私、悪い入間じゃないんです! 信じてください!!   作:かりん2022

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メロンパン編時間掛かりそうなので代わりにこちらを。
メロンパン編もちゃんと書くのでご安心ください。
アンケート回答、感想ありがとうございます。


私、悪い入間じゃないんです! 信じてください!!5

「うえへへへへへへ」

 

 入間様は最高ですなぁ!

 特に呪術師編は傑作だった!

 いくらでも本が刷れちゃうぜ!

 楽しみすぎてウッキウキの私である。

 そこに、階下から怒号が響いた。

 

「私は今の教祖様にはついていけないわ!」

 

 うげげ。母は新興宗教に嵌っており、ご近所さん達と集会をしているのである。

 全く、どうせ宗教にハマるなら夏油様の宗教にハマればいいのに。猿集合! ってされたい!

 

「今の教祖様は様子がおかしい。急にシャンタク座流星群の調査を行うなんて……」

 

 は?

 

 私はこっそりと様子を伺った。

 

「今まで宇宙になんて欠片も興味を示さなかったのに、急にお告げでシャンタク座流星群を調べよと出たなんて」

「一体どうしたのかしら。性格も変わったようで」

「一時期思い悩んでいらしたようですし、変な宗教にでも嵌ってしまったのかしら」

「心配だわ……」

 

 色々突っ込みどころが多すぎてついてけないが、どういうことだ。

 私はみなさんが帰った後に、そろーっと母に聞いてみた。

 

「ねぇ、教祖様ってお名前、なんていうの?」

「夏油傑様よ」

 

 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

 

 どういうこと!? ねぇどういうこと!?

 

 私はダダダっと階段を駆け上がった。

 そして漫画を隅から隅まで眺めた。

 

 東京都立呪術高専! ありますねぇ! 実在の学校かよ!!!

 

 どういうこと!?

 どういうこと!??

 オタク仲間よ、聞いてー!!!!!!

 

『入間の征服日誌の呪術編の夏油傑様のモデル見つけちゃった件。なんと実名です! 信仰宗教の教祖です!! 大丈夫? 逮捕されない??』

『マジで』

『名前そのまんまってマジで?』

『少なくとも同名の犯罪者はいるし、同名の学校もある。これ、実話の可能性出てきたかもよ』

『呪術師と死神と霊界探偵と忍者が実在するってマ?』

『ウケるwww』

『とにかく今度、夏油様の集会行ってくる! あと夏油様、シャンタク座流星群の調査の為の資金を集めてるらしい。なので多分、既に入間の毒牙に掛かってるw あ、連絡取れなくなったら通報してね、友よ』

『これを見せる時が来たようだな……。つ【モデル絵】』

『何これ』

『ヒヨリちゃんっぽい人。多分本人』

『皆でモデル探してまとめサイト作ろうよ!』

『訴えられない? それに入間いたらやばくない?』

『そうだそうだ! 晒すのは入間だけでいいよ』

 

 SNSのポッポーで騒ぎまくり、そして宗教オフ会をする事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 マジじゃん。

 マジじゃん。

 あのウルトライケメンが洗脳されて女体化して親友に組み敷かれるのか……。

 むしろもう洗脳されてるのか……。

 

 私達は入間対策会議を開くのだった。

 

「入間がなんで2024年以前にいるのかはわからないけど、このままじゃ良くないと思う!」

「シャンタク座流星群についての情報を入間に渡してはならない!」

「っていうか入間倒せない?」

「どうやってよ。今倒したら殺人犯じゃん」

「この五条悟って人に通報したら?」

「どうやって」

「シャンタク座流星群の調査は必要でしょ。なんとか計画を利用して……」

「アメリカニキの力も借りよう! アメリカのオタクに拡散するんだ! なんか罷り間違ってニャサあたりが動いてくれるかもしれない!」

 

 とにかく、私達は物語の主人公になってしまったのだ。

 私達が教祖様を救う! そしてあわよくば教祖様に感謝のラブチュッチュをされるのだ! ハイパーイケメン教師でもよし!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私は潜入中におかまに摘み上げられていた。

 

「また侵入者かな」

「い、入間は悪い人なんです! だからえーとえーと、夏油様正気に戻って!」

「大丈夫、私は正気だよ」

「嘘だ! 正気じゃない人が正気じゃないっていうもんか! 夏油様今お助けします! うおー!」

 

 私は通販で買ったお札を持ってウゴウゴする。

 

「あのね。バカじゃないんだから、私も入間の事は把握してるよ。そして、ちゃんと最悪の前提……既に入間がいる前提で気をつけて動いている。シャンタク座流星群の調査についてもそう。君が知ってる事は、私も知ってるんだよ。だってネットで実名を使って公開されているんだから」

「あ……」

「正直ね、君みたいのがわんさか来て困ってるんだ。君の周囲にも周知してくれないかな。迷惑料はもらうよ? シャンタク座流星群について調べるのに、お金はいくらでも必要だからね」

 

 優しく諭されて、私は暴れるのをやめた。

 

「ごめんなさい……」

「うん。じゃあ、もういいね?」

「一つだけ」

「うん?」

「猿集合って言ってください」

 

 夏油様は漫画通りに格好つけて猿集合って言ってくれた。

 

「ウッキー!!! 夏油様の意のままに!!」

 

  という事で、無事戻ってからオタク仲間に言われた通り周知したのだが、操られて帰ってきたと誰も信じてくれなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夏油傑はイラッとしていた。

 誰も彼も洗脳されてるんじゃないかってうるさい。

 そんなに洗脳がお望みか。

 それは本当に出来心だった。悟への甘えだった。

 

「傑。シャンタク座流星群のことで相談したい事があるって」

「やあ、悟。キスしちゃうぞ♡」

「傑ーーーーーーーーー!!!???」

「五条さん、下がってください!」

「早く撤退してください、五条さん!」

 

 転移で七海と伊地知を連れて待ち合わせ場所にやってきた悟に、女装した状態でジョークを飛ばしてみたのだ。

 わかってる。あまりにも疲れすぎて頭がおかしくなってたんだと今なら言える。

 

「いや、冗談……」

「くっ こうなったら逆に罠にかかったフリで入間の居所を!」

「危険です五条さん!」

「冗談だってば」

「ふぅ、わかった傑。おいで」

「五条さん!」

「行かないよ、何言ってるんだよ、冗談だって」

「本物の傑なら冗談を飛ばしちゃいけない時ぐらい心得てるだろ。僕でさえわかるのに」

「うっ!!」

「わ、悪かったよ、悟」

「あ、一応近寄らないでね、後意味不明な言葉は喋らないでね」

「本当に疑われてる?」

「お前は常に疑われる存在なんだよ、わかれ利用価値ありすぎ特級呪詛師」

 

 その後、マジギレする七海と伊地知に謝り倒した。

 本当に悪かった。悪かったって。

 私は悪くないんだ、入間が悪いんだ。ごめんって。

 その後、家族にも慌てられ、散々怒られたのだった。




マシュマロ
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  • 俺たち(内政)最強!
  • 俺たち(内政)最強!番外編
  • 最後の転生者が入間編
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