遂に見つかるルシル君
剣道部部長司甲を尾行する雫とほのか、エイミィはド変態仮面ライダーのアンティナイトにより蹲り、ナイフで始末される場面で
卑劣奥義
「「「「千年殺しーーーー!!!!」」」」
ブスッ!!!!
「あ゙、あ゙んぎゃああぁぁぁぁーーーーッ!?!?!?」
ド変態仮面ライダー達が尻穴を抑えて蹲ったところで
〈クルーシオ 4096〉
一匹1024
〈アンティナイト収納〉
ド変態仮面ライダー達は絶叫して発狂死してしまった。
「雫、ほのか、大丈夫!?」
「うん……、わたし達アンティナイトのキャストジャミングにやられたんだけど……」
「この人達どうしちゃったんだろ……」
「……なんでお尻に箒が突き刺さってるの?」
なんて非常識な少女達なのでしょうか……
「アンティナイト消えてるね……」
深雪は九重八雲に連絡してド変態仮面ライダー達を回収してもらったが、発狂死していたと報告されて終了だ。
「……発狂死とは精神干渉系魔法、黒羽の毒蜂の類か……」
「ですが現場には他に誰もいませんでした……」
「それにアンティナイトがいつの間にか消えていたのも気になる」
「文夜君と亜夜子ちゃんなら可能でしょうか?」
「あの二人の仕事ならすぐに連絡がある筈だ。それに師匠の話を聞く限り、毒蜂では説明できない、傷跡一つない凄惨な死に顔だったようだからね。深雪でも気付くことができない早業といい、一体何者なんだ……」
いや、尻に穴が空いていたことに何故ツッコまない?
念能力と本物の魔法魔術、卑劣奥義千年殺しを舐めるな。司波達也に効くのか実験してみたい。
アバダケダブラでは即死でつまらないし、インペリオで服従させて奴隷にするか? あれが側にいるだけで呪われそうだからな。
変身術で畜生にするか? あれを捕食する動物が可哀想だな。私は動物大好きだから。
混沌の女神 カーオサイファの祝福を贈るか? しかし『人を呪わば穴二つ』というしな…………いや、あれはヒトモドキだから別にいいか。しかし奴に厄災を振り撒かれても傍迷惑極まりない。
大事なのは工夫だからな。よし、バカとハサミだ。
ふっふっふっ
ブランシュ事件
一高に侵入してきたブランシュというテロリスト達をリーナとミアは認識阻害を使いながらルシルに教わったサイオン版【周】【隠】トランプで淡々と殲滅していった。
「あ〜、鬱陶しいわね」
「同感です」
ミアはトランプを視界内最後のテロリストの心臓に放ち瞬殺した。トランプは魔法で燃やして証拠隠滅完了。
「ルシルと合流するわよ」
「図書館ですね」
リーナとミアは売国奴犯罪者テロリストなど人ではないとルシルに教わっているため、人殺しをしている感覚は皆無だ。ゴキブリ害虫駆除でしかない。
図書館特別閲覧室に引きこもっていたルシルは、五月蝿くなってきたために、閲覧室を出たところで、テロリストを発見した。
あ〜、今日だったんだ……
「まあ、いいか」
クルーシオ祭りだ。
図書館に侵入してきたテロリストは発狂死した。
「で、君達は?」
〈レジメリンス〉
一応開心術で診てみたところ、洗脳されている。……その前に一高の一科二科制度に病んでいたところを付け入れられた被害者だろ。一科生は立派な加害者だ。立件しようとしたら炎上確実だぞ? 権力でスルー? こちらがさせるよ。
〈ヴァッシェン〉
……溺れているが、我慢しろ。全く、現代魔法師は軟弱極まりない。
ヴァッシェンで洗脳を洗い流してから、メンタルアウトで洗脳してアンティナイトや銃刀法違反に該当する武器を没収……インベントリに収納してから投降させた。
図書館の外に出たところで、まだテロリストが鬱陶しい。
コインを『E=mc2』で具現化した。
爆縮
コイン指弾でテロリストを殲滅した。そこで会いたくもない連中……司波兄妹に見つかった。
「天海ルシル君ですね? わたしはクラスメイトの司波深雪です」
「俺は深雪の兄の司波達也だ。ブランシュの頭や下半身が爆散したのはどういうことなんだ?」
【円】の範囲内であるため、空気中に漂うサイオンからコインを具現化して尻穴と股間にも放った(笑)
「貴様等も犯罪者テロリストか? 頭と下半身爆散、蜂の巣、どちらがいい? 好きな方を選べ」
ルシルに魔力で軽〜く威圧され、司波兄妹は恐怖という感情を初めて抱いた。
「ッ、俺達に敵対の意思はない」
