前向きにいきたい僕のチェンソーマン (旧題:せっかく転生したんだし、前向きに行こう)   作:きりっと果実

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ちょくちょくデンジの内心描写して、ちょくちょく原作になかったシーンを挟んでどうにかこうにかオリジナリティ出しました
マジで大変でした


ネズミはネズミ

 

 

初めて二道に来た翌日もデンジはここに通っていた

 

「おやデンジ君、いらっしゃいませ〜」

 

「おお」

 

 

次の日も

 

「あれ?また私より早く来てたんだ!」

 

「腹減ったからな」

 

「まだ昼前だよ?」

 

 

また次の日も

 

「わっ!」

 

「うわっ!?」

 

「デンジ君びびってやんの〜」

 

「店員が客ビビらせていいのかよ!」

 

「あはは!他のお客様にはこんなことしないよ〜」

 

 

また次の日も、また次の日も……

 

 

(あの日の夜はナツとちゃんと会話できねぇくらい悩んだのに……)

 

(でも体が勝手に…)

 

 

「あ、お客様だ!」

 

「おお、昼食いに来たぜ」

 

()()()も続けてくるほどおいしくないでしょココ」

 

 

デンジがレゼと出会い二道に通ってから早くも一週間が経っていた

 

この間デンジはナツとレゼの間で気持ちが揺らぎ続けており、家の中で時々妙な雰囲気を垂れ流すデンジに対してアキは辟易としていた

 

ナツはこの際仕方が無いと割り切って普通に生活している

 

 

「そうか?ウマいよ?」

 

「おいしいよ」

 

「バカ舌」

 

 

いつぞやと同じようなやり取りを交わし、デンジが昼ごはんを注文する

 

 

「そうだなあ…カレーと……アイス…あ!あとチャーハン!」

 

「こっちの机で食べないですかお客様〜」

 

「…え?いーよ…勉強中だろ?店員のクセによ。やりたいことはやるべき事やってからって俺ぁ教わったぜ」

 

 

ナツの教育の賜物である

 

 

「キミは学校行ってないだろ〜?16歳のクセによ…私の場合やるべき事は勉強なんですよ〜学生ですから」

「…てか、その歳で学校行ってない方がヤバいと思いますけどねえ」

 

(学校……)

「そうかなあ……やっぱそうなの?」

 

「学校行かないでデビルハンターなんて珍種だよ珍種」

 

(チンシュ…?)

 

「こっちで勉強しよ〜と、そっちつめてつめて」

 

 

知らない言葉に思いを馳せて居ると隣の机で勉強していたレゼがすぐ横に腰を下ろす

 

 

「…漢字はもうちょっと読めるようになりたいかな……」

 

「漢字読めないの!?じゃ教えてあげる!」

 

「教えて貰ったからちょっとは読めるよ!」

 

「まあまあ、問題ジャジャン!これはなんと読むでしょう?」

 

 

彼女に差し出されたノートに目を向けると漢字が書かれていた

 

 

金玉

 

 

「キンタマだろエロ女!」

 

「なんだわかってるじゃん!」

 

「最近下ネタは制覇したんだよ!睾丸だって書けるぜ俺は」

 

 

これもまたナツの教育の賜物である

ろくでもない教育なのは言うまでもない

 

するとデンジの言葉を受けたレゼが目に涙を浮かべて笑い出した

 

 

「アハハハハハ!!」

「なんじゃそりゃ!」

 

 

思わずその綺麗な顔に見蕩れたことを隠すように言葉を紡ぐ

 

 

「…レゼとなら学校行きたかったかな、なんか楽しそうだし」

 

 

そんなデンジの口説き文句のような台詞にレゼが魅力的な微笑みを見せた

それは偶にナツが見せる微笑みと似ていた

 

 

(なに、言ってんだ?オレは…)

 

 

ナツと勉強していた時は思わなかった。

ナツが教えてくれるし、デビルハンターやってたらずっと一緒だと思うから。

でもレゼとはカフェでしか会えないし、一緒に勉強したいと思ってしまう。

 

 

微笑みを携えたままデンジの肩に腕が回される

 

 

「行っちゃいますか?夜」

 

 

すぐ側で感じるレゼの体温に、吐息の熱にドギマギしてしまう

 

 

「夜?」

 

「一緒に夜の学校探検しよ?」

 

 

それはあまりに蠱惑的な提案だった

 

 

(心はナツのモンなのに!!体が言う事聞かねえ!!どうしよう…どうしよう!?)

