本好きの念能力者 @ 魔法科高校   作:avagnale

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因果応報


厄災と空白、灼熱のハロウィン

 鎮海軍港に集結していた大亜連合艦隊は、司波達也のマテリアル・バーストで消滅……朝鮮半島はルシル君のエバネスコで消された。アイに殺られた死体は全てインベントリに収納して、大亜首都上空へポイ捨てした。そして厄災「ヘルベル」の殺意に感染して大亜と新ソ連の首都は壊滅した。これに加えて黒マテリアのメテオで大亜と新ソ連主要都市官公庁軍基地、八仙本部太乙方院に召喚した隕石を多数落とした。

 まさか使用する機会があるとは思わなかった。前世でも使用したことなかったからね。

 

 ※ 本好きの念能力者 44 FF7

 

 シャンバラの遺産である天罰業火ラス・フレイムも放たれ、大亜と新ソ連あちらこちらの大都市も灰燼と化した。

 

 この日の事件は「厄災と空白、灼熱のハロウィン」と呼ばれるようになった。大亜と新ソ連が擁する公認非公認戦略級魔法師も多数高みに上がった。

 これがキッカケになり、大亜と新ソ連は崩壊して、東南アジア同盟のベトナム、ビルマ、ラオスは大亜に侵略された北部を取り戻し、分離独立する国が多数出てきたのは必然だろう。三国志どころの状態では済まないくらいに分裂した。三矢と九島から旧式武器を売り、内乱を煽りに煽る。

 樺太北部間宮海峡対岸の新ソ連の領土は島にして日本領土にした。命名「間宮州」。間宮州の担当は九鬼に任せた。キメラも程々にしろと、警告左遷の意味もある。癌発症率どんだけ多いんだよと。

 

 

 

 朝鮮半島が消えた件で司波達也は佐伯や風間から詰問されたのだが、「知りません。国防陸軍大将に確認されては?」と一蹴した。

 

 満州や済州島などもヘルベルで人もどきは全て殲滅され、国防軍が速やかに済州島を占領した。

 

 国防陸軍蘇我大将に呼び出され、出頭した佐伯はカムチャツカ半島、風間は済州島への左遷を通達された。

 

「佐伯、風間、戦略級魔法の使用可否は貴様等の管轄ではない。シビリアンコントロールに従わない私的な常設兵力の存在など認めてはならない? シビリアンコントロールの意味を知っているのか? かつて貴様等は上の方針に従わずに大越紛争に介入したな? 貴様等が言うな。天皇陛下の意志の下、陛下直属の神祇省が戦略級魔法師を管理して使用許可を出す。十師族他諸々は解体されて同じく神祇省傘下になる。風間は少年兵を認めるという法を犯した、軍法会議物だ。済州島諸々を速やかに整備するように。大黒竜也特尉は除隊させる」

 

 この通達に青褪めた二人は内心はどうあれ従った。

 

 国防陸軍101旅団独立魔装大隊から真田と柳を除隊させて時計塔ザ・ルシフェリアに引き抜いた。真田は研究所、柳はアンナの護衛兼暗部所属だ。二人は時計塔の年俸と待遇福利厚生に驚愕していたが、快諾した。

 

「柳にはこれを支給する」

 

「? 御前様、これは何ですか?」

 

「飛行魔法CADと完全思考操作CAD」

 

「なんと……、ありがとうございます……」

 

「古式で精神の習熟した柳なら問題ないだろう」

 

「……もしや御前様も汎用型CADに否定的ですか?」

 

「あれ、未成年は馬鹿になりそうだ。そもそも私はCADなど必要ない」

 

「それは凄まじいですね……」

 

「ふふっ。柳はアリサの護衛の十神茉莉花を鍛えてくれ」

 

「十神のお嬢様ですか」

 

「本人はマーシャル・マジック・アーツ志望だから、柳ならいい師匠になるだろう」

 

「はっ、了解しました」

 

「柳君、天海家、時計塔ザ・ルシフェリアでは、御前様や姫様方に対して「かしこまりました」と返事をしてください」

 

 大門からの注意に柳は頷いた。大門と柳はお互い呼び捨てする仲になった。

 

 

 

 その夜、時計塔で真田と柳の歓迎会が藤林大門、響子主催で催された。

 

「改めて、時計塔ザ・ルシフェリアへようこそ。歓迎するよ」

 

「歓迎します」

 

「「ありがとう」」

 

 それにしても我々を御前様がスカウトした理由はと話題になった。

 

「真田さんは技術士官として優秀だと司波君から推薦があったみたいですね」

 

「柳は沖縄であれを力付くで抑え込んだんだろう? 御前様はそれを評価されているんだ」

 

「「それは嬉しいな……」」

 

「御前様はそもそも少年兵は違法だと、戦略級魔法の使用許可をたかが大尉が出すものではないと問題視されていましたからね」

 

「そのようなこともあり、御前様は佐伯と風間のことも、ねぇ」

 

 十師族に頼らない国防軍を掲げているが、十師族直系や十八家から軍人を出してもらったり、引き抜きをかけている時点で矛盾しかしていない。都合の良いダブルスタンダードもあったものだ。

 それに飛行魔法を達也に入手させて解析量産しようと試みていたことも掴んでいる。奴等がもう表舞台に出ることはない。

 

