領域に閉じ込められても人は生きてる   作:水二式

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第六話 鈴木side1

 私は鈴木良平27歳、今年初めて担任になることできた教師です。

順調に、教師生活を送っていると、空が雷雲に変わった。

今日って、一日中晴れだったはずだが、そんなことを考えていると

 

『怠惰なる只人よ、貴様らに最後のチャンスをやろう試練に越えられない、

ただの星の寄生虫など要らん早々に滅べ』

 

『E-03領域の試練は深海の解放、五年以内クリア出来なければペナルティが発生し、

四回失敗すれば領域内の只人に生存する価値なしと、判断し領域内の只人を抹消します』

 

『只人に、最後の慈悲とし、自身のステータスを見る権利と、

今回一時間だけ才能を操作できる権利を与えます。種の存在証明をしなさい』

 

 偉そうな声と美しい声が、頭の中に直接叩き込まれた。

なんだこれは、教室内が騒然する取り敢えず生徒たちを、落ち着かせなくては

 

「みんな、いきなりのことで混乱しているだろうが、落ちついて深呼吸するだ」

 

 なかなか落ち着かないが少しずつパニックに陥る事無く冷静になっていった

 

『キィーーー』

 

『全学年生徒は直ちに体育館に集合してください』

 

 放送か、有難いどう動けばいいか、わからなかったからな、てか行動が早いな

 

「みんな聞こえたな。これから体育館に移動する」

 

 生徒は大人しく指示に従ってくれたと、ほっとしていると動かない生徒がいた。

まさか体調でも崩したのかと心配してが、その生徒はある意味学校で有名な生徒だった

 

「白波聞こえなかったのか?体育館に移動するぞ」

 

「行きませんよ」

 

 いかない宣言をされ、驚いてしまった。とにかく今は、体育館に移動するように説得しよう

 

「なぜだ、今は我儘を言ってる場合じゃないぞ」

 

「先生こそ何言ってるですか、さっきあの人魚が言ってたじゃん。

才能をいじれるのは1時間だって、ステータスを操作するまで動くわけないでしょ。

先生も確認したらどうですか、ステータスって頭の中で念じるとでてきますよ。

先生の残り時間は何分ですか?」

 

 確かに言っていた、だがそんなこと後でいいだろう

 

「は~?待ってろ今やってみる。残り時間54分」

 

「あ~、じゃあ全員一緒か、だったら絶対に移動しないわ」

 

「こんな状態になってるだぞ、我儘を言うな」

 

「先生こそ何言ってるんだすか、今後の一生が決まるかもしれないのに、

兎に角全部の操作が終わるまで、俺は動かないので勝手に移動してください」

 

「だが」

 

「話は終わりです」

 

 そこで、対話を拒絶されてしまった。本音を言えば私もステータスを操作したいが、

私は教師で子供の命を預かっている存在だ。まずは、生徒たちの安全が第一に考え行動する。

教室から出て廊下に行くと生徒が整列をしていた。白波は特別落ち着いていて本当に小学生かって

疑問に思うが、うちの生徒は素直に言うことを聞いてくれるな。

小二って、こんなに落ち着いているもんだったか?

 

「よし、ちゃんと整列出来ているな。これから体育館に移動するついてくるように」

 

「「「はい」」」

 

 元気な声を聴きながら移動を開始する。担任になって思ったが副担任の方が大変だったぞ、

それも小五だったんだが、ステータスを見ながらそんなことを考えていると体育館に到着した。

うちのクラスが一番乗りだと思っていたが、先客がいた体操服を着ているから授業中だったのか。

先輩女性教師がいた。佐藤先生なら三年生か、取り敢えず挨拶しますか

 

「佐藤先生、お疲れ様です。」

 

「鈴木先生、お疲れ様です。大変な事になりましたね」

 

「ええ、まさかゲームのような世界だとは、妄想の中でしか考えたことないですよ」

 

「鈴木先生は、このステータスの操作方法はわかりますか?」

 

 佐藤先生がそう言うと、何もない空間に指をさす

 

「えっと、何も見えないですけどそこに、ステータス画面があるんですか?」

 

「ええ、ちゃんと出てますよ」

 

「こちらの画面は見えますか」

 

 確認のため自分のステータス画面を表示し聞いてみる

 

「見えません」

 

「自分のしか見れないようですね。ステータスの見方ですけど、身体・魔・気のところを

触れると詳細が見える画面が出てきます。それを元にスキルを選べばいいと思います」

 

 佐藤先生は、ステータスの確認をしてるよに指を動かしている

 

「これは、どう判断すればいいのでしょうか?」

 

「潜在能力が一番高いものを基準に考えればいいのでは?

