魔法少女ノ魔女裁判 ─君の為に〇ぬ時─   作:プッチーノ

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※この小説には魔法少女ノ魔女裁判の
  重大なネタバレが含まれています!
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 議論 その 7 編(追求編)

 【副題観測記録/観測ログNo.23】
  フィクスマージ語 " - showroof - "
  翻訳結果…… 『 証明 』

 ──この観測記録は、
 チャンネル0に沈む彼女たちの痕跡。
 読者はこの記録を通して、死後の視界を
 垣間見ることになるだろう──


- showroof -

 

 

  ──── ⚖ 審問開始 ⚖ ────

 

 

さて、時間がないトリックを解く前に……」

 

ウォーミングアップと行こうか」

 

ノア君の死体があった部屋を

 どうして見逃したのかな、皆は」

 

なんでそんなに冷静なの……?」

 

ええっと……」

 

とりあえず【おじさん】、

 【ココちゃん】、【メルルちゃん】の3人だね」

 

配信終わりのあと、

 なんであてぃし達気づかなかったん?」

 

確かに不自然ですね!」

 

ハンナさんも私の部屋から帰るとき

 気づかなかったですし」

 

これは謎が潜んでいますよー!」

 

シェリーさんの言う通り、

 【わたくし】も気づいていませんわ……」

 

帰るときに気づいてもおかしくないのに

 ……どうして?」

 

簡単な話じゃないかしら」

 

はぁ? どういうことだよ!」

 

気づかなかった原因がそこに隠れているのよ」

 

例えば、そうね。匂い *1かしらぁ?」

 

はぁ~? むしろ匂いがあったら

 そっちを見んじゃねーの?」

 

全員ただ単にポンコツだった *2

 かもしれねーじゃん!」

 

さすがに『4人の誰か』

 は気づくと思いますけど……」

 

それにアリサさんの証言から考えて

 『何らかの干渉はあった』みたいですし……」

 

あぁ、確かに奇妙な感覚に襲われたな」

 

けど、1階廊下に対して魔法の干渉 *3

 をする意味あんのか?」

 

魔法が何かわからないと議論が進まないな』

 

 

  ──── ⚖ 審問終了 ⚖ ────

 

 

…………」

 

ヒロちゃん、いつもより険しい顔してるよ?」

 

…………」

 

ノアちゃんもだ……二人ともどうしたの?」

 

…………」

 

(『レイアはノアを刺した』。それは間違いない)

 

(だが、後頭部を殴ったのは結局誰なんだ?)

 

(彼女はとどめを刺していない可能性が高い)

 

(でも私達には、

 “生きている人物に伝える手段がない”)

 

(この事件には、まだ疑問が残っている)

 

レイアは……本当に犯人なのか……?」

 

 

  ──── ↑  議論に戻る  ↑ ────

 

 

───────────────────────

 

 

───────────────────────

 

 

それって……塗料の匂いのこと?」

 

えぇ、ノアちゃんが握りしめていたスプレーね」

 

あのスプレーはおじさん達が通る

 廊下にまで刺激臭が届いてきたんだよね」

 

配信が終わって帰るときに、

 鼻をつまみながら部屋に戻ったんだよ」

 

そうそう、ミリアのおっさんの発言通り……」

 

あてぃし達は部屋の前を

 “急いで通り過ぎた”ってわけ」

 

今回見逃したのは、しょうがなくね?」

 

うぅぅ……でも、

 偶然4人が見なかったんですか……?」

 

それってかなりの豪運な気が……」

 

いやいや! わたくしが見ていないのは

 どう説明するんですの!?」

 

配信のあと、シェリーさんと別れて

 “歩いて”部屋に戻ったんですのよ?」

 

その意見だけだと辻褄が合いませんの!」

 

お嬢は“ぼーっと”してそうだし……

 見てなくても違和感ないって」

 

そんなテキトーな結論じゃ

 納得いきませんわよ!」

 

