…………真由美達は光井ほのかを生徒会に勧誘したのだが、『生徒会役員に相応しいのはルシルさんです!』と固辞されるという……、週明け月曜日それを説明されたルシルは……
「なんというオチ……」
「わたし達にあんな酷いオチを教えてくれたのだから、ここは責任を取って、」
「断固拒否する」
「ですが天海君の支持率は圧倒的です。『ペイ・フォワード』を鑑賞した先生達からもあれは現代魔法師の倫理教育に相応しいと絶賛されています」
「私は名作を教えただけ」
「行動したのはルシル君よ。一高に蔓延る問題をあっさりと解決しておいて、」
「それだけでも温情だろう」
「次期生徒会長はルシル君が、二期にわたって勤めてください!」
「はあ? 服部はんぞー君や中条あずささん、深雪はどこにいった?」
「自信をなくしたって」
「地位が自信を作る」
「もーーーっ、ああ言えばこう言う!?」
ここで見かねたのか、同席していた克人からも……
「天海、お前は映画だけで一高を変えた。魔法を使わずにだ」
いえ、実は使っています。
「世界を変えるのが魔法だ。現代魔法だけが全てではない」
「だからこそ天海が相応しい」
「いや、実は魔法使っていたからね?」
「はい?」「なんだと?」
「『愛』という魔法だ。あの映画は『愛』に溢れている。人の愛に訴える魔法なのさ」
「…………天海は次期生徒会長に相応しいと確信した」
「何故そうなる?」
渡辺摩利も溜息を溢しながら介入してきた。
「君は法律にも詳しい。法律を遵守する。愛で世界を変える。このようなこと普通の魔法科高校生には不可能だよ」
「ええ〜〜」
それはBowieなどに失礼極まりないよ? ベルリンの壁崩壊の序曲などという偉業と同列に並べるな。
「風紀委員でも部活連でもルシル君の好きな人事にしていいから、お願いします!」
マジか……
「天海君は『法律を遵守していれば一高の問題など余裕で解決できる』と言っていましたが、わたし達ではどのようにして法律を遵守することで解決できるのかわからないのです」
「…………生徒会にはリーナとミアを入れてと言っても?」
「ウェルカムよ!」
「歓迎します」
「次期部活連会頭就任、引き継ぎのためにはんぞー君を部活連に移籍させても?」
「引き継ぎは大事だからな。歓迎する」
「風紀委員に1E吉田幹比古を、部活連に1E千葉エリカをと言っても?」
「エリカは納得だが……」
「千葉さんって百家の? 逸材じゃない!」
「天海が推薦するということは、古式の名門吉田か?」
「吉田の神童と有名なんだよね。スランプに陥っているけど、すぐに解消できる。あれはスランプを解消したら5本の指に入る」
「逸材だな」
「北山雫は風紀委員に、光井ほのかは部活連に。部活連を調査させてもらったが、克人さんはなんでも一人で熟してしまうから普通はオーバーワーク、ブラックだと訴えられる」
「む、そうなのか……」
「仕事ができる人間あるある」
下に任せることのできることは任せないと人材は育たない。
「1E柴田美月は風紀委員事務要員枠で。美的感覚や整理整頓に重宝するだろう」
「ああ〜、男所帯じゃね〜〜」
「渡辺さんはその点ダメダメですからね」
「ううっ……」
「1E西城レオンハルトは部活連に。あれは硬化魔法が得意で山岳部の体力お化けで重宝するだろう」
「勧誘する」
「あとは1B十三束鋼も部活連に。幹部候補を育てさせる」
「後継者の育成は大切だからな」
「ええ〜〜、本当に了承するの?」
「もう改革するにはなりふり構っていられないのよ」
「会長、生徒会の役職はどうされますか?」
「監査にルシル君を、はんぞー君の後任で副会長に深雪さんを、同じく副会長にリーナさんを、書記はミアちゃんにお願いするわ」
……止まらないのね、この暴走狸は……
「うふふ、どう、ルシル君、このハーレム状態は?」
「家でも圧倒的に女性比率が高いため、別になんとも」
「ええ〜〜、そうなの?」
某スターズなどから選りすぐりの美少女が毎年季節毎に贈られてきているからね……
