魔法少女ノ魔女裁判 ─君の為に〇ぬ時─   作:プッチーノ

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 ※この小説には魔法少女ノ魔女裁判の
  重大なネタバレが含まれています!
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 捜査パートその3編

  すいません、約6000文字です。
  多いので時間ある時にお読みください。

 【副題観測記録/観測ログNo.16】
  フィクスマージ語 " - hATurt - "
  翻訳結果…… 『 始めよ 』

 ──この観測記録は、
 チャンネル0に沈む彼女たちの痕跡。
 読者はこの記録を通して、死後の視界を
 垣間見ることになるだろう──


- hATurt -

 

-----------------

 

私はシロのその言葉に息を詰まらせる。

死ぬかもしれない人物が一気に増え、

どう落ち着けばいいか……わからない。  

 

私に何ができる? 見届けるしかできない

この状態で、私に一体どうしろと……。  

 

目の前が暗くぼやけ、全身に汗が滲む。

手の震えが止まらず片手でそれを抑える。  

 

「……ヒロちゃん?」  

 

「っ! 」  

 

声を掛けられ、私は前を見る。

 

いつの間にかダストシュートを見にいった筈の

ノアが至近距離で私の目をじーと観察していた。

 

まるで私の心を見透かすように

その【赤と黄金の目】でこちらを見ていた。

射抜くように鋭く光っている。  

 

「ヒロちゃん? 何かのあに言ってないこと

 あるんじゃ…………ないかなぁ?」  

 

こちらの心でも読んでいるのか、

心がざわつき、私は動揺した。  

 

「いや、なにもないぞ?

 

「…………ふーん? 」  

 

ノアの口元と眉毛があからさまに下がる。

彼女の目から逃げるように視線をずらした。  

 

見透かすようなノアの力強い目に

引き込まれそうだった。

 

確かにある程度の秘密は共有すべきだが

今は言うべきでない。

 

ノアに【それを知る覚悟】があるか……

まだわかっていないんだ。

 

(私を信用して欲しいが、

 この情報はまだ……すまないノア)  

 

「……まぁ、いいや~

 そのうち話してね? ヒロちゃん」

 

ノアは先にシャワールームを出て行ってしまった。

 

残された後の空気がなぜか重くのしかかる。

 

シロは私の態度が気になったのか、口を開いた。

 

「ヒロちゃん、私の目のこと……、

 ノアちゃんに言わないの? 」

 

「あぁ、まだノアに受け入れられるか、

 わからない話だ、

 共有するか慎重になるべきだよ」

 

「うーん、そうかな……」

 

少し納得いかない様子のシロ。

あまり隠さない性格だからだろうか、

彼女らしい『疑問だらけ』の顔をしている。

 

ただ、『まぁ、いいや』のノアの一言は

とても残念そうな言い方に聞こえ、

私の心に小さな傷を入れた気がした。

 

 

-----------------

 

 

ノアにあえて言わない選択をしたのが

心を痛め続けている気がする。

その気持ちを忘れるように私は移動する。

 

ノアは廊下で待っていた。

 

気まずい筈が予想に反し、

先ほどのやり取り後のノアは気にしてない様子だ。

あぁ、スプレーで描いた絵──後で叱ろう。

 

先ほどいたシャワールームから足音が聞こえる。

さっきの三人だろう。顔色の悪いアンアンと、

そのアンアンを支えているメルルが見えた。

【病人】と【看護師】は医務室へと移動していく。

 

「またアンアンちゃん、顔色悪くなってる~。

 のあ……心配だなぁ……」

 

アンアンの怠そうな顔色を見て、

ノアは肩を落とし、落ち込んでいる。

いつも以上に優しそうな声をしていた。

 

その反応を見た私は、先ほどの光景を思い出し、

私の心は再度傷ついた気がした。

 

(……やはり伝えるべきだっただろうか)

 