柔軟に考えないといけないわね」

 

本当に“誰も見ていない”

 なんて偶然……ありえるの?」

 

ただ“偶然”4人が“都合よく”『見なかった』」

 

私は違うと思うけれど?」

 

私もそう思うわ……

 けど、このままだと進まないわね」

 

うーん、何かが足りないのかな……」

 

エマさん……こういうときは

 他のところを追求してみましょう」

 

まだ検討していない事があるはずです」

 

ありがとう、メルルちゃん」

 

………………」

 

 

  ──── ↑  議論に戻る  ↑ ────

 

 

 

───────────────────────

 

 

───────────────────────

 

 

そうだ!4人がポンコツだったんだ!」

 

えぇぇぇ!? さすがに酷いよ! エマちゃん!」

 

ポンコツだなんて……失礼ですわ~!」

 

うぅぅぅぅポンコツでごめんなさい……」

 

いやメルちゃん悪くないし……」

 

ツーかエマっちもポンコツ寄りだろーが!」

 

最初に言い出したのはココちゃんなのに!?」

 

んんんっ……」

 

!!!

 

あーーー」

 

寄り道は楽しかったかい? 【探偵さん】」

 

はい……ごめんなさい」

 

たしなめられちゃった……」

 

 

  ──── ↑  議論に戻る  ↑ ────

 

 

 

───────────────────────

 

 

───────────────────────

 

 

もしかして『一階廊下に』ではないのかも」

 

ウチだってそう思ってるがな……」

 

じゃあなんで廊下にまで魔法が届いてんだ?」

 

うーんそうですね……あっ!」

 

どうしたの?シェリーちゃん」

 

もしかしてぇ! 監房廊下にかけた *4

 とかどうでしょう!」

 

廊下にかけたはずの魔法はぁ~

 『1階廊下にまで』

 影響があったってコトです!」

 

はぁ!

 魔法の効果範囲ってそんな広いのかよぉ?」

 

わかりません!」

 

けど!、常識で語れない現象である以上……」

 

突拍子もない推理じゃないと

 真実には辿り着けません!」

 

いや、流石にないんじゃありませんの?」

 

魔法の存在じたい不思議ですし、

 否定はできませんけれど……」

 

悪くない推理だと思うわ。

 けど、そうだとすると──」

 

蓮見レイアの魔法は、

 【人間に対してかける魔法】

 がメインなのは間違いなさそうね」

 

…………」

 

 

  ──── ↑  議論に戻る  ↑ ────

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

───────────────────────

 

 

粉々に砕け散るステンドグラス。

鐘の音が、耳の奥に深く刻まれた。

 

それだよ!シェリーちゃん!」

 

えぇ!? あってたんですかぁ~?」

 

なんでオメェが驚いてんだよ……」

 

んで? 結局、監房廊下あたりに

 魔法をかけたって話になるが……」

 

具体的にどういう魔法になるんだ?」

 

えぇと、それは──」

 

急にパチパチとなる拍手音。

音は裁判所内に響き渡り、全員の視線を集めた。

 

その音の主を見ると、

感心したような態度を見せるレイア。

 

さすが……【探偵さん】」

 

正しい回答、ありがとう」

 

その通り、私の魔法は監房廊下だけじゃない」

 

【1階の廊下にまで】効果があったんだ」

 

はぁ!? マジだったのかよ!」

 

まぁ、私にも

 そこまで範囲が広いのは誤算だったよ」

 

魔法は思ったより【強化】されていたみたいだ」

 

それって【魔女化の影響】で……?」

 

そうだね、【探偵さん】」

 

───────────────────────

 

(【魔女化の影響】だと……?)

