私、悪い入間じゃないんです! 信じてください!!   作:かりん2022

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注! 薔薇と百合が咲き誇ります。
キャラ崩壊めっちゃしてます!
真依ファン様五条ファン様ごめんなさい。
番外編なので読み飛ばして大丈夫です。
素晴らしき原作、崩壊世界の魔法杖職人90話、91話を読んでから読むことをお薦めします。


俺たち(内政)最強! 番外編①

 それは、たまたま、禪院 直哉が東京校に来ていた時の事だった。

 夜蛾学長は禪院 直哉と話をしていた。

 その時、いきなり爆発音と共にサイレンが鳴った。

 当然警戒する

 ダダダダダっと音がして、いきなり五条悟が直哉の体を掴み、後から来た男に突き出した。

 

「言い出したのこいつだから!」

「は? それでもやったのは君だろ?」

 

 現れたのはブチ切れた夏油傑。高専の教師の制服を改造したものを着ていた。

 手の甲には宝石を埋めており、トカゲを両肩に乗せている。

 

「だって傑、俺のこと好きじゃん!」

「は? い、言うに事欠いてそれ? わかった。反省はしてないって事だね」

「なんだ、どういうことだ!?」

「何かあった!?」

 

 バーンと五条先生が扉を開けて現れる。

 

「五条先生! これは一体? 五条先生が2人!?」

 

 乙骨たち一年生も駆けつけて、困惑する。

 

「……五条先生でーす♡ 悪いのこいつだから! 人違い! ほら生徒達、安全な場所に行こうか!」

「は?」

「いや、偽物は明らかにお前だろ」

「しゃけ!」

 

 夏油はもう怒髪天だ。

 

「さ・と・る〜!! 本当に怒るよ!! 教師なんてした事ないくせに!」

「もう怒ってるじゃん! 泣くよ? 俺、寝っ転がって泣いちゃうよ!?」

「なんや、何したんや? 悟くん」

「そんなの……ッ いや、それは。言えるわけないだろ……。しかも子供達の前で……」

「何事!? 僕は何もしてないからね!」

 

 直哉の質問に、ギギギ、と子供達を見て、次第に尻すぼみになっていく声。真っ赤になった顔。風評被害にあわてて首を振る五条先生。

 

「やだ、傑くん可愛い〜。何歳だよウケるw」

「くっ こいつ……っ」

「それにそんな俺、悪い事してないし!」

 

 ブルブルする夏油。

 

「私は……私は君はそういう男だと思いたくはなかった」

「えっ」

「しばらく冷却期間を置こう」

「あっ」

「それに、君が2人いるってのも問題だしね。あれかな、吸血の研究室通った時に爆発してたのが原因かな」

「あいつらろくなことしねーな」

「……」

 

 夏油に近寄って手を握ろうとした五条の手を叩き落とす夏油。

 

「触らないでくれないか」

「な、なんだよ!」

 

 そうして、夏油が廊下を歩くのを、戸惑いながらついて行く一行。

 空き教室、爆発のあった所で、直哉が白衣の少年と真依を庇って倒れていた。

 

「真依!」

「あっ おねぇちゃん」

 

 真依が怪しげな呪文を唱えると、真依の体が小さくなって小さな火妖精となる。

 

「真依!?」

「うう、おねぇちゃん……。助けて……」

 

 ボロボロと泣き出す真依(嘘泣き魔法使用)。

 

「どうすればいい!?」

「えっとね。おねぇちゃんがジン・ガって言ってこのミニチュアの家を指さしてくれれば、それで私は助かるの」

「わかった」

「えっ」

「やばいって真依さん! 本当にするの!?」

「あかんわ真希ちゃん、やったらあかん! ああもうあっちもこっちも!」

「早くおねぇちゃん! おねぇちゃんしか駄目なの!」

「放せ、真依が助かるなら私は……!」

「あの家には覚えがある……まさかあれが子作りの!?」

 

 暴れる真希は夏油の言葉を聞いて、すんっとなって動きを止めた。

 

