深雪とリーナ、エリカが集まり、エリカがルシルに抱かれたことの報連相を……
「ルシル君の身体、凄すぎない? 無駄な贅肉一切なくて、必要最低限の筋肉のみって感じで……」
「13歳くらいだったかしら? ルシルの身長が急激に伸び始めたの。 伯母様からルシルの食事にはくれぐれも注意するようにって頼まれてるのよ」
リーナの発言に深雪とエリカは首を傾げた。
「天海のアルコール摂取は毒耐性訓練の一環でもあるけど、ルシルってアルコール飲まないと痩せちゃうんだって」
「「え……」」
「普通なら、アル中一直線だけど、ルシルってどれだけお酒飲んでも酔わないから、その心配はないんだけど……」
「あれ以上痩せたらマズいわよね?」
「間違いないわね」
「それは病気の類なんかじゃないのよね?」
「肝臓も含めて健康体そのものらしいわ。専属医師は体質そのものだって結論付けたって」
【状態異常無効化】の【発】重宝しますね。
「本当にルシル様の身体は不思議ね……」
「身長180cmあるのに、体重53kgって痩せすぎよね?」
「ほとんどの女の子達と体重あまり変わらないと思うわ」
「ルシル様は太れない体質……羨ましいわ……」
「いいえ、伯母様が問題視して、ルシルのアルコール摂取止めさせたら、10日くらいで?激ヤセして骨と皮状態……体重45kg切ったとか……、あれでも伯母様またベッドの住人になっちゃったから……」
「えぇと……、」
「それは、なんと言いますか……、」
「……アルコールはルシルにとってガソリンなのよ。もうあの時の伯母様が本当に気の毒だったわ……」
「……それ、完全にアル中発言じゃないの?」
リーナは困った笑顔で首を横に振り、溜息を溢した。
「アルコール摂取しただけでまた体重戻ったのよ? あの症状には主治医も匙を投げていたらしいわ……」
「…………ルシル様は特異体質だということですね……」
「人間何かしら欠点があるものだもの。ルシル君も人間だったっていうことね」
エリカの結論にリーナは乾いた笑みを浮かべた。
あの時のルシル君は変化して誤魔化した(笑)アルコール制限など拷問だと。
ルシルの私室を訪問してきた真由美は一通り見学すると……
「空間圧縮って本当に凄いわね……プールや大浴場まであるなんて……」
大浴場はグリードアイランドの景品「美肌温泉」になっている。女性から大好評だ。あれに入ると無駄毛もなくなる(意味深)という優れものだから。
「ルシル様の、天海家の「空間魔法」のようですね」
「う〜ん」
「会長、どうかされましたか?」
「ちょっとその空間魔法について、ルシル君に確認したいことができたのよねぇ」
屋上のガラス温室で諸々収穫後、降りてきたルシルは真由美からとある相談事をされた。
ドリンクフリーでそれぞれ好みの飲み物を、収穫してきたフルーツ盛り合わせを食べながら
「それにしても羨ましい固有魔法ね。インベントリやドリンクフリーって」
「時計塔の果物も最高ですね」
「あぁ、これはここの屋上に設置したガラス温室産フルーツだよ」
「「「「はい?」」」」
エレベーターから空間圧縮されたガラス温室に案内したところ、全てに驚愕された。一体いつの間にと……
「真由美さんは調理部や茶道部などにもここのガラス温室産物を利用してもいいって伝えておいて」
「えっ、いいの?」
「人間美味しい物を飲み食いしていれば仲良くできる。生徒会も利用していいよ」
「ありがとうございます! 早速伝えておくわ」
和やかにお茶をしていたところで
「クラウドボール部なんだけど、学外のコートを借りているのよ。それで専用のバスで送迎してもらってるんだけど」
「空間魔法でコート問題を解決できないか、ということ?」
「そうなのよねぇ。移動にも時間かかるし」
「一高、性犯罪者多そうだしね」
真由美達は吹き出した。ゴホゴホと……
「…………どっ、どういうことよ!?」
「エリカに痴漢した性犯罪者然り、剣術部のハラキリだったかな? 壬生浪士の防具と胴着を斬ったとか? 実は剣術部で輪姦そうとしていたとか? 否定できる?」
「「「「…………」」」」
「ハラキリ、浪士に惚れていたみたいだし? 公開凌辱プレイ趣味があったとか?」
「…………確認しておくわ……」
翌日ルシル達は私室で昼食を摂ろうとしていたところに、深刻な表情の真由美が沙耶香を連れて訪れた。ルシル君に相談したいことがあるのと……。昨日の出来事を聞いた深雪達も深刻な表情になった。
「では外食にしますか」
ルシル達はイタリアンの店に入った。3人揃って1万のコースランチだ。当然のようにルシルと真由美はワインも注文した。
「一高に入ってから昼休みに外食なんて初めてでワクワクしていたのよね」
「会長もですか? わたしもです」
「私は珍しくない」
真由美からジト目が返ってきた。
