本好きの念能力者 @ 魔法科高校   作:avagnale

45 / 94
飽きました


暴露と末路

 九校戦出場はルシルとリーナは即座にお断り(笑)

 

 ただでさえ三競技も変更になったのにと、生徒会室では全員頭を抱えていた(笑)

 

 カフェテリアでのその時の会話

 

「…………そもそも何故ルシル様は試験を受けていないのですか?」

 

「免除されている」

 

「「「「「「「!?」」」」」」」

 

「では九校戦は、」

 

「海外リゾート・バカンス予定だから無理」

 

「魔法師の海外渡航は、」

 

「天海家には関係ない」

 

 転移門ゲートなどもあるのでね。

 

「今年はまるで軍隊かというくらい、軍事色が強過ぎる。私達には軍人になる意思も予定もない。私は貴方達のような犯罪者にはなりたくないので」

 

 司波兄妹、北山雫、光井ほのか、の順に見ていった。

 

 去年の風紀委員での疑似キャストジャミングによるテロ行為や九校戦の戦場扱いについて指摘したところ、全員愕然としている。

 

「スピードシューティングが外された原因の一つは能動空中機雷アクティブ・エアー・マインによる範囲射撃と範囲爆撃という戦場と勘違いした魔法兵器を使用されたこともある」

 

「そんな!?」

 

「鳥獣保護管理法であの魔法は違法だ。罠猟での爆弾の類だからだ。スピードシューティングはクレー射撃の魔法版であり、クレー射撃の起源は狩猟訓練だ。あれで狩猟成果はどうなる? 爆散して狩猟成果はなくなる。生命を馬鹿にしているだろう。競技変更の理由の一つがキチガイ・サイコパス司波達也、貴様のせいだ」

 

「俺が原因……」

 

「能動空中機雷アクティブ・エアー・マインのインデックス登録、北山さんになっているが、汚名を押し付けるとはなんて卑劣なのか。人倫にもとる行いだろう」

 

「「「「…………」」」」

 

「光井さんは光のエレメンツだろう?」

 

「は、はい……」

 

「依存因子を悪用されてないか?」

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

「競技を戦場と勘違いした、フラッシュによるテロ行為、何の疑問もなく実行するなど、そうとしか考えられない。一高は生徒会、風紀委員、部活連、他にも犯罪者の巣窟だ」

 

「司波達也、本当に素性を隠しているつもりなのか? 目立ちたがりのただの馬鹿ではないか。『四葉』らしいといえばそれまでだが」

 

「「「「「!?」」」」」

 

 ルシル君は指を鳴らして司波達也の精霊の目を封印した。

 

「なっ!? 深雪が見えなくなった!?」

 

「貴様のその目は鬱陶しい。封印させてもらった。妹を四六時中監視するなど、それは『覗き』という性犯罪だ。その目は透視もできるだろう? 去年エンジニア担当した女子選手達も例外ではない」

 

「「「「「!?」」」」」

 

 色々指摘していったところ、指摘された人物達はもうルシルに構う余裕はなくなった。

 

 猟犬部隊ヴォルへニールにキチガイ・サイコパス性犯罪者司波達也を拘束させて連行し、それではと去っていったルシル達。

 

 

 

 

 

 

 雫はインデックスへの登録がマズいことに気が付かされ、登録を抹消できないか両親に相談した。

 

 後日、北山家で……

 

「お父さん、ルシル様って……?」

 

「……天海家は政財界の黒幕フィクサー、元老院の頂点、御前様らしい……」

 

 北山潮が四大老の一人、東道青葉に相談したところ、教えられたのだ。

 

「凄い……」

 

「天海家はかつての朝廷陰陽寮頂点の安倍晴明直系だ。ルシル様は天海家現当主でもある」

 

「それは……、現代魔法師なんて比較にもならない権力者ということね……」

 

「魔法大全インデックスへの登録を抹消しなければ北山家のイメージは……」

 

「天海家であれば、それも可能ということなのね……」

 

「それを指摘してくださった時点で温情だろう。まさか違法だとは思いもしなかった……」

 

「でもよくよく考えてみれば当然の指摘よね…………あの魔法が戦場で使用されたらって考えると……」

 

「うん……、わたしは生命を馬鹿にしているだろうって指摘されて反論できなかった……」

 

「…………雫は司波君と縁を切りなさい」

 

「はい……」

 

 といってももう会うこともないのだが。

 

「問題はほのかちゃんだが……」

 

「エレメンツの因子を悪用されてるって……」

 

「最低ね……」

 

「…………司波は四葉だって……」

 

「「!?」」

 

「……あのように狂ったことをできるのは四葉以外ないって……、目立ちたがりのただの馬鹿、正に四葉だって……」

 

 雫は涙を零している。雫を抱きしめる両親……

 

「…………雫はほのかちゃんをどうしたいんだ? 正直私も腸が煮えくり返る思いだ。御前様に訴えたいくらいだ」

 

「…………四葉にはそれだけの背景があるから、わたしは達也さんを軽蔑しても、深雪とはお友達でいたいと思ってる……」

 

「「雫……」」

 

「それに、信用してしまったわたしにも問題があるから……」

 

「雫……、それは私達大人でも気付かなかったことなのだから、」

 

「ううん、これはわたしが反省しなければいけないこと……まさか生命を侮辱している、部活も侮辱している最低な行為だったなんて……」

 

 

 

 後日北山親子との会食の席で土下座謝罪されて、ルシル君はドン引きした。

 土下座を止めてもらってから始まった会食で、インデックス登録を抹消してもらいたいというお願いに、能動空中機雷アクティブ・エアー・マインを消しておいた。

 

「それで、光井さんはどうしているかな?」

 

「……引きこもっています…………確かにルシル様のおっしゃる通り、あのフラッシュはルールに載っていないからといってやっていいことではないと思いました……」

 

 雫はあくまでも競技でのクレーを破壊する行いであり、まだセーフだと判断したが、ほのかは完全にテロ行為であり、犯罪行為であるため、ルシル君は助ける気にもならない。エレメンツの依存因子を利用された結果だが、犯罪は犯罪だ。引きこもって反省しろ。

 

「奴は魔法師の兵器からの脱却を目指しているそうだが、どの口が言うのだろうね」

 

「はい……」

 

 後日司波達也は退学処分になり、月の裏側の地下にある時計塔ザ・ルシフェリアの監獄兼研究所に収監された。

 四葉は文句も言えない。むしろ親世代はこれにホッとしていたくらいだ。子供世代? 四葉真夜から達也が瞬殺されたことを説明されて、天海家は完全に禁忌であり、絶対に逆らうことのないよう、機嫌を損ねることのないよう通達された。

 司波深雪? 諦めの境地で受け入れた。兄がキチガイ・サイコパス性犯罪者と指摘されて否定できなかったから。

 司波達也は収監後にルシル君に脳や心臓を採集からの魔石化、再成を繰り返され、人体プラント扱いされた。精霊の目と分解再成専門部隊エーヴィリーベが誕生した。

 光井ほのかは鬱病になり引きこもり。

 女優の雌豚は未成年売春行為で報道されて芸能界から干され、ある日首吊り自殺。

 

 

 

 




これにて終了です
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。