前向きにいきたい僕のチェンソーマン (旧題:せっかく転生したんだし、前向きに行こう)   作:きりっと果実

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この辺は展開弄りにくいから基本原作をなぞるだけなのですらすら文が書けて良いですね。
でもやっぱ難しいですね。
早川家救済したい都合上どうにか仲良しにしたいんですが……



魔人!

 

僕とデンジくんを見張るため、僕達はアキくんの…いや、早川先輩の家に一緒に住むことになった。

そして今、目の前に度し難い光景が広がっている。

 

「いちごジャム梅ジャムオレンジジャムにぃ〜……」

 

改めて見るとこれは……

 

「バターと蜂蜜ぅ〜あと…シナモンもかけちゃお」

 

いやほんとに……

 

「最強のパンができちまったぜ〜〜」

 

ひっどいよこれ…

 

ジャーン

 

いやジャーンじゃないが

 

「うまっ!」

「…ねぇデンジくん、それホントに美味しいの?」

「おぉ!お前も食うか?こいつぁ天才的な味だぜ!」

「はは、お腹空いてないから良いかな…」

 

(そんなことより机片付けた方が良さそう…)

(早川先輩も凄く汚れた机を見て色んな感情入り交じった顔してるし)

 

 

 

 

デンジくんが風呂で形容し難い歌?を歌っていた

 

(あ、早川先輩またイライラしてるなこれ)

 

「風呂長いんだよ!」

 

(怒っちゃった)

 

 

 

 

デンジくんがトイレに入ってから一時間くらい経った

 

「…デンジくーん?」

 

コンコン

 

「おーい…」

 

コンコン

 

何度か扉をノックしてみるも返事がない

この時アキとナツの心情は一致した

 

((寝てやがる……!))

 

(あぁ、今度は早川先輩の顔が度し難い感じになってきた…)

 

「トイレで寝るな!」

 

(また怒っちゃった…)

 

「…あの、早川先輩」

「…どうした?」

「あ、いえ、そういえば先輩とは挨拶もまだだったなぁ…と」

「そうだったか?…いや、そういえばアイツ(デンジ)に気を取られて草薙とはまともな会話もしてなかったな」

 

そう語る早川先輩が改めてこちらに向き直る

 

「もう知ってるだろうが、俺は早川アキ。お前の先輩になる。」

「はい、よろしくお願いします。早川先輩!」

 

出来るだけキリリとした顔で僕はそう言う

 

久々に誰かとちゃんとした縁を結べた気がした。

 

 

 

 

僕は今住宅地に来ている。魔人が住宅内に立て篭っていると通報がされたからだ。

 

「目標の魔人は…」

 

警察の方が何か喋っているが、早川先輩がまた教えてくれるだろうと耳から耳へと聞き流す

 

「なぁ魔人ってナニ?」

 

(そういえばデンジ君はそこからか)

 

「…はぁ?お前義務教育受けてないのか?」

 

早川先輩が呆れたようにそう聞く

 

「お〜オレ受けてねえよ」

 

早川先輩が汗かくくらい驚いてる

 

「デンジくん学校行ってないの?複雑な事情?」

 

シカトするのも変だし、試しに聞いてみた

 

「フクザツなジジョー。なんかいいなソレ。説明が楽になりそう。」

「おお、気に入った?使ってくれてもいいんだよ」

 

なんかデンジくんすごく素直で話しやすいかも。意外と友達になれそう。

 

「おい、喋ってないで着いてこい」

「「は〜い」」

 

2人揃って返事をして目的の魔人が立て篭ってるという住宅の中へ入っていった

 

「…人の死体を乗っ取った悪魔…それが魔人だ」

 

なんだかんだ教えてくれるらしい。この人お兄ちゃん属性すごいな…面倒見がよすぎる…

 

「ふ〜〜ん」

 

わざわざ教えてもらったのにそこまでの興味はなさそうなデンジ

 

