「そういえば、生徒会の中条あずささん、CADマニアだとか?」
「え、ええ、そうね……」
「他人のCADを触っているとか?」
「マニアですからね」
「違法だから」
空気がピシッと固まった。
「「一銃一許可」というものが存在する。他人に自分の銃を触らせないというもので、立派な犯罪だ。一丁ごとに、公安の許可が必要なんだけど? 許可される用途は「標的射撃(スポーツ)」「登録狩猟」「有害鳥獣駆除」の3種類に限定される。未成年(18歳未満)でも射撃競技の選手や候補者に限り、日本ライフル射撃協会などの推薦により14歳から空気銃の所持許可が例外的に認められる場合がある。未成年が所持許可を申請する際は、親権者等の承諾書が必要だね? その反応から、お察しだね」
「……………………そ、それじゃあ、九校戦って……、」
「銃刀法違反犯罪自慢暴露大会そのもの(笑)」
声にならない悲鳴が上がった(笑)
特化型CADを他人に突きつけるバカや闇討ちしようとするバカがいる時点で、お察しだ。
「バイアスロンなどの部活用CADも今のままでは違法(笑)」
またまた(笑)
「法整備が追い付いていないというのはそういうことだ。今まで炎上しなかったのが不思議でしかない」
法改正がそうすんなりとされる訳ないよね。原◯者のお頭お花畑だよね。
「…………天海、それはCADの調整を他人に任せることも違法なのか?」
「許可されていない限り銃刀法違反に該当する威力の攻撃魔法がインストールされているCADなら立派な違法 ♪」
「それじゃあ、わたし達十師族はどうなるのよ!?」
「二十八家や百家などは国防のためにも例外。臭いものには蓋状態? しかし早急に法改正をしなければならないということ」
「うぅっ、反論できないわ……」
「本当に洒落にならないわね……」
エリカ達もルシルのことを本当に一体何者なのよと疑問を抱くようになった。
インベントリから大型土鍋と丼を出して
「熊丼頭の並盛りごはん小、茶漬けで」
すぐにミアが用意してくれた。出汁を注ぎワサビを摩り下ろして三つ葉も乗せて熊丼茶漬けにしてくれた。
「わたしは並にしておくわ」
ゴクリという音が続き、熊丼茶漬けも人気だ。
「……ミア、全然食べてないじゃない。替わるわ」
「ミアちゃんも食べてください」
「ありがとうございます」
エリカと美月の申し出にミアは頷いて交代した。
「ルシル君、絶世の美少女のリーナが恋人婚約者で超可愛いミアが側仕えって愛されてるわね」
「ルシルさんにはそれだけのオーラがあるよ、エリカちゃん」
「無茶苦茶いい奴だよな。コミュ力抜群ってルシルには敵わねーぜ」
二科生からの評判もいいルシル君。キチガイ・サイコパスでもない限りちゃんと良好な人間関係構築するよ。
「ホントよね。ルシル君生徒会入りして、」
「断固拒否する」
「えっ……、」
「そのような暇はない」
鈴音と雫は納得した。
「ルシル君なら次期生徒会長確実だと思うわよ?」
「エリカ、本当にルシルにはそんな暇はないから」
「ルシル様はお忙しいのです」
「そ、そうなのね……、ルシル君なら一高の顔になるのに……」
克人などギガ盛りにしている。
…………それはヤケ食いなのか?