「ハーレムって何百人と囲うのが定義だよね? 私をそのような猛者と一緒にするな」
「て、定義からして違うと思うわ……」
ということで始動した一高新生徒会……
それぞれ勧誘する面子にメリットを示したところ、一部物理で快諾された。
新生徒会が始動したのだが、ルシルは仕事をブック・オブ・ジ・エンドで終わらせてしまうため、暇を極めている。
「あの、天海君……、何故放課後前に既に仕事が終わっているのですか?」
「私には幸運の女神のご加護がある」
「それ、幸運の女神関係なくないかしら?」
「これは……、未来予知の類ですか?」
「その類なんじゃない?」
暇潰しに一科生と二科生のエンブレムの有無による差別問題、生徒会のブラック過ぎる実態……労働基準法違反と本来であれば教職員がするべき仕事の仕分け、風紀委員の警察と検察を分けること、検察と裁判長の成人の有識者への移譲、暴力行為による犯人確保の問題、本部の消防法令違反、SSボード・バイアスロン部などの銃刀法違反、狩猟部の実態と馬術部への変更、九校戦の問題点などなどについてレポートに纏めた。
これを確認した真由美は次第に顔面蒼白になっていった。
「…………一科生二科生のエンブレムの有無と生徒会のブラック過ぎる実態については指摘されて確かにと納得したわ……」
「真由美さんはそれを校長に提出して、校長という戦犯のポケットマネーからエンブレムを統一させて。二科生がこれまでどれだけ心ない差別をされてきたのか、心胆寒からしめてやれ」
真由美に魔法の言葉を教えた。
「…………ありがとうございます、ルシル君。ふふっ、徹底的にやってやるわ」
真由美はイイ笑顔で頷いた。
「…………寿和さん……千葉警部からも指摘された通り、警察と検察を分けること、検察と裁判長の有識者への移譲も賛成するが、人材に心当たりはあるのかい? これまで一高の無法状態を放置してきた校長や教頭では不安しかないんだが……」
「魔法に理解のある人物が望ましいですね」
「時計塔最新型アンドロイドにするかな? 完全に人レベルの人格者だよ?」
「流石は時計塔ね……」
「Drの発明ですか? その最新型アンドロイドに興味があります」
「わたしもです! ああ、憧れのDr. クレープ・シュゼット!」
鈴音に加えてあーちゃんも興奮している。
「アンドロイドに六法全書をインストールしておけばいい」
『アンドロイドでお願いします!』
「了解。手配しておくよ」
「本当に頼りになるわね。ルシル君に生徒会に入ってもらったらどんどんスピード解決するのだから」
「ルシルならこれくらいの芸当普通よ」
「ルシル様にとっては造作もないことです」
リーナとミアは鼻が高そうだ。
「風紀委員の暴力行為による犯人確保についてですが、暴行罪や傷害罪ですか?」
「警察の逮捕時の暴力は、必要かつ相当な限度内(緊急時や抵抗の制圧)に限り認められるが、それを超えると違法。限度を超えた暴行は「特別公務員暴行陵虐罪」や「特別公務員職権濫用罪」として罪に問われる可能性があり、違法な逮捕は証拠が無効になることもある」
「それは……、」
「風紀委員は魔法科高校の警察だが、公務員ではない。問答無用で犯罪だね。被害を受けた場合は、医師から診断書を書いてもらい、風紀委員を刑事告訴する、または国や州へ損害賠償請求が可能だ。これまで風紀委員がやらかしてきた数々、訴えられなかったのが不思議なくらい」
「そうなると拘束するくらいしか対処はできないわね……」
「まずはお話し合いからだろう? 警察は強盗などの立てこもりにも最初は投降を呼びかけるものだ」
「摩利、風紀委員に徹底させてね」
「ああ、わかった……」
渡辺摩利は変な汗をダラダラしている。ハンカチが忙しない(笑)
「ルシル様、お兄様が桐原先輩を拘束した時に骨にヒビが入っていたのは……、」
「殺人を阻止するためだからやむを得ない。訴えられても棄却されるだろうね。殺人未遂犯が面の皮が厚いなと」
深雪はホッとしている。しかしそれ以外で罪が多過ぎることを忘れていないか?
