残り時間が0になり、いきなり頭の中に色々な情報が叩き込まれた。
だが、それよりもまずいことが起きた、生徒たちが悲鳴を上げたのだった
「「「痛い 痛い 痛い 痛い 痛い」」」
その声で急いで周囲を確認して見ると、のたうち回り暴れる生徒と私と同じ頭を抱える生徒、
それを訳が分からないと見ている生徒がいた。いやこれは教師も同じか、何も起こってない教師が
動いているが効果がない
「くそ、脳に直接情報が入れられている感じがする」
さっき選んだスキルの情報が頭の中を焼いていく感じだ。他の教師を手伝わないといけないのに
立って動けない。30分くらいしたら動けるようになったので、周囲の手伝いを始める
それから、30分ぐらいたってようやく落ち着いてきたので、加藤校長に教室に残ってる生徒が
いることを告げ様子を見に行くことにした。佐藤先生もステージ裏にいるという生徒の様子を見に
行った
「白波いるか?」
教室に着くとガラァとドアを開ける。しかし白波の姿が見えなかった
「帰ったのか。あいつこんなと時に」
「いますよー」
どこからともなく声がした
「どこから声が」
「下ですよ」
やっと、白波を見つけると大の字になって天井を見上げていた
「何やってんだ」
「痛みで動きたくないですよ。なんで先生は無事なんですか」
「無事も何もステータスの話なら、頭に情報が入れられただけだろ」
「はぁ~?」
「頭は痛かったが、動けないほどではないぞ。
何時までも寝てないで椅子に座れ、もしくは保健室に行くか」
そう言いながら、俺は白波を起こそうする
「待ったストップ。いま体中が痛いからこのままにしておいて」
「そんなに痛いのか」
体育館にいた生徒は動き出せるようになったのに、白波はまだ痛いのか?
「ちょっと質問なんだが、先生ってもしかしてスキルしか弄ってないんじゃ」
「は?スキル以外に操作するところはなかっただろ。身体・魔・気とあったが中身を見れるだけで
強化などを押してもなにもなかったぞ」
他は属性の適正やら強化などがどれくらいかが、あったが操作は出来なかったはずだ
「ここで一つ悲報をお届けするよ」
「突然なんだ」
「魔・気なんかの属性変化は弄れたし、身体の方は魔脈や気脈といったのを操作できましたよ」
「えっマジ」
「おおマジですよ」
「いま倒れてるのって、体のステータスを操作したからか」
「多分それで、あってると思いますよ」
「ああ、だから体育館でものたうち回る生徒がいたのか」
「へぇー、他にもちゃんと操作したやつがいたんだ」
「ああ、大変だったぞ。ちなみにどんなことを操作できたんだ」
「魔脈や気脈は、たぶん肉体内部のエネルギーラインだと思うけど正確にはわかりません。
でもこれって、結構バラバラだったんで弄った方がよかったと思いますよ」
白波の話を聞いているとちゃんと確認すればよかったと後悔する
「まじか~」
「ついでに、属性変化は特定のものを消したり+-したり出来ましたよ」
「やめて、いまショックで後悔してるから」
「だから、移動よりステータスを弄った方がいいて言ったのに、ついでに俺はステータスを弄っり
終わった時の残り時間は4分でしたよ。それでも、すべて弄れたわけじゃないで」
なら白波は体育館にいた生徒より多くのこと操作したのか。痛がっているのはステータスを
どれだけ操作したかの差なのか?というか体を弄れたってことは人体改造だろ。
この程度でのことで済むものなのか?
そんなことを考えていたら、白波が立ち上がり椅子に座った
「動けるのか?」
「まだ痛いですけど動くことは出来ますよ。それより体育館に集まって、この後どう動くことに
なったんですか?」
「ああ、この後保護者に連絡をして、集団下校させる様に話がまとまったが、保護者とうまく連絡
が取れなくてな。一部の保護者は直接迎えに来たんで、そのまま帰宅したけど、この時間帯では
共働きの保護者は自宅にいないから大多数の生徒は取り敢えず体育館に待機になったんだ。
それで、体育館のパニックも収まってきたから、私は体育館に来なかったお前の様子を
見に来たんだ」
「それじゃ給食でも食べながら待っていたらいいんじゃないですか。
そろそろ昼時なんですから、それより連絡がつかないてどういうことですか?」
「ああ、電波が悪いのか一部にしか繋がらないだ」
「それって、無線系統が領域とやらのせいで完全に死んで有線電話にしか繋がらないてことじゃ」
「さすがに、それは勘弁してほしいが可能性は高いかもな。それじゃあ、私は加藤校長にさっきの
提案を話してみるよ」
「了解です。俺はここで待ってますね」
俺は、体育館に戻り加藤校長に報告する
「加藤校長戻りました」
「おお、生徒の様子はどうだったかね」
「はい、痛みも収まったのか平気な様子でした。それから、白波の考えでは生徒の痛みの差は
ステータスをどれだけ操作したかによるものだそうです」
そこで、佐藤先生が話に入ってきた
「鈴木先生。その話、詳しく聞かせてください」
「どうしたんですか?」
「私の生徒三人も、他の生徒より痛みが激しいみたいなんです。
さっき、やっと落ち着いてきたようで」
「えっと、これは白波の予想なんですが。それでもいいですか」
「はい。お願いします」
私は、佐藤先生と加藤校長に白波とした話と提案を教えることにした
「なるほど、そうだったんですね」
そこで、加藤校長が教員に号令をかけ
「よし、生徒をいったん教室に戻して給食を取らせてから、教師は連絡の取れる保護者に連絡し
迎えに来てもらい、保護者と連絡が取れなかった生徒は放課後、教員付き添いのもと集団下校と
する。午後の授業はすべてなしだ。幸い、明日は休日だ。明日は教師は全員出勤し、
今後の対策を考えよう」
こうして、忙しい午後と休日返上が決まった