どうも皆さんフルフルフォーミュラ砲。
今日も今日とてフォーミュラ無双。
それではどうぞ。
第2ラップ/FULL THROTTLE
「ヤバいヤバいヤバいヤバいぃぃっ!!!」
とある人影──泊 来斗がとある場所に向けて猛ダッシュしていた。理由は単純、ライブを観に行こうとして寝坊した。それだけである。
前話にてこの世界へとやって来た来斗は“暇ならばせっかくだし観に行くか”と考えてライブに行く事にし、数日間はネカフェで過ごしてこの日に臨んだ。
──のは良かったものの、日々怪人と戦闘を繰り返していた為か疲労が蓄積しており、ぐっすりもぐっすり、丸一日寝ていたのだった。
そんな来斗だが、何故トライドロンで来なかったのか……これは単純に慌て過ぎて忘れているだけなのだが。
「うわ、盛り上がってるじゃねぇか!?」
「やっと着い──」
ドゴォォォォォン
来斗が会場入り口前までやって来た時、会場から爆発音と衝撃波が襲ってきたのだった。
「行くか……!」
そう言って会場内へと突入しようとした時、丁度フォーミュラトライドロンが到着し、ドライブドライバーFが来斗に向けて射出された。
「Start my engene」
入り口のゲートを飛び越し、ドライバーのイグニッションを回し、シフトフォーミュラをシフトブレスに装填する。そしてシフトフォーミュラを倒して叫ぶ。
「変身!」
DRIVE!!
TYPEーFORMULA
通路に会場から逃げる人々の足音が響き、少し揺れているのを感じている。
『只事じゃないのは確かだな』
フォーミュラは最短で外へと出る道を観客達を避ける為に壁を使って走り抜け、観客席へと出る。そこには……
『あの時の、怪物!?』
会場には色とりどりの異形の怪物達が人々を追いかけまわし、自身諸共灰へと変える光景が広がっていた。
その光景を見たフォーミュラは、「あの時ゲンさんを避難させておいて良かった」と考えつつ、人々を助ける為に走る事を決めた。
「た、助けて」
『ハァッ!!』
怪物が観客に触れようとした時、フォーミュラの拳が叩き込まれる。
「あ、アンタは……!?」
『そんな事はどうでもいい!!早く逃げろ!!オリャァッ!!』
観客に名乗る事もなくフォーミュラは走る。腕のタイヤを回転させて気流を調整し、怪物達を浮かせる。
FO,FO,FORMULA!!
『オリャァァァァッ!!』
FORMULA・DROP
高速移動からのフォーミュラドロップで怪物を纏めて倒す。
「な、何だアレ……」
「誰か戦ってんのか……?」
避難する観客達は会場を駆け回る青い残光に気付き始め、少しだけ安心感が生まれ始めた。『誰かが助けてくれている』『誰かが自分達の為に戦ってくれている』と感じ始め、慌ただしさが収まった雰囲気が漂う。
Imyuteus amenohabakiri tron
Croitzal ronzell Gungnir zizzl
『こんな時に歌……!?オリャッ!!』
会場に響く聖詠。青と黄色の光が放たれた場所には剣と槍を構えた2人の戦姫がいた。
「行くぞ翼!」
「任せて奏!」
2人の戦姫は互いの動きを分かっているかのように攻撃を繰り出し、怪物を殲滅する。
『あの怪物殲滅用って事かッ……!邪魔だ!来い、スパーナ!!』
TIRE KOーKAN!!
FORMULA ZEROーTHREE
黄色のシフトカー“スパーナF03”と交換し、タイヤコウカンする事によって、フォーミュラの右腕にスパナ型の“グラスパークロー”が装備されたスパーナF03タイヤへとコウカンされる。
ZE,ZEROーTHREE
シフト操作でグラスパークローの高速回転によるドリル状の攻撃を繰り出しながら怪物達の間を針を縫うように駆け抜け、最後に一直線に攻撃開始地点へと戻りながら一閃。
「お前、やるな!」
『これくらいなんて事ない。口より手を動かせ!』
「分かってるっての!」
戦姫の1人、“奏”と呼ばれた少女は槍を掲げて大量生成した槍を怪物へと落とし、倒しそびれた怪物をフォーミュラが針を縫うかの如く槍を避けて倒す。
シュゥゥゥゥ…
『ヤバい、オーバーヒートだ……ピットクルー!』
ジャッキー・マンターン・スパーナを呼び、応急修理を施す。
フォーミュラはエンジンのオーバーヒートによって長時間運用が難しい為、ピットクルーによる修理をすることによって長時間運用を実現しており、今までも応急修理をする事によって勝利を掴んだ事も多々あった。
「早く逃げなきゃ……!って、うわぁっ!?」
「あっ……!」
少女がフォーミュラ達が戦っている姿を見て早急に逃げようとした時、通路が崩落してしまう。翼はそれにいち早く気付き、少女の元へ駆けつける。
「立てる?」
「う、うぅ……足を挫いたかもしれません……」
「くっ……数が多いな……少しでも減らせれば……!」
「あっ、翼さん!後ろ!」
「えっ?」
少女が指差す方向を見た時、こちらへ攻撃せんとする怪物がすぐそこにいた。翼は咄嗟に少女を守ろうとする。
(間に合って……!!)