「犯罪者テロリストであることは認めるのだな。では、」
「待ってください! わたし達は犯罪者テロリストではありません!」
「それをどう証明する?」
「えっ……」
「だから、貴様等はそれを証明できないということだ。頭に乗るな。犯罪者共が、」
「俺達は生徒会と風紀委員だ!」
「それが何?」
「…………は?」
「犯罪者が、身の程を弁えろ」
『!?』
「異常なメモリだな……仮想か」
ルシルが達也を見て眉を顰めて呟いた。
いい加減こいつら鬱陶しいな。何故私がこのような蝿に遠慮しなくてはならない? 始末してやろう。
〈Ashes to ashes , funk to funky
We know Major 〉
「……メモリ? それに仮想?」
「ルシルー!」「ルシル様!」
そこにリーナとミアが来た。
リーナとミアに灰狂死の光景を見せるつもりはないため、止めておく。
「リーナ、ミア、危ないから帰ろう」
「そうね」
「はい」
「ちょっと待ってくれ、この状況を説明して、」
「今日はイタリアン気分だな」
次の瞬間、ルシルとリーナ、ミアは消えてしまった。
「ッ!?」
「いきなり消えちゃった……」
千葉エリカも呆然としている。
「どういう魔法なんだ?」
達也は精霊の眼エレメンタルサイトを使うが、全く見つからない。頭や下半身爆散は事象改変の痕跡も見つからない。この時点で達也のルシルへの警戒度が跳ね上がった。まさか初日の森崎の手爆散も彼の仕業かと疑念を抱いた。
図書館内部を確認したところ、ブランシュは全員凄惨な顔で発狂死していた。
「うわぁ……、これは正直引くわね……」
「どうやったらこんなことになるんだ?」
「…………(雫やほのか達が助けられた時のも彼の仕業か?)」
図書館を出てから、改めてその惨状を嫌でも認識させられた。
「…………臭いんだけど……」
「不愉快極まりないですね……」
「これは一体なんの嫌がらせだ……」
まだまだここからだよ?
壬生沙也加達図書館突入組の事情聴取では、『あたし達は公安のスパイです』と宣言されて手出しできなくなった。
「敵を欺くには味方から、ですよね?」
「目的はブランシュの炙り出し、ですか……」
「公安を甘く見てないかしら?」
「…………壬生先輩と天海君との関係は?」
「黙秘権を行使するわ」
「司波、もう止めろ。こちらとしても壬生達が公安のスパイであれば手出しはできない」
「…………壬生先輩、貴女の剣を変えたのはブランシュですか?」
「? えぇと、理解できないのだけど?」
「貴女の剣は人を斬るものになっていたと、」
「それ、犯罪なのかしら?」
「えっ……」
「剣道も剣術も根本的には変わらないわ。完全に言いがかりじゃない」
「深雪さん、もう止めなさい。言いがかりと言われても仕方がないわ」
「……申し訳ございませんでした……」
「もう帰らせてもらってもいいですか?」
「いや、ブランシュ関係者として、」
「風紀委員の役割って、『魔法の不適切使用に対する取り締まり』ですよね? あたし達、何か魔法の不適切使用による犯罪行為しましたか?」
「ぐっ……、」
「本当に風紀委員も傲慢ですよね。そういうところが二科生から反感を買うって理解できませんか?」
「…………」
司波達也のことも刺していることに気付いているのだろうか? いや、バカだから気付かない。
そこにカウンセラーの小野遥が入室してきた。
「壬生さんのカウンセラーはわたしです。これ以上の不当拘束は容認できません」
「小野先生……」
小野遥は度が過ぎる聴取に介入した。
「これ以上彼女達を傷付けるのは止めてください。あなた達も立派な加害者です。壬生さん、行くわよ」
「はい、ありがとうございます。あぁ、そうだ。これ、ブランシュの本拠地」
住所が書かれた紙片を沙也加が置いていった。
この日達也と深雪たちはブランシュのアジトに突入したのだが、アジト内ではブランシュは全員えずき絶叫しており、達也と深雪、十文字、桐原までそれに巻き込まれた。
『お゙ぇ゙ええええぇ゙ぇぇぇぇぇーーーーーーーっ!?!?!?!』
そこから這々の体で脱出した十文字は警察省NBCテロ対応専門部隊に出動を要請した。
一高は月曜日休校になった。死体処理があるし、下半身爆散で汚物臭が凄いことになっていたからだ。
