おおー!評価者10人キター!
皆様ホントにありがとうございます!気に入ってくれて何よりです!
最近運動不足で昔やってたソフトテニスしたんですけど打てなかったです………( ゚д゚)
「イアン、撤退するぞ! ……あのガキ、扉を塞ぐどころじゃねーよ!」
ミタビが叫ぶ。声には焦りと苛立ちが混じっていた。
リコも唇を噛みしめ、低く続ける。
「ああ……仕方ないか。ここに置いていこう」
その言葉に、イアンの手が止まった。
目の前の巨人――そして、かつての仲間の姿を見つめたまま、指揮官としての判断に迷っているのが分かる。
ミタビが振り向きざま、声を張り上げた。
「おい! 何迷ってんだ! 指揮してくれよ!」
一瞬、沈黙。
だがミタビは叫び続ける。
「イアン、お前のせいじゃない……! はなっから根拠の希薄な作戦だった! みんな分かってる!
試す価値は確かにあったし、もう十分試し終えた! いいか、俺たちの班は壁を登るぞ!」
その言葉に数人の兵士が動き始めた。
瓦礫を踏みしめ、退却の体勢を整える。
焦りと恐怖が、再び隊の中に広がっていく。
撤退を訴えるミタビの声が響いた瞬間、俺は自然と口を開いていた。
「登るな。……まだ続ける」
全員の視線が一斉に俺に向く。ミタビが眉をひそめて怒鳴った。
「訓練兵が口出すな! これ以上は無駄死にだ!」
「無駄かどうかは結果で決まるんだろ」
俺は一歩前に出て、彼を見上げた。
「今ここで引いたら、結局何も残らねぇ。ただ“死んだ奴らが無駄だった”って結果だけだ」
一瞬、沈黙。風に混じって巨人の咆哮が遠くから響く。
「最優先は壁を塞ぐことだ。あの司令の言葉を忘れたのか? “巨人の恐ろしさを知った者は去れ”って言ってたろ。……でも俺たちはここにいる。つまり、まだ戦えるってことだ」
リコが息を呑む。ミタビは顔を歪めた。
「お前……死ぬ気かよ」
「違ぇよ。生きるために戦うんだ」
俺は短く吐き捨てた。
「エレンを見捨てたら終わりだ。あいつが動かなきゃ何も変わらねぇ。だから俺たちは“時間”を稼ぐ。それだけだ」
イアンが小さく頷き、俺の肩を叩いた。
「……作戦は続行する」
ミタビが目を見開く。
「正気か!?」
イアンが一歩前に出て、全員を見回した。
「作戦を変える。イェーガーを回収するまで彼を巨人から守る。彼は人類にとって貴重な可能性だ……簡単に放棄できるものではない。俺たちと違って彼の代役は存在しないからな」
その言葉に場の空気が震える。するとリコが歯を噛みしめて前に出た。
「あの出来損ないの人間兵器のために、今回だけで何百人も死んだだろうに……あいつを回収して、また似たようなことを繰り返すっての!?」
「イアン! 本気なの!?」
イアンは微動だにせず、冷静に返した。
「ではどうやって人類は巨人に勝つというのだ!!」
リコが言葉を詰まらせる。
イアンはさらに一歩踏み出し、声を張った。
「リコ、教えてくれ! 他にどうやったらこの状況を打開できるのか! 人間性を保ったまま! 人を死なせずに! 巨人の圧倒的な力に打ち勝つにはどうすればいいのか!!」
沈黙。
リコは拳を握りしめ、俯いたまま小さく呟いた。
「……巨人に勝つ方法なんて、私が知ってるわけない……」
イアンはわずかに声量を落とすと続ける。
「ああ、だから俺たちが今やるべき事はこれしかないんだ……あのよく分からない人間兵器とやらのために……命を投げ打って、健気に尽くす事だ」
