部活動新入生勧誘期間初日昼休み、ルシルの私室に1Aの友人達を案内した。深雪は中学校時代のようにタペストリー・コテージに案内されるのかと予想していたのだが……
「…………広過ぎませんか?」
「空間圧縮してあるからね」
「…………この豪華な家具やインテリアとかは? あれ、マネやモネ、フェルメールだよね?」
「儲かってるからね」
「…………あの絵は? 初夏みたいなキラキラした、天才的なタッチの絵画……」
「「春の訪れ」一夜にして雪解けした、現地ではまるで初夏の奇跡の光景を描いた傑作。世の中には知られていない」
前世ユルゲンシュミットはルシフェリアの側近、芸術巫女側仕え文官クリスティーネの作品、ハルデンツェルの春の訪れだね。今生ではシュミルズの一員です。
「美しいですね……」
「美術館に展示されていてもおかしくない、国宝物だよ、どれもこれも……」
「目の保養になりますね……」
一通り鑑賞した後で
「ルシル、ダイニングサーバーは、……あ、見つけた。皆、選ぶわよ」
「ちょっ、リーナ、」
「大丈夫、リーナにはカードがあるから」
リーナはダイニングサーバーでメニューを選び、カードをタッチしてそれぞれメニューを選ばせていった。
「やっぱり美味しいわね〜〜」
「本当にルシルさんとの中学校時代を思い出す美味しさですね。いえ、あの頃よりも更に美味しくなっている気がします……」
「本当に美味しいですね…………これなら学食に不満になるのもわかります……」
「…………ルシルさん、これ、もしかして、ザ・ルシフェリアの社内食堂と同じだったりする? 何回かお父さんと一緒にザ・ルシフェリアの社内食堂を利用したことがあるんだけど、それと遜色ない、……超えてるレベルだよ?」
「正解。ザ・ルシフェリアの福利厚生の一つだ。ザ・ルシフェリア社員のカードであれば無料。毎年品種改良しているから、レベルが上がるのは当然のこと」
「部外者は一食一万円〜だった筈。わたし達は接待の一環だからってご馳走されたけど」
「社食が一万円〜って……羨ましい福利厚生ですね……」
「一流商社マンたる者、一流品を、ということだね。食材調味料はほとんどザ・ルシフェリア産だから、会社の負担にもならない」
アイテムボックスのお陰で有り余ってるからね。有り余った過去の食料は全て輸出している。
「凄いね……」
「農業畜産漁業を始めとして、資源は国の礎だ。国は人、人は国。人を大切にしない国に、会社に未来はない」
天海とザ・ルシフェリアの圧力権力洗脳で、消費税諸々廃止改正させて日本はバブルになっただろう? ふざけんな、政治家財務省ブラック企業というお話だ。
「明らかに人の上に立つ資質ですね……」
「……リーナがカードを持っているのは倉橋ご令嬢だから?」
「それもあるけど、リーナはザ・ルシフェリアにも所属しているから」
「リーナなら納得のレベルですね」
ルシルは美酒美食と音楽、会話を楽しみながら、そういえばと質問してみた。
「司波君達は?」
「初日のこともありますし、わたし達は注目の的ですから……」
「視線を振り切るのも鬱陶しいのよ。わたしの認識阻害だとまだ5人くらいまでが限界だから」
「なるほど、君達目立つからねぇ。司波君やエリカ達も」
昼食は別々にした方が無難ということだ。ルシルの私室は認識阻害結界により、ルシルの許可した人間でなければ認識することもできない。
部活動新入生勧誘期間初日放課後、エリカが早速取り囲まれ、「ちょっ、どこ触って、イヤッ!?」となっていたため、ルシルが言霊で『止まれ』と告げた。上着がはだけたエリカに自分のコートをかけて、エリカを取り囲んでいた者達は全員『正座』させ、エリカに痴漢した犯人を『名乗り』出させた。エリカにボソッと泣いた振りしておけと囁いた。
「ルシルです」
真由美に即連絡した
「千葉エリカに痴漢した犯人を現行犯で捕らえたのですが、これ、罰則としてどうなりますか?」
『え……、ちょっと待ってね。鈴ちゃん、過去痴漢で捕まった生徒っていた?』
『…………前例がありませんね』
泣き寝入りしていただけではないのか?
