僕はセレプロの野土香とひきこまりのミリセントをとてつもなく推しています。
もしもこの2人がであったら…という感じの小説です。
野土香とミリセントのキャラが崩壊していないか不安です。性格も作品のジャンルもまったく違う2人なので書くのが難しい。なんでそうなる?というような展開があるかもしれません。お許しください。
それでは、本編スタートです!
その日の夜は月が綺麗だった。
ここは地球、日本のとある場所。辺り一面芝生で覆われていた。そこには人が1人、横たわっていた。
青い髪、青いドレスのような服を着た美しい少女である。
彼女の名前はミリセント・ブルーナイト。テロリスト集団【逆さ月】の一員である。
どうやら眠っているようだ。
「え!?女の子が倒れてる!?…じゃなくて寝てる?」
するとそこにまたもや少女が現れた。今度は紫髪の可愛らしい少女である。
「あの、(ツンツン)えっと…大丈夫ですか?」
「…………………………ん……………」
ミリセントが目を覚ましたようだ。
「あ、おはようございます…」
「!?」
ミリセントは起きるやいなや紫髪の少女から遠ざかる。
そして刃物を取り出した。
「あんたは誰?」
(………ここはどこ?こいつがこの私を拉致した?)
「何故私を拉致した?答えなさい」
「!?いや、あの、違うんです!あなたがこんなところ寝てたから起こしてあげようかと(汗)」
「ふざけたことを言うな。私はアジトで寝てたのよ。
それにしてもテロリストである私を拉致するなんてね…あなた何者?」
「テロリスト!!??」
紫髪の少女は驚愕した。自分と歳の近そうな少女がテロリストであることを堂々と告げるのだから。
(どうやって私をここまで拉致した?逆さ月のアジトに忍び込んで?それとも…)
「逆さ月を潰したの?」
「さかさずき?ってなんですか?」
(とぼけて慌てるような演技…私を油断させようとしている…)
ミリセントは悩んでいた。紫髪の女がテロリストのアジトを潰し、自分を拉致したのだとしたら、今目の前にいる少女はそれほどの強さをもっていることになる。
(どうするか…)
普通の人なら逃げるなり諦めるなりするだろう。果たしてミリセントはどうするのか。
次の瞬間、ミリセントは紫髪の少女に接近。首にナイフを突き立てた。
「ひっ!!(泣)」
「ここはどこ?何故私を拉致した?答えないなら…分かるわよね?」
「あ、あの…………(泣)」
(……………何故反撃してこない?いつでも私を殺れるっていうの?)
紫髪の少女は半泣きで言う。
「こ、ここは私の家で、お散歩してたらあなたが眠ってて、ほ、ほんとうなんです」
「なんで私を攻撃しないの?何が目的?」
「目的なんてないですよ〜!」
そのとき
「ワン!」「ワワン!!」
「!?」
「ワンダー!ワンデス!」
二匹の犬が現れた。どうやら紫髪の少女のペットらしい。飼い主の危険を察知したのだろうか。
「グルグルグルッ、ワン!ワン!」
「ワン!ワン!ワン!」
「ワンダー!ワンデス!危ないから離れて!!……………………あれ?」
「……………………」
ミリセントはなぜか放心状態になっていた。
「「ワオーン!!!」」
少女「待って!!!」
ミ「な!?」
二匹の犬はその隙にミリセントに襲いかかった。
「おい!やめ!痛っ!!」
「「ガルルルっっ!!」」
ワンダーとワンデスはミリセントに噛みつきまくる。
「ワンダー!ワンデス!」
「やめっ!て言ってっ!痛っ!」
「「ワンワン!!」」
まだまだ噛みつく。
「ストップ!ワンダー!ワンデス!もう大丈夫だよ!」
「「ワン!」」
2分後
「・・・・・・・」
ミリセントは全身歯型だらけになり、なぜか無気力になっていた。
一方紫髪の少女はワンダーとワンデスに感謝すると同時に、ちょっと噛みすぎてしまったのではと思った。
「・・・で?結局…何が…目的…なの?…」
「だから目的なんてないですよ〜!…………でも」
「?」
すると紫髪の少女はミリセントをおんぶし、歩き出した。
「手当てしないと」
「は?一体何がしたいのよ…」
「怪我してる人を放ってはおけないよ 」
(………何故か最初から敵意は感じられなかった…不気味なほどに…………)
ミリセントは一旦様子をうかがうことにしたようだ。
すぐに紫髪の少女の家に着いた。
ガチャっ
「ここに座って!待ってて」
ミリセントをイスに座らせ、救急箱を取りに行った。
「………………」
「お待たせ!まずは…服脱がしてもいい?」
「そんなことしなくても、魔核ですぐ治るでしょう」
「マカク?…って何?」
「は?魔核を知らない奴なんているの?この場所は魔核の範囲外なの?」
「?????」
「ていうかここがあんたの家なのは分かったけど、どこの国なのよ。ムルナイト?妖仙郷?ゲラ・アルカ?それとも…」
「ここは日本ですよ!やっぱり外国の人だったんだね。どこの国に住んでるの?そのむ…るないと帝国って国?それはそうと手当てしちゃうね!」
「ニホン?そんな国聞いたことないわよ?」
手当てをしながら2人は会話を続ける。
「手当てが終わったら日本のこと教えてあげる!なんであそこで寝てたのか分からないけど、家に帰りたいなら帰り方調べよう!」
(嘘はついてなさそう…私を拉致した奴は別にいるっていうの?でもなんで私がこいつの家に?)
数分後…
「よし!これでもう大丈夫!あ、服もボロボロになっちゃってるから直してあげる!代わりに私の服貸してあげるね!」
「このぐらい平気よ」
「遠慮しないで。せっかく綺麗な服なんだから」
彼女は笑顔でそう言った。
「…………勝手にしなさい」
「うん!じゃあ服…あ、そういえばまだ名前言ってなかったね。私の名前は八木野土香!あなたの名前は?」
「………ミリセント・ブルーナイトよ」
「よろしくね!ミリセントちゃん!」
(嫌な呼び方ね…まぁいいか)
「それじゃあ服…でもその前にお風呂入ったほうがいいね!身体洗ってあげるから一緒に入ろ!」
「……………は?」
野土香の優しさにミリセントは少し戸惑う。
その後2人は風呂に入り、ミリセントは野土香の服を着るのだった。
「わ〜やっぱり似合う!かわいい!」
「あっそ…」
「あれ!?もう21時!?どうりですごくお腹が空いた…帰り方調べるのは明日でも大丈夫?」
「でも私の寝る場所が………」
「私と同じベッドでも大丈夫?」
「……問題ないわ」(こいつ距離近いわね…)
「よし!夕飯作るから座って待ってて!」
30分後
「いただきます!!!パクッモグモグ…ん〜美味しい〜!」
「モグモグ…」
「どう?ミリセントちゃん、美味しい?」
「………えぇ」
「そっか!良かった!」
「これどうぞ」
「これは?」
「バターサンド!おいしいよ」
「そう…」
「ん〜やっぱりおいしい〜」
「ごちそうさまでした!!!それじゃあ、寝る時間になるまでゆっくりしてて!」
「…………………」
3時間後
「狭くない?大丈夫?」
「問題ないわ」
「じゃあ電気消すね!おやすみ…」
「…………」
(しばらく様子を見ていたけど…なぜ私があの場所にいたのか本当に知らないみたいね)
(そうだとしたら、なぜテロリストである私を警戒しない?それどころか自宅に泊めるなんて…)
(まぁ、今は早く逆さ月に帰る方法を探すか)
(テ ラ コ マ リ を 殺 す た め に)
第2話へ続く