「しかしこの消防法令違反はすぐには難しいな……」
「業者を呼んでスプリンクラーや自動火災報知設備設置くらいはすぐにできるよね」
違反が認められた場合、消防機関により是正命令(使用停止・制限)が出され、従わない場合は最大3億円(法人の場合)の罰金や3年以下の懲役が科される可能性がある。
魔法科高校は国立のため、校長が懲役になるのかな?
「それくらいなら可能ですね」
鈴音がすぐに手配してくれた。
「…………それにしても部活動の銃刀法違反も頭が痛いわね……」
「高周波ブレード使用の殺人未遂により逮捕されたキチガイもいたけど、他の剣術部員は大丈夫なのかな? インストールしているだけで犯罪なんだけど?」
「十文字君を呼んで。剣術部のCADを検閲します」
「ということで、剣術部員は風紀委員本部にCAD持参で呼び出して没収してから銃刀法違反に該当する魔法をアンインストールしなさい。厳重注意が必要だろう。これも風紀委員の仕事だ」
「わかったわ。ありがとう、ルシル君!」
「真由美さん、生徒会長として校長から該当する生徒達の家に厳重注意の手紙を送らせるように」
「え、校長先生から?」
「親にも厳重注意して説教してもらわないと生徒達は反省しないだろう。絶対親に報告しない輩は多い」
「確かに天海君の言う通りですね。親からのお説教は必要ですよ」
「そうね。校長先生にお願いします」
「検閲は風紀委員の仕事だけど、CADを調整できる人材いるのかな?」
摩利は目を逸らした。この反応からお察しだ。
「仕方がない。CADアンインストール機を寄付するから、幹比古に任せるか」
「天海君、もしかしてそれは、」
「時計塔最新型だね。タブレットだから持ち運びも便利。インストールされている魔法をリスト化してアンインストールする魔法を取捨選択できる」
「それは、お手軽ですね……」
「天海君、それ、いくらしますか!?」
「非売品。犯罪者に悪用されたら厄介だからね」
「悪用、厄介、ですか?」
「警察が逮捕しても直前にアンインストールされて証拠隠滅されたら?」
「なるほど、それは厄介ですね……」
国防軍や警察などへの販売は検討している。インストール履歴を解析できる物だけどね。完全版はフォーマットできるからヤバい。履歴を洗えなくなる。
克人が生徒会室に訪れてから事情説明したところ、剣術部のCAD検閲が決定した。
「氷山の一角ではないのかということ」
「天海の懸念は正しいだろう。未然に犯罪を防止するという意味でも風紀委員が検閲することは正当性がある」
「十文字君、これを見てもらえるかしら? ルシル君が即興で作成したリストなんだけど」
リストを読んでいく内に克人の眉間には深い谷底が出来上がった。
「……………………天海を生徒会監査にしたのは慧眼だったな。どれも、一つだけでも発覚したら、マスコミに報道されたら致命傷になる…………これを即興で作成したのか……」
「凄いでしょう? ルシル君なら魔法なんか使わないでもコミュ力と法律で解決してしまうんだから」
「ああ、十師族も見習うべきだな。…………しかし魔法科高校の部活動と九校戦は問題が多過ぎるな……」
深雪は内心氷炎地獄インフェルノやニブルヘイムについて冷や汗をかいていた。九校戦ピラーズでの使用は自爆技と指摘されたからだ。
「マナーモラル、一般常識が欠如している。法律をまるっと無視しているって指摘されちゃったものね……」
「臨時師族会議を開催してこれを共有するべきだろう」
「一高以外も他人事ではないわよね……」
「三高は気風からしてな……」
他も危ないよね。
「高周波ブレードについて、一つ疑問がある。調べてみたところ、ハラキリの両親は国防軍人だ。両親は高周波ブレードについて容認していたりしないか?」
『…………』
「銃刀法違反を両親が容認していないか? 生徒会風紀委員部活連から、校長から厳重注意されたとしても反省するのか? 私は否と断言する。何故? バカの辞書に反省という文字はない」
