本好きの念能力者 @ 魔法科高校   作:avagnale

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ペンタゴン、ロリコン量産機疑惑


九島光宣保護とリーナの帰化

「烈爺、光宣、ネグレクトに近くないですか?」

 

「……ルシル君にはわかってしまうか……」

 

「九島、狂ってませんか?」

 

「……君にはそこまでわかってしまうのか……」

 

「ちょっと友達として見過ごせないかなと。一般家庭で愛を知った方が良くないですか?」

 

「天海家なら問題ないか……」

 

「光宣の体質、サイオン・コントロールを習熟させることで改善できないかなと。サイオンが活性化して、サイオンの経路をズタズタにして、それを修復、の繰り返しのように見えます」

 

「!? …………君にはそう見えるのか……」

 

「最近ホテルの一つを買収したので、そちらに部屋を与えることもできますが?」

 

「……君は相変わらず大人顔負けだね……それが一般家庭とは疑問しかないが……」

 

「ふふっ、世の中嘘偽りばかりですからね。九島現当主はやりすぎかと」

 

「否定できないよ……」

 

 光宣を天海家で預かることになった。

 

 

 

 USNAでアンジェリーナ・クドウ・シールズと出会い、リーナと仲良くなり、スターズ候補生との殺し合いから助けて、日本に帰化させた。ついでにリーナのファンのミカエラ・ホンゴウもスカウトしてきた。以降本郷ミアだ。天海家で側仕えをしてもらう。

 

 ……ミアについては悲惨な末路に思うところがあったため、スカウトしたのだ。実際話してみると可愛いいい子なのに、あの末路はないだろうと。

 

 【発】でハッキングすればPDなど余裕で捏造できる。

 

 光宣にリーナを紹介した。健爺の孫娘として。

 

「はい? 確かお祖父様の弟の……、僕の大叔父ですよね?」

 

「USNAから貰ってきた」

 

「貰ってきたって……、ルシルさんは相変わらずですね……」

 

 アリサも貰ってきたからね。

 

「よろしくね、光宣」

 

「はい、よろしくお願いします、リーナさん……」

 

「リーナでいいわ」

 

「はい、リーナ……」

 

「で、こんなありえない格好で魔法少女(笑)をUSNAでやってたんだよね」

 

「え……」

 

「光宣まで何よ、その反応は!?」

 

「だって、ねえ?」

 

「はい、おヘソ丸出しのミニスカとかありえません」

 

 普通にドン引き物だ。

 

「うっ!?」

 

「それにボーダーニーソックス(笑)」

 

 最高にダサいと思う。

 

「うぅっ!?」

 

 ファッション・センス皆無な件。

 

「ペンタゴンも頭大丈夫? 招き寄せるのはロリコン性犯罪者だよ?」

 

「亡命して正解ですね」

 

「……………………なっ、なんてことわたしはさせられていたのよーーーっ!??!?」

 

「ようやく気付いた?」

 

「ポンコツですね」

 

「よ、容赦ないわね!?」

 

 これくらい指摘しないと自覚しないよね。

 

「だからこれからショッピングだ」

 

「そうですね。親戚として放っておけません」

 

 ショッピングからのリーナ着替え後、混浴して、冬を迎えてしまった。

 

 リーナと完全に同棲状態だ。

 

 …………リーナといたしていたところを母に目撃されても、「孫が楽しみね〜」と、父からは正座させられて、「いいか、未成年の間はゴムとピルは必ず使え」と渡されて終了だ。

 

 両親なりのギャグなのだろう。

 

 ミアも交じるようになった。

 

 

 

 

 

 

12歳

 

 リーナとミアはサイオン文字会話に驚き、やはり頑張ってもできなかったため、座禅瞑想から始めさせた。

 

「リーナ達も驚きますよね。毎日することで速度強度規模だけでなく、制御力なども上がるのですから」

 

「イボクリも驚愕したわ。サイオンのイボが喋るってなんなのよ……」

 

 ミアも同感ですと首を縦にコクコク振っている。

 

「あはは、僕も未だに理解できません」

 

「やったらできた。何事も想像力さ」

 

 そこにルシルが空を飛びながら現れた。隣には烈と響子がいる。

 

「ちょっ、それ、まさか飛行魔法!?」

 

「ルシルさん、凄いです!」

 

「ははは、驚いてくれた」

 