後日NBCテロ対応専門部隊からの報告で、あれはシュールストレミングであることが判明した。
シュールストレミングのことを調べた十文字克人や司波兄妹達は盛大に引きつった。
「一体誰がそのような代物を……」
ざまあwww
「それについては司一が魔法師対策で購入したと自供したそうだ。開封してみたところ、何故か爆発してあの地獄絵図になったと###」
「ブランシュは馬鹿なんですか###」
「ああ、それで自滅しているのだからな###」
「わたし達まで酷い目に遭いました###」
もう激おこである。
一体誰がそのようなことを囁いたのでしょうね〜〜〜
とある人物はそれを視聴して爆笑していた(笑)
「十文字君、頭と下半身爆散以外にも不可解な点があるのよ」
「何?」
「この映像を見て」
「…………突然頭や首が切られたり、……心臓に何か刺さったのか……?」
「…………これをやった人物を確認できないのよ」
「一体誰の仕業だ?」
「……これは古式の隠形の相当なレベルでしょう。凄まじいな……」
達也でも全くわからない。
「……ねえ、達也君、九重八雲和尚が介入したとかありえないかしら?」
「……それはないかと。世俗には関わらずが信条ですから」
「九重寺以外でこのレベルなの……?」
真由美を始めとして震撼している。
「…………古式で怪しいのは一人、自分のクラスにいます。古式の名門、吉田の神童、と古式では有名人のようです。スランプに陥っているという噂のようですが……」
「…………今年は随分と猫を被った子が多いみたいね……」
とんだ濡れ衣である(笑)
「スランプを解消していない状態でこのレベルだとすれば、解消した時は末恐ろしいな」
「吉田の神童か……、面白いな……」
「達也君、吉田君を呼び出して」
「はい。ですが、どのような理由ですか?」
「問答無用よ」
「適当に言い訳してくれ。君はそういうことが得意だろう?」
「…………わかりました」
生徒会室に召喚された吉田幹比古の心境は針の筵であった。
「吉田君、この映像を見てください」
「? ……はい、…………!? これはどこの古式、…………九重寺ですか?」
「吉田君もそう思うわよね……」
「会長、吉田は嘘は吐いていないかと」
「そうね。吉田君、古式の名門として、あなたにこの芸当は可能かしら?」
「無理です…………スランプに陥る前でも…………そもそも吉田は古式でも忍術使いではありません」
幹比古の悔しそうな表情に克人が頷いた。
「吉田、他にこのような芸当が可能な人物に心当たりはないか?」
「…………できるとしたら、九重八雲和尚くらいしか思い当たりません…………この隠形のレベルはそれくらいしか…………九島は関東の担当ではないし……」
「九島がいたか……」
「あの……、九島は関東担当ではないですよね……?」
「十師族選定会議も近いから、それに老師に文句なんて言えないわよ……」
「それがありましたか……」
「俺達の尻拭いをしてやったと言われればそれまでだ。それだけで序列が変化する」
「…………一高に在籍している七草と十文字は叩かれるのは確実ね……」
これで幹比古は解放された。
司波家にて
司波達也はルシル達のことを本気で疑っている。
「…………彼は本当に一般家庭出身なのか? 深雪以上に整った容姿、確かに幸運の女神の愛子と呼ばれているのも納得だが……」
「わたしもとても一般家庭出身とは信じられません……」
「師匠の情報は間違いないのだろうが、隠形などは古式が優れている。……彼は先祖返りなどの類か? 家に先祖伝来の資料でもあった?」
「確かに、完全な一般家庭出身では無理があります…………まさかお兄様の目でも見えないだなんて……」
「発狂死していたのは精神干渉系魔法だろう。あれも凄まじいものがある……」
「……一般家庭出身なのに、人を殺して平然とできるものなのでしょうか……天海君は相当辛いと思うのですが……」
ゴキブリ害虫駆除に心が要るのか? それにルシル君前世はストーカーに刺されてチューチューされて殺された。ヤらなければヤられるを身をもって知っている。
「深雪、彼のことを第一世代だと思うな。あれは異常だ」
おまいう
「お兄様……」
「…………それに俺達を犯罪者テロリスト扱いするなど……」
事実だろ
「……一高にエガリテが侵食していたのは事実です…………疑心暗鬼になっても仕方がないのではないでしょうか……」
