私、悪い入間じゃないんです! 信じてください!! 作:かりん2022
体調が回復してきたので更新させていただきます。
今回、大変にショッキングな内容です。
残酷な描写なのでお気をつけください。
ハロウィンたーのしー!
入間対策で私まで制限を受けるのは気に入らないが、私はこれまでに窓に就職前の見える人を実験台にできている。傀儡の印は六眼はわからないけど、術師には見えない!
セーフ! セーフです!!
なので自信を持って集まった術師から傀儡候補を物色できるわけですね。
しかも、今日は一着正装でもコスプレでも買ってくれるというのだ、太っ腹ー!
二人組を作ると言っても、この場所なら気を抜いているし、常に2人なんて不可能だ。
服に術師に、選び放題! きゃっきゃきゃっきゃとしていたら、夏油様が話しかけてきた。
きゃー教祖様ー!! 美々子ちゃんと菜々子ちゃんを引き連れて、今日も素敵!
「おや、私のコスプレかな? 照れるね」
「五条袈裟は五条先生と夏油様2人を同時にリスペクトできるので!!!」
「あはは、言っとくけど私と悟のえっちな本を量産したら呪うからね?」
「はーい」
「絶対やるなよ!」
「やったら吊るすから」
などと会話していると、警報と爆発音がして、人々が走ってなんだなんだと部屋を飛び出していく。
夏油様が真剣な顔になった。
「超越者の護衛につけた呪霊が祓われた」
「えっ ヒヨリ達の!?」
「大変!」
「すぐに出る。美々子と菜々子は知らせに行ってくれ」
「「はい!!」」
美々子ちゃんと菜々子ちゃんが走る。
私と私の駒と夏油様しかいなくなった一瞬の隙が出来た。
「『慈悲深いだろう? 死ねば解放されるのだから』」
「!?」
瞬間、呪霊を出す。術師が私を突き飛ばしてくれたので、私は無事。警報はすでになっている。誰も気づくことはないよ。私を庇った術師は死んでしまった。なむぅー。
「ありがとう」
「大丈夫かい? 怪我はないかな」
「大丈夫だよ、夏油さん。さ、超越者を助けに行って。私は大丈夫だから」
「ああ。ごめんね。入間警報器は鳴らしてしまったんだ。この子が入間だった事にしよう。いいかな?」
「わかったわ。超越者がいなくなると私も困るの。急いで」
「わかったよ」
さて、私は襲撃を受けて要る事だし、脱出を急ぎましょうか。
あっ その前に、夏油様に着せる服を何着かどさくさに紛れて奪っちゃおう〜。
バタバタと服を抱えて駒に守られながら走る。
その時、1人の人は洗脳して回る。幸いにも虎杖くんをゲットできたので早速ゲットした。
「学校自体が囲まれているようです」
困っちゃったなぁ。
「呪術師にも腑抜けがおるようだな」
目の前に現れたのは漏瑚だった。
「げっ」
漏瑚が足を踏み出した途端、私の持っていた服は燃えた。
「うわっ ちっ ちっ た、助けて! 助けてください!」
「ふん、情けない奴め。まあ良い。虎杖悠仁の場所を教えてくれれば助けてやろう」
「そいつに手を出すな。俺はここにいる」
「ほう」
「虎杖くん!」
「共に来てもらおう」
「わかった」
虎杖くんは行ってしまった。
私はハッとして、オコジョもどきに変身することで移動する事ができた。
とりあえず脱出は出来た。
家に帰ってテレビを見ると、テレビジャックされており、電気文明の崩壊の詳細、呪術の事などが詳細に報道されていた。
それを何とかする為に、儀式を行うらしい。
テレビ局の人々と超越者を人質にして、夏油にそれをせよと。
うーん、やりたい放題ですわ。
私は考えた。
このままでは夏油様もやられてしまうかもしれない。
夏油様をせっかく洗脳出来たのに?