その言葉には覚悟があった。
「悲惨だろ? 俺たち人間に唯一出来ることなんてそんなもんだ。さぁどうする? これが俺たちにできる戦いだ……俺たちに許された足掻きだ!」
「……納得できないけど、分かったわ」
リコはそう呟き、振り返って部下たちに号令を飛ばす。
「作戦には従うよ……あなたの言ってることは正しいと思う。必死に足掻いて人間様の恐ろしさを思い知らせてやる! 犬死なんて納得出来ないからね……後ろの12m級は私の班に任せて!」
そう言うと、リコは班を率いて後方へ飛び去っていった。
ミタビがイアンの横を通り過ぎ、前方へ
「行くぞ、俺たちは前方の2体だ。それとそこの訓練兵……名前は?」
「ルカ・クロイツだ」
「ルカか……覚えておく。さっきはみっともない姿を見せてすまなかった。ただ上官にその口調は問題だがな」
「じゃあ、あんたがこの作戦後に生きてたら考えておいてやる」
ミタビは一瞬だけ口角を上げて、短く呟く。
「生意気なやつだ……」
そう言い終えると、ミタビは前方へ飛び出していった。
俺も息を吐き、刃を抜く。
「アッカーマン、クロイツ。二人は当初の作戦通り自由に動け! その方がお前たちの力が発揮されるだろう!」
「はい!」
「……ああ」
イアンの指示に即答する。
だが次に返ってきた言葉に、空気が少しだけ変わった。
「特にアッカーマンは恋人を守るためだからな」
「え、そうなのか?」
俺が思わず聞き返すと、ミカサが振り返り、目だけで睨んできた。
「……家族です。ルカも黙って」
「はいはい、了解」
軽く肩をすくめながらも、すぐに装備を確認する。
風向き、巨人の位置、距離――全てが頭に入る。動く準備はできていた。
「じゃあ、俺は西側の路地から外周を回る。お前は――」
ミカサに声をかけたが、返事がない。
視線を向けると、彼女は動かずに一点を見つめていた。
その先には、巨人化したエレンの姿。
「おい、どうした?」
ミカサは小さく息を呑み、低く言った。
「……破損した部分が修復されてない」
「なに?」
俺も目を凝らす。
確かに――煙は上がっているが、肉体は再生していない。
腕も、頬も、炭のように黒く焦げたままだ。
「確かに気がかりだが、今はそれどころじゃない……」
俺は短く息を吐く。
「少しでも多く巨人を仕留めて、あいつを守る方が先決だ」
ミカサはしばらく無言のままエレンを見つめていたが、
やがて決意を宿した瞳で頷いた。
「……分かった」
次の瞬間、彼女の立体機動装置が唸りを上げた。
鋼線が空を裂き、ミカサは一瞬で屋根の向こうに消えた。
俺はその背中を見送りながら、短く呟く。
「……俺も行くか」
そう言ってトリガーを引き、屋根を蹴って空へ――巨人の群れへと飛び込んだ。
────────
ミカサと別れたあと、俺は単独で巨人の群れへ飛び込んだ。
視界の端から次々と巨人が這い出してくる。剣を振るうたび、うなじから鮮血が噴き上がり、蒸気が弾けた。
何体倒したか、もう数える余裕すらない。
(キリがねぇ……!)
扉の先――破壊された外門の穴から、止めどなく巨人が侵入してくる。
討伐しても、次の影がすぐに現れる。息を整える暇もなく、立体機動のワイヤーを張り替え、刃を振り抜いた。
だがそのとき、違和感が走った。
――妙だ。
巨人たちの動きが、どこか不自然だった。
俺のいる方を無視して、ある一点に向かって動いている。
(……エレンの方、か?)