私は気が一番高いので気の強化や操作などの素質を基準にスキルを選ぼうと思います」

 

 そういうと、自分のスキルを確認する

 

「鈴木先生。えっと、スキルを押しても空白の<>が10個でてきてその一つを押しても

一つだけの画面が出るだけなのですが?」

 

 佐藤先生の言葉を聞くと急いで確認する

 

「本当ですね。流石に、才能がないなんてことはないと思いたいですが、

やっぱり日本人ですから刀術なんかが欲しいですかね。あっ」

 

「何かわかったんですか」

 

 空欄に刀術が記載されていた。いや、刀術が欲しいといったが10個しか選べないのなら

もっと慎重に考えたいからいったん刀術を消すか

 

「スキルの空白部分に刀術と記載されました。あっ、これってスキルを決めるとやり直しが

出来ないみたいです。スキルは一つを画面表示にして欲しいスキルを考えたら良いみたいです」

 

 そう言いスキルを決めていった。スキル設定が出来たら残り時間20分15秒になっていた。

佐藤先生設定が終わったようだ

 

「鈴木先生の生徒は大人しいですね。ステータスなんてものが出てきたら、

もっと騒ぐはずなんですけど」

 

「やっぱりそうですよね。でもこれって、私の教育というより白波うちの生徒の

真似をしているんだと思いまよ、あいつ普段は静かですけど教室での喧嘩を止めたり

問題を解決するから周囲を無視しても、カッコいいと思われていますから」

 

「あーいつも図書室にいる子ですかでも、あの子は見当たらないのですが」 

 

「白波は教室にいますよ」

 

「えっ、連れてきてないのですか?」

 

「ステータスの操作をするまで、絶対に動かないって宣言されたもので」

 

 佐藤先生は、呆れたような表情で

 

「同じような子は、いるものですね」

 

「同じというと」

 

「うちのクラスにも一人いて、あの天からの宣言があってすぐに、友達の二人を連れて

体育館のステージ裏にいって、ステータスを設定するまで話しかけないでって、

言われたんですよ」

 

「佐藤先生のところだと、田中ですか?」

 

「そうですよ、よくご存じですね」

 

「白波と同じで、目立ちますからね」

 

 そんなこと話していたらいくつかのクラスが体育館に集まったが、

五年生と六年生がいないと思っていると、ぽっちゃりとした加藤校長がこっちに来た。

 

「鈴木君、今いいかね」

 

「はい。なんですか」

 

「見ての通り五年生と六年生が来てないから、ちょっと見てきてくれないかい」

 

「わかりました。見てきます」

 

「頼んだよ」

 

 そう言って校舎に戻ると廊下で五年生のクラスとすれ違った。五年生の担任に話すと

生徒がゲームだと騒ぎ落ち着かすのに時間が掛かったとのことだった

 

「こりゃあ、六年生も同じか」

 

 六年生のいる教室に近づくと騒がしい声が聞こえた。六年生の担任はもう諦めてる

感じだったが私が来たことで、椅子から立ち上がり生徒を大声で注意をした。

生徒もまずいと思ったのか移動を開始した

 

 

 体育館に戻り、加藤校長に報告に行くと

 

「鈴木君。五年生は来たのだが、六年生はどうだったかね」

 

「生徒が騒ぎに騒ぎまくってた感じですね。ただ担任に注意されて

まずいと感じたのか移動を開始しました」

 

「よし、ご苦労だった。これからの動きだが生徒を集団下校させようと思っている」

 

「わかりました。こんなことが起こっては仕方がないですね」

 

 加藤校長と話をしているとトラブルが発生した。

残り時間が0になった

 

 

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