前向きにいきたい僕のチェンソーマン (旧題:せっかく転生したんだし、前向きに行こう) 作:きりっと果実
ちょっとだけ展開が頭に湧いてきたので進めました。
時間かかってゴメンネーー!!
それと、ゆっくりと過去の話を読みやすく違和感のないようにリメイクしていこうと思ってるので気が向いたら更新された過去話を読んでみてね
「おはよう、わざわざ来てもらっちゃってごめんね」
「おはようございますマキマさん。気にしないで下さい、全員今日は大した任務もありませんでしたから」
「…それで、わざわざ全員呼び出すほどの用ってなんです?」
こんなイベントあったかな……?ココ最近作品の内容を上手く思い出せなくなってきてる。まぁ元々ガチ勢って訳でもなく何回か読んだくらいだったから20年もこっちで生きてたら忘れるのも仕方ないか。
「いい質問だねナツちゃん、実は新しくレゼちゃんも入ったし歓迎会…とはまた違うんだけどちょっとした旅行でもしようかなって」
「旅行」
「そう、私しばらく忙しかったから今度有給取って江の島に行くの。君たちもどうかな?」
「行きます」
うわアキくん即答だ。
「なぁナツ、江の島ってどこ?」
にしても江の島か…そんなイベント覚えてないな……でもまぁ、確かに中々いい案かもしれない。
東京から電車で2時間かかるかどうかくらいの距離だし、ゆっくりできそうだし。願ったり叶ったりだ。断る理由もないよね。
「東京から電車でしばらく行った先にあるとこだよ、そこまで遠くもないし、休むにはちょうどいいチョイスなんじゃないかな」
「へえ〜……」
デンジくんに江の島のことを教えていると、コソコソと背後のレゼから話し掛けられた
「ね、私も行っていいのかな」
「ん?いいんじゃない?レゼちゃんの歓迎会的なアレも兼ねてるみたいだし、一緒に行こうよ。多分楽しいよ」
楽しみだな〜江の島!東京に来てから東京を全然出なかったし、久々の遠出だ。
「ワシはその日急用の会議があるのお…」
「まだ日にちは決めてないよパワーちゃん」
「テメェが会議なんか出れるワケね〜だろ」
コソコソと話すナツ達を他所にパワーの虚言がマキマとデンジに看破されていた
「早川君達の都合に合わせるから休める日教えてね」
「俺達も有給使ってないんでいつでもいけますよ」
「…あれ?ねぇアキくん、僕とかデンジくんとかまだ公安入って1年も経ってないけど…有給取れるの?」
特に詳しく調べもせず気付いたら公安に入ってたから、その辺はよく知らないんだよなぁ…公務員って有給すぐに取れるんだっけ?
「…なんだ、知らないのか?ある程度時間経ってからじゃないと有給取れないのは民間の話で、公安は国家公務員だから入ってすぐでも融通が効くんだ」
「そう、だからナツちゃん達も都合がいい日に休んでくれたらいいからね。有給使うなら限度はあるからそこは気にして欲しいけど」
「へえ〜…公安ってすごい働きやすいんですね。命の危険に目を瞑ればですけど」
「江の島かぁ…楽しみだね、デンジ君!」
「あぁ……沢山のツラが良い女達と旅行行けるなんて夢みたいだぜ…島っつー事ぁ海で泳げるんだよな、つまり水着おっぱい
「…デンジ君?」
「……アっ!?」
ガ チ ャ
それぞれが旅行に思いを馳せ話していると突然、無遠慮に部屋の扉が開かれた
開かれた扉から幾人もがぞろぞろと入り込む
「ええ何?何ですか急に…」
「なんじゃなんじゃ」
「レゼ…あっゴメンナサイ!蹴らないで!」
入り込んで来た人の内1人がマキマの傍に寄り、耳打ちをした
「不味い事になったね」
『敵か味方か!恐怖!デンノコ&死神悪魔!』
『街に現れた悪魔を斬り刻んでいくのは公安デビルハンター職員の服を着た悪魔コンビだ』
「公安で報道規制をかけてみたんだけどダメだったか」
……僕までニュースでちゃうかぁ〜
いやまぁ、そりゃそうか…民間人からしたら僕もデンジくんも同じくらいおかしいもんね。
…それにしても流れてる映像の時系列がめちゃくちゃだ。
今流れたのなんかヒルの悪魔の時の写真じゃないか?