「え…あぁ、それじゃオレ魔人じゃね?」

 

興味は無さそうだが話はちゃんと聞いてたらしい

 

「違う、魔人は頭が特徴的だ」

 

早川先輩もちゃんと教えてくれてる

 

「まあ見れば1発でわかる」

 

そうこうしてる間に件の魔人がいるという部屋の前まで来てしまった

 

ガ ン

 

早川先輩が蹴破った扉の先にソレは居た

 

ぐちゃぐちゃになった部屋

その中心で鳥を貪る糸切りばさみのような口をした禿げた中年の男

 

「魔人の人格は悪魔だ」

 

早パイの魔人講習はまだ続いてたらしい。

 

「今回はデンジ、お前が殺せ」

「あれ、僕はいいんですか?」

「あぁ、お前(草薙)は今はいい」

 

(マキマさんからの紹介だし多少は信頼して貰えてるのかな。デンジくんとの落差がすごいや)

 

お前(デンジ)は悪魔になって力を見せてみろ」

 

(金玉の恨みまだ引き摺ってるのかな)

 

「それで使えるモンかどうか判断する」

 

そう言われたデンジは斧を片手に魔人に向き直る

様子が少し変わった、何かに気が付いたらしい

 

見るな殺すぞ殺すぞ殺すぞデビルハンター共が!

 

魔人がデンジに襲いかかった

 

ザ ッ

その瞬間デンジは迷いなく斧で首を切り落とす

 

斧で切られた勢いで部屋の中央から部屋の端へ魔人の体が少し押される

そのおかげか部屋中に血が飛び散るようなことはなかった

 

「おい、なんで悪魔の力使わなかった?」

 

デンジが失敗した時の保険か、背中の剣に手を伸ばしていた早川先輩がそう聞いた

 

「…あ〜〜…俺の力使って悪魔殺すとよぉ、すっげぇ痛そうなんだわ」

 

デビルハンターにあるまじきことを言う

 

「だから〜あ〜俺もコイツみてえな魔人になってたかもしれねえからな。それでなんか楽に殺して…やりたくて……」

 

能面みたいな無表情で近付いて来る早川先輩に気圧されたのか言葉に勢いが無くなっていく

 

そのままデンジは部屋の窓に頭を押し付けられ、早川先輩になにやら説教されている

 

(デビルハンターが悪魔に同情するなとか、まぁそういう話だろうな)

 

俺の家族は全員目の前で悪魔に殺された

 

(あぁ、何故か忘れてたけど…そういえば境遇は割と僕と似てたのか)

(あの日以来、早川先輩は悪魔が大嫌いなんだからデンジの思想がどうあれそりゃあまぁ、怒るよな)

 

「お前は悪魔と仲良しにでもなりたいのか?」

 

(…それにしても物語序盤はこの2人仲悪すぎてあんまり会話に入り込めないな、難しい)

 

「友達になれる悪魔がいたらなりてえよ。オレ友達いねえもん……」

 

早川先輩が目を見開く

 

「その言葉覚えとくぜ…」

 

早川先輩は僕にも目もくれずに部屋から出ていってしまった

 

「…また怒らせちゃったね、デンジくん」

「アイツについて行かねえの?」

「待っててくれるでしょ。それに別に隠さなくてもいいよ。ソレ、守りたかったんでしょ?」

 

僕はエロ本を指差す

少し気まずそうにするデンジはなんか新鮮だ

流石のデンジくんも女の子にこんなこと指摘されると多少は恥ずかしいらしい

まぁ、僕結構可愛いからしょうがないね。オホホ。

 

「…いいだろ〜別に。楽に殺してやったんだし、貰ってっても良いよな」

「僕は別に良いと思うけど…なんかまた先輩怒らせそうだしバレないようにしてよね」

 

デンジくんはエロ本の中身をペラペラと確認している

 