 

『魔女』に近づくほど、

 『魔法』も強化されていくのか」

 

ヒロちゃんが

 死んだ直後にゴクチョーが言ってたよ」

 

……

 

ヒロちゃんはその会話を聞く前に

 首を〇ねられちゃったから……」

 

やはり、あのときの私は冷静じゃなかった」

 

【正しく】なかった」

 

殺意も比例して増幅するらしいから

 ヒロちゃんだけが悪いわけじゃないよ」

 

そうだよね~、【魔女因子がわるい】んだし」

 

気にしたら“負け”だよ、ヒロちゃん」

 

ノアちゃんと同じ意見だよ」

 

それに──鎌をふるった看守も悪モノだよ!」

 

二人とも…………ありがとう」

 

ふたりの気遣いが心を癒す。

 

久々に真の意味で笑うことができた気がした。

 

───────────────────────

 

では、私の魔法は一体

 “何の魔法”か特定してもらおうか」

 

ちょっといいかしら」

 

なんだい? 【お客さん】」

 

お客……?

 犯人は【レイアちゃん】なのは間違いないし」

 

この茶番に付き合う必要もないんじゃない?」

 

「………………へぇ? それで?」

 

別に証拠がなくても

 レイアちゃんは実質、

 犯人と自白したようなものじゃない?」

 

【死者は帰ってこない】の」

 

皆がレイアちゃんに投票すれば、

 この狂った裁判はさっさと終わるのよ?」

 

そのマーゴの言葉は確かに説得力があった。

一部のメンバーが、それに同意するように頷いた。

 

が、それを止める人物がいる。

 

待ちなさい

 

続けるべきよ」

 

あら? それはどうして?」

 

全てを明らかにするの」

 

免罪の可能性がゼロになった訳じゃない」

 

たとえそれが……犯人と自供していようと、

 疑問が残っている以上、最後まで調査する」

 

それが私達ができる……

 “城ケ崎ノアへの手向け”よ」

 

黒部ナノカの表情は、とても真剣だった。

彼女ならもしかして……。

 

それに賛成だよ!」

 

まだレイアちゃんが

 犯人じゃない可能性も信じてみよう」

 

……!

 

レイアちゃんは現状、最も怪しい

 人物なのは全員わかっているけど……」

 

それでも、最後まで探ってみようよ」

 

私も同意見です!エマさん!」

 

えぇ! 最後まで探すべきですわ!」

 

…………どうして

 

その小さな独り言は深みがあるように聞こえ、

 

えっ?

 

……なんでもないさ」

 

一瞬レイアの決意に満ちた表情が

揺らいだ気がした。

 

また気味の悪い笑顔に戻っている。

 

では、私の魔法は何なのか

 ……特定してみてくれたまえ」

 

【彼女】の声色は少々、震えた様子だった。

 

 

  ──── ⚖ 審問開始 ⚖ ────

 

 

次のステップだ」

 

私の魔法は“何なのか”

 ……君たちにならわかるはずだ」

 

…………」

 

わがはいと一緒にいるときに思ったのは……」

 

他者を魅了するような *5類の魔法だと思う」

 

不思議とレイアを見ると、

 ドキドキするからな」

 

えぇ~?ヒッキー

 もしかしてレイアっちのこと……」

 

恋愛感情はないぞ」

 

アンアンちゃんのいう事もわかる気がするわ」

 

レイアちゃん、顔がいいし……」

 

ひとつ、言っておくことがあるね」

 

【魅了の魔法ではない】よ」

 

だから!なんで、

 犯人候補が推理してくるんですの!?」

 

私の魔法に該当する

 べき条件があるだろうマーゴ君」

 

言ってみてくれたまえ」

 

え?……えぇ……いいわ」

 

レイアちゃんが犯人だとして、

 全ての状況を説明するなら……」

 

レイアちゃんの魔法は

 3つの条件をクリアしないといけないわ」

 

1つは

 【魅了の魔法という偽証がばれないこと】」

 

遠い効果の魔法にすると

 偽証がばれてしまいますし」

 

その条件は要ると思いますわ」

 