 

「します……」

 

 

 

 

 

 



 

 

「くしゅんっ!」

 

「うわちょっと…!手で口覆ってよ汚いなぁ」

 

「うべぇ…ごべん」

 

 

ナツは天使を連れてラーメン屋でお昼を食べていた

 

 

「調子はすこぶるいいんだけどな…」

 

(風邪でもないのにくしゃみおおいなぁ…)

 

 

「誰かがキミの噂でもしてるんじゃない」

 

「ん〜…ん?天使くんそういうことわざみたいなの知ってるんだね」

 

「僕のこと馬鹿だと思ってる?」

 

「いえそんな滅相もない……」

 

 

チャーハンを掬い口へと運ぶ

 

 

あくまなのによくひってうなぁっへ(悪魔なのによく知ってるなぁって)

 

「…まず食べなよ、汚いなぁ…女の子でしょキミ」

 

「ん…そういう天使くんもラーメンに髪の毛入ってるよ。出汁でも取ってるの?」

 

「え?うわ………サイアク…働く気失せたな…」

 

「それ髪結ばないの?」

 

 

天使は髪が長い

そんな長い髪をそのままにしていたら何かと邪魔だろうとそんな提案をする

 

 

「いや…別にいいかな」

 

「…なんで?」

 

「なんでって……なんとなく?」

 

「ふぅん」

 

 

産まれた場所の村人達から髪を褒められたりしたのかな。

人は苦しんで云々言ってたけど、やっぱり無意識で結構人の事意識してるよね。

悪魔は悪魔だけど、天使は天使って事かな。

 

 

「ご馳走様でした」

 

「僕もういーや…別の頼む」

 

「やっぱ髪結びなよ…なんで汁物頼んじゃったの?」

 

「チャーハンとギョウザとシュウマイと……」

 

「頼みすぎだよ!パトロール再開できるのそれ!」

 

「唐揚げセットで」

 

「まだ頼むの!?大人しくラーメン食べてよ、僕もうお腹いっぱいだよ」

 

「そっちはよろしく」

 

その後天使の食い残しラーメンはすでに満腹気味なナツがどうにか処理した

腹が脹れすぎてその後の仕事は大変だったらしい

 

 

 

 

 

 

 



 

 

薄暗く、ボロボロで汚いどこかの屋内で洗面台に向かって話しかける男がいた

 

 

「台風くん」

 

洗面台の水が流れ生まれた渦から声が響く

 

ナンダ?

 

「お前等悪魔共はなんでチェンソーの心臓を欲しがっているんだ?」

 

 

焦点の合わない目で男が渦に問う

 

 

知ル必要ハナイ

俺トノ契約ダケ果タセル様考エテイロ

 

「長い付き合いになりそうなんだもっと馴れ合っていこうぜ?台風の悪魔くん」

「チェンソーの心臓を手に入れたら一生俺にアンタん力使わせてくれるっつー契約だからな」

 

忘レルナ、鎌………奴ノ心臓モ必要ダ

 

「あぁ…女の子の方かぁ……楽しみだなあ〜」

 

油断スルナ、チェンソート鎌ノ心臓持ツ人間悪魔タクサン殺シテイル…

 

「そりゃ悪魔が賢くねえからだな」

 

「仕事で中国のデビルハンターを殺したことがある」

「そいつは血も涙もないと言われた冷酷なデビルハンターだったよ」

 

ドウヤッテ殺シタ?