「しかもルシル君は例の如くCADを使っていないのだよ」

 

「凄い、流石はルシルね!」

 

「素晴らしいです!」

 

「リーナさんと光宣君、ミアさんもルシル君のこと本当に大好きね」

 

「当然よ(です)!」

 

「ちょっと飛行魔法についてルシル君と会議があるから、光宣とリーナ達は座禅瞑想していなさい」

 

「はい!」

 

 ルシルと烈、響子達で会議になった。その問題点も交えて……

 

 飛行魔法CADを販売したら同盟国にも輸出することになる。同盟国など潜在的な敵国でしかない。沖縄海戦で援軍を派遣しなかったりね。USNA内部には華僑やロシアンマフィアも多い。流出を防ぐのは不可能だ。敵国の軍事力を増強するなどそれは売国奴だからね。

 

「なるほど、敵国への流出は防げない、か……」

 

「……実際にルシル君のご両親はその危険性について怯えています……」

 

「我々もその危険性を指摘されては易々と公開する訳にはいかないからね」

 

「面倒くさいですが、会社を設立しますか。資源商社ザ・ルシフェリア。通称『時計塔』意味は時代最先端。CEOは私、魔法顧問は烈爺、秘書は響子さん」

 

「待ち給え、そこで何故資源商社になるのだね?」

 

「加重系三大難問、全て解明しています」

 

 烈と響子は処理落ちした。

 

「…………………………………………熱核融合炉も、かね?」

 

 海水から様々な資源を抽出するからね。

 

「最後の一つはアイテムボックスと命名しました。本当に擬似的な永久機関です。電力の蓄電もできる最強バッテリーですね」

 

「お祖父様、このままではルシル君が狙われます」

 

「うむ、早急に『時計塔』資源商社ザ・ルシフェリアを設立しよう。……ルシフェリアとはルシファーなどのモジリの類かね?」

 

「半分正解です。天使で悪魔という意味ですね」

 

「悪魔、かね?」

 

 烈爺と響子は疑問のようだが、スルーして話を続ける。

 

「問題は六塚や七宝などです」

 

「なるほど、電力と年次気象予測、か」

 

 世界中の電力会社を潰してやる。

 

「『時計塔』香港、ウラジオストック支社を設立して、日本産物と旧式武器を輸出して、反乱を煽りませんか? 九島だけでなく、三矢にも支部を提供します。当然六塚と七宝などにも利は与えます。日本産物はブランドです」

 

 麻薬も輸出して薬中にしてやる。

 

「なるほど、それで悪魔か。君はこの時代の怪物そのものだね…………それで、『時計塔』本社はどこにするのだね?」

 

「秘密です ♪ 近いうちにお披露目します」

 

「君は……、予め計画していたのか……」

 

「私は愛国者です。敵国の嫌がることは積極的にします ♪」

 

「くっ、くくくっ、素晴らしい」

 

「ルシル君……」

 

 何故に自分達は侵略されないと思っているのだろうね? その勘違いを正してやる。侵略者は我の方だ。

 

 

 

 東京湾に隠蔽した時計塔を具現化した。360,000mの超巨大タワーだ。両親や烈爺、響子、リーナ、光宣達を案内したところ、色々と目をひん剥いていた。

 

 念能力超便利\(^o^)/

 

「…………ルシル、あれって絶滅した筈のトキじゃないか?」

 

「貴方にもそう見えるのね……」

 

「ルシル君、一体どういうことなのかね?」

 

「私の固有魔法『別天神リアライズ』は想像したものを具現化します」

 

「それは……、規格外にも程がある……」

 

「あの……、現代魔法では、ルシルのようなことは……?」

 

「現代魔法どころか、古式魔法ですら不可能ですな……」

 

「ルシル君の魔法演算領域は一体どうなっているのか、不思議ですね……。そのような規格外に過ぎる魔法があるのに、普通に他の魔法も使えるだなんて……」

 

「響子さん、それは一体どういうことですか?」

 

「……固有魔法があるBS魔法師は魔法演算領域を占有されて、他の魔法の使用が難しいのが常識です。ルシル君のような規格外の固有魔法で……」

 

「うむ、格好の獲物そのものだね」

 

「格好の獲物って……、ルシルは狙われるのですか?」

 

 血相を変えたルシルの両親に頷いた九島烈と響子はどこの閻魔大王なのだろうかと思ってしまう……

 