ずっと報道規制されてたから抑えてた分も一気に出してきたってことかな。
「妙だね……被害は殆ど建物だけで死人は1人も出なかったからテレビ局は抑えられる筈だったんだけど」
ん?確かに妙だ。
レゼちゃんが沢山人殺してたら遺族の事もあってメディアを抑え切れるわけがない。
でも今回は僕が全力で根回しして人死にを無くしたから抑え切れるはず……
…ソ連はレゼちゃんが任務失敗した時の保険でも残してたのかな。
僕らの心臓を持ち帰れなくても最悪僕らの存在が世間にバレればそれでいいんだもんね。
なるほど。
「とにかく、報道のせいでデンジ君やナツちゃんが日本にいる事を世界中に知られた」
「アメリカや中国辺りは2人を欲しがるだろうね。2人のような悪魔でも魔人でもない存在はすごく貴重だから」
「ソ連はこの2人が欲しくて襲撃させたんですよね?なんでわざわざ欲しがる敵を増やすんですか?」
「僕らが日本にいなければそれでいいんじゃないかな」
「…正確には私の手にさえなければいいって事なんだろうね」
「なぁ江の島って島って付いてるから島なんだぜ。知ってたか?」
「江の島にはワシの別荘があるからの。知ってて当然じゃ」
「…絶対嘘でしょ君」
レゼはどうやら短時間でパワーの性質を見抜いてしまったらしい
「これじゃあ旅行は延期だね」
「え……?」
呆然とするデンジ
「………!」
歓喜するパワー
「「え……?」って、当たり前でしょ。こないだのレゼちゃんみたいのがいっぱい襲ってくるってことだよ?流石の僕もキャパオーバーなくらいだよ」
「いやぁハハ、その説はどうも」
「レゼちゃんって結構鋼の心臓だよね」
「え……?」
未だ呆然とするデンジ
「旅行…?延期…?水着おっぱいは……?」
「やった〜!!」
再び歓喜に満たされるパワー
「さっきナツちゃんも言ってたけど…これからしばらくは色んな国の刺客が君たちを殺しにくる。しばらくは自由はないからね」
「まぁまぁ元気だしましょうよデンジ君」
部屋を出る直前、マキマが再び振り返る
「レゼちゃんも狙われるだろうから、自由はないよ」
バ タ ン
「…………へ?」
「…自分だけ逃げようたってそうはいかないぜ」
「デンジくんって仲間が増えると元気出るね」
「ガハハハ!勝ちじゃ!ワシの勝ちじゃ!マキマはワシに恐れをなして旅行を延期にしたんじゃ!!」
こういう時ほんとになにも聞いてないんだよなパワーちゃん。
大丈夫かなこの子、ある日刺客にぽっくりいかれてたりしないかな……
「中国からクァンシが刺客として来るそうです」
「…ナツと新しく入ったのは生け捕りだろうな。気に入られるだろ」
「……もう負けた後のこと考えてるんですか?」
「全人類が集まって素手で殴り合う競技があったら一位がクァンシ…それくらいの相手だぞ。とにかくやりにくい女だ」
「まあ、クァンシは警戒しても仕方ねえか。警戒すべきは……」
「ドイツのサンタクロース」
「来ると思うか?」
「どうでしょう……寿命で死んだという噂もありますが……」
「噂を信じると」
「いえ、そういう訳では」
「いずれにせよ…アイツに悪魔を使われたら終わりだからな。天に召されてるのを祈るか」
(なんでみんな俺ん心臓欲しいんだろ…)
(…そもそもポチタは何者なんだ?)
(なんで……)
デンジはヒンヤリとした床にわざわざ枕を持ってきてふて寝していた
「なんで旅行行けねえんだ……おっぱいが……」
突然背中に重みを感じた
「…俺はイスじゃねえぞ」
寝転がるデンジの背に、アキが腰を下ろしていた
普段ならば落ち込んだデンジはナツが慰めているが、
しばらくしてアキが口を開く
「何も一生ずっと命狙われるわけじゃねえ」
「今回来るのを全員捌けばそのうち相手も様子見してくる筈だ。そうすれば旅行に行けるだろ」
「マキマさんは旅行を中止とは言ってない。延期なんだ」
アキの淡々とした慰めを受け、デンジは思う
「な〜〜んだ…じゃあ簡単じゃねえか」
「全員ぶっ殺しゃあナツ達のおっぱい拝めるっつー事か!」
「……最低だぞお前」
岸辺はクァンシに勝つ自信が無い訳じゃなくて勝ったあとマキマがクァンシをほっとくわけないので勝った時のことを考えたくないだけです。ウチんとこの岸辺はそうなんです。
あとデンジくんはそこまで江の島に執着していません。
マキマさんと違ってナツやレゼは一緒に仕事できるし一緒に住んでるしで会う機会が多いので。
なので水着おっぱいに執着させました。
僕は水着の女性のいちばん魅力的な部分は尻だと思います。みんなもそう思いますよね?