懇親会は時間の無駄だからサボってバカンスしていた。【発】転移神。
それに国防軍のホテルって飯マズイメージがある。陸軍の飯マズは変わらないと思うんだよね。海軍の飯はまとも。これは最早伝統だろう。富士演習場は元々陸自だから絶対に飯マズだと確信している。っていうか、九校戦の時期しかほとんど客入らない国営ホテルって赤字そのものだろ。かんぽの宿かよ。民間に払い下げろ。バカだろ。
「私私、富士演習場ホテルだけど、なんで国営なの? マスゴミに叩かれたくなかったら民間に払い下げろ」
私私詐欺じゃないよ。
『か、かしこまりました!』
電話越しの国防省大臣は((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルになっていた。
ルシルとリーナは九校戦本戦にエントリーされた。ルシルは本戦スピード・シューティングとアイス・ピラーズ・ブレイク。リーナはアイス・ピラーズ・ブレイクとミラージ・バット。ミアは新人戦スピード・シューティングとアイス・ピラーズ・ブレイク。蔵人は新人戦スピードシューティングとクラウド・ボールだ。
九高から新人が二人本戦にエントリーされたことが話題になっている。
一高からも注目の的だ。
「魔法科高校史上初の推薦入学者の天海ルシル君か……」
「お兄様、天海君について情報はないんですか?」
司波兄妹もルシルに注目している。
「寡聞にして、な…………深雪を上回るスペックとはどれほどのものなのか……」
スピード・シューティング決勝にルシルが登場して、その姿に目を疑った。
「…………スーツにコート、サングラスだと……」
「…………明らかに異質ですね……」
他はユニフォームなのに……
決勝ではルシルの対戦相手のCADは何故か『ちんちん』になってしまった(笑)
『…………おい、あれって、勃起したチンコだよな……?』
『…………やっぱり俺の目が可笑しいんじゃないのか……』
『…………なんであんなCAD持ってんだよ……』
ルシルの対戦相手は混乱している!!!
そこはちんちんの皮を剥くところだろう。全く、現代魔法師は非常識が多いな。
さあ、包茎肉棒を扱いて玉々というトリガーを引いて白濁した液体を発射し給えwww
公然わいせつ罪にならないか? いいんだよ、相手はスピードシューティングで振動系魔法使ってクレーを破壊するバカだから。
ルシルは『E=mc2』で物質化したコイン指弾を放ち、反射で跳弾させて全てのクレーを撃ち抜き優勝した。跳弾させる位置とクレーは占事略决でグリモワールに占ってもらった。占事略决『第三十一章 - 待ち人を占う方法』があるためこれを利用した。
100 - 0
WINNER 天海ルシル
「…………お兄様、天海君がなんの魔法を使ったのかわかりましたか?」
「いや、俺の目でも全くわからない……」
「…………それから、対戦相手のCADが、」
「深雪、それは淑女として口にしてはいけないよ」
「は、はい……」
…………ルシル君は九高生徒会長の渡来美咲に出迎えられた。
「ルシル君、本戦スピードシューティング優勝おめでとう」
「セクハラされたのだけど、訴えてもいい?」
「…………なんの証拠もないけれど、あんなことをするのは、できるのはルシル君以外いないわよね……」
「あんなこととは?」
「ーーーーッ」
「ほらほら、どのようなことをしたのかな?」
「……………………だ、男性の、」
美咲さん、顔が真っ赤ですよ?
「男性の? ナニ?」
ヤバい、爆笑物で腹が痛い……
「ーーーーッルシル君の意地悪っ!?」
生徒会長は脱兎していった。
「天海、やりすぎだ……」
「あまり渡来を虐めるなよ……」
部活連会頭と風紀委員長から嗜められたけど、ねえ?
「初心過ぎない? 性教育どうなってるの? コンドーム差し入れくらいしてくれないと」
「…………男性器のあのような状態など初めて見たと九高女子では話題みたいだ……」
「大丈夫。皮被ってる状態だから古代ギリシャのオリンピックでは正装」
「何? …………皮を被っていたらマズいように聞こえるんだが……」
「包茎は病気だね」
『!?』
九高も包茎多いのかwww
「日本人の包茎割合7〜8割みたいだね。その大半は仮性包茎で、真性包茎は全体の1〜3%程度だったかな?」
九高男子は浴室に駆け込む輩が続出した。深刻な表情で皮が剥けないと相談された時は外科逝ってこいとマジレスした。
「……天海、渡来を慰めてくれ」
「美咲さんを? 私は何か傷付けるようなことしたかな?」
「落ち込んだ状態ではお祭りを楽しめないだろう?」
「なるほど、それは損失だ」
ルンルンル〜ンと出ていったルシルに溜息を溢す一同……
「全く、天海は性質が悪いにも程があるな……」
「ああ……、本人はなんの証拠も残さないし、法律を悪用するから、余計だな……」
悪用ではない。指摘だ。
「あれはインテリ・ヤクザの類だろう……」
「…………煙草や飲酒でも、俺達風紀委員はお話でフルボッコされたからな……」
バショウ煙草は他には存在しない合法麻薬、未成年の飲酒に罰則などない。
バショウ煙草はアッパー系とダウナー系に大別されて色々品種が存在する。品種改良したから。一般販売していないし、ルシル君以外は吸っていないため、合法だ。
「ああ……、しかも上級生相手の戦闘訓練でも俺達は瞬殺されたからな……」
サボりが多いルシル君にキレた生徒会長達が九高独自の戦闘系魔法訓練で負けたら真面目に登校するようにと勝負をふっかけた結果だ。
「あの後は怖かったな……、あれは私刑リンチだと、あいつは目も口も笑っているのに、全員服従するようになった……」
「だがそれで通報されては人生終わりだろう?」
「あれは洒落にならないな……」
ルシル君の九高での二つ名は『歩く治外法権』だ。他にも『図書館の主』など色々ある。図書館特別閲覧室に籠りきりで眠い時はインベントリからベッドを出して寝ていたりやりたい放題している。
ルシルがリーナとミアの虫除け周知したところ、ルシルはほとんどサボるようになった。なんでルシル君だけ春休み梅雨休みがあるんだよと(笑)しかも7月入ってから夏休み突入ってどういうことだよと(笑)
九校戦に参加したのはエンタメのためだ。そういえばこれまでの織地で参加したことなかったよねと。
九高の食事時間になり、ビュッフェで食事を始めたのだが……
「やはり陸軍飯マズか」
「ちょっとこれはないわね」
「国防陸軍は本当に魔法科高校生を勧誘するつもりがあるのでしょうか?」
「若様、居酒屋行きませんか?」
「蔵人採用。美咲さん、そういうことだから」
「了解。ルシル君達舌肥えてるものね」
ということで宿泊と閨以外ここのホテルに用はない。富士といえば、牛かつと生しらすを始めとした魚介類だよね。
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