「エリカ涙目になってるんですけど? 千葉のご令嬢に対する痴漢って、抗議文どころの話では済みませんよ?」
『うっ……、そうね……』
「退学後性犯罪者として家裁送りでいいのでは?」
『ちょ、ちょっと待って、ルシル君!? 今そっち行くから!?』
犯人達は((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルで、エリカはどん引きしている(笑)性犯罪など、被害者女性は何をされたのかしつこいくらい聴取されるようなので、家裁送りは好ましくないのだけどね。
「エリカ、とりあえずハゲにしよう」
途端にエリカはイイ笑顔になった(笑)エリカは服を整えてから「ありがとう」とコートを返してきた。
インベントリからバリカンを出してルシルとエリカで痴漢二人を丸坊主にしていった。
くくくっ、断髪式だ(笑)
ハゲが完成してから、「痴漢にはまだまだ甘い。まゆ毛も剃ってやろう」と告げたところ、全員吹き出した(笑)
「流石ルシル君ね」
ルシルとエリカはイイ笑顔をしている。痴漢共は完全に泣きが入っている。
額に「肉」、後頭部に「猿」とマジックでキュッキュッと書いていった(笑)エリカは爆笑している(笑)
「これが痴漢の末路だ。真由美さん、この痴漢肉猿共の裁きはお任せします」
「わ、わかりました……。……それで、この正座している子達は……?」
「エリカに群がり、結果痴漢に繋がった。幇助罪になるのかなと」
『!?』
「さてさて、どうしてくれようかなぁ? 男はマッパで警察署に突撃させて、」
正座している男達は全員青褪めている(笑)
「ちょっと待って!?」
「これは失礼を」
「え、えぇ、」
「男にはバイアグラを飲ませなければ」
「社会的にも死ぬわよ!?」
「女はSMクラブで女王様役、ど変態マッパ豚親父の相手をしてもらう」
今度は正座している女達が青褪める番だ(笑)
「そっち!?」
「え、どっち?」
「そうじゃなくて!?」
「なるほど、もっと厳しい罰を与えるべきだと。流石は七草お嬢様。見た目に反してドSだったのですね」
「それの反対に、わたしはドSじゃないから!!」
「え、ドMでしたか? 尻穴バイブ派? 三角木馬派? それとも夜中マッパ首輪犬お散歩派?」
「頼むから、そっちから離れて!?」
「七草ならベンチャー新進気鋭のSMクラブくらい経営しているでしょう。何を今更、」
「してないわよ!? 変なイメージ植え付けないで!?」
「全く、我儘なお嬢様だ」
「わたしが我儘なの!?」
「では七草が経営しているゲイバー、レズバーで、」
「してないわよ!?」
「してよ。儲かるから。男子生徒がゲイになりバイアグラ接待して、女子生徒はレズになり、」
「儲かったとしてもやらないわよ!?」
「ベンチャー新進気鋭の七草としてそれはどうなの?」
「そっ、そんなベンチャー聞いたこともないわよ!?」
ということで、ルシルは七草当主に連絡して、ベンチャー新進気鋭としてどうなっているのかと、心構えからして、問い詰めていったところ、魔法師犯罪者にはその従業員にすることを確約された(笑)七草弘一は相当引きつっていたが……
はーっ、やれやれとして、正座している全員を撮影してから脅しておく。
「今度このようなことをすれば七草直営店でそのようなことにしてやるから、それを忘れるな。返事は「はい」か「Yes」、もしくは「はい」のみだ」
「「「「「「「「「はい!!!」」」」」」」」」
ではこれにて解散。真由美は頼むからもう止めてとしか言えなかった。そのようなもの経営することになってしまうのだから(笑)真由美は父親の弘一から、頼むから生徒達を抑えてくれと懇願されたという……
「あいつらどうなるかしら?」
「最低停学処分だろうね。でも「痴漢」「肉猿」のレッテル貼られたから、自主退学するだろう」
「それもそうね」
「本当に美少女というのはそれ故損をすることもあるというのは、美少女税なのかな?」
「うっ、納得いかない税金だけど…………、それよりも、見た?」
「だから直ぐにコートをかけたのだけど?」
「うっ、あ、ありがとう……」
「あ、司波君だ」
「エリカ、探したぞ。随分な騒ぎになっていたが……」
「あ、ごめん」
「部活動見学の約束でもしてたのかな?」
「はい、それで待ち合わせ場所にいなかったから探してたらあの騒ぎです」
「エリカ大丈夫? あんなことされて落ち着いて見学できるの? 勧誘週間が終わってからの方が賢いんじゃない? エリカ可愛いから格好の獲物だろうし」