「本当にルシル君はフリーダムよね……」
「学食はあまりにも普通なので、それなら美味しい店を開拓しようかなと」
「学食結構美味しいと思いますよ?」
「まあルシル君は家が家だしねぇ……。舌が肥えてるのよ」
「それにルシル様も会長もお酒飲んでるし……。ルシル様は私服だからともかく?として、会長は制服じゃない……」
「真由美さんはコスプレしてるだけだから」
「まさかのコスプレ扱い!?」
「そう、だから問題ないの」
「このレバーペーストとシャンパン中々合うね」
「ほんとね〜〜 カプレーゼとも合うわ」
「うぅ……、これが上流階級の余裕なのね……」
「沙耶香さんもお酒飲めばいいのに。このニョッキとも相性抜群だよ?」
「わたし、お酒、飲んだことないんです……」
「大学に入ったら新歓でお酒なんて普通に出てくるし、一気飲み強要されて、急性アルコール中毒になって救急車とか洒落にならないよ?」
「そうそう、今のうちからある程度は慣れておいた方が良いわね」
「酔っ払って意識朦朧状態で乱暴されるなんてケースもあるからね」
「あぁ、たまにニュースになるわね」
「……分かりました、わたしも飲みます! そう、わたしはコスプレしてるだけなのよ」
……この後酒に酔った沙耶香から愚痴が出るわ出るわ……。デザートを食べ終わる頃には沙耶香は酔い潰れてしまった。
「これで一通り不平不満を愚痴として吐き出したので、スッキリしただろう。聞いてもらって満足したんじゃない?」
「本当にありがとう、ルシル君……」
会計後
「……って、なんで壬生さんは浮いてるのよ?」
「テレキネシスで。大丈夫。認識阻害で、監視センサーには映らないようにしてある」
「はぁ……、本当に規格外ね……。ねぇ、壬生さんは十高の方が合っていたと思う?」
「魔法技能はあちらの方が伸びただろう。でもあそこ、剣道部も剣術部もないよ?」
「え、そうなの?」
「新設したばかりというのもあるが、日常生活やインフラ、娯楽にどのようにして魔法を有効活用するかといった研究や議論が盛んなので、部活にさほど意欲的ではないんだよね。調理部や分子ガストロノミー研、チーズ研究会などは熱いみたい」
「それじゃあ、壬生さんが十高に入学していたらどうなったと思う?」
「魔法技能は向上しても、剣道部を起ち上げても、部長部員壬生沙耶香一人状態になるかと」
真由美は絶句している。
「十神遼介さんが卒業してから、何故かあそこ、武術などのガチンコ嫌いが集まって。マーシャル・マジック・アーツ部は廃部だし。まあ、私と校長が平和主義者だから、それに似た人材が集まったのかなと」
「……まさか、武術系皆無?」
「スポーツもないね。体育だけで十分だと」
真由美は絶句している。
「武術など軍人や警察まっしぐらの未来しか見えない。魔法による食料自給率の向上、新たな美酒美食の創造、エンタメへの導入、インフラの効率的な整備などなどでお国に十分貢献できるというのが主流」
「なるほどねぇ……、確かにそれは魔法師の目指すべき道よね……」
…………何処ぞのドジっ娘を題材にして、如何にして合法的に、悪戯を、バレなければ犯罪ではないという、趣味部なんかもあるからねぇ(笑)声真似顔真似文字真似、気配偽装、などなど、なんでもありな…………一体あれを起ち上げた何処ぞの誰は何者なのだろうか…………ゲフンゲフン!!
あれにはレナも頭を抱えており、もう就職先は時計塔暗部や公安しかないとルシル君は爆笑したものだ(笑)
彼処の標語、モットーは「憧れはミズ・ファントム」です。
それを問題視したレナが詰問したところ、「バレなければいいのです」と公言されたとか……(笑)
これをお話ししたところ、ドジっ娘も頭を抱えていた(笑)
あの時の夜はレナが熱かった。
それにしてもと真由美は続けた。
「ルシル君のことだから壬生さんのことも、……だ、抱いて慰めるのかと、」
「それはない」
キョトンとした真由美に真顔で返した。
「沙耶香さんって色気なさそうなスポーツブラやパンツ履いてそうだから」
「なにその理由!?」
「大体その人を見ただけで直感で理解るんだよね、これが」
もう既に抱いて確認済みだ。
「そ、そうなのね……」
「その点真由美さんは流石だよね?」
「あっ、ル、ルシル君……」
ルシルは真由美を保健室に認識阻害でエスコートしてハッスルしてしまった(笑)しかも下には寝ている壬生沙耶香(笑)下手に音を立てたら起きるよと(笑)しかしドSとして平然としゃぶらせてパンパンパンパンした(笑)沙耶香が目覚めてからガン見されたので、参戦してもらったが(笑)以降、沙耶香は下着がエッチになった(笑)
寝取りディッター最高!!!
ルシル君のアルコール現象は作者が20代〜の体質で実体験です。脂?油?に吐き気がして酒が欠かせない困った体質です。
感想コメント大歓迎です!!!