─登場人物─
【
仮面ライダームジカの変身者であり、結ヶ丘高等学校に通う一年生。
歌うことが大好きだが、ヌッラの能力により歌声を奪われてしまった。
【
結ヶ丘高等学校に通う一年生。
大きなポニーテールが特徴的。とても真面目で、お淑やかな人物。
【
プロテクションの長官補佐。
長官の補佐以外にも、奏叶の戦いのサポートも主な仕事である。
【
警視庁 公安部に所属する刑事であり、階級は警部。
ヌッラ捜査のため、特別捜査官としてプロテクションにも所属している。
代々木スクールアイドルフェスから一夜明け、今日は日曜日。部活動に所属していない俺にとっては、正真正銘の休日である。
そんな休日を利用して、俺はプロテクションベースを訪れていた。その理由は、昨日解決したソリッゾ・ヌッラの事件について諸々の話をするためだ。
「改めて、君のお陰で事件を解決することができた。感謝する」
俺が一通りの報告を終えると、九重さんから感謝の言葉を受けた。
「いえ、なんとか解決できてよかったです。その…笑顔を奪われた人たちは、どうなりました…?」
「大丈夫だ。被害者たちは全員元に戻り、今まで通り笑えるようになった」
「よかった…!」
ソリッゾ・ヌッラの能力により笑顔を奪われてしまったアイドルの人たちは、全員元に戻ったようだ。そのことに安堵しつつ、もう一つ気になる点があった。
「ちなみに、遠藤さんやこの前の男性…ヌッラになった人たちって、どうなるんですか…?」
ずっと気になっていた。レタルジアディスクの毒素の影響があったとはいえ、彼女たちがしてしまったことは許されることではない。本来なら、しっかりと法で裁かれるべきことだ。しかし、ヌッラの存在は公にはなっていないため、表立って取り締まることはできないはずだ。
となると、あの人たちはいったいどうなったのか…
「もちろん、何のお咎めも無しに社会復帰というわけにはいかない。ヌッラの事が表に出せないため、秘密裏に裁かれることになる」
「そう、ですか…」
「レタルジアディスクの毒素により負の感情が増大してしまったことも考慮されつつ、犯した罪の重さを元に裁かれる。あの二人の罪状であれば、ヌッラ事件専門の更生施設で罪を償い、社会復帰を目指すことになるだろう」
「社会復帰できるんですね…!」
社会復帰できる道が残されていることに胸を撫で下ろした俺は、昨日の別れ際に遠藤さんが言っていたことを思い出した。
『やり直してみようと思います。いつか、また笑える日が来るって信じて』
彼女がしたことは許されることではないが、せっかく彼女が前を向けたんだ。しっかり罪を償った後は、また彼女の人生を歩んでほしい。
「あ、音居さん」
俺を呼ぶ声が聞こえたので振り返ると、書類をまとめたファイルを持つ鼓野さんがいた。
「ソリッゾ・ヌッラの件、お疲れ様でした」
「あ、そうだ。コレ、昨日のヌッラのレタルジアディスクです」
「ありがとうございます」
俺はソリッゾ・ヌッラを倒した時に回収した割れたレタルジアディスクを鼓野さんに手渡した。
その時、今日は組織のトップである神窪政宗さんと、新人隊員の狼谷そらさんの姿を見ていないことにふと気がついた。
「そういえば、政宗さんと狼谷さんは?」
「狼谷くんは休暇、政宗さんは支部の方で仕事をしています」
ここがプロテクションの本部だということは聞いていたが、本部があるということはやはり支部もあるみたいだ。でも、だとしたらなぜここが本部なのだろう。俺のそんな疑問を感じ取ったのか、鼓野さんが答えてくれる。
「ピリオドが最も活発に行動しているのがこの辺りなので、ここが本部になりました。ですが、本部の特徴は少数精鋭。ですので、支部の方にはもっと多くの人員がいて、主な研究などもそちらで行っているんです」
現状、俺がここで会ったのは鼓野さん、九重さん、狼谷さん、政宗さんの4人だけ。怪物を生み出す組織と戦うというのには流石に少なすぎると思っていたが、少数精鋭だと聞いて腑に落ちた。
それにしても、この前はポンコツそうだったが、狼谷さんも実は優秀な人だってことだよな…
さて…二人にも他の仕事があるだろうし、俺はそろそろ帰るか。
「じゃあ、俺はそろそろ」
「あぁ。気をつけてな」
「また何かありましたらご連絡しますね」
二人に見送られながら、俺はプロテクションベースを後にした。
アンティークショップ・ソナーレを経由してプロテクションベースを出た俺は、その通りにあるカフェの前で見覚えのある人影を見つけた。
あの綺麗なポニーテールは……葉月さんだ。
何やってるんだ…?