2つ目に満たさなくてはいけない条件」

 

それは

 【目の前で殺害準備をしていても

   抵抗できなくする】ことだね」

 

ノア君が準備している

 私を目撃して何も抵抗しない

 なんて……おかしいしね」

 

彼女は壁側に絵をかいていた

 とはいえ、一度攻撃されているのだし」

 

…………貴方、本当に何を考えているの?」

 

…………」

 

私は私の責任をとるだけだよ」

 

この議論が誰にも邪魔されない

 ように促しているだけさ」

 

…………」

 

えっと最後の条件は……」

 

4人が【殺害現場の前を通った時、

  中の死体に気づかれない】

   ようにすること、だね」

 

ココさん、ミリアさん、ハンナさん、私」

 

4人は【死体現場の前を

 通ったのに中を見ていません】」

 

ハンナさん以外は急いでたので

 偶然見なかった可能性も無くはないですが……」

 

それだと、

 わたくしが見ていない理由になりませんわ」

 

決して

 『一人で静かな廊下を歩くのが怖かった』

  ……ではありませんからね?」

 

けど“遠野は歩いていた”んだろ」

 

逆に言えば、

 偶然じゃねー可能性が高いことになる」

 

蓮見が犯人である裏付けになるじゃねーか」

 

以上が3つの条件よ」

 

成立する魔法……

 わかるかしら? エマちゃん」

 

芸能人ですし、目立つ魔法 *6

 ならしっくりきますのに……」

 

私自身が否定してるのにかい?」

 

やっぱり不気味ですわ……」

 

 

  ──── ⚖ 審問終了 ⚖ ────

 

 

蓮見レイア……どういうつもりだ」

 

君が後頭部を殴る時間なんてない」

 

真犯人は別にいるはずだ!正しくない!」

 

ヒロちゃん落ち着いてよ!」

 

……まるで裁かれたいみたいな態度だね」

 

!!!

 

もし彼女がそうなのだとしたら……」

 

 

  ──── ↑  議論に戻る  ↑ ────

 

 

 

───────────────────────

 

 

───────────────────────

 

どうしてそう思うの?」

 

レイアはいつもわがはい達を

 気にかけていた』

 

あぶない凶器を焼却炉に廃棄したり」

 

わがはいと仲良くしてくれたんだ』

 

確かに倒れたアンアンちゃんを

 医務室に運んでいたりしてたね」

 

それにノアちゃんとも仲が良かったよ」

 

だから犯人の可能性は

 低いと思ってたんだけど……」

 

そうとも限らないわよ?」

 

えぇ!? それはどうして……」

 

仲が良い関係の方が

 溝が生まれた時、余計こじれるのよ」

 

二人の間で何かがあって……」

 

仲たがいで

 ノアちゃんを殺した *7んじゃないかしら?」

 

…………」

 

さぁ? どうだろうね?」

 

確かにレイアっちは色々動いてたし」

 

3日目まで

 ノアっちの世話 *8をしていたじゃん」

 

やっぱり犯人じゃないんじゃね?」

 

アリバイの関係上、最も

 レイアさんが怪しいのは変わりませんわ……」

 

確かにその通りですね」

 

それで……結局、

 犯人なんですか?レイアさん」

 

…………」

 

うーん、だんまりですねぇ」

 

この怪力女は空気を読めませんの?」

 

【妖精さん】って言ってくださいよ~」

 

 

  ──── ↑  議論に戻る  ↑ ────

 

 

 

───────────────────────

 

 

───────────────────────

 

 

二人の仲が悪くなるキッカケとか見てない?