その気持ちを振り払い、目線は足音へ向かう。

 

最後の足音が廊下に響き、レイアが出てきた。

ラウンジから何処かへと移動していくのを見る。

かなり動き回っているように見えるが……、

探偵役にでもなるつもりか? ……まあいい。

 

去っていくレイアを見送った私達は

確認のために、医務室へと移動する。

 

顔色の悪いアンアンとメルルの様子と

包帯の数の矛盾が気になっていた。

棚をよく観察し、数が少ないことを再認識する。

 

「ん~やっぱり包帯の数少ないよね~? 」

 

「あぁ、そうだね」

 

「なんで少ないんだろー?」

 

全員のだれかがケガをしているかと思ったが、

誰もケガしている素振(そぶり)はない。

ならやはり犯行に使われてしまったのだろうか?

 

一番使いそうな医務室にいるアンアンとメルルを

見ても使用した痕跡もない。どうやら犯人に

隠蔽されてしまったようだな……。

 

包帯の棚を見ていると、二人の会話が耳に入る。

 

「アンアンさん体調はいかがですか? 」

 

「ただ眠いだけだと言っているだろう」

 

強がっちゃだめですよ~と本気で心配している

その声から目線を外しテーブルの上の瓶を見る。

 

目線の先にある鮮やかな青色の液体が入った瓶

テーブルの上にあり使った形跡が残っていた。

それに私は近づくと二人の会話が耳に入る。

 

「間違って睡眠薬を飲ませてしまい、

 本当にごめんなさいアンアンさん」

 

「別に気にしてない。

 むしろ、寝て元気なくらいだ」

 

「それでも、無理はしちゃだめですよぉぉ~」

 

どうやらメルルが原因で誤飲させたようだ。

 

まったく、一体何と睡眠薬を間違えるんだ?

青い瓶をよく眺め手を仰ぎ匂いを確認する。

 

(……ふむ、鮮やかな青色の液体か

 一応嗅いでみたが特に匂いはしないな)

 

ふと一つの仮説が頭によぎる。

 

(この仮説は……さすがに誰かに見られるか?

 可能性は低すぎる。私の気のせいか)

 

周囲を見渡してもこれ以上証拠は──

っと、何か提案があるようで服を引っ張られた。

 

目を向けるとなにか考えているシロ。

そして人差し指を上にあげ、口を開く。

 

「ねえねぇヒロちゃん食堂にいってみない? 」

 

なにげない提案に私は疑問で返そうと口を開く。

 

「なぜ? 」

 

「ずっとトイレにいるミリアちゃんだよ、

 もしかして原因は食堂の食べ物にね?

 何か入れられたのかな〜って思って」

 

そうか、ラウンジにいたときはその件に関して

気にしていなかったが確かに気になるな。

 

「そうだな、……うん……食堂に行こうか」

 

(ノアに伝えないままでいいのだろうか

 判断が遅くなっている、私らしくない)

 

「うん、ありがとうヒロちゃん」

 

少しだけ、シロと仲が深まったような気がした。

先ほどの痛みが少しだけ和ぐ感覚を含めて。

 

「わぁーい! 食堂行くんでしょ、楽しみだな~」

 

と、ノアが私とシロの間に割り込んできた

その反応に対し、微妙な顔になる私とシロ。

 

「……もしかしてノア、食堂に行ったことは?」

 

「ん?どうしたの二人とも……ないけど? 」

 

 

-----------------

 

「え?なにこの……ブヨブヨ? 」

 

「食べ物だ」

「うん、肉だよ」

 

「え」

 

-----------------

 

 

「……お絵描きに夢中になってたから

 食事がここまで酷いなんて……うぅぅ」

 

「皆がノアに渡していた部分は──

 比較的マシなところを選んでいたんだろう」

 

苦笑いを浮かべるシロと遠い視線を向ける私。

私達は食堂前に戻ってきていた。

佐伯ミリアの体調不良の原因を探るために来たが、

 