ハロウィンのえちちな衣装も燃やされてしまった。
……それはちょっと面白くないよね。
五条が応戦している最中、伊地知が悲鳴を上げた。
「入間警報です! 夏油さんが!!!」
「は???」
「へぇ、私達の潜入を読まれていたなんてね。やるね、さすがは入間だ!」
「傑!!」
「駄目です、五条さん! 二次被害の恐れがあります!!!」
「くっ……!!」
そうこうしている間に、炎の球が建物を破壊しながら飛んでいき、それを合図に呪霊達は撤退していく。分身の術式を持つ呪詛師、羂索も消えてしまった。
一方その頃、もう一方の分身の術式を持つ呪詛師は夏油と対峙していた。
「お前、洗脳されているんだってな」
「入間は間一髪で殺したよ」
「そうか。入間は術師なんだな? それか、術師を偽装することができる」
「なにぶん咄嗟の事だったから、わからなかったよ」
「なら、呪術師をお前達は救う必要があるわけだ。私達に協力しなよ」
「私は超越者を救わねばならないんだ。彼らがいないと困る」
「……へぇ。最優先の命令はそれ、と。なら、彼らが人質だ。主人の命令に従え、名に反しない限り主人の身を守れ、主人の身の安全に反しない限り自らを守れ。どれにも相反しないだろう? 従え」
夏油は悔しそうな顔をする。
どうやら、洗脳呪文は遠隔操作はできない模様。
羂索は紙袋の下、ニヤリと笑みをこぼした。
洗脳状態で思考に枷が掛かっている状況なら、容易に操れると。
その後ろで、呪霊に取り押さえられた超越者達は臍を噛んでいた。
彼らはまだ一般人だ。呪霊を見る事すらできない。何も抵抗できない。
そして、彼らの命は今、地球人の中で一番重いのだ。彼らにしか人類を生きながらえさせる事はできない。
そんな中、入間という1人だけ魔法が使えるチートがいる。
旧世代の人類の守護者、呪術師の最強の片割れを下して、この状況を見て笑っているのだ。
ああ、江戸川の魔女が探せていたら! いや、江戸川の魔女が判明していたら真っ先に囚われていたはずだ。あとは江戸川の魔女が頑張ることを祈るしかない。
「いや、いやー!!! 死にたくない!!!」
竜の魔女が泣く。
夏油は決断した。
「超越者達の身の安全を条件に、儀式に協力しよう」
「あとひとつ。君の事、調べさせてよ」
こうして、夏油は敵の手に落ちた。
ハロウィン。
渋谷で、五条は夏油と対峙していた。夏油の隣には、勝ち誇った羂索と宿儺虎杖がいる。既に五条はボロボロだった。手数の夏油とパワーの宿儺では、いかな六眼といえども分が悪い。
「死ねば解放されるのだから、だっけ? 裏を返せば、死なないと解放されない。2024年4月4日、江戸川の魔女が現れるまでは」
五条は吐き捨てる。
「やっぱり誤魔化しきれないか。そうだよ、悟。魔女がいない今、私を解放するには殺すしかない。でも安心して欲しい。私は君も術師も殺さないよ。入間は研究が好きだし、術師の牧場を作りたいかもしれないからね。私と君は仲良くできる。そうだろう?」
五条は吐きそうだった。入間の変態性、残虐性は確認出来ており、洗脳されたらたとえ解放されても大抵は自殺する。
そんな下衆に夏油が囚われてしまった。
このままでは、牧場で親友その他大勢と子作りさせられる。
そして子供達、あるいは自分達も生きたまま解剖されて殺される。
テレビでは、呪霊に脅され、震えるアナウンサーが電気文明崩壊の危機を話している。
そこへ。
1人の術師と1匹のオコジョが、飛び込んできた。
アナウンサーを呪霊から救う術師、禪院直哉。
そしてマイクを取るオコジョ。
「直哉? それにあれ、まさか」
『皆さん、安心してください! 私、入間は呪術師、超越者、ノーマル、全ての人類を適切に管理、繁殖させます。絶対にどの人種も全滅させないし、その神秘を解き明かして見せます! 決して資源を無駄にせず、入間の元、繁栄する世界を作るのです! 死体すらもゾンビにして活用して見せますとも! 入間牧場万歳! フォーエバー入間牧場! 入間牧場セーブ ザ アース! ということで皆さん、適切に動いてください! あと、羂索さんは私の敵です!』
五条ですら、ゾワっと背中が泡だった。
同じ瞬間、羂索の心臓を後ろから、貫く宿儺。
「っ まさか、受肉した後も効果があるなんてね」
「入間の魔法は心臓を核にしたものだ。小僧の心臓を使っている以上、俺も入間の忠実なる僕というわけだ」
羂索は分身を消して逃げた。
五条は震えた。
五条だから、六眼の持ち主だからわかる。
世界中の人間の恐怖が、入間に流れ込んでいく。
宿儺と同じだ。
かつて人間だった宿儺は恐怖を浴びて呪いとなった。本人の強さ、才能もだが、広く人間に広まった恐怖が宿儺を強化したのだ。
それと同じ事が起こっている。
まさか、全ては入間の手のひらだった?
「悟」
びくり、と五条は震えた。
「2024年になったら末長くよろしくね」
夏油と宿儺虎杖は去っていく。去っていってしまう。
五条は……
五条は、2人を殺してあげられなかった。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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https://odaibako.net/u/karin2022v
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