 もしくは心当たりとか……」

 

ないですね!」

 

私もないですわ」

 

知らないわ」

 

見てないわねぇ」

 

おじさんも無いなぁ……」

 

ウチもねえな」

 

あてぃしが見てるわけないじゃん」

 

ノアさんと接点がないです……」

 

わがはいも心あたりはない』

 

そうだね」

 

【ノア君とは最後まで仲良いままだったよ】」

 

なんであなたが答え合わせしてるんですの!」

 

そっか……じゃあ、

 この方向性は違うみたい……」

 

………

 

 

(それじゃあなぜノアを刺したんだ……レイア)

 

(君とノアは仲が良かった、間違いない)

 

(どうして──君は……)

 

 

  ──── ↑  議論に戻る  ↑ ────

 

 

───────────────────────

 

 

───────────────────────

 

 

世話って具体的に?」

 

ノアっち風呂に入りたがらなかったからさぁ」

 

レイアっちが無理やり

 風呂に連れて行ったんだよ」

 

多少強引にやらないと

 いつまでたってもお絵描きしていたからね」

 

君たちも、【風呂は毎日入る】んだよ」

 

断固拒否する」

 

風呂は三日に一回でいい」

 

ここに風呂キャンする人物が

 いるとは知りませんでしたわ……」

 

なんか……思ったより脱線したような」

 

脱線した責任として

 3回回って謝ってエマちゃん」

 

なんでボクが!?」

 

 

  ──── ↑  議論に戻る  ↑ ────

 

 

 

───────────────────────

 

 

───────────────────────

 

 

目立つ魔法……」

 

舞台役者ですし……あっていませんこと?」

 

たしかにありえそうですね!」

 

レイアさんセンターですし、

 よく注目されます *9よねぇ!」

 

まあ、そうだね。

 いつも目立つ位置にいるかな」

 

王子役をいつもやっているみたい

 ですし? ご苦労様ですわねぇ?」

 

ハハッ、誉め言葉として

 受け取っておこうかな」

 

……悪口が通じてませんわ……」

 

配信とかしたらすぐ

 視聴者集まりそうだもんな~レイアっち」

 

…………」

 

…………」

 

寄り道は済んだかい?」

 

はい……」

 

──── ↑  議論に戻る  ↑ ────

 

 

 

───────────────────────

 

 

鐘の音が脳裏に響き渡る。

ステンドグラスは粉々に破壊された。

 

そうだ! それだよ! シェリーちゃん!」

 

えぇ!? 何がですか? エマさん」

 

注目させる魔法だよ!」

 

…………

 

3つの条件をみたす魔法は……」

 

【目を離せなくする魔法】なんだ」

 

なるほど!」

 

たしかに、それがおじさんたちが

 見逃した理由か」

 

ノアちゃんが目線を固定されて

 抵抗できなかった理由にもなるし……」

 

あってそうねぇ?」

 

でも、『その魔法』ってこと。

 ウチらは証明しよーがねーな」

 

本人が認めねぇ限りは……」

 

…………」

 

また裁判所内に静かな拍手音。

その音の主は想像通り、レイアだった。

 

ご名答だね。【探偵さん】」

 

私の魔法は、

 【目を離せなくなる魔法】」

 

【ミスディレクション】だよ」

 

…………」

 

…………」

 

じゃあ、メインディッシュにいこうか」

 

私はどうやって

 25分間で犯行を済ませたのかな?」

 

淡々と自分のペースで議論を進めてしまうレイア。

その勢いは誰にも止められそうになかった。

 

  ──── ↓  次の話へ  ↓ ────

*1
追求 それって……

*2
賛成 そうかも……

*3
追求 廊下ではない?

*4
賛成 それだ!

*5
追求 どうして?

*6
追求 本当にそうかな

*7
追求 仲は……

*8
追求 世話?