瓦礫の向こう、煙の中に佇む“巨人の巨人”――
エレンの巨体の方へ、周囲の巨人が引き寄せられるように集まっていく。
その異様な光景に、思わず息を詰めた。
「まさか……あいつを“狙ってる”のか?」
異様な光景に息を詰めながら、俺はすぐにワイヤーを撃ち出した。
エレンを中心に巨人が密集し始めている――このままじゃ護衛どころじゃない。
屋根を伝って接近すると、視界の端に見慣れた姿が映った。
アルミンが……エレン巨人の肩に乗っていた。
そのすぐ横には、屋根の上で構えるミカサの姿。
(は? なんでアルミンがここに……)
俺はすぐに距離を詰め、屋根に着地した。
「おい、なんでお前がここにいる?」
アルミンが振り返る。息は荒く、汗が頬を伝っていた。
「作戦が上手くいってないって聞いたから来たんだ!」
その目は恐怖じゃなく、決意で燃えている。
「それより僕がエレンを何とかする! だから二人はここを巨人から守ってくれ!!」
アルミンはエレンの肩に立つと、その身体にワイヤーを突き刺す。
そして刃を逆手に持ち替え、勢いよく振り上げた。
「アルミン!」
「おい!!」
次の瞬間、金属音が響いた。
アルミンがエレンのうなじへ刃を突き立てたのだ。
「――ッ!!」
エレン巨人が咆哮を上げる。耳をつんざくような轟音。
巨体が暴れ、地面が揺れた。
「アルミン!!」
俺とミカサが同時に叫ぶ。
その衝撃でアルミンの身体が宙に浮いたが、突き刺したワイヤーが彼を繋ぎ止めていた。
「アルミン! 無茶はやめて!」
ミカサの声が震える。
俺も声を張り上げた。
「お前……何考えてんだ!」
だが、アルミンは振り返り、俺たちに向かって叫んだ。
「ミカサ! ルカ!! 二人は今、自分に出来ることをやるんだ!!」
暴れるエレンの肉片に火花が散る中、彼は刃を両手で握りしめたまま、必死にしがみついていた。
「二人が行けば……助かる命があるだろう!!」
その声は恐怖ではなく、確信に満ちていた。
「エレンは僕に任せていくんだ!!」
アルミンの言葉を聞いて、俺は迷いなくその場を離れた。
もう迷っている暇はない。
今は“あいつを信じる”だけだ。
エレンに近づく巨人を次々と斬り伏せる。
振り抜いた刃が蒸気を上げ、焼けた血の臭いが鼻を突く。
それでも手は止まらなかった。
その時――
ズシン……ズシン……と地を揺らす低い音が響いた。
俺は反射的に顔を上げる。
視線の先、瓦礫の向こうに見えたのは――
さっきまで動かず座り込んでいたエレンが、
あの巨大な岩を両腕で持ち上げ、ゆっくりと歩き出している姿だった。
「……やっと、動いたか」
胸の奥で、何かが熱く鳴った。
その一歩ごとに、大地が震える。
人類が初めて“反撃の一歩”を踏み出した瞬間だった。
エレンが巨岩を持ち上げ、扉へ向かって歩き始める。
その姿を見た瞬間――周囲の全員が息を呑んだ。
誰もが信じられなかった。“巨人を操る”などという話が、現実になっている。
イアンがその光景を見つめ、歯を食いしばる。
そして、怒鳴るように命じた。
「――死守せよ!!」
その声は、戦場全体に響き渡った。
「我々の命と引き換えにしてでも! エレンを扉まで守れ!! 絶対に巨人を近づけるなぁ!!!」
イアンの号令が響いた瞬間、俺はエレンの方へ向かって跳んだ。
だが、すぐに異変に気づく。
――巨人たちが、俺を見ていない。
通常なら、立体機動で宙を舞う人間に真っ先に反応するはずだ。
だが今は違った。奴らの視線はすべて――エレンに向いている。
「……チッ」