そもそも食べ物には残滓が付着していない。

私達には調べようがなかった為、

諦めて食堂から出てきた入口付近に居る。

 

(生存者の誰かが調べていてくれると助かるが)

 

ふと階段のほうから気配を感じて目線を向けると

階段から上ってきている宝生マーゴ。

 

そしてそのマーゴとすれ違うように

地下へと降りていくレイアを目撃した。

 

レイアをまるで品定めるような態度で

マーゴは観察していた。

 

そんな彼女を見て、ふと思うことがある。

 

(宝生マーゴか……厄介そうな人物だ)

 

娯楽室やラウンジで扇動する態度を見たし、

彼女を一言で評価するとしたら──、

【狡猾】という言葉が一番、お似合いだろうな。

 

するとノアが私の目を見て口を開く。

 

「ねえねえヒロちゃん、

 マーゴちゃんのことなんだけど」

 

「……ちゃん?」

 

どちらかというと『さん』な気がするが、

まあいい。

 

「マーゴちゃん、なんで虚勢はってるんだろう?」

 

「────なんだって?」

 

あんな余裕そうな態度をとっているマーゴが?

虚勢を張っている……だと──

そんな様子、私にはわからなかったが。

 

「だって……顔が少し強張ってるよ~?」

 

城ケ崎ノア、思ったより鋭い子なのかもしれない。

この様子だと、先程の私の嘘も看破されているな。

 

(今回の裁判が終わり次第……彼女にも伝えよう)

 

味方になってくれれば心強い。

それに私ではわからない視点、視野も、

彼女であれば、わかることも出てくるだろう。

 

(私はもう迷わない、【ノアを信じよう】)

 

そんな決意を心に秘めたとき、

ふとエマ達とマーゴが食堂前廊下で会話している。

少し傾聴してみようか──。

 

「ねぇエマちゃん、ミリアちゃんは何で体調不良に

 なったか、あなたは原因を知ってるかしら?」

 

「いや、ボクは知らないけど……」

 

「なら、私の推理を聞いてくれないかしら」

 

「マーゴちゃんの推理?」

 

……一応聞いておこう、私達も。

 

「佐伯ミリア、彼女の近くで私は食事していたの。

 その時にね、ミリアちゃんは食べ物の安全そうな

 箇所だけを食していたのに、今お腹を痛めてる」

 

私はそれを聞いて他の生存メンバーの顔を覗く。

エマとハンナはよくわかっていない顔で

シェリーは疑問の顔になっていた。

 

「誰かが毒を入れたんじゃないかって、私は食堂を

 調べたのだけど……毒は見つからなかったのよ。

 これがどういうことかわかる? エマちゃんたち」

 

「つまり、ミリアさんが嘘をついている……と?」

 

エマとハンナはシェリーの一言に驚いている。

 

「ミリアさんが……嘘をついているって

 そんなこと、ありえるんですの?」

 

「まぁ、単にお腹を下した可能性もあるわ、

 けど、ただ偶然にしてはおかしいわよねぇ?」

 

エマはマーゴの言葉に半信半疑の目をしていた。

 

「えっと、何が言いたいの? マーゴちゃん」

 

「捜査のタイミングと被るのが怪しいのよ。

 朝早くに食事していたとしても偶然にしては……

 籠って証拠隠滅してる可能性もあるわよね?」

 

……ないとは言えない。

全員が初対面だし、十分可能性はあるが──

 

(本当にそうか? 犯人だと仮定して、

 流石にもう少し動きそうだが……)

 

と、そんなことを話していると地下階段から

誰かが上ってくる足音が聞こえた。

その人物は────

 

 

────中庭で消えたはずの黒部ナノカだ。

 

 

「え?」「あら?」「あっれー?」「なぁ!?」

『なに?』『えぇ!?』『あれ~?』

 

──生きている面子と私達のセリフが被った。

 