日曜日にも関わらず制服を着ている彼女は、休日返上で生徒会(仮)の仕事をしていたのだろう。本当に真面目な人だなぁ…なんて考えていたのだが、そんな彼女は今、しゃがみこんでカフェの看板を眺めている。
「葉月さん、何してるの?」
「ひゃあ!?」
その様子が気になり声をかけてみると、驚いた葉月さんは可愛らしい声を上げて肩を震わせた。
「お、音居さん…?」
「ご、ごめんごめん。驚かせるつもりはなかったんだけど…」
「い、いえ…
「期間限定、いちごタルト…?」
葉月さんが凝視していた看板に視線を向けると、そこには期間限定メニューだといういちごタルトの写真が掲示されていた。
「それ、食べたかったの?」
俺が聞くと、恥ずかしそうに顔を真っ赤にして俯く葉月さん。
「はい…
「へぇ。えっと…食べていかないの?」
看板に釘付けになるほど気になっているのなら、食べてみればいいだけのことである。値段は400円とそんなに高いわけでもないし、見た感じ今はお客さんが多いわけでもないのですぐに入れるだろう。
「食べたいです…でもっ…!」
「でも?」
「今の
「う、うん…それが…?」
「だって!学校帰りに寄り道だなんて…そんな、悪いこと、できません…」
真面目か!?
いやまあ真面目なんだけども葉月さんは…
だとしても真面目すぎる。小学生ならともかく、高校生で学校帰りに寄り道なんて普通だろう。俺だって、学校帰りにちょこちょこ千砂都のたこ焼き買いに行ったりもしてるし…
「いやいや!俺たち高校生になったんだし、流石に寄り道ぐらいしてもいいと思うよ」
「そ、そうなのですか?」
「うん。校則にも、寄り道しちゃダメなんて書いてないよね?」
校則を一から百までちゃんと読んだことはないので細かいところまではわからないが、流石に高校でそんな校則はないはずだ。
「ま、まぁ…言われてみればそうですね…」
「でしょ?それに葉月さん、何か学校のための仕事があって、その帰りなんだよね?」
そう聞くと、葉月さんはコクリと頷いた。
「日曜日に学校のために働いてた葉月さんに、帰りにケーキ食べたぐらいで怒る人なんていないって。だから安心して食べてきなよ」
葉月さんは少し逡巡すると、顔を上げて何かを言いたげにもじもじとする。
「あ、あの…」
「ん?」
「では…一緒に、来ていただけませんか?」
上目遣いでそう懇願してくる葉月さん。
超可愛ええ…
美人でしっかりしている人ってイメージが強かった葉月さんに、こんな一面があったなんて…ギャップ強っ。
「え?俺でよかったらもちろんいいけど…」
「ありがとうございます!!」
葉月さんは、パァっと弾けるような笑顔で喜んでいる。
余程いちごタルトが食べたかったみたいだ。
ということで、早速俺たちはカフェに入り注文を済ませる。葉月さんは勿論いちごタルトを、俺はチョコレートタルトを注文した。
注文を終えた葉月さんは、タルトが来るのを心待ちにしている様子だ。周りに音符マークが飛び交っているのかと錯覚してしまうほど、にこやかでウキウキとしている。
これまで接してきた葉月さんは生徒会の仕事中だったということもあり、肩の力が入った真面目な人という印象が強かったので、ギャップを感じる今の様子がとても微笑ましい。
「いちご、そんなに好きなんだね」
「はい!母もいちごが好きだったので、よく一緒に食べていたんです。それで、気づけば
「じゃあ、今もお母さんとよく食べてるの?」
俺がふとそんな質問をした瞬間、空気が変わった。
今までにこやかに話していた葉月さんが、目を伏せて寂しげな表情になった。
「……母は、二年前に病気で…」
「っ…ごめん…」
「い、いえ!」
葉月さんは気にしていないと手を振るが、これは完全に俺のミスだ。何も考えず、無神経な質問をしてしまった。
お互いにかける言葉が見つからず、少しの沈黙が流れてしまった。そんな空気を変えるため、俺は別の話題を振ることにした。
「そ、そういえばさ、音楽科の授業ってどんな感じなの?」
「そうですね…基本科目に関しては、普通科と大差ありません。ですが、歌、楽器、ダンス等、音楽に関係することはより深く専門的なことまで学べます。先生方も、それぞれの分野に精通した素晴らしい方ばかりですので」
へぇ…やっぱり、音楽科の人たちはより本格的なことを学んでるんだな。俺たち普通科も音楽科の先生から授業を受けることもあるが、やはり中学までの音楽教師とは違い、より音楽に特化した凄い人たちだと感じる。
葉月さんの説明に納得していると、彼女は付け足すように小さく呟く。
「……ひとりを除いて…」
「ひとりを除いて?」
「はい。桜葉先生が…」
桜葉先生…あー…
その名前を聞き、俺は少し納得してしまった。
「一応授業はちゃんとしてくれるのですが、なんと言いますか…とにかく面倒臭がりで、気づけばふらっとどこかへいなくなっていることもしばしば…」
はぁ…とため息混じりに言った彼女からは、生徒会(仮)の唯一のメンバーとしての苦労が伺える。
そんな話をしