私、悪い入間じゃないんです! 信じてください!! 作:かりん2022
番外編も続き読みたいって人いてよかったー。ありがとうございます!
多分今日最終回
できたら番外編の方もその後更新します!
俺たちは、アメリカで大きなハンバーガーを頬張っていた。
アメリカすげー!
本日、アメリカに来たのは、火星のテラフォーミング計画についてらしい。
なんらかの妨害をしている奴がいるらしく、未来視と六眼で様々な見地から見て欲しいと言う事だ。後は、吸血と未来視からの情報収集。
硝子はもちろん治療だし、傑は原子力発電所の安全な解体ができるかのテストだそうだ。
と言うのも、電気が瞬時にグレムリンに変わって、原子力発電所が壊れちゃう事は確定なわけで。その時、何が起こるかもわからない。
それで、一旦解体して、2024年問題を乗り切ったらまた建てよう、と言う話になったのだ。
もちろん、その間にも2024年直前までの電力は必要だから、火力発電なり、水力発電なり、代わりの発電所は作る。
2024年までに電気なしで動作するインフラも整えていく予定。
石油、石炭の価値が爆上がりである。
2024年に文明がグレートリセットを迎えるのだからと、景気はいい。すこぶるいい。
2024年問題の準備と、平和な世界がなくなるまで今の春を謳歌するのと、余裕があれば2024年問題が起こらなかった時にスムーズに元の生活に戻る準備。
今あるお金を使い尽くせと、経済の大車輪が回されていた。
特許も特定分野だが、次々と解放された。
少しでも人類を生き延びさせる為である。
他にも、授業が全面的に差し変わり、2024年度以降のサバイバル生活を念頭に置かれるようになった。
2024年度問題が起きなかった時が怖いけど、以前の教育の記録もちゃんと残して100年くらいかけて戻っていく予定らしい。
公共はもちろん、個人でも準備はされている。缶詰の保管や小規模でもいいので家庭菜園が法律で義務化された。プランターがバカうれだ。
後、予行演習としてこれから起こる大震災の後にサバイバル研修が大規模に行われる。
悲しい事だが、ニートとかもこれから許されなくなるらしい。段階的に国民全部活用する法律に変わっていく。
可哀想だけど、2024年になったら働けないやつから死んでくから仕方ない。
日本では、来年から特別な許可がない限り、特別講習に月一で出ないといけない事になり、それは徐々に増えていく。内容は野草の見分け方とか色々。
そうそう、傑の話だったな。腹ごしらえをしたら、この後傑は原子力発電所の解体である。
呪霊は呪力でしか倒せない。ならば、放射能も大丈夫だろうということだ。
もちろん、傑に害がないよう、様々なテストは行うし万全を記すとのこと。
テストが終わったら、傑は世界を巡る事になる。
発電所の建設と並行して、全ての原子力発電所を解体していく。
今回の滞在では順調にテストを終えれば三つ解体される事になる。代わりに火力発電所が二つ、急ピッチで建設中だ。
世界旅行には、順番で術師が護衛につく事になっている。
今が俺のターン! 他の仕事も入ってるけど、ちゃんと観光の時間も取ってもらってる。何せ、2024年以降文明無くなって旅行できなくなるからな。今だけ今だけ!
それと目玉の魔女の術だけど、真依と総監部が隠してた幸吉って子が中継装置を作ってくれたので、世界中で使える。吸血の立ち上げたプロジェクトが実った形で、これで限定的ながらもネットワークが構築できる事になった。
ネットワークの担い手はその国の呪術師。
日本人術師派遣してくれよって話が出たけど、呪霊問題があるので無理。
人体実験は許さないけど、呪力の研究協力はありって事で、国際呪力研究所が立ち上がってちび2人と傑の呪霊達はそこにも協力してる。
最初は呪力を基幹としたネットワークだけど、超越者が来たらうまく差し替えられたら、と思っている。
ファーストインパクトでそもそも術師達が死ぬかもしれないもんな。
魔力と呪力がどう反応するかは未知数だ。
「じゃあ、悟。硝子。お仕事がんばってね。特に硝子は誘拐されちゃダメだよ」
「あんたも気をつけなよ」
「今晩、ホテルは一緒なんだろ? 博物館を特別に開けてくれるって。一緒に見学しようぜ」
「「おおー!」」
「市長の計らいだよ。ありがたいね」
「私だけ仕事がなくて悪い気もするわね。全部未来視のおかげね」
「おいおい、庵先輩の仕事は護衛だろ。一番大事だろ。気ぃ抜くなよ? アメリカ銃があるんだぞ」
「わ、わかってるわよ!」
というわけで、早速調査である。
「あるな。残穢。呪霊を操って妨害してる」
「いくつか未来視して対策したんだが、対応されて次の手を打たれる。嫌な感じだな……。偶然じゃなくて、それだけ大きな敵対組織がいる感じだ」
「なんという事だ……! 地球の民が一丸となって動かなければならない時に」
「うーん、9時までに終わるかななぁ。傑達と博物館見学したいんだけど」
「俺もアメリカ観光したい。最短で片付けるぞ、協力頼む」
「了解」
吸血が未来視や俺の情報とアメリカの専門家とともに相談をする。
「やはり宗教家の方達にわかってもらうのは難しそうかな?」
「難しいね。何せエイリアンだ。彼らを創造したのは同じ神なのか、というので意見が割れていてね。エイリアンの来訪は神のご意志、なんて意見もあれば、エイリアンは違う神の作ったもの、異教徒であるなんて意見もある。いずれにせよ、新しい教団ができる、派閥の違いで分裂するなど、活発化・混乱している」
「魔法使いをしていて、転生して、術師にもなって。見えざる手を感じなかったときはないよ。だが、その意思を理解するのは難しいね。私たちは私たちで、精一杯生きるしかない」
「私は、君達の逆行転生そのものが、神のご意志だと感じているよ。神は人類に生きよと仰られているのだとね」
神様とか、大きなことは俺にはよくわからない。
とりあえず、傑と硝子と、ささやかな日常が送れたらそれでいいな。
夜の博物館である!
「すげーワクワクする! 映画みてー! あったよな夜の博物館!」
「雰囲気があっていいね」
「歌姫先輩! 五条! 夏油! こっちこっち!」
「あ、ちょっと待ちなさい、硝子!」
硝子も珍しくはしゃいでいる。
博物館はめちゃくちゃ楽しかった。
その後も、俺たちはアメリカ旅行を満喫した。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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