「なな、なんでナノカさん地下から?」

 

シェリーの一言でナノカは少し眉をひそめる。

 

「確認することがあると、私は言った筈」

 

エマ達とマーゴはナノカを問い詰め始めた。

シェリーを筆頭に質問攻めされ、

押され気味の黒部ナノカは焦り始めている顔だ。

 

「ハッ! 今って何時ですの……」

 

急にハンナの大きな声で

その場の質問大会の空気が終わる。

 

随分と慌てている様子のハンナの質問に

答えるエマ。

 

「えっと……14時50分だよハンナちゃん?」

 

スマホの時間を見て冷静に答えた。

 

「──もしかして、月曜日です?」

 

「フフッ、月曜日かもしれないわねぇ~」

 

「ま、まずいですわ裁縫道具がありません!

 きっと昨日捨てた衣服の中にあるはずですわ!

 取ってきますわね!」

 

と、エマ達をおいて嵐のように

階段を下りていく遠野ハンナを見送った。

 

そしてその隙にいつの間にか消えているナノカ。

 

消えたナノカを探し始める生存者たち。

 

──私達も一応探してみるか。

 

 

-----------------

 

 

そうして消えた黒部ナノカを探していると──

 

『ごぉーん、ごぉーん』

 

と、今まで聞いたことのない

重厚な鐘の音が牢屋敷に響き渡る。

頭の中がその音に支配されるように。

 

弾かれるように私は音の方向に顔を上げる。

シロとノアも鐘の音に反応した。

 

「鐘の音だね」

「なんだろう?」

 

近くにいたエマ達の端末から、

ゴクチョーの声がする。

 

「魔女裁判の時間です。

 皆さん、必ず自身のスマホを持ち、

 速やかに裁判所に集まってください。

 

「従わない場合、

 看守によって強制連行致しますので」

 

生きている皆は裁判所の方向へと移動する。

始まってしまうようだ──、

誰かを断罪する、狂った魔女を裁く裁判が。

 

「二人とも、皆に着いていこう。

 私達は見届けなければならない

 ────事件の全てを知るために」

 

「うん……」

「のあもいく〜」

 

シロは顔色を悪くし渋々歩く。

ノアは肩をすくめ、歩き始めた。

 

生きている皆についていくように、

複数の影は歩き出す。

 

私達は牢屋敷を何度か探索した。

『ここだけ』は一度も入ったことがない。

重そうな扉は、開かれた。

 

ステンドグラスが辺りに張り巡らされ、

まるで教会のように見えなくもない、

幻想的で残酷な場所、【裁判所】だ。

 

犯人を裁く光が差し込んでくる。

紅い床模様と私達の影の青色。

心の中を覗き込むような残酷な光。

 

ホールのように広い室内中央に

機械仕掛けの台座、それを囲むように

13人分の証言台がある。

 

その証言台には番号が振られている。

私達に決められた囚人番号。

それはこの裁判所の席の番号だったのだろう。

 

出入口に佇む鎌を持つ看守と、

高い位置の手すりに羽を休めたゴクチョー。

 

私達を監視するような立ち位置にいる。

どう抵抗しても逃げられないというのに、

わざわざご苦労なことだ。

 

「魔女裁判のルールについて説明致します。

 数時間の議論の後、犯人と思われる人物に

 各自の端末で投票してもらいます」

 

「投票で【魔女】に決められた人物は中央の

 台座へと連行され、罪人として処刑されます」

 

私達はその説明を聞き、改めて

狂った場所だと再認識させられた。

 

(私達は何もできない、なら、せめて見届けよう。

 この事件の結末を──最後まで、この目で)

 

「……さっさと始めろよ。こんなかに

 城ケ崎を殺した犯人がいるんだからよ!」

 

そんな態度のアリサを見てマーゴは

揶揄うように、片手を口に沿わせた。

 

「あら? そんなに確信ついて言うなら

 心当たりでもあるのかしら〜? この裁判は

 すぐに終わりそうねぇ……犯人さん?」

 

「チッ……ウチはやってねえ!

