アーツユニットを合体させて、合体必殺技を打てって!?で、できらぁ!!!   作:一般ロドスオペレーター

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アホの子ではありますが、馬鹿ではないタイプの主人公です


それではどうぞ


あー!!困りますお客様!!高温気体力学は困りますお客様!!!お客様ーーーー!!???

「………………」

 

「………………」

 

ロドスの食堂、普通に飯を食うだけのはずなのに。俺の居る一角だけは異様な空気を……異様というか、こう。なんだか小難しい雰囲気を放っていた。いや俺普通に飯食いに来ただけなんだけどな…

 

「………ねえ、evolve」

 

「………なんだ、爆裂チェーンソーフェリーン(ブレイズ)

 

こいつはブレイズ。エリートオペレーターで、硬い金属やシェルターをぶった切るのが好きというイカれたやつだぜ!!!そのぶった切った後のチェーンソーの修理してるやつとんでもない顔で毎回毎回墳死してるんだよなぁ。俺なんだけれども

 

「ねえ今凄く失礼なこと考えてない??」

 

「ソンナコトナイヨー」

 

ジトーとした目を向けられるけど、普通にスルーする。いやだって、失礼なことは考えては居ない。事実だもん全部、ほんとに戦場で大爆発するの辞めてほしいんですけど。コイツどうにかしろよって別のエンジニアから白い目で見られるの何故か俺なんだけど

 

「…って、今はそんなことどうでもいいか。で、頼んだもの用意できた?」

 

「作ってないよ」

 

「そっか、それなら────ってはぁ!?

 

めちゃくちゃ大声出された、煩いよブレイズ。ほら、周りからの視線痛いよブレイズ。此処は食堂なんだから、あんまり大きな声出さないでほしいんですけれどもー???

 

「……随分騒がしいね、どうしたのふたりとも」

 

「ドクターやっほー」

 

「ケルシーせんせからようやく開放されたんだな」

 

「ソノハナシハヤメテクレ」

 

ドクターがプレートに乗った飯持ってきつつ此方に座ってきた。どうやら今回のケルシーせんせの折檻も相当ハードだったらしい、声が震えてる。あの人怒るとめちゃくちゃ怖いのでしょうがないといえばしょうがない。俺も何回か怒られたことあるけどコワイ

 

「……で、ブレイズは何をEvolveに頼んだんだ?」

 

「それはね────二連結式チェーンソー!!」

 

「?????」

 

バイザーを外して、顔を見せているドクターによくぞ聞いてくれました、っていう顔で。ブレイズがドヤりつついうと。ドクターが???と、何を言われたのかよく分かってない顔をしている。まあ。それはそうだよな、二連結式チェーンソーなんて聞いたこと無いし、そもそも発想が出てくるわけがない

 

「に、二連結式チェーンソー……??」

 

「そう、二連結式チェーンソー!!」

 

オウム返しするドクターに、皆さんご存知というようなトーンで言うブレイズ。たまらずドクターがこっちを見てくる。安心してくれドクター、そんなものはご存知でもなんでもないっていうような顔をすると、ホッとしたような顔をした

 

「……拡張モジュールじゃ駄目なのか?」

 

「俺は拡張モジュールで十分だと思う」

 

ドクターと俺の意見が合致する。そうだね、拡張モジュールだけで十分だよね。というか整備考えるとそっちのほうが絶対にいい。と、俺達がそうだよね~ってしてると。ブレイズが机をダンダン叩いて講義する

 

「拡張モジュールじゃ駄目なの!!」

 

「その心は?」

 

「だって、2連結したほうがパワー出るじゃない?」

 

ダメダコイツ……頭が脳筋すぎる………。チェーンソー2つくっつけて振り回せばダメージも2倍になるでしょっていう、二刀流のほうが強いじゃんみたいな思考になっておられる……

 

「い、いや………2つチェーンソーを連結させると。拡張モジュールとの整合性も耐久性も弱くなる。それに加えて、シンプルゆえの整備性も。頑丈さも損なわれるんじゃないのか……?」

 

「そこは……Evolveがなんとかしてくれるでしょ」

 

「人任せかよコノヤロー」

 

ドクターの至極真っ当な意見は、俺への丸投げで解決しようとしてたらしい。いいか、連結式ってのは動力の確保とか、連動性とか。その他のジョイントの負荷のかかり具合とか色々考えなきゃいけないんだぞ。ましてやチェーンソーなんてものは刃の回転が接地面との接触で干渉しないかとか考えなきゃいけないんだぞ。アホフェリーンめ!!!