 また土下座する父には溜息物だけど……

 

「いや、本当に土下座は勘弁してください……」

 

「公衆の面前ならわたし達は批判されますよ……」

 

 烈と響子から懇願された父は即座にニッコリ笑い、顔を上げた。

 

「私は家族を守るためならなんでもします。恥や外聞? 家族よりも美味しいんですか?」

 

「…………一般人の愛というものを思い知りました……」

 

「……ルシル君のお父様なだけはありますね……」

 

 現代魔法師に足りていないのは愛だよ。どこぞの妹の幼女おパンツ様を被ったダンブルドアを見習え。

 

「美味しいから絶滅してしまう。人の業は深いですね〜」

 

 両親と烈、響子はジト目でルシルを見ている。

 

「それにこの空間圧縮してあるという空間魔法もです。古今東西の魔法の常識を覆します」

 

「ルシル凄い!」

 

「ルシル様素敵です!」

 

「やっぱりルシルさんは神々に愛されているのですね!」

 

 リーナとミア、光宣にリスペクトされている。大いに称え給えよ。

 

「ルシル……、もしかしたら他のフロアでも何かやらかしてないか?」

 

「父上、失敬ですね」

 

「いや、父親として確認する必要がある」

 

「母親としてもね。他にも絶滅した動物を具現化しているのね?」

 

「リョコウバトやピンタゾウガメなどなど?」

 

 絶滅危惧種や鶴などの鳥獣保護管理法で規制されている鳥、穴熊とかも繁殖させてるよ? 鳥獣保護管理法をスルーしてやる。

 

「頭が痛い……」

 

「ニュースにしかならないわね……」

 

「光宣、リーナ、口外厳禁だよ」

 

「はい、お祖父様」

 

「グランパ、わかりました」

 

「ルシル君には護衛も必要ですね。大門さんにお願いしてみます」

 

「藤林の親族? 報酬弾むよ?」

 

「ありがとうございます」

 

 ということで藤林大門がルシルの護衛になった。

 

 『時計塔』資源商社ザ・ルシフェリアの設立と加重系三大難問の解明、そして副産物である電力水素、他食料販売輸出の発表は世界中に激震が走った。

 飛行魔法CADのお披露目として日本唯一の公認戦略級魔法師である五輪澪が乗る、通称『駄目人間製造機』完全思考操作型CADも兼ねる変幻自在の空飛ぶボールとエアカーを発表したところ、国内どころか、同盟国からも販売を打診されたが、全てスルーした。

 

 外務省などとお話し合いして、時計塔は治外法権が認められた。

 

「これで日本は資源大国になりました」

 

「めでたいことだ。……それで、何故五輪澪嬢がルシル君の隣にいるのだね?」

 

「婚約を打診されました」

 

「わたしはあれを婚約指輪と解釈しました」

 

「ははは、ルシル君には今後も婚約打診が相次ぐだろうね」

 

「まともな女性なら歓迎しますが、突然金持ちになると自称親戚や胡散臭い詐欺師が近寄ってくるのはセオリーですよね?」

 

「困ったことにね。リーナと澪嬢でルシル君に不利益な女性は排除しなさい」

 

「任せて、グランパ! 徹底的に排除するわ!」

 

「わたしは体質的に困難ですから、婚約を発表しますか?」

 

「いや、それはルシル君も狙われることになるから、時期を見てからにしてくれ給え」

 

「まあ仕方がないですね」

 

 五輪と九島の包囲網は正直ありがたい。…………天皇陛下がお忍びで時計塔を訪問してきた…………何故に宮様を紹介してくるかな!?

 

 加重系三大難問の一つ、飛行魔法について解明したところ、魔法大学卒業認定された。

 

 

 

 

 

 

 

天海ルシル両親と九島烈の飲み会

 

 和やかに日本料理で一杯やっていたところ……

 

「そういえば、老師、この前リーナちゃんが浴場に突撃して、ルシルがリーナちゃんを抱いていましたよ?」

 

 この突然のルシル母の暴露に烈は酒を吹き出した。

 

「…………ゴフゴフッ、……それは、そういう意味ですかな?」

 

「はい、初孫が楽しみね〜って、コンドームを差し入れしておきました」

 

「私は未成年の間はゴムとピルは必ず使えと、ルシルを正座させて渡しておきましたからご安心ください」

 