 覚えのない殺人犯にされてたまるかよ! 」

 

さらに便乗するかのようにココは笑った顔で、

 

「いやぁ、アンタ誰か殺してそうな目してるし、

 カッとなって殺したんじゃないの〜?」

 

「……オメェも怪しいけどな。城ケ崎のこと、

 随分と気にしてたみてぇだし──なぁ沢渡」

 

「はぁ!? やってねーし?」

 

証言台に立つ彼女らは火花を散らし始めている。

その視界の端でエマが萎縮しているのが見えた。

 

そうだ、【エマ】はいつもこうだ。

肝心な時に萎縮し、ただ傍観して

その場が過ぎ去るのを祈っているだけ。

 

(そうやって傍観していたのだろう?

 【彼女】のこともいつものように……

 助けようともしなかったのだろう……エマぁ!)

 

唇を噛み締める、血は一切出なかった。

 

「ヒロちゃん……顔こわいよぉ……」

「っ……すまない」

 

またシロに怖がられてしまった。

エマを見ると、感情を制御できなくなる。

それは……私の心の弱さ、

永久に消えない自分の無力感。

 

だから、私は見届ける──。

たとえそれが誰かを殺す裁判だとしても、

この眼で、最後まで見ていよう。

 

「あれ?ハンナさんは?」

焼却炉にって……まだ?」

 

「それでは、魔女裁判開廷です」

 