「…………101はどうなったのか知ってるかい?」

 

「佐伯はカムチャツカ半島へ、風間は済州島へ左遷島流しだよ」

 

「そうか……」

 

「101粛清まで検討されていたのですよ?」

 

「戦略級魔法の使用許可が、たかが、大尉の許可? シビリアンコントロールはどうなっている? ……御前様は内心激怒されているよ」

 

 この暴露に真田と柳も内心冷汗ダラダラである。

 

「「銀狐」「大天狗」も含めて巫山戯るなと相当我慢されていらしたようですから」

 

「「…………」」

 

「御前様の怒りの一端が「白鯨モビーディック」ですよ」

 

 響子の暴露に柳と真田は驚愕しながらも、それ程の実力者ならと頷きあった。

 

「えぇ、本当に天海家に喧嘩を売ることだけは止めてください。白鯨モビーディックにしても、何故ああいうことになるのか、意味がわかりません……」

 

「……徹底的に、嫌がらせにはなっているのだけどね……」

 

 白鯨モビーディックの副次的効果に真田と柳は引きつっている。

 

「御前様は愛国者ですから。敵国には何をしても構わない。むしろ徹底的にしてやれと推奨されています」

 

「……具体的には? 俺達には御前様の判断基準がまだ理解できていない」

 

「そうだね」

 

「「生命は大切に」をモットーに、なんでもありだね」

 

「「それは……」」

 

「大亜など人もどきだと、人として認められていませんから、合法です」

 

「おい……」

 

「敵国など潰して何が悪いのかな?」

 

「くっ、言えてるな」

 

「…………神祇省は一体どれだけ戦略級魔法師を抱えているのか聞いてもいいかな?」

 

 真田の好奇心も当然のものだ。

 

 白鯨モビーディック、エバネスコ、深淵アビス、バハムート、オゾンサークル、ヘヴィメタル・バースト、マテリアル・バースト、隕石流星群メテオ、天罰業火ラス・フレイム、リヴァイアサン、氷河期グレイシャル・エイジ、霹靂塔などなど……

 

 戦略級魔法を響子が数えていくと、真田と柳は引きつっている。

 

 どれもルシル君は使用できるという超絶チート

 

 エバネスコでさえ、戦略級魔法認定されるという……

 

 間宮州南側から満州を含めてを島、領土にする、ウラジオストクが首都の北日本公国と、カムチャツカ半島を領土にする穂州実公国が誕生した。島にしたのは【発】錬金術だ。大陸とは最低限100km離れている。北日本公国国王は日本宮家の一人である。国民は最近バブルで増加傾向にあった日本国民から移民させて、現地民は洗脳したから無問題。日本連邦誕生だ。北日本公国国王の嫁は何故か亡命ロシア人なんだよね(笑)北日本公国の国王夫妻はアリサのご学友の宮様のご両親だ。宮様は天海家で日本暮らし。国防軍対大亜強硬派は全て北日本公国に帰化させた(笑)好きにドンパチしていろよと(笑)もう大亜崩壊してるけど(笑)モブ崎家は警備会社も含めてカムチャツカ送りだ(笑)

 

…………天海ルシルは四大老の一角の穂州実家を、若さと美に執着する醜い妖怪婆を族滅するのも躊躇なく一瞬で済ませたのに何故か? 穂州実家次期当主である穂州実富貴花は魔法を絶対的に無効化する神通力を持つ異能者であるのに、五大厄災「欲望の共依存 ガス生命体アイ」により、縄状に捻り殺されてしまったのに。

 

 

 

 蘇らせた(笑)

 

 

 

 穂州実明日葉はアンチエイジングに多大な金銭と時間を投じた結果を排除して老婆の姿でね(笑)

 

「…………………………………………こ、ここは……?」

 

「…………………………わ、私達は……」

 

「やあ、息長真人(おきながのまひと)を自称する醜い妖怪婆とその孫娘野生児」

 

「なっ!? だ、誰に対して、!? …………あ、貴方はまさか……!?!??!」

 

「妖怪婆が、貴様が、内心見下していた成り上がりの天海ルシルだ」

 

 ツェントの圧と魔力で威圧した。

 

「「ヒィッ!??!?!?!」」

 

 おやおや、お漏らししてますよ?

 

 問答無用で穂州実なら由緒正しいお家柄だからカムチャツカ半島の穂州実公国の女王様になってくれるよねと通達した(笑)天海ルシルへの恐怖は心に植え付けられており、当然快諾してくれた。

 穂州実一族と高野山の連中は全て着の身着のままでカムチャツカ半島にポイ捨てした(笑)日本国天皇陛下と天海家に絶対的忠誠心を遺伝子に植え付けておいた。

 穂州実富貴花はサバイバルに長けているんだよね? 開拓頑張って(笑)穂州実に開拓アウトソーシングするから(笑)日本から、色々輸入しないと詰むからね。

 

 これには元老院四大老の新たな一角である倉橋佳奈……ルシルの叔母もお腹を抱えて、腹が痛そうだった(笑)

 他の四大老達は引きつっていたが……

 

 解せぬ

 

 

 

 

 

 

 




穂州実家の末路は24話にシレッと加筆修正しておきました。
感想大歓迎します!!!
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