薄暗いサビレタ鉱山内部
セワシ「いたぞ…モグモグだ」
暗い坑道の先には、土竜が地面から鼻だけ露出させ、クンクンしている
その様子を曲がり角から慎重にうかがうセワシ達
ヨシオ「斥候のモグモグがいるってことは、あたりにモグタンとモグリンもいるってことだな」
マホリン「そうね。うかつに手を出すのは命とりだわ」
モグモグは一見単独見えるので、初心者は倒そうと近づく
しかしモグモグは囮兼、見張りのような存在。
それに知らずに近づくと、突如モグリンとモグタンが飛び出してきて奇襲される
タダシ達はそれを見抜いて慎重に行動していた
セワシ「モグタンとモグリンがどこにいるかわからない以上、俺たちは罠に飛び込むしかない」
マホリン「こんな時にサトシがいてくれたら…」
ヨシオ「情けないことをいうな。今は俺たちだけでやるしかない」
セワシ「ヨシオが先頭、マホリンは後ろにつけ。俺がシンガリで、モグリンの奇襲を警戒する。行くぞ」
地面から飛び出たモグモグの鼻に近づくセワシたち
モグタン「ブモー!」
突如闇に包まれた坑道の奥から、うなり声と地鳴りが近づいてきた
大型土竜のモグタンが突進してくる
ドン!
ヨシオが腰を落として盾を構え、モグタンの突進を受け止めた。衝撃に足が地面に食い込む
ヨシオ「いまだ!」
マホリンは動きが止まったモグタンを、手のひらでタッチした
マホリン「ボワワ!」
モグタンの全身が燃え上がり、丸焦げになって死んだ
モコ!
突如セワシたちの背後の地面が盛り上がった
その土の盛り上がりはすごい勢いで背後から接近してきた
ズボ!
地面からモグリンが飛び出し、セワシの背中めがけてとびかかってきた
セワシ「は!?」
セワシが振り返ると同時に、持っていた剣を一閃。
とびかかるモグリンの体を真っ二つに切り裂いていた。
モグモグ「ピギー!!」
仲間たちをやられ逆上したモグモグは、恐ろしい爪を伸ばし、捨て身でとびかかってきた
しかし連携のないモグモグの攻撃は恐れるに足らなかった
ヨシオはとっさに身を引き、鋭い爪はほほをかすめただけだった。
返す刀で、モグモグはヨシオに打ち取られてしまった
セワシたちの戦いを陰から見ていたサトシ
サトシ「よかった…さすがセワシたちだ」
はっと気が付き、未来予知でセワシ達をもう一度確認した
サトシ「そんな…」
セワシたちの死亡時間は残り10分まで迫っている
サトシ「まだここで何かあるってことなのか…?」
カメレオンパウダーで壁に同化するサトシを残し、セワシたちは坑道を進んでいく