『…………』
「二度目はないと警告しておいてね。退学処分、末路は親子共々檻の中だと」
ルシルの凍える微笑みに真由美達はキンキンに肝が冷えて首を縦に振った。
「CADという玩具を与えられて、それがアクセサリー感覚の現代魔法師。笑わせるな。買ってもらった高級品を身に着けて自分が偉くなったつもりか? 子供自身が全く成長しない」
ブルーマウンテンとブランデー至福。
生徒会室はルシルを畏怖の念で見る視線が続出した。
思い上がった者に絶望を。それが相応しい末路だ。
剣術部部員のCADを検閲したところ……
「ねえ、剣術部、犯罪者集団なのかな?」
「どれだけインストールしているんだよ……」
幹比古も頭が痛そうにしている。幹比古はスランプを解決してやったところ、尻尾が生えた。
「克人さん、剣術部廃部にしようか?」
「……天海、剣術部には厳重注意する。更生する機会を与えてやってくれ」
「諺で『馬鹿に刃物』、歌舞伎で『キチガイに刃物』ってあるよね? 高周波ブレードを使って何をするつもりなのかな? 人殺し? 強姦? 死体処理班? 日本刀を剥き出しで歩いているようなものだろうが」
「む、そうだな……」
「はあ〜、高周波ブレードをインストールしていた連中は二週間停学処分。克人さんと渡辺摩利さんからも剣術部に厳重注意しておいてね」
「わかった」「わ、わかった……」
…………犯罪行為について指摘していったところ、私は渡辺摩利から相当苦手意識を持たれているようで……
「全く、バカ多過ぎ」
「反論できんな」
「銃刀法では刀は刀専用携帯袋に入れて持ち運ぶことが定められている。すぐには使用できないようにしている。高周波ブレードなど論外だ。私が警官なら職質して銃刀法違反で逮捕する。懲役か罰金対象だ」
「懲役もありうるのね……」
「初犯は執行猶予が付いて、罰金かな。二回目は確実に懲役。バカは繰り返すからね」
「…………天海君は弁護士でも生きていけるのではありませんか?」
市原鈴音の疑問に内心『うへえ……』と顔を顰めた。
「十師族でも重宝されるわね」
「羨ましい頭脳だな」
「お断り。働きたくない」
リーナとミア以外はズッコケた(笑)
「ビバ、不労所得!」
「アハハ、それでこそルシルね」
「はい、流石はルシル様です」
「ええ……、それでいいの……」
いいんです
「九校戦は青田刈りも兼ねているよね。思春期の少年少女への期待と重圧について、度が過ぎると思っている。全く度し難い」
「天海……」
その辺りも元老院などに圧力をかけるよ。未来ある若者達を一体なんだと思っているのか滾々と問い質してやる。
「まずはSSや狩猟部などからか……。天海も会議に同席してくれ」
「了解。部活連からははんぞー君も同席させて。次期部活連会頭として認識させる。生徒会からは会計の市原さんと書記のミア、風紀委員からは幹比古かな」
克人は頷いた。
会議ではルシルの独壇場だった。次々に違法行為を指摘されて論破されるのだ。
天海ルシルに触れるな、危険、禁忌と認識された。
ドリンクフリーでお茶をしながら……
「そういえばルシル君、八王子警察署事件を視聴していたって本当かしら?」
「ああ、ド変態ストリーキングによる中年ガチムチ白バイ隊員強姦事件のこと?」
「本当に視聴していたのね……」
「あれは生徒会として把握しておく必要あるかな?」
「どうかしら?」
「どうでしょう?」
「ええと……、ルシル様はもしかしてあの時の映像でもお持ちなんですか?」
「録画しておいた。鑑賞する?」
深雪や真由美、鈴音、あーちゃんは見たい見たいと頷いている。ということで上映したところ、全員お腹が痛そうだ。プルプルしている。
「あのド変態レベル高いよね。真っ裸ネクタイで包茎勃起腰カクカクしながら警察署内を徘徊してるよ」
「な、なんであの格好で捕まらないのかしら……」