*9
賛成 注目させる





捜査ファイル 【証拠まとめ】

<ハンナが持ってきた証拠>
▶︎ 大量の服
 ハンナが丸ごと持ってきた服。
 色々な人の服が混ざっている。

▶︎ 血で汚れている包帯
 誰かの血かはわからないが
 出血を防いだであろう包帯。

 少し土が付着している。

 即席の槍のつなぎ部分として使われた。

▶︎ 白い塗料付きのメルルのハンカチ
 白い塗料と誰かの血が混ざった
 何かを拭いたであろうハンカチ。

 両者共に引き伸ばされてて
 色が混ざってしまっている。
 少々土臭い匂いも混ざっている。

<議論中の追加証拠>
▶︎ アリバイまとめメモ
 時間別にわがはいが議論のために
 “完璧に”まとめたメモだ。
 感謝するがいい。

【17時~18時】
▶︎食堂集合時間

 食堂の時計がメンテナンス中のため、
 “おおよそ”の時刻を記載。

→17時20分? 
 ミリア、エマ、メルルが食堂に到着。
 謎の反応をしたミリアが居るので?を追加

→17時25分?
 シェリー、ハンナ、ナノカが到着。

→17時30分?
 ココ、マーゴ、アリサ、わがはいが到着。

→18時?
 レイア が最後に到着。

【18時~19時】
▶︎全員食堂にいた為、犯行不可。
 席を立った人物もいない。
 被害者のノアを除いた全員が居た。

【19時~20時】
▶︎グループごとに場所を記入。
 エマ、シェリー、ハンナ は【玄関ホールで会話】
 掃除ロッカーを持ち上げて遊んでいた。

 ココ、ミリア、レイア は【階段を往復】
 ラウンジと娯楽室を行ったり来たりしていた。

 マーゴ、ナノカ は 【図書室で解読作業】
 他愛のない会話をしていたとのこと。

 わがはい、メルル は【医務室で施錠中】
 わがはいは眠かったから寝ていた。

 メルルはわがはいが寝落ちする寸前まで、
 わがはいの手を握ってくれていた。(嬉しい)
 つまりメルルもわがはいもアリバイがある。

 アリサ は 【色々と移動】
 シャワールームの蓋を蹴った
 →ラウンジ→玄関ホール
 →二階の娯楽室へと移動していた。

 ミリアに階段、マーゴに娯楽室に
 入るところをそれぞれ目撃されている。


【20時~21時】
▶︎グループごとに場所を記入。
 ココ、ミリア、レイア は【ラウンジ】
 配信準備のため機材を弄っていた。
 3人とも動いていない。

 あとの7人は【娯楽室】

 わがはいは【目撃者がいない】が、
 メルルが紅茶と間違え、誤飲させた睡眠薬で
 2時間寝ていたことが証明された。


【21時~22時】
▶︎グループごとに場所を記入。
 ココ、ミリア、レイア は【ラウンジ】で配信。

 エマ、メルル、アリサ、わがはいは
 互いに【医務室に居て相互監視】状態。

 マーゴ、ナノカは【自身の監房部屋】で視聴。
 ナノカは配信を見てないが
 【部屋から一歩も出ていない】のを
 マーゴが視認している。

 ハンナシェリーは【シェリー監房部屋】で視聴。
 最後まで視聴していたらしい。


<死体現場周辺>
▶︎ 城ケ崎ノアの死体写真
 城ケ崎ノアの死体を撮影した写真。
 自室の部屋で『うつ伏せ』に倒れ、
 血を流して死んでしまっていた。

 胸の大きな刺し傷が一箇所、
 矢で刺した割には傷が大きい。

 服が少し焼けた痕跡も見つかった。


▶︎ 床に描かれた蝶
 城ケ崎ノアの死体発見時、
 床に描かれていた蝶のような模様。
 大量の血液で描かれていて、
 ノアの魔法によって蝶になったようだ。


▶︎ 床の傷跡
 死体の近くの床にあった傷。
 何かで引っかけたような黒い傷。
 白い塗料が剥げ落ちていた。


▶︎ 何か引きずったような痕跡
 死体の近くの床にある引きずった痕跡。
 灰のような黒い物が少量残っている。