「ルシル君の魔法本当に凄いわね。それにしてもルシル君少食なのね?」
「酒飲めればいいかなって」
エリカも含めて察した。
「ルシル君、お姉さんとして注意させてもらうわ!」
「ルシル様の方が圧倒的に精神的にも大人だと思います」
ミアのツッコミに真由美以外は頷いている。
「ーーーッ(# ゚Д゚) リーナさんは恋人婚約者として、ミアさんは側仕えとして黙認してもいいのかしら?」
「ルシルの主治医は若い頃はロックに生きるものだろって、むしろ推奨しているもの」
「ルシル様は健康体そのものですから、苦言を呈すなどできません」
「それ、どんな主治医なのよ……」
ルシル君ですwww
「バトルボードでも気になることがある」
「…………正直もうお腹いっぱいなんだけど、教えてください……」
真由美のお願いに鈴音と克人も頷いて懇願の視線を向けてきた。
「バトルボードは通称『波乗り』、起源はサーフィンであって、サーフィンでは妨害行為は減点対象だ。魔法版ということである程度の妨害は認められているが、何事にも限度というものがある。光による妨害など、例えばほのかは光のエレメンツだから、水面への『フラッシュ』など、完全にオーバーアタックになる」
「え、ちょっと待ってください。流石にそれは卑怯だって批判されると思います。ほのかもそんなことはしない、」
「ルールには違反しないと、エレメンツの依存因子を利用されたら?」
『!?』
「無自覚テロリストがいたよね? あれはキチガイ・サイコパスだ」
「そんな……」
「生命は尊いものだ。私はあれを人として認めない」
「本当にキチガイ・サイコパスだったものね。二度と顔も見たくないわ」
「退学になって当然ですね」
ルシルとリーナ、ミアの感想に誰もが唖然としている。
…………いや、お前等も頭が可笑しいのか?
「選手や観客、視聴者達が失明、視力低下しようものなら、完全に犯罪テロ行為になり、下手をすれば世界規模の集団訴訟沙汰になる。これも大炎上するだろうね。世界中の反魔法師主義団体を煽ることになる」
原作で問題にならなかった方が頭可笑しい。絶対にポケモンショックのようにニュースになって問題視される。
「ほのかはバトルボードは止めておいた方が無難だね」
「本人の場所を誤認させる光による幻影などの工夫次第でやりようはある」
「は、はい……ルシルさん、ありがとうございます!」
え……、何この涙うるうる状態……。ほのかからエレメンツの依存因子消しておこうかな……依存って病気だからね。
ほのかのご両親と北山親子と要相談だな。茉莉花のことは事後報告で感謝されたが、本来勝手にやっていいことではない。
「ルールに載っていないからといってやっていいとはならない。マナーモラル、一般常識、法律など教育が圧倒的に不足している。競技を戦場扱いするなど、人として見られなくなる。やはり現代魔法師はミュータントだと。競技を戦場と勘違いしていないか?」
…………しかし雫とほのかはあのキチガイ・サイコパス厄病神に関わることにより、犯罪者テロリストになってしまうという運命について色々思うところはある。
新人戦モノリスコードでの四高の破城槌使用について、『明確なオーバーアタックでレギュレーション違反』と雫は批判していたが、それなら能動空中機雷アクティブ・エアー・マインを使用したお前が言うなと思ったものだ。四高を非難する資格なんてないよ。
まあ、電子金蚕にやられたとはいえ、破城槌をインストールしていたとしたら犯罪だが。売国奴以外にも重傷者出ているし。それとも検査の時にインストールされたのか?
ほとんど顔が青褪めている。
「それからピラーズブレイクでも懸念がある」
「ピラーズまで!?」
「あれは軍事パフォーマンスの一環だから問題ないのではないか?」
「千代田花音さんの『地雷原』だったかな? 確か昨年新人戦で優勝していた筈だ」
「そうね。『地雷原』に何か問題があるのかしら?」
「自分の氷柱まで盛大に巻き込んで倒すあれ、例えれば味方を犠牲にする行いで、倫理的にも人道的にもどうなの?」
また沈黙が訪れた
「それから、自分の氷柱を相手にぶつける選手もいたと思うが、味方をなんだと思っているのか滾々と問い質してやりたい。第二次世界大戦の神風特別攻撃隊や人間魚雷回天かと。人の生命をなんだと思っている?」