捜査ファイル 【証拠まとめ】

<死体現場周辺>
▶︎ 城ケ崎ノアの死体写真
城ケ崎ノアの死体を撮影した写真。
自室の部屋で『うつ伏せ』に倒れ、
血を流して死んでしまっていた。

胸の大きな刺し傷が一箇所、
矢で刺した割には傷が大きい。

部屋の床一面に白い塗料が塗られている。
体ごと擦られたような痕跡がある。
また服が少し焼けた痕跡も見つかった。


▶︎ 真っ二つに折れたボウガンの矢
城ケ崎ノアの死体発見時、
ノアの死体の足元に折れていた矢。
矢の真ん中で真っ二つに割れている。

先端の形状は死体の傷と一致せず、
血液が付着している。


▶︎ 壁に描かれたメンバー13人の絵
ノアとアンアン監房部屋の壁に、
牢屋敷に囚われたメンバー13人分の絵。

この絵はほぼ完成間近だった。
塗っている最中に殺された可能性が高い。


▶︎ カラースプレー (白色)
城ケ崎ノアの死体発見時、
近くに転がっていたカラースプレー。
強い異臭を放つ白の塗料で、
乾くにはある程度の時間がかかる。

ほとんど使用してしまったのか、
残り僅かしか残っていない。
※【この商品は木材に付着すると洗い
落とせなくなります。取り扱い注意!】


▶︎ カラースプレー (??色)
蓋がついていてまだ新品のようだ。
※【この商品は木材に付着すると洗い
落とせなくなります。取り扱い注意!】


▶︎ 床に描かれた蝶
城ケ崎ノアの死体発見時、
床に描かれていた蝶のような模様。
大量の血液で描かれていて、
ノアの魔法によって蝶になったようだ。


▶︎ 床の傷跡
死体の近くの床にあった傷。
何かで引っかけたような黒い傷。
白い塗料が剥げ落ちていた。


▶︎ 何か引きずったような痕跡
死体の近くの床にある引きずった痕跡。
灰のような黒い物が少量残っている。


<監房廊下>
▶︎ 分解されたパーツ
廊下のバケツに入っていた、分解されたパーツ。
ボウガンのパーツで間違いない。

バラバラになっていて修復困難、
メルルが捨てた筈のハンカチがない。


▶︎ 綺麗な火かき棒
元々はラウンジに置かれてある火かき棒。
生きてるヒロが化け物を刺した後の武器。

最近誰かが拭いたのか綺麗な状態だ。
持ち手だけ何かで汚れている。
メルル監房前バケツに入れてある。


▶︎ 変色したロープ
元々は焼却炉室に置いてあったロープ。
ロープ全体が茶色に変色している。

マーゴナノカ監房前バケツに捨ててあった。


<玄関ホール>
▶︎ ただの箒
特に触られた形跡はない。


<シャワールーム>
▶︎ ダストシュートの歪み
何時からかわからない……が、
ダストシュートのフタが歪んでいた。


<ラウンジ>
▶︎ 配信アーカイブ
沢渡ココが行っていた配信動画記録。
佐伯ミリア、蓮見レイアが出演。
レイアがレイピアを使いリンゴを
串刺しにするシーンが見どころだ。

途中、機材トラブルがあったのか
スマホを支えるスタンドが転倒。


<湖畔方面>
▶︎ ナノカのリボン
紫藤アリサが湖付近で発見したリボン。
発見時びしょ濡れになっていた為、

アリサが中庭に干すため移動していた。

リボンの端をよく観察すると、
血液が付着し、拭いた痕跡がある。


<医務室>
▶︎ 使用済みの睡眠薬
メルルが『何か』と間違えて
アンアンに誤飲させた『らしい』。

色は【鮮やかな青色】

一体『何』と睡眠薬を間違えた……?


▶︎ 不足した包帯
何回見ても絶対減っている包帯の数。
医務室に出入りしたメンバーは全員怪しい。

出入りしたメンバー「不明」


<食堂前廊下>
▶︎ エマら3人とマーゴの証言
中庭に消えたはずの黒部ナノカ。
地下を調査していて階段を上るマーゴと
全く会わずに地下から一階に『後から来た』。

一体どういうことだ?



【ヒロの脳内メモ】

→今現在の状況
シャワールーム→医務室→食堂を探索。

【特筆すべきところ】
シロの目の件をあえてノアに伝えなかった。
裁判後にすぐ伝えることにする。

 医務室にある包帯が明らかに少ない……。
あと睡眠薬と『何か』を間違えた証言。

ナノカの怪しすぎる動き。
ミリアの真偽。
そして……シロをまた怖がらせてしまった。


シロの目に映る人物。
エマ、ハンナ、シェリー、メルル
レイア、アンアン、アリサ、ナノカ 8名。


→扉という壁に阻まれてる問題
▶︎現在解決方法を模索中。
事件解決までいったん保留。


→牢屋敷関係
娯楽室はいつも空いている。
食堂の料理は期待できそうにない。
 
応接間の不思議な空間は時間があるとき
調査をしたい……だが今は死体調査を
先にして犯人を突き止めなければ……。

10時〜12時、15時〜17時、22時〜翌日6時、
囚人全員が監房に拘束される時間で、さらに
私たちにとっては化け物が出現する時間。


囚人達が見つかった場合は看守に追いかけられる。
▶︎捕まったら懲罰房に拘束され2日間動けない。


→シロ関係
母親が【魔女】の可能性大。
彼女の母親……花に随分詳しいようだ。
応接間の環境を変えた人物に思える。
ほぼ、【魔女】だったのだろうと推測。

彼女の魔法は現在特定不可。
魔女因子の痕跡を【残滓】と発言。
この【残滓】を集めると
彼女の魔法は強化されていくらしい。

→敵か?味方か?
敵ならば私たちは敵を強化していることになる。
味方ならば心強い味方になりそうだ。

ただ……純粋無垢で嘘がつけ無さそうな
彼女は本当に……何者なんだ?

『シロ』についてどのような印象を持ちましたか?

  • 無邪気、無垢な少女
  • 賢い少女
  • ミステリアスな少女
  • 自由奔放な少女
  • その他
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