「…………あなた達は柔軟に過ぎませんかな……」

 

「ルシルとリーナちゃんなら絶世の美天使が生まれますもの。大歓迎です」

 

「それは確実でしょうが……」

 

「魔法師は早婚を奨励されているのでしょう? 高校生でのできちゃった婚も大歓迎です」

 

「…………一般人とは誰もがあなた達のように柔軟なのですかな?」

 

「どうでしょうねえ…………女性は嫁き遅れになると周囲の視線は蔑みに溢れますし、十代の若奥様なら圧倒的な勝ち組ですね」

 

「老師、本当に世間の目は厳しいですよ?」

 

「そ、そうなのですか……」

 

「女性社会ではこれでもかと勝ち組にマウント取られますからね。女性は30歳前に結婚できなければ負け組の烙印は確実です」

 

 ルシル父はうんうん頷いている。

 

「十代で妊娠結婚、旦那は資産家で甲斐性抜群なんて、ルシル以上の伴侶はいません」

 

「意味不明な幸運?豪運?の持主だからな」

 

 親馬鹿極めている

 

「…………一般社会も中々ヒエラルキーが厳しいのですな……」

 

「もうドロドロしていますね。女性の戦いは陰湿極まりないですよ?」

 

「吐き気を催すくらいです」

 

 烈はその話の一端を聞いたところ、ドン引きしたが、それを魔法師社会にも、魔法にも利用できないかと心の片隅にメモしておいた。魔法で利用したら売国奴や敵国にも有用だなと。

 

「…………弟の健からUSNA魔法師精鋭部隊スターズ候補生達によるリーナ抹殺計画があったと聞いています。その恩人のルシル君にリーナは嫁がせます」

 

「ありがとうございます!」

 

「やった! これで将来超絶可愛い孫達に囲まれた勝ち組人生!」

 

 烈は苦笑しながらも、ルシル君はいいご両親を持ったなと眩しく思った。

 

 

 

 

 

 

天海式訓練

 

 ルシル考案の訓練をリーナと光宣、ミアも毎日している。今日は色々な模型を上げ下げする遊びだ。

 

「一、五、上」

 

 これの意味は「一番の模型を、50cm上げる」だ。

 

「五、四、下」

 

 これの意味は「五番の模型を、40cm下げる」だ。 

 

「一、三、下、二、三、上、三、七、上、四、八、下、五、六、下、六、九、上、」

 

「ルシル様、限界です……」

 

 ミアがリタイアして、リーナと光宣もリタイアした。

 

「なんでルシルは並行して何十個も操作できるのよ……」

 

「マルチタスク\(^o^)/」

 

「ルシルさん凄まじいです」

 

「最後はイボクリ」

 

「…………うーーーっ、やっぱりルシルは変態ね……」

 

「なんて失礼な」

 

「あはは……、ルシルさんは神なんです」

 

「ルシル様神です」

 

 これを見守っている烈と響子は苦笑している。

 

「座禅瞑想といい、制御力訓練といい、あれと比べると魔法科高校の実習など非効率的に過ぎないかね?」

 

「はい、お祖父様……。座禅瞑想なんてわたしでも効果を実感できます……」

 

「若い頃に座禅瞑想をしているとCADなど必要としなくなるというルシル君の考察は正しいだろう」

 

 座禅瞑想によるサイオン循環は念能力の【流】になる。

 

「…………あのイボクリもどうやっても無理だと思いますけど……」

 

「ハッハッハ、遊びながら訓練していたルシル君ならではだろう」

 

「座禅瞑想が精神修養にもなるというのですから、本当に効率的ですよね……」

 

「あれを漫画からインスピレーションして試してみたというのだから、漫画も馬鹿にできないものだと、発想力にも驚いたものだ」

 

「古式の秘伝クラスですよね……」

 

 九重八雲は纏衣の逃げ水を看取られた時に「これは本山には黙っておくしかないね」と呟いていたとか……

 

 新たに設立した国立魔法大学付属『私立』十高で試験的に天海式教育を施しているが、その成果は素晴らしい。第一期生が200人魔法大学に進学する程だ。

 主席卒業した遠上遼介はルシルに心酔している。『十神』に復権させることをルシルは画策している。既にとある人物とも合意済みだ。

 

 

 

 

 

 

 

 




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