「子作りってなんだ」

「止まっちゃ駄目! 頑張っておねぇちゃん! ジン・ガって一言だけでいいの!」

「真希さん落ち着こう。なんかやばそうだし、この人多分、真希さんの妹さんじゃないよ」

「乙骨……」

「なんで? 何でみんな邪魔するの? せっかく無知シチュ放火ックスが出来ると思ったのに……その為に頑張ったのに……人生を賭けたのに……!」

「そんな事の為に人生掛けないでよ……。この空気感でロマンチックな無知シチュ放火ックスは無理だよ……。大体、人前で放火ックスしないでよ。やだよ同級生のそんな姿見るの」

 

 少年はため息を吐き、手を差し伸べる。

 

「帰ろ、真依さん」

「そうね、順平。次があるわ」

「僕がパパに報告するからないわ。そもそも、放火ックスは近々罰則が出来るんやで」

「五条さんは許されたじゃない!!」

「許してないんだよ。ほら、さっさと人の姿に戻りな、おませさん。でないと水ぶっかけるよ」

 

 真依はぷりぷりしながら何事か唱え、人間の姿へと戻った。

 

「えっ 後から罰則定めて罰するってあり? なしでしょ」

「ほんっとーに遺憾ながら、せやから悟くんはセーフやで。けど傑くんからの制裁は別やで」

「傑、焔も蒼火も大好きじゃん。むしろありがとうって思ってるって」

「ひっ」

 

 順平が激昂する夏油を見て声を上げる。

 

「とりあえず、君達が原因なのはわかった。戻れる?」

「七海先生がきっとなんとかしてくれる!」

「七海は生徒にどういう教育してるのかな?」

 

 駆けつけてきた七海が自分は違いますアピールをしている。

 夏油はブチ切れている。

 

「ええ、傑だけでもすぐに戻れない? お前がいないとやばいじゃん」

「そうだね、帰還呪文を試してみる」

 

 夏油はむにゃむにゃと唱え、周囲が光り、その光が消えた。

 

「駄目っぽいね」

「うげー。どうすんのさ、真依。禪院家にこれは伝えとくからね?」

「えっと、子供のいる場所でやらかしたのは五条さんなので、怒られるのは五条さんなのでは」

 

 順平は恐る恐る告げる。

 

「僕が何したの」

 

 さっとマイクを真依の口元に運ぶ順平。

 

「あのね! 私、小さい頃に、五条さんと夏油さんの無知シチュ放火ックス見ちゃったの!」

「待ってこれ、子供達が聞いて良い話?」

「お前達は戻りなさい。自習をしているように」

 

 五条先生が戸惑い、夜蛾学長が命令を下す。

 

「なんだよ、ちゃんと聞かせろ。私の妹に何見せてんだよ」

「はいはい、皆、教室戻ってね。でないと僕泣いちゃう」

 

 五条先生も声を掛けるが、誰もいうことを聞きはしない。

 

「暗い中、火の妖精となった五条さんが、夏油さんを優しく導いて小さい人形ハウスを燃やしてたの。すっごくえっちだった!」

「あれか!」

「そうか?」

「そうか?」

「明太子!」

「その時、夏油さんが全然わかってないなりに、五条さんを信頼してたのがすっごくえっちだった!」

「その信頼全力で裏切ってない? 大丈夫?」

 

 五条教師は心配そうに夏油を伺う。

 

「それで夏油さんが帰って、五条さんがミニチュアハウスを開けると、小さな卵が、命ができていたの。五条さんは嬉しそうな顔で片付けていたわ」

 

 そして、真依はキラキラとした顔で手を組む。今キラキラする要素あった?

 

「私、その時初めて知ったの。あんな身勝手で犯罪要素しかないのに、あんなに優しくて夏油さんを全然傷つけない綺麗なエッチがあるんだぁって……!」

 

 一同、ドン引きである。そういう問題なのか?