そして翼は少女を抱えるように守り、怪物の攻撃が───
一向に来なかった。
『後は任せてくれ』
フォーミュラが怪物を倒し、2人を守ったのだった。
『マッドドクター、2人の治療を頼む』
フォーミュラのシフトカーホルダーに収まっていたマッドドクターが2人の前に現れ、応急処置を始める。
『来い、トレーラー砲!!』
ブッブー
クラクションの音と共に現れたのは青いトレーラーで、道を生成しながらやって来た。そしてトレーラーを掴み、運転席部分をスライドさせて大砲モードへと移行させる。
『一撃で終わらせる!!』
シフトブレスからシフトフォーミュラを外し、トレーラー砲のスロット部分に装填する。
FORMULAーHOU!!
HISSAーTSU!!
コンテナの中にシフトカーを装填し《FULL》の文字が表示され、エネルギーが溜められる。
FULL FULL
FORMULA
TAーI HOU!!
トリガーを引き、エネルギーを一気に放出。“奏”と呼ばれた少女は何をするのか感じたらしく、安全圏に避難すると、トレーラー砲の砲撃は怪物の群れを全て巻き込んで灰すら残す事なく消し去った。
『ふぅ……』
トレーラー砲を下ろし、息を吐くフォーミュラ。
『怪我はないか?』
「あ、あぁ……あなたのお陰で助かりました……礼を言います」
「わ、私も大丈夫です!」
『なら良かった。ただ応急処置をしただけだから早く病院に行くといい』
「翼!!!」
「うわぁっ、か、奏!?」
フォーミュラが話していると、奏が翼に抱きつき、フォーミュラと少女は何事かと目を丸くして驚いていた。
「あのさ、翼を助けてくれてありがとうな。アンタのお陰で“ノイズ”の被害が少なく済んだんだ」
『礼はいらないよ。市民を守る者としての責務を果たしたに過ぎないからさ』
「あ、そう言えば……」
翼が何か思い出したようで、フォーミュラに聞いた。
「あなたの名前は一体……」
『俺はフォーミュラ、“仮面ライダーフォーミュラ”だ』
「仮面……?」
「ライダー……?」
3人……と言うよりかは、ライブ会場から逃げ遅れた人々は思ったのである。
(((ライダーって普通バイク乗りじゃね?)))
と。まぁそうだろう。うp主だってそうだ。
『こんな事をしている場合じゃない。動けるなら救助するぞ』
「え、あ……分かりました……?」
翼と奏はフォーミュラに続いて怪我人や瓦礫に埋もれた人々の救助を始めた。
フォーミュラは自身の持つパワーやシフトカーの特性を活かして要救助者を助けていた。例えばジャッキーの場合は瓦礫をジャッキで支えたり、マッドドクターなら怪我の応急処置をするなど、様々な対応を見せた。
「ありがとうございます……!!」
『大丈夫です、もう安全ですから』
フォーミュラによって助けられた人々が感謝する姿を見て、2人は感心していた。
「アイツ、凄いよなぁ……」
「えぇ。ノイズを倒すだけじゃなく、被害に遭った人々の救助やメンタルケアも申し分ない……防人として学ぶ部分が多いな」
「だな……それに翼を助けてくれたんだ。アイツはヒーローだよ」
奏はフォーミュラを見て自分の手を見る。
「なぁ、翼」
「どうしたの、奏」
奏は少し照れながら言った。
「ありがとな」
奏から出たその言葉は翼の中に深く響いたのだった……
片翼ビッキーケガなし√。偶にはこう言うのもいいでしょ?
じゃ、感想受け付けてるのでまた!
Good bye next DRIVE.
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