「いや、俺は深雪まで犯罪者テロリスト扱いされたことについて怒りを覚えている」
「お兄様……」
疑似キャストジャミングによるテロ行為と突然の寒波到来という脅迫テロ行為を自覚していないとは悪質極まりない。
後日国防陸軍101旅団独立魔装大隊の風間から連絡があった。
『ブランシュ事件について、天海ルシル君がなんらかの精神干渉系魔法で発狂死させたり、頭や下半身を爆散させた、か』
「はい、自分の目でも全くわかりませんでした」
『情報部に調べてもらっているが、天海ルシル君については、凄まじい資産家という情報だけだな。倉橋理奈嬢と本郷ミア嬢については、お手上げだそうだ』
「国防陸軍情報部でも、ですか……」
藤林響子は時計塔に就職しているため、バカに情報漏洩などしない。
『政財界からの圧力もあり、国防軍としてもこれ以上の調査は無理だ』
「それほどまでですか……」
いつの世も、金と権力だ。
『頭や下半身爆散は爆裂ではないかと一条に噂を流してみる』
「それは、その可能性がありましたか……」
一条の隠し子疑惑が浮上した。一条と隠れた古式のハイブリッドなのではないかと。
風間との通信終了後、達也は更に疑いを深めた。
「…………他にもまだまだ疑いはある。天海君達は全く日本人には見えない。本郷さんは日系人のように見えるが……」
「確かに……、ご家族かご先祖様が外国人なのでしょうか……?」
「こんな偶然ありえるのか?」
「PDは完全非公開ですからね……。ご両親の素性も不明です……」
「厄介極まりないな……」
「ですが、入学初日の事件は魔法の不適切使用を止めるために、ブランシュについても学生を守るためですから……」
「それはそうだが……」
「いえ、助けてもらったと考えると天海君達を疑うのもどうかと思います……」
しかし俺達の敵になるようなら……、と勘違いする達也……
「…………倉橋さんはもしや九研と関係があるのか?」
…………「倉橋……九橋……」まさか数字落ちエクストラかと……
「( ゚д゚)ハッ! それなら、九研と関係があるのであれば古式魔法に精通しているのも説明できます」
「天海君はそれが縁で、か」
一条や九島と繋がりがあるのであれば達也も迂闊に触れることは控えざるを得ない。
やはり馬鹿か? 安倍晴明庶流の倉橋という設定だよ? まあ、リーナは九島だけどね。繋がりもあるよ。
「森崎の手が爆散したのが天海君の仕業であれば、公安を動かして、北山家に警備会社を吸収させたのも彼か?」
「それは……、とんでもない権力者ではありませんか……」
「十師族でもそこまでできないだろう。政財界からの圧力……一体何者なんだ…………それに彼のことを本郷さんは『ルシル様』と呼んでいた」
全くしつこい男である。
「天海家は相当な名家なのでしょうか……」
「彼は俺を見て眉を顰めて『異常なメモリだな……仮想か』と呟いていた。あれから考えてみたんだが、メモリとは魔法演算領域のことではないのかと思ってね……」
「それは……!?」
「彼の目は他人の魔法演算領域が見える異能の類なのかもしれないな……」
「お兄様の仮想魔法演算領域のことまで……、お母様の『精神構造干渉』の被験者が九島にもいたのでしょうか……」
「叔母上達は一時期老師の教え子だったという話だから、いてもおかしくない」
「それは……、わたし達は天海君達に謝罪しなければならないのでは……」
関わりたくないから近付くな。
「……俺同様かもしれないな。全く、四葉はどこまでも祟ってくれる……」
いや、貴様こそが祟りそのものだということを自覚しろ。
「……ということはわたし達のことが四葉だと気付かれた可能性があるのですね……」
初めから知っているwww それに隠す気あるのか? ばーか、ばーか、ばーか。ぷーくすくすwww
「……天海君達は他の生徒達と交流を避けているようだから、俺達のことを四葉だと吹聴するような真似はしないだろう」
だから近付くな。
「わたしは罪悪感でいっぱいです……」
いや、自分達がテロリストだと自覚して被害者達に謝罪しろ。
「深雪……」
いや、本当に関わりたくないので近付かないで! 飴ちゃんあげるから!! シュールストレミングもあげるから!!! オルドナンツ・シュールストレミング自宅配達した方がいいの?
感想大歓迎です!