▶︎ 真っ二つに折れたボウガンの矢【更新】
 城ケ崎ノアの死体発見時、
 ノアの死体の足元に折れていた矢。
 矢の真ん中で真っ二つに割れている。

 先端の形状は死体の傷と一致せず、
 血液が付着している。

 三節棍のように即席の槍の先端として使われた。


▶︎ 壁に描かれたメンバー13人の絵
 ノアとアンアン監房部屋の壁に、
 牢屋敷に囚われたメンバー13人分の絵。

 この絵はほぼ完成間近だった。
 塗っている最中に殺された可能性が高い。


▶︎ カラースプレー (白色)
 城ケ崎ノアの死体発見時、
 近くに転がっていたカラースプレー。
 強い異臭を放つ白の塗料で、
 乾くにはある程度の時間がかかる。

 ほとんど使用してしまったのか、
 残り僅かしか残っていない。
 ※【この商品は木材に付着すると洗い
 落とせなくなります。取り扱い注意!】


▶︎ カラースプレー (??色)
 蓋がついていてまだ新品のようだ。
 ※【この商品は木材に付着すると洗い
 落とせなくなります。取り扱い注意!】


<監房廊下>
▶︎ 分解されたパーツ
 廊下のバケツに入っていた、分解されたパーツ。
 ボウガンのパーツで間違いない。

 バラバラになっていて修復困難。
 エマヒロ監房前バケツの中に入っている。
 メルルが捨てた筈のハンカチがない。


▶︎ 綺麗な火かき棒
 元々はラウンジに置かれてある火かき棒。
 生きてるヒロが化け物を刺した後の武器。

 最近誰かが拭いたのか綺麗な状態だ。
 持ち手だけ何かで汚れている。
 メルル監房前バケツに入れてある。


▶︎ 変色したロープ
 元々は焼却炉室に置いてあったロープ。
 ロープ全体が茶色に変色している。

 マーゴナノカ監房前バケツに捨ててあった。


<玄関ホール>
▶︎ ただの箒
 特に触られた形跡はない。


<シャワールーム>
▶︎ ダストシュートの歪み
 ダストシュートのフタが歪んでいた。
 原因は19時頃イライラしていたアリサが
 フタを蹴って歪ませたらしい。

 本人の移動経路に矛盾等は確認されなかった。

 アンアンがその歪みを
 【4日目21時前に視認した】


<ラウンジ>
▶︎ 配信アーカイブ
 沢渡ココが行っていた配信動画記録。
 佐伯ミリア、蓮見レイアが出演。
 レイアがレイピアを使いリンゴを
 串刺しにするシーンが見どころだ。

 途中、機材トラブルがあったのか
 スマホを支えるスタンドが転倒。


<湖畔方面>
▶︎ ナノカのリボン
 紫藤アリサが湖付近で発見したリボン。
 発見時びしょ濡れになっていた為、

 アリサが中庭に干すため移動していた。
 
 リボンの端をよく観察すると、
 血液が付着し、拭いた痕跡がある。


<医務室>
▶︎ 使用済みの睡眠薬
 メルルが『紅茶』と間違えて
 アンアンに誤飲させた。
 色は【鮮やかな青色】


▶︎ 不足した包帯【更新】
 不足した包帯は焼却炉に捨てられていた。
 医務室に出入りした人物及び、
 シャワールームに入った人物は怪しい。

 出入りしたメンバー
 「エマ、シェリー、ハンナ、メルル
  アンアン、ミリア、マーゴ、レイア」

 犯人に即席の槍用の接続部分として使用された。


<食堂前廊下>
▶︎ エマら3人とマーゴの証言【更新】
 ナノカはかなり動いていた。
 中庭→アトリエ→ダストシュート→
 焼却炉→階段前→食堂前。

 4人と合流したのが食堂前だった。

──────────────────

作者 何かに気づいた方はメッセージをどうぞ。

使用楽曲コード:32152396,32152477,32152493,78360404,79502369

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