「よし」

「エッチ確認できた?」

「…お前、女なのにそういうこと言っていーの?」

「失礼な。僕は君に合わせてるんだぞお?…それじゃあ用は済んだみたいだし、僕先に戻るね」

 

早川先輩に遅れて、僕も部屋を後にした

住宅のすぐ外に先輩が待っててくれていた

 

「早川先輩」

「…あぁ、草薙」

 

「この後はこの件を報告しに公安に向かうんですよね?」

「それもそうだが…これとは別にマキマさんから呼び出しがある。多分お前らのバディの話だろう」

「あぁ、成程。バディ…バディですか……僕のバディ誰になるか知ってたりします?」

「四課でバディが空いてるのはお前とアイツ、それともう一人しかいない。お前等二人ともう一人でスリーマンセル組まされる手筈になってる」

「…あれ?早川先輩が決めたんですか?」

「まぁなんだ……頑張れ」

 

そう言って先輩はタバコに火をつけた

 

(…初期のパワーちゃんと仲良くやれる気がしない!不安!)

 

 

 

 

そんなこんなで僕達は公安に訪れた

 

「胸だ!」

 

「ムネダ?」

 

マキマさんがあざとい。

この人めちゃくちゃ怖いけどやっぱ可愛いんだよな。

 

デンジくんが早川先輩に何度目かのお叱りを受けているのを横目にマキマさんの話を聞く。

 

「デンジ君達には今日からバディを組んでもらう」

「バディ…?」

 

デンジくんが絶対別のこと考えてるって顔してる。

多分マキマっぱいのこと考えてるな。

 

「公安では小規模任務とかパトロールは安全の為二人一組で行動する事になるんだけど…」

 

マキマさんが僕に視線を一瞬向ける

 

「デンジ君達は()()だから、二人一組じゃなくてスリーマンセルを組んでもらうことにしました」

 

(早川先輩、予想バチバチに当たってます)

 

「ちょうどよかった、来たみたい」

 

僕とデンジが扉の方へ体を向ける

 

「気を付けてね…彼女は魔人だから」

 

勢いよく扉が開き、腕を振り回しながら特徴的な頭をした女の子が入ってくる

 

「おうおう!ひれ伏せ人間!」

 

歌舞伎みたいなポーズに切り替えながらその子が名乗った

 

「ワシの名はパワー!」

「バディとやらはウヌらか!?」

 

やっぱ原作キャラってみんなビジュが良いな。感動する。

しかし、僕のこともちゃんとパワーちゃんに説明はされてるみたいだ。良かった。

 

「パワー!?名前パワー!?」

 

デンジくんがその珍妙な名前にびっくりしている

 

「つーか魔人なの!?魔人がデビルハンターなんてやってもいいのか!?」

「デンジくん、僕ら人のこと言えないよ」

 

僕はデンジくんにそう言ってみるものの

 

(あれ、また話聞いてないな。今度はパワーおっぱいに視線が釘付けだ。)

 

「まあいいか!よろしくなあ!!」

「デンジくんホントにちょろすぎじゃないか」

 

なんか僕が可愛く挨拶した時よりテンション高い。

やはり胸か、胸なのか。

一応Dはあるからまぁまぁデカい方だと思ってたんだけどな

でもマキマさんより小さいしこの服だと目立たないし…やはり原作キャラの壁は高いぜ…

 

呆れ半分怒り半分のアキに見守られながら、

胸で頭いっぱいのデンジ、ナツ、それとパワーの顔合わせが終了した

 




読んでくれてありがとーう!!
ウーン!新展開とかやると後々に影響与えそうで怖くてなかなか出来ません!
どっかにパトロールパートか小規模任務パート入れたいですね〜!!
それとタイトルとかもっとしっかり考えたいんですけどいいのが思いつきません!

面白かったら感想、評価おねげーしまーす!!
あ、明らかなミスあったら教えてください!誤字脱字とか!

レゼの心理描写入れたいんだけど、解釈違い?

  • 入れて欲しい
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