 

「血と涙が出る場所を探すのさ」

 

 

「そいつの妻と娘を人質にとって剥いだ皮を見せたら大人しく殺されてくれたよ」

 

 

 

 

好キニヤレバイイガ、鎌ハスグニ殺セ

 

「へえ…そりゃまたどうして」

 

目覚メサセルナ

 

「…?まぁなんでもいいさ。女を殺すのは男よりもずっと楽だからな」

 

 

 

 

 

 



 

 

ペタ ペタ

 

 

夜の学校に足音がふたつ響く

 

 

「デンジ君怖くないの?」

 

「あ〜…怖いっつーか…変な感じっつーか……」

 

「なんじゃそりゃ……少し怖いから手繋いでいい?」

 

 

(ナツ)

 

(ホントは手なんて繋ぎたくないんだ、でも…)

 

(体が勝手に…)

 

 

適当な教室に入った2人は授業の真似事をする

 

 

「ではこの問題解ける人!」

 

「はいハイハイ!2!2!」

 

「正解!天才!」

 

 

「この漢字はなんと読むでしょう!」

 

「ちくび!エロ女!」

 

「正解!賢い!」

 

 

「この英語はなんと読むでしょう!」

 

「デカケツだろエロ女!」

 

「デンジ君英語読めるの!?すごい!」

 

「下ネタは制覇したんだよ!」

 

 

何度か問と答えを重ね、一息つく

 

 

「はあ〜………学校ってこんな感じなんだな、だいたい掴めてきたぜ」

 

 

夜の学校で行われた2人きりの授業は、下ネタ家庭教師のナツとはまた違う様相を見せていた

 

 

「デンジ君って本当に小学校も行ってないの?」

 

「あ?うん、行ってねーよ」

 

 

デンジの言葉にレゼが悩ましげな表情を見せる

 

 

「それってさ…なんか……なんか…ダメじゃない?」

 

「……ダメ?」

 

(学校行かないのってダメな事なのか…?)

(勉強ならナツが教えてくれるし、行かなくてもいいと思ってた)

(けど、こんなに楽しいなら……)

 

(学校に行ってない俺は、可哀想なのか…?)

 

「16歳ってまだ全然子供だよ?普通は受験勉強して部活がんばって友達と遊びに行って…」

「それなのにデンジ君は悪魔を殺したり殺されそうになったり…今いる公安っていう場所は本当にいい場所なの?」

 

「いい…まぁ凄ぇいいトコだぜ?1日3回飯食えるし布団で寝れるし勉強教えてくれるし」

 

 

勉強を教えているのはナツの独断で公安の意思ではないのだが、デンジはそんなことは知らない

 

 

「それって日本人として最低限の…当たり前の事だよ?」

 

「あ〜…う〜ん………まぁ、あれだ、複雑な事情ってやつだよ」

 

「デンジ君適当に言ってない?」

 

「だって…考えすぎて頭熱くなってきちまう……」

 

 

レゼが微笑み、誘う

 

 

「じゃあ少し冷やしますか」

 

 

レゼに誘われ、なされるがまま連れ出された先にたどり着いたのはプールだった

 

 

「はは、冷た〜い!」

 

水に指を浸し、レゼが笑う

 

 

「俺あんま泳げないんだよね」

 

泳ぎが得意でないデンジはレゼと違い、イマイチ盛り上がれずにいた

 

(水つめてえし…鼻に入るといてえし……)

 

 

「じゃあ教えてあげる、泳ぎ方」

 

そう提案するレゼが突然服を脱ぎ出す

 

 

「え!?」

 

 

あっという間に下着姿になったレゼを目にし、デンジは覚えのある緊張感を感じていた

 

 

「デンジ君も脱ぎなよ、服着てると沈んじゃうよ?」

 

 

(なっ、か、体が丸見え…!)

「エッチすぎじゃないすか?」

 

「泳げるようになりたくないの?」

 

 

視線がやや慎ましく、それでいて美しい胸に引き寄せられる

 

 

「なりたくなってきた…オあえ!?