魔法科高校の優等生で明智英美が使っていた筈だ。あれを調整したのも司波達也というキチガイ・サイコパスだ。
…………神風特別攻撃隊や人間魚雷『回天』を検索するところからか…………現代魔法師は本当に無知で狂ってるな……
「…………確かに指摘されてみると……」
「批判されても仕方ありませんね……」
「旧帝国海軍の神風や回天とかイメージ最悪だからね? 出撃前に隊員に覚醒剤静注していたとか」
『!?』
「陸軍の神風は覚醒剤入りチョコだったかな? ハイにならないと特攻なんてできないということ。まあ日本に限らず覚醒剤を使用していたのはドイツ、ステイツなどもだけど。当時は覚醒剤合法だったからね」
「確かにイメージ最悪ね……」
「神風特別攻撃隊と人間魚雷回天、覚醒剤で確かにヒットしました……」
検索した鈴音の顔色は悪い。
「氷柱を飛ばして攻撃するのは人をニブルヘイムで凍らせて武器にすることを連想したのだけど?」
「ニブルヘイムって超高等魔法を……」
使うバカいるからね。
「しかし確かに連想させられるな……」
だから現代魔法師のお頭を疑う。師族会議編での大漢の亡霊の箱根テロとどう違う? 現代魔法師もやってることは同じだろうが。特に千代田花音は十師族を批判する資格はないよ。本当に頭が可笑しいな。
「A級魔法の氷炎地獄インフェルノ、あれを使う高校生はまずいないと思うが、あれは熱エントロピーの法則を利用した魔法だ」
「…………ピラーズで使用したらマズいのかしら?」
「味方陣地は極寒地獄になる訳だけど、あれも味方からしてみれば『味方まで殺す気か!?』となると思わないかな?」
司波深雪も狂っているということだ。
「マズいわね……」
「マズいですね……」
「ああ……」
「氷柱が人であると想像したこともないのか。あれで活躍した選手は国防軍からリクルートされる訳だが、人殺しになる覚悟があるのか、甚だ疑問しかない。PTSDになる者達は多そうだ」
原作ブランシュ事件で司波深雪はニブルヘイムでテロリストを凍らせておいて悲しい顔をしていたが、覚悟があってインストールしていたのではないのか? 結局司波達也により蘇生されたが、覚悟もなく、妹に悲しい顔をさせたくなかったらインストールするな。使うな。愚か者。兄妹揃ってバカ極まりない。だから貴様等は悲劇のヒロイン気取りなんだよ。
「…………」
想像力が決定的に不足している件について。ああ、だから殺人未遂犯が野放しにされているのか。普通は通報されるよ。バカじゃないの。
「それからクラウドボール」
「ルシル君、もういっそのこと止めさして!」
「天海君、心の整理が追いつきません……」
「胃もたれするな……」
「真由美さんのクラウド、くそゲー過ぎてつまらない」
「またわたしを刺してきた!?」
「止め刺してってことだから、遠慮なく刺した」
「ぷっ、まさかのオチ!」
エリカが吹き出して爆笑している。
「これは会長が悪いですね」
「そうですね、会長が悪いです」
「ああ、七草が悪いな」
「うぅっ、よってたかって……、千葉さん、笑いすぎだと思うわ……」
「あーっはっはっはっ、あ〜、面白い。ルシル君最高!」
「ありがとう。今のルールだとクラウドは十文字のファランクスでも無双のくそゲーになるからつまらない」
「俺まで刺すのか……」
ネット上にファランクスで壁作れば無双のくそゲーだろう。
「ルール変更しなければつまらない」
「うぅっ、もうお腹いっぱいよ……」
「そう? 残念だな。フルーツ盛り合わせ鉄板焼デザートがあるのに」
「バナナやパイナップル、パパイヤ、マンゴー、りんご、どれも美味しいわね」
「いただきます!」
「お腹いっぱいじゃなかったの?」
「デザートは別腹だからいいのよ!」
でた、全世界女子共通理論
「九校戦出場者には予め競技の起源、意義は何か、マナーモラル、歴史、どのような法律があるのかなど事前講習でも開催して周知徹底することだ」
「ありがとうございます。助言に従います」
「ここの狩猟部やバイアスロンなどもその点認識しているか、講習に参加させるべきだろうね。結構怪しいものがある」
「参加させます」
「それから、バイアスロンや狩猟部などから、顧問の先生はいるか、指摘したことについて認識しているか、必要なビームライフルの数や値段、確認しておいてね。期限は三日後」
「わかりました。確認しておきます」
老害ジジイ、フルボッコしてやるよ。
感想大歓迎です ♪