「う……、」
「俺は風紀委員の見回りがあるから、また騒動があったらそれに対処しなければならないためお勧めできないが? 天海君と一緒にいたらどうだ? その方が安全だろう」
「ルシル君、頼んでいい?」
「喜んで。あぁ、司波君、剣道部と剣術部の演武見学をお勧めする。問題児が多いみたいだから」
「わかりました。情報ありがとうございます」
ルシルは私室にエリカをエスコートした。
「そういえばルシル君のコート、快適な温度と凄い気持ちいい質感だったんだけど、どうなってるの?」
「ザ・ルシフェリアの魔法科学製品というよりも、マジックアイテムだからね。夏でも冬でも常に快適な温度設定」
「凄っ……、それを日替わりでって、いくらするのよ……」
「市販はしていない。フルオーダーメイドだから。金額は気にしたこともない」
「超絶セレブね……」
「私はとんかつや唐揚げも食べる庶民だ」
「それ、詐欺だから」
解せぬ
そして到着しました。ルシル君の私室
「え、なにこの豪華な部屋……?」
「学校からもらった私の部屋」
「ちょ、ちょ、ちょっと待って! どうやったらこんな豪華な部屋もらえるのよ!?」
ふふっ、と微笑み、お茶をすることにした。
「エリカ、シャワー浴びないで気持ち悪くない?」
「へ?」
「ここ浴室あるから、あそこ」
「そんなのまであるの!?」
「痴漢されたら気持ち悪くない? シャワー浴びてきたら?」
「う、うん、ありがとう……」
浴室に案内して、洗濯機(ヴァッシェン・マシン)の説明などをしていくと至れり尽くせりの環境に驚愕された。
その後、エリカが浴室で服を脱いだ後で顔だけ出し、「一緒に浴びる?」とからかってきた。
「そうだね、一緒に浴びようか」
「……………………え、え、え!?」
「痴漢なんて忘れさせてあげるから」
混乱するエリカと一緒にシャワーを浴びて、そういうことになった(笑)
その後は閨でエリカを満喫した(笑)
「……………………まさか今日初体験することになるなんて思わなかったわ……」
「え? 痴漢を忘れたかったのでは?」
「…………わ、忘れたかったけど、ちょっとからかったつもりだったのに、」
「そんな……私は遊ばれていたのか……」
「ううん!? 初めてをルシル君に捧げたのは光栄だし、嬉しかったから……」
ふっ、勝ったな(笑)色々な体位で何度も愛し合った。もう体力の限界だからと口でご奉仕もしてくれた。これは癖になる。
行為後、ヴァッシェンして、服を着てから、エリカが「うぅっ、股間に違和感が……」と……
「初体験後の女性特有の現象だね。すぐに慣れるよ」
「…………ルシル君、随分と手慣れてるみたいだけど、他にも経験あったりする?」
「深雪やリーナとか」
「納得したわ……」
「女性を口説くのはマナーだからね」
「ルシル君を一人の女の子だけでは無理よね……」
「エリカが可愛いから、止まらなかった。エリカが可愛いのがいけない」
「うぅ……」
行為後、ディナーに、ダイニングサーバーから庶民的な油淋鶏定食にしたのだが、「これの何処が庶民なのよ……」とエリカにツッコまれた。
「…………こんなに美味しい甘い旨味の溢れる、サクッカラッジュワッの鶏肉初めてよ?」
「とある庶民がとある庶民の果物で飼育した鶏肉の庶民が料理した油淋鶏だね」
パルゥ鶏です。
「…………その庶民も果物も、料理人も、庶民詐欺じゃない……」
「庶民と貴族の壁あるある」
「貴族は貧民か!? なんなのよ、その庶民詐欺は!?」
「私は庶民だ」
「ふざけるな!? こんな美食食べてる庶民がいる訳ないでしょう!?」
「ここにいる」
エリカはルシルには口でも、閨でも絶対に敵わないと理解した(笑)また一戦してしまって、翌日、喫茶店で溢れないか冷や冷やしたと要求された時にはまだまだ不満なようだねとヤッてしまった(笑)深雪やリーナ、夕歌、澪、響子、亜夜子などなど、あるあるだ(笑)響子は「ルシル様、本当に男の子ですか?」と、本気で疑われて、混浴したところ、そういうことになった(笑)烈爺からは娶ってもらえと祝福されている。いい男というものは年の差など気にしないものだと。
この日、生徒会から全校放送があり、悪質な魔法を使用した新入生勧誘は犯罪行為として警察に引き渡すこともありえるため、くれぐれも節度を保つようにと通達された。
以降、ルシルの顔を見ると「やべっ、マジやべっ」と顔を背ける生徒が続出することになった。
魔法科高校のような部活動勧誘など現実的に存在するのでしょうか?