変だったぞ。ちなみにどんなことを操作できたんだ」
「魔脈や気脈は、たぶん肉体内部のエネルギーラインだと思うけど正確にはわかりません。
でもこれって、結構バラバラだったんで弄った方がよかったと思いますよ」
先生は頭を抱え
「まじか~」
「ついでに、属性変化は特定のものを消したり+-したり出来ましたよ」
「やめて、いまショックで後悔してるから」
「だから、移動よりステータスを弄った方がいいて言ったのに、ついでに俺はステータスを操作が
終わった時の残り時間は4分でしたよ。それでも、すべて弄れたわけじゃないで」
よいしょと体を起こして椅子に座る
「動けるのか?」
「まだ痛いですけど動くことは出来ますよ。それより体育館に集まって、この後どう動くことに
なったんですか?」
「ああ、この後保護者に連絡をして、集団下校させる様に話がまとまったが、保護者とうまく連絡
が取れなくてな。一部の保護者は直接迎えに来たんで、そのまま帰宅したけど、この時間帯では
共働きの保護者は自宅にいないから大多数の生徒は取り敢えず体育館に待機になったんだ。
それで、体育館のパニックも収まってきたから、私は体育館に来なかったお前の様子を
見に来たんだ」
母さんが迎えに来ないのもおかしいな、連絡がなくても来そうなのに
いや、来ないのはステータスを操作したからか?
それに、ちょっと気になることがあるな聞いてみるか
「それじゃ、給食でも食べながら待っていたらいいんじゃないですか。
そろそろ昼時なんですから、それより連絡がつかないてどういうことですか?」
「ああ、電波が悪いのか一部にしか繋がらないだ」
おいおい、それはまずいんじゃ
「それって、無線系統が領域とやらのせいで完全に死んで有線電話にしか繋がらないてことじゃ」
「さすがに、それは勘弁してほしいが可能性は高いかもな。それじゃあ、私は加藤校長に、さっきの
提案を話してみるよ」
「了解です。俺はここで待ってますね」
そう言って、鈴木先生は体育館に戻っていった。
さて、王道だったらここいらで、モンスターの襲撃とかがあるから
集団行動は勘弁なんだが意外とその辺は優しい世界か?
このまま何事もなく、主人公と愉快な仲間たちでいい感じに攻略してくれないかな。
俺は、そんな叶うわけのない幻想を抱くのだった