 

「……純粋に二枚刃にするのは駄目なのか?」

 

「それ一回やったんすよ。でもブレイズが振り回したせいで片方のチェーンソーの刃ぶっ壊してお釈迦になりました」

 

「嘘だろ……………」

 

ドクターが名案、と言うように出した答えも既に実践済みなのだ。あのやろー、単一の刃と同じような振り回し方しやがって……おかげで、片っぽの刃がすっ飛んできて俺の尻尾が切断されるところだったわ。そしてドクターがそうはならんやろ……みたいな顔をしてる。なっとるやろがい!!!!!

 

「いっそのこと、2つチェーンソーを持つってのは」

 

「……?2つ同時にチェーンソー持ったら使いにくいでしょ?」

 

「なんでそこはわかるんだ………」

 

恐る恐る聞くドクターに、ブレイズが首を傾げる。そこは理解できるのになんで連結させようとするのか。コレガワカラナイ。だったら2連式も取り回し悪くなるから辞めてくれよな

 

「……そもそもどうしてそんな突拍子もないビックリドッキリチェーンソーを作ってもらおうとしたんだ?普段のチェーンソーでも火力は十分だと思うが……」

 

「まあ、それはそうだよな」

 

「んー………それは、ちょっとね」

 

ドクターの疑問に、ブレイズがちょっと言いにくそうな顔をしている。そういえば、どうしてかは理由聞いてなかったな、あまりのアホみたいな提案に思考がすっ飛んで行ってたわ。理由なんなんだろ

 

「えーっと…………これはオフレコで聞いてほしいんだけど」

 

「なら食堂で話すの駄目じゃね?」

 

「Evolve、思っていても口に出さないのが優しさだ」

 

「はっ倒すよ二人共……。理由、何だけれど。こう、エリートオペレーターとしての問題っていうか、なんていうか。何人か居なくなっちゃって、穴埋めが必要かなーって。火力的な意味でのね?ScoutとかAceとかはロドスにとっても、戦力としても。精神的なところでも。大事だったから」

 

ふんふん、まあそれはそうだな。あの二人が居なくなったのはぶっちゃけかなり痛い、ドクターはあんまりピンときては居ないようだけれど。自分のせいで殉職してしまった人のことだから、ちょっと気にしてるんだろうな。まあ、この世界だから。何時死ぬのか分かんないところはあるんだけれども

 

「だから、私もそういう力がほしいなって思ってね。あんまりアーツ関連上手く扱いこなせてないし、限定的だから。それをより強く使える力があったほうがいいかなって」

 

「…ふむ、……そういった理由が……アッ」

 

「そこでお前に負荷がかかりすぎちゃいかんだろ」

 

「それでもヤらなきゃいけないのがエリートオペレーターだから」

 

まあ、エリートオペレーターで前線で戦うのは、そういうのもあるよな。穴埋めってのは、なかなか難しいもんだから。俺はほとんど戦場に出ることも無いわけだし……ドクター?どうした。俺の後ろの方を見て

 

「なるほどな、まあ……そういうことも考えなきゃいけないのはあるのかもしれんか」

 

「うん、ボイリングバースト(何ヶ月に1回ぐらいしか使えない大技)の強化もしておきたくって。体に負担がかかっちゃうのはそうなんだけれど、背に腹は代えられないし。何より、ウサギちゃんが死んじゃったら意味ないもん」

 

「ふ、二人共。ちょっとそこまでに」

 

うんうん唸ってると、ブレイズがちょっと深刻そうに口にする。アーミヤが仮に死んだとすれば、ロドスは崩壊するだろうし。仮に崩壊しなかったとしても、色んな意味で良くない方向に行っちゃうだろうからね……ドクターはさっきからどうしたん?