思わず舌打ちする。
(全員、エレンを狙ってやがる。こっちには興味なし、か……)
これじゃ、護衛どころじゃねぇ。近づく巨人を倒す以前に、こっちに来ない。
無理やり引き離すしかない。
そう考えていると、地上にミタビ班が降り立った。
彼らはほとんど無謀とも言える距離まで巨人に近づき、各々が怒鳴り散らし始める。
「おい! こっちだ、デカブツども!!」
「どうした! その間抜け面で人間一人も食えねぇのか!!」
「来いよ、バケモン!! 目の前に“エサ”がいるぞ!!」
必死の挑発に、いくつかの巨人がゆっくりと首を巡らせた。
その間に俺は屋根を蹴り、後方の仲間たちが防衛線を立て直す時間を稼ぐ。
巨人の咆哮と血煙が入り混じる地獄のような光景の中――
ルカは単身、エレンのすぐ近くまで辿り着いていた。
イアンたちは地上で、巨人の群れを引きつけていた。
ミタビが叫びながら巨人の脚に刃を突き立て、リコの班が援護射撃を放つ。
「こっちだ、この化け物ども!!」
「まだだ、引きつけろ!!」
その一瞬の隙に、ルカはエレンの周囲を飛び回り、近づく巨人を次々と討伐していく。
刃が鈍く光り、肉を断つ感触が腕に伝わる。
だが次の瞬間、背後から響いた轟音に振り返った。
「ミタビ!!」
巨人の腕が振り下ろされ、ミタビの身体が瓦礫の中に叩きつけられる。
リコが悲鳴を上げ、イアンがその場に駆け寄ろうとした瞬間――別の巨人が影を落とした。
避ける暇もなく、イアンの身体が巨人の手に掴まれ、宙に浮かぶ。
噛み砕かれる音。
血飛沫が空を裂くように散った。
胸の奥が焼けるように痛む。
――それでも、止まれなかった。
(……あんたらの犠牲は、無駄にはしねぇ)
心の中でそう呟きながら、俺は刃を構え直した。
次々と襲いかかる巨人のうなじを斬り裂き、エレンの周囲を死守する。
巨人の蒸気で視界が白く霞み、その奥で、確かにエレンの影が動いた。
ズシン……ズシン……
エレンが、大岩を両腕で抱え上げる。
全身の筋肉が軋み、地面が震えるほどの一歩を踏み出す。
そのまま壁の穴へ――ゆっくりと、だが確実に進んでいく。
「エレン……頼む、行け……!」
ルカは息を吐き、再び刃を振るった。
背後で兵士たちの悲鳴が響く中、
エレンは最後の力を振り絞り――
大岩を、壁の穴へと叩き込んだ。
轟音。
そして、静寂。
穴が塞がれた瞬間、巨人たちの動きが一斉に止まった。
ルカはその光景を見つめ、ふらつく足をどうにか踏みとどめた。
(……やった、な)
握りしめた刃が、血と蒸気にまみれたまま、静かに輝いていた。
壁の向こう――遠くから駆けつけた伝令の声が響く。
「全兵、撤退を開始せよ! 作戦は成功だ!!」
その報せに、兵たちは歓声を上げ、次々と立体機動装置で壁を登り始めた。
だが、俺たちはまだ下にいた。
エレンが……まだ、あの“巨人の中”から出てこない。
アルミンが焦りに満ちた声で叫ぶ。
「エレン! しっかりしてくれ!!」
エレンの体は、巨人の筋肉と骨に深く繋がっていて、引き離そうとするたびに、肉が裂ける鈍い音が響いた。
「ダメだ……抜けない……!」
アルミンの手が震える。汗と涙で顔がぐしゃぐしゃになっていた。
リコが隣に膝をつき、刃を抜いた。
「どいて……やるしかない」
彼女は息を詰め、躊躇なく巨人の肉を切り裂いた。
肉が弾け、蒸気が吹き上がる。
その反動で、アルミンとエレンの身体が一緒に外へと落ちた。
「……ッ!!」
ルカはすぐさまワイヤーを射出。だが、落下した先には――
ズシン……! ズシン……!
