私、悪い入間じゃないんです! 信じてください!! 作:かりん2022
短くてすみません。
「傑ー!」
いきなり現れた五条に、夏油は度肝を抜かれた。
「悟、ついに私を捉えに来たのかな?」
「傑……っ」
「えっ 君泣いてるの? 何があったんだい」
困惑する。さ、悟の知り合いを殺しちゃったとか? いや、そんな感じではないな、普通に困った事があって泣きついてきた感じだ。
「俺、どうしたらいいか……っ」
「そんな事私に言われてもね。何があったんだい?」
「なんか、傑のエロ同人売られてるらしくて、ネットでも拡散されてるらしくて、俺、心配で……!」
「は? 何それ」
それはそれで腹立たしいが、君がそれで泣くかな?
「とりあえず、対応はするよ。心配させてごめんね。URLを教えてくれないかな」
信者の誰かがとち狂ったのだろうか。猿だったら引導を渡さねばならない。
それにしても、こんな事で泣くほど動揺してくれるんだ、悟は。
「大丈夫。私は弱くはないよ。ちゃんと報復もするし、もう心配いらないから。見つかる前に帰りな」
今攻撃したら殺せちゃうんじゃないかと心配しながら、私は悟をなでなでと撫でる。腹は立つしどうでもいい奴にどう騒がれようとどうでもいいが、悟をここまで心配させるのは良くない。面倒だが、報復と後始末はきっちりした方がいいだろう。
「でも俺、心配で……っ 傑があのエロ漫画みたいに洗脳されたらって……!」
「あーうん。どんな傾向のか分かった。全く心配いらないよ。そういうのは良くある妄想で、実際にできる人がいるわけじゃないんだ」
よしよしよしよし。
「傑が女体化したらどうしよう……!」
「しないから。帰って寝な」
こう見えて五条悟はピュアっピュアなのだ。そうだったそうだった。
こんな悟を置いていってしまった事を少しだけ後悔しながら、悟を宥めた。
「全部どっかの変態の妄想だから、ね?」
「夏油様、どうかされましたか? 五条悟!?」
「お逃げください、夏油様!」
「あー大丈夫。悟がネットで怖いものを見たらしくて、来ちゃったんだよ」
「「はぁー!?」」
五条は美々子と菜々子を見て震えた。
「美々子と菜々子……漫画に出てた奴!」
「ちょっと待ってそのエロ漫画2人もだしてるの?」
「夏油様、どういうことですか?」
「勝手に私の事をエロ漫画にした馬鹿がいたらしくてね。犯人を探して殺そうって話」
「夏油様を!?」
「吊るす」
「心配だから持って帰る。帰ろ、傑」
「私は持ち物じゃないよ、不安なのはわかったから、いい加減にしな」
「ちょっと五条悟、詳しい事を教えなさい!」
「メソメソしたって吊るせないでしょ!」
そして五条が持ってた目次の紙を見て、検索成功。
但し、大量の二次創作、どころかジャンル化してしまっている事も発見してしまった悲しみ。
「このサイトだった」
「うーん、リョナエロ漫画サイト。美々子、菜々子は関わらなくていいから、そうだね。ラルゥを呼んでくれないかな」
「私達も出てるんですよね? 絶対嫌です。直接殴ります」
「吊るす」
「まずは私に中身を確認させて欲しいかな。ちゃんと相談はするから。悟は帰ろうか。教えてくれてありがとう。お願いだから帰ってくれ」
「なんか変な事あったら俺のところ来てくれる?」
行くわけないだろ、といいたいが、このままでは帰りそうもない。
「私でどうにかなりそうになかったら、相談に行くよ。約束する」
そして、どうにか五条を宥めて帰らせる事に成功するのだった。
「五条悟って、なんか情けなくていい奴ですね」
「意外です」
「悟は、ああ見えて優しくて純粋でいい子なんだよ」
ということで、ラルゥに相談する事にしたのだった。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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https://odaibako.net/u/karin2022v
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