 

「デンジ君もハダカなっちゃお、どうせ暗くて見えないよ」

 

服だけに留まらず下着も脱ぎ去り、一糸まとわぬ姿のレゼが佇んでいた

 

 

(丸見えだよ!)

 

落ち着け……

 

(下!下!)

 

(ナツのも見たことないのに!)

 

ダメだ……

 

(初めて乳首みた)

 

(ナツとおっぱいの形ちがう)

 

ここで脱いだらナツを裏切る事になっちまう

 

(わああああああ)

 

 

 

 

畜生

 

 

 

 

抗えるはずもなくデンジも当然脱いだ

 

「あはは!つめたっ!デンジ君もおいでよ!」

 

前にも増してやけに可愛く見えるレゼに呼ばれる

 

 

(ダメだデンジ、行ったら俺の心も行っちまう)

 

「わー溺れちゃう!助けてー!」

 

白々しくレゼがバタつきながら叫ぶ

 

 

(ダメだ……ダメだ……!)

 

「ははあ〜んわかった!さては泳げないからプール怖いんだな!」

 

(でも……)

 

(なにか起きるとナツはよく「しょうがない」って言ってた……)

 

(これも…「しょうがない」よな…!?)

 

 

「ウらあ!!」

 

「きゃー!」

 

デンジはプールに飛び込み、レゼと戯れた

 

 

バシャバシャと水を掛け合い

 

 

声を上げて笑い

 

 

手を取って泳ぎを教わり

 

 

それは何とも穏やかで

 

 

何とも甘美で

 

 

何とも魂が満たされる時間であった

 

 

しかしやがてその時間も終わりを告げる

 

 

ポツ ポツ

 

ポツ ポツ ポツ ポツ

 

ザ ア ア ア ァ ァ ァ ァ

 

 

「アハッ雨だアメ!アハハハハハハ!」

 

「ギャー!」

 

 

急ぎプールから上がり、服を回収して校舎内へと避難した

濡れたままの頭を僅かに鬱陶しく思いながら2人は雨粒がぶつかる窓を見上げている

 

 

「止みませんねえ」

 

沈黙が流れた

ただ気まずい沈黙ではない

 

「デンジ君はさ」

「田舎のネズミと都会のネズミ、どっちがいい?」

 

「…なにそれ?」

 


 

「イソップ寓話でしょ?」

「田舎のネズミは安全に暮らせるけど都会のようにおいしい食事はできない」

「都会のネズミはおいしい食事はできるけど人や猫に殺される危険性が高い」

「…ってやつ、どうしたの急に」

 

「話が早いね」

「僕は、田舎のネズミがよかったんだ。…けどマキマに捕まって都会に連れてこられた」

「僕の心は田舎にあるんだ。ほぼ悪魔扱いの君も、そうなんじゃないかなって」

 

ナツはやや沈黙し、口を開く

 

「田舎のネズミと都会のネズミかぁ……」

「僕から言わせれば都会も田舎もネズミはネズミだよ」

「大した違いなんてないと思うけどなぁ」

 

(環境の違いでしか区別できない弱い弱い小動物)

(ほとんどの生き物から支配下に置かれるくらい脆弱で薄汚い惨めな生き物)

(僕はおいしい食事も食べたいし、安全でいたい)

(でもそうだな)

(強いて言うなら……)

 

「でも強いて言うなら、都会のネズミかな」

 

だってそうだろう

生きてる限り安全なんてどこにもないんだから

 

悪魔が蔓延るこの世界で

突如数万人が死ぬ世界で

一体どこなら真の安全なんてものが保証されるのか

 

「……そう」

 

つまらないことを聞いたと言った態度で天使は口を閉じてしまった

 


 

「俺ぁ都会のネズミがいーな」

 

「え〜!?田舎のネズミの方がいいよ〜」

「平和が一番ですよ」

 

「都会の方がウマいモンあるし楽しそうじゃん」

 

「キミは食えて楽しけりゃいいのか?」

 

「ああ」

「それに…」

 

「ん?」

 

「ナ…あー、友達が言ってたんだけど」

 

 

(女の子の前で別の女の子の話は良くねえよな?)