 

「あのね、真依。私は今、とても傷ついているんだよ? 勝手に子供を作らされたら、人は傷つくんだよ?」

 

 プルプル震えながら夏油が言う。だが真依は聞いちゃいない。

 

「その後、上手い事、夏油さんを丸め込んで手の甲に疑似グレムリンを埋め込んで子供達のママにしたのを見ると、上手くやったなぁ、あんなに支配欲満たされることないだろうなぁって。凄く嬉しそうな顔で、夏油さんと火蜥蜴を抱きしめてる五条さん見て、いつか私もやってみたいなぁって」

 

 もはや異星人を見る目である。実際、異星文化なので異星人を見る目で正しい。

 

「真依? それは人間の屑の所業だからね? 憧れちゃ駄目だよ?」

「せやせや。無知シチュ近親相姦百合放火ックスとか属性詰め込みすぎやろ。嫁入りできなくなるわ」

「大丈夫、男と男なら浮気じゃないからって教科書にも書いてあるし、じゃあ女同士なんて余裕よ。ほら、淫魔呪文にも妹になってあげるって文面があることだし、合法合法」

「アウトやアウト。駄目な方向にホームランや」

「その教科書見せろ」

 

 近くにあったカバンを漁り出す真希。一体どんな教育がされているんだ。

 

「というか、なんで真依が知ってて私が知らされてないんだよ! 普通、2人で何かを燃やしたら子供が出来るとか思わないだろ!」

「せやせや、普通に性転換魔法と発情魔法でええやろ」

「良くない!! そもそも私同意してない!」

 

 発狂する夏油。もっともである。

 

「えっと、普通に放火ックスのジャンルあります。割とメジャーな性癖です」

「若い子の事はわからんわぁ」

 

 あるんかい。

 そして、真希がカバンから取り出したるは放火ックスの少女漫画、エロ漫画、等々。

 

「傑くんが知らんのはあれや。悟くんに逆らえる奴が石を投げてこいや」

「あああああああああああ!!!! 悟! ブッコロ!!!」

「あ、ハイ。どうぞボコって」

「ちょ、やめろ!!!」

 

 五条教師は五条を捕まえ、五条の無限を無効化する。そして夏油に差し出した。

 

 

 

 

 

 

 

 殴打音が響く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 無事悪は滅びた。あと、真依は夜蛾学長からゲンコツされた。

 子供達には悪影響を与えると言うことで放火ックスの本も没収される。

 

「なんや全然萌えどころがわからん……。焚き火しとるだけで発禁ってなんや」

 

 本を読みながら戸惑うこちらの直哉である。

 

「うーん? 想像を膨らませれば、ギリ……?」

「扉開いてどーすんだ。閉じとけ閉じとけ」

 

 現地人が困惑している間にも、訪問者達は困っているようで。

 

「ああもう、どうやって帰るんだよ……!」

「私が実験するから、成功した方法を採用するとか?」

「それしかないか。傑くん、未来視出来る?」

「ううん、あれ、長時間無防備になるから安全な場所でしかしたくないんだよ」

「俺がいるじゃん。安心して使えよ」

「自分がいるやん」

「駄目みたいですね……」

 

 絶望した顔で順平。

 

「七海先生ならなんとかするでしょ。歌姫先生もいるし。自力で帰るなら、1ヶ月くらい呪力貯めるのに時間掛かるから、最短1ヶ月は掛かるわね」

「そんな長期間開けられるわけがないだろ……」

「あー。仕事手伝うからしばらくこっちに置いてくんない? 後衛3人いるけど俺と直哉で5人分の滞在費なんてすぐだろ」

「後衛って傑も?」

「そ。傑は色々仕事抱えてるから、危険な事はさせらんねーの」

「つまり大ピンチです。ああああ、僕、絶対処分されちゃう……」

「止めへん順平くんが悪い」

 

 この空気で夏油傑の離反のことを言うのか。

 胃が痛くなる夜蛾だった。

 




夏油は未来視魔法(月単位)で来月の自分を見て、火蜥蜴が脱皮して自分と悟似の妖精になったのを見て悟に襲撃を掛けました。

なお、この後、教師によるNTRが発生する模様。

マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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https://odaibako.net/u/karin2022v
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好みの話は

  • 俺たち(内政)最強!
  • 俺たち(内政)最強!番外編
  • 最後の転生者が入間編
  • 無名叙事詩の知識持ち転生者編
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