2体の巨人が、まるで待ち構えていたように姿を現した。
巨体が影を落とし、落下したアルミンとエレンを飲み込もうと手を伸ばす。
「くそっ……間に合えッ!!」
ルカは装置を全開にし、二人へ一直線に飛び込む。
だが、その瞬間――
“風”が、抜けた。
視界の端で何かが閃いたかと思うと、2体の巨人のうなじが同時に弾け飛んだ。
巨人の体が崩れ落ち、地面が震える。
巨人の肉体が崩れ落ち、蒸気が立ちこめる中。
静寂を切り裂くように、低く鋭い声が響いた。
「おい、ガキ共……これはいったいどういう状況だ……」
その声に、俺たちは一斉に顔を上げる。
巨人の死体の上に立つ一人の兵士――その背に翻る、自由の翼。
俺は息を呑んだ。
その声を、忘れたことなどなかった。
「……リヴァイ」
蒸気の向こうから、ゆっくりと男が振り返る。
冷たい灰色の瞳が、まっすぐに俺を射抜いた。
「……ルカ。生きてやがったか」
ルカは口の端を吊り上げる。
「そっちこそ。てっきり巨人の腹の中かと思ってたが」
リヴァイは小さく鼻を鳴らす。
「俺がそんなマヌケに見えるか?」
「昔からだ。お前はそう簡単に死なねぇタイプだ」
「お前もな」
短い沈黙。
それだけで、言葉以上に互いの生存を確かめ合っていた。
リヴァイは目を細め、周囲を一瞥する。
その視線の先には、まだ動く巨人たちの影。
「……ルカ」
「なんだ」
「掃除するぞ」
俺はわずかに笑った。
「相変わらずだな、お前。命令ってより勧誘か?」
「どっちでもいい。ついてこい」
その一言で、俺は迷いなくワイヤーを構えた。
「了解――久々に、本気で暴れるか」
リヴァイが踏み込む。
俺もその背を追う。
その瞬間、蒸気の中で二人の立体機動が交差した。
刃が閃き、巨人の首が次々と宙を舞う。
リヴァイが先に飛び出した。
蒸気を蹴り、刃を構えたその瞬間にはもう巨人のうなじを削ぎ落としていた。
――速ぇ。見失いそうになる。
俺もワイヤーを撃ち込み、リヴァイのすぐ横を抜けて着地。
蒸気が目に沁みる。鼻を突く鉄と血の臭い。
息を合わせるつもりなんてなかったのに、自然と呼吸が合っていた。
「右、任せた」
リヴァイの低い声。
「了解」
言葉より先に身体が動く。
俺が右側の7m級のうなじへ回り込むと、リヴァイは反対側の10m級の腕を切り落としていた。
刃が骨を裂く音が、鼓膜を打つ。巨人の咆哮が響く前に、俺は一気に駆け上がり、うなじを水平に斬り裂いた。
肉が裂け、熱い蒸気が吹き出す。
重力に引かれて巨人が崩れ落ちる頃には、もうリヴァイが次の個体の背中を取っていた。
動きに迷いがない。まるで“刃”そのものだ。
俺もワイヤーを撃ち、建物を蹴って一気に距離を詰める。
向かいから飛んできた巨人の腕を掠めながら、リヴァイの動線に合わせて回転――
俺とあいつの刃が、同時に2体のうなじを裂いた。
蒸気が視界を覆い、熱気で肌が焼ける。
その中で、リヴァイの影がわずかにこちらを見る。
「遅ぇぞ、ルカ」
「うるせぇ。少しは若いもんに譲れよ」
リヴァイの口元が、ほんの一瞬だけ緩んだ。
だがすぐに、また鋭く前を向く。
「しゃべってる暇があるなら、もう一体やれ」
「はいはい、上官殿」
皮肉を返しつつ、俺は再びワイヤーを撃ち込んだ。
背後で、リヴァイの刃が閃く音がする。
――この距離で動いても、互いに邪魔しねぇ。
それだけで分かる。
この人と俺は、まだ戦場で通じ合ってる。
ヒロインは誰がいい?
-
クリスタ(ヒストリア)
-
アニ
-
ペトラ