「そういう意味でもレベル高いわね」
「ピュアな田中隊員の初めてを奪ってしまったド変態の罪は重い。尻から赤い血が混じった白濁したものダクダクしてるからねwww」
全員吹き出した。
帰り道、危ない目をした白バイ隊員を発見した。
「ルシル様、どうかされましたか?」
「田中隊員発見」
「え、あ、本当ですね」
「なんか目が可笑しくないかしら?」
「あれ、完全に目覚めてるね」
ステータスが『性癖 : ガチゲイ』になっている。
「え……」
ということで連絡だ。
「ド変態ストリーキングを新宿二丁目のHeaven’s Doorの奴隷にして、被害者を新宿に転勤させるように」
『かしこまりました。被害者を誘導しておきます』
「よろしくね」
『お任せください』
これで安心だ。
「あのー、ルシル様、それは、もしや、そういうことですか?」
「したことはされる。因果応報。むしろド変態にはご褒美になってしまうかな?」
全員吹き出した。
後日Heaven’s Doorに奴隷として売られたド変態はブーメランパンツ一丁ネクタイになり、深夜訪れた客の顔を見ると震え始めた。
「俺のオカマ掘ってくれたド変態のクソガキ、久しぶりじゃねーか」
「ひいっ!?」
「バイアグラ飲んどいたからな。さあ熱い夜の始まりだあ!」
ズッキューーーン!!!
「ア゙、ア゙んギャアア゙ア゙ァ゙ァ゙ーーーーーーッ!?!?!?」
「おうおう、初々しい反応じゃねーか! おらあっ!」
「ア゙ヒイッ!??!? ア゙ウンッ!??!ア゙!?」
「おらおら、このド変態が!」
パンパンパンパン凄まじいwww
ドビュッ、ドビュッ、ドビュッ
「ふーーーっ、もう出しちまったよ…………ああ? お前初めてだったんか? これはもう相思相愛だな。クソガキ、お前はこれから俺の女だな」
「ひ、ひいっ……!?」
「おら、しゃぶれや!」
「ぶふぉっ!??!?!」
「歯ぁ立てんじゃねーぞ! 甘えんだよ! もっと舌使って喉でしゃぶれや!」
完全に泣いているド変態、それは歓喜の涙か?
「俺は被害者補償でフリーパスもらってっからな。非番の日は通ってヤるよ。喜べや。おら、唾液使ってジュポジュポしろや!」
ヤバい、爆笑する。田中隊員完全に目覚めてるwww
「おら、出すぞ!」
ドビュッ、ドビュッ、ドビュッ
するとド変態は白濁を吐き出してゲホゲホ咽ている。
「このド変態が、全部飲むのがマナーだろうが!」
そこに入ってきた一人のもっこ〜りしたカマバッカ。
「田中ちゃん、あたし達と一緒に輪姦さないかしら?」
「あ、へい、歓迎しますぜ」
「やった、みんな入ってきて」
「田中ちゃん、感謝するわ」
「もうわたし達濡れ濡れなのよね」
「さあ、熱い夜はまだまだこれからよ」
ド変態はア゙ーーーーーーーッ!?なバラ色パラダイスの幕開けだwww ド変態は次第に雌豚の顔をするようになり、真実に目覚めることになる。
八日目
放課後、生徒会室では……
「あら、ルシル君はどうしたのかしら?」
「ルシルなら海外旅行に出かけたわ」
「……はい?」
「今頃ヌメアかしら?」
「それ、どこなの?」
「ニューカレドニアよ」
「…………色々ツッコみたいのだけど、学校はどうするのかしら?」
「お休みですね。ルシル様は授業も試験も免除されていますから、問題ありません」
「…………生徒会役員としての自覚はないのかしら?」
「ないわね。働きすぎよくないって返ってくるわ」
「人間週二日働けばいいと常々おっしゃられています」
むしろルシルは無職を目指している。ビバ、不労所得!
「ルシル君を監査にした意味は!?」
「だからわたしとミアも手伝ってるじゃない」
「会長、手を動かしてください。ルシル様の仕事量に釣り合うくらいに」
「ううっ、それを指摘されると文句言えなくなるわ……」
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