レイヴンはオールマインドから購入した武器を早速、装備させ機体に搭乗していた。
購入した武器はLR-037 HARRISとVvc-770LB、SONGBIRDSの二つだ。
戦闘中に失い、空きの出来た両腕に購入したLR-037 HARRISとVvc-770LBを持たせ、SONGBIRDSは左肩のBML-G2/P03MLT-06の交換する形で装備する。
弾数は減るがミサイルの弾幕も維持させる形で右肩はBML-G2/P03MLT-06を装備させたままにさせた。
ACのパーツも豊富だったが今はナイトフォールのパーツで行く事を決め、機体そのものは変わらない。
レイヴンは無表情ながら久しぶりのアセンにウキウキした感情を抱く中、次の仕事についてのブリーフィングが始まった。
《レイヴン、仕事だ。新エリー都の企業、八咫烏工造からの依頼だ》
《どうも!八咫烏工造の光明です!久しぶりに依頼を出させて貰いました!いやぁ、貴方も有名になりましたね~。前払いしましたが最終的な依頼料が高い高い。まぁ、その話は置いときまして早速ですが本題です》
光明はそう言って画面に作業用のヘルメットを被った熊をモチーフにしたエンブレムが表示された。
《このエンブレムの持ち主は白祇重工。建築工事と産業機械事業を主とする重工業グループ企業です。私達、八咫烏工造は軍事産業を主とする企業ですが白祇重工のグレースの姐さんには色々あって技術面で交流がありましてね。先輩後輩みたいな関係です。そんなグレースの姐さんがいる白祇重工なんですが最近、ヴィジョンの不祥事で地下鉄工事を請負を白祇重工が勝ち取ったのを気に食わなかったのか酷い嫌がらせをライバル企業から受けている様でしてね…‥あ、一応嫌がらせしているライバル企業の情報も出しときます》
光明はそう言って白祇重工に対する嫌がらせを行っているとされる企業の情報をこれでもかと細かく載せられた資料を画面に表示させた。
《奴らは頭が固いですよね~。固過ぎて動きが鈍い。簡単に尻尾を掴めましたよ。これは此方で処理出来るとして問題は此処ではありません。白祇重工自慢のホロウ用知能重工業機械。それが三台も消えました。恐らくは嫌がらせを行っている企業連中の仕業……だと思います。こればかりは証拠は摘まめませんでした。持ち出されたとして恐らくはホロウ内部。いくらホロウ用とは言え、長時間もホロウの中に入れるのはリスクがありますし、何より白祇重工の技術が詰まった重機を失うリスクは大きい。そこでレイヴンさん。貴方の出番です》
光明はそう言って画面を切り替え、再び白祇重工のエンブレムを見せた。
《貴方には白祇重工の方々の元に出向き、重機の捜索及び回収の支援をお願いします。分かってます。貴方は戦闘を主とする傭兵なのは。ですがグレースの姐さんには貸しがあります。その貸しを返せずグレースの姐さんの勤める会社を見捨てたとあったら八咫烏の名折れ。義理の欠けた行いをすればそれは自ずと自らに返る。今は亡き、父の言葉です。レイヴンさん。報酬は前払い済み。依頼を果たして頂けますね?……ブリーフィングは以上です。よろしくお願いしますね》
光明はそう言ってブリーフィングを終えて通信を切るとレイヴンは出撃の用意をする。
《光明は既に白祇重工と話を着けているそうだ。その際に聞いたが白祇重工はどうやら捜索の為にプロキシを雇っているらしい。レイヴン。状況を上手く利用しろ》
カルラのその言葉を聞き、レイヴンは頷くと機体を動かし、出撃した。