 

「まあ…………アーミヤが死ぬのは許容できないな。他にCEOを立てるとなったら、誰がやるんだっていう話にもなるわけだしな」

 

「うん、そこはほんとにそう思う」

 

「あと純粋にアーミヤが死んだら心が死んでしまう」

 

「わかる………」

 

「そ、そうだな……アーミヤが死去してしまうのは。私も悲しい」

 

うんうんと俺とブレイズが頷きあう。だってアーミヤが死んだら、多分きっと俺は耐えられないと思う。あの子いい子だし。小さい頃から知ってるから余計にそう思うのかもしれない。これが……親心……?そしてドクターどうした、その冷や汗みたいなのは。体調悪いんか?ケルシーせんせのところいってきな?

 

 

「だから、evolveには、そういう─────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「────────成る程、君はそのためなら。自らの命を落とし、アーミヤを悲しませる。そう言いたいのか」

 

「「ヒエッ…」」

 

恐る恐る後ろを振り返ると……背後に、真顔のケルシーせんせが立っていた。何時からそこに……!?ああ、ドクターが焦ってたのはそういうことだったのか……ブレイズは気付けたはずだけど。話すのに夢中で気づかなかったと……

 

あれ、これヤバイ状態なのでは……???

 

「け、ケルシー先生……こ、こんにちは」

 

「ああ………さて、私はブレイズと少し歓談してくる。二人共、食堂では話し込み過ぎないよう心がけてくれると助かる、利用者は他にも居る。居座るな、とは言わない。話題が盛り上がることもあるだろう、何事も頃合いを見計らうべきだ」

 

「い、いやケルシー先生?私は…」

 

「なんだ?」

 

「ナンデモアリマセン…………」

 

ケルシーせんせは俺とドクターに軽く注意をしながら、ブレイズを引きずって食堂を後にした…………

 

「ドクター」

 

「……なんだいEvolve」

 

「ケルシーせんせが来たなら教えてくれません???????」

 

「私に死ねと???????」

 

ご尤も……ケルシーせんせのアンブッシュには気をつけよう、そう心に刻んだ俺達だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




Evolve
ブレイズとはそこそこ仲が良い(当人の感覚として)。良く変なものを作らされているというか、もっとこう………何かあるだろう!!というようなものを提案されたりされなかったりしている。ちなみに、2枚刃チェーンソーだけではなく、連結式チェーンソーや。チェーンソーの刃の部分を射出して相手をバラバラにするようなものまで依頼されたこともあったりなかったりする。(そんなトンチキ武器を依頼するなんてことは)そうやならんやろ………(試作段階で尻尾とお別れしそうに)なっとるやろがい!!!!
ボイリング・バーストの習得にも協力はしたものの、あんまりいい顔をしていない。アーミヤが悲しむのが理由なため。あとケルシーせんせに殺されそうと思ったりしているため。

たまに飲みに誘われる(強制)。そして大体ブレイズが先に潰れてしまうので、介抱するのが非常に面倒くさく。最終手段としてアーミヤを召喚しようと思ったこともあるが、お酒の匂いを嗅がせたくないので。通りすがりの女性オペレーターに押し付けたことはある

ドクター
ケルシーせんせにコテンパンにされたため、察知能力が上がっている。なので。大抵の場合は近くにいるかどうかを把握している、ScoutやAceのことはあまり知らないのが心残りであり。エリートオペレーターとの会話をなるべく増やそうと心がけるようになった。

ケルシーせんせ
懺悔の用意は出来ているか

ブレイズ
Evolveとは長い付き合いな方で、■■■■ではなく。アーミヤを信じてロドス入りしたのをケルシーせんせと同様に喜んでいた。ボイリングバーストの習得の際は、アーツの制御が上手く行かないことが多く。チェーンソーを何回も何回もぶっ壊してしまっていたが、それについてはEvolveとしては全く気にしておらず。人助けの為の訓練というのであれば、惜しみのない協力をしてくれている。そのあたりは感謝しているらしく、割と相談事をすることもある……ねえ、今度チェーンソーを3又にしたのとかどう?え?使い勝手悪すぎでしょ?……うーん、やっぱりそっかぁ………
たまに飲みに誘っており、その際はいつもと違って管を巻いている。Evolveも結構な量を飲んでいるのだが、Evolveよりも先に酔い潰れてしまう。ただ、他のオペレーターと飲んでる時は毎回酔い潰す側らしい










数多の破損したチェーンソー

シテ………コロ……シテ……t
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