 

デンジは常識はないのに妙なデリカシーを持ち合わせていた

 

 

()()()()()()()()()()()んだってさ」

 

「夢のねえ話だけど、だったらまぁ都会の方が得した気がしねえ?」

 

「へえ…」とレゼが感嘆する

 

「安全なんてどこにもない……か」

 

 

「デンジ君、明日お祭りあるんだけど一緒に行かない?きっと楽しいしおいしいよ」

 

実はナツとの間に1度この話は出たのだが、「用事がある」との事で話しをもちかけたナツの方から断られていた

デンジはその時告白してないのに振られた気分を味わった

今再びその事を思い出し、少しげんなりしてしまった

 

「…仕事終わってからならいーよ」

 

「いえーいやった!約束ね!」

 

約束を取り付けたあと、レゼはトイレに行くと席を外した

 

「超糞かわいい……」

 

(どうしよう…目ぇつむると……)

 

デンジの脳裏にナツとレゼが浮かぶ

脳内では2人ともが優しい微笑みをたずさえていた

 

(2人になっちまったよお〜!)

 

 

雨がうちつける窓を見つめ、溜息をつく

 

 

 

 

 

「安全なんてどこにもない…か」

「確かに、そうかも」

「………はあ」

 

 

 

 

 

 

「ポチタ…好きな人がさ…二人できちまったよ、誰だと思う…?」

 

天使のヤツじゃあねえよ?アイツ男なんだって

 

小さい女も顔は地味にいいけど、アイツ俺を殺そうとしたからな

 

パワーは今でもたまに俺を殺そうとするし

ナルシストで自己中で虚言癖持ちで差別主義者だろ

 

マキマさんは……好きだけど、なんか違うんだ

ナツとレゼとはなんか違う

 

 

なぁ…

 

ポチタは

 

どっち選ぶ?

 

 

 

「ばあっ!」

 

「うわっ!?」

 

突然現れたレゼに以前のように驚く

それがなんだか可笑しくて、2人して笑いあった

 

 

 

 

そして翌日、デンジたちは祭りに来ていた

 

輪投げをしたり

 

「わ!デンジ君上手!」

 

「へ、こんくらい余裕だね」

 

 

屋台で食べ物を買ったり

 

「わたあめおいし〜!デンジ君も食べる?」

 

「うえ!?い、いいの…?」

(間接キス…!?)

 

「あはは、何狼狽えてるの〜?」

 

 

金魚すくいをしたり

 

「あ〜あ…一匹も取れなかったね」

 

「これ難しいすぎるだろ、不正だぜ」

 

「こら、失礼だろ〜?…でも、金魚可愛いね」

 

 

 

 

「景色いいでしょ、ここ」

 

「お〜」

 

「この場所、カフェのマスターに教えてもらったんだ。花火が1番見えて誰も人来ないマル秘スポットなんだって」

 

「ふ〜ん」

(今日楽しかったな……また来てぇ)

 

「ねえデンジ君」

 

「ん?」

 

「いろいろ考えたんだけどさ、やっぱり今のデンジ君の状況おかしいよ」

「16歳で学校にも行かせないで悪魔と殺し合いさせるなんて、国が許していい事じゃない」

 

そう言うと、レゼが熱のこもった瞳でデンジを見つめその両手を取る

 

「仕事やめて………私と一緒に逃げない?」

 

「私がデンジ君を幸せにしてあげる」

「安全な場所なんてないって言うなら私が作って一生守ってあげる」

「お願い」

 

向き合う2人の頬は赤く染っていた

 

 




読んでくれてありがとうございます!
ホントに大変だった……
レゼ篇はエンディングを変えたいだけだから途中のシナリオはあまり変えたくなくて、けど原作そのまますぎると意味ないしで、どうにかこうにかオリジナリティ出しました。

ナツと天使は分かり合えそうで分かり合えてない絶妙な関係ですね。

ではまた次回をお楽しみに待ってください!

レゼの心理描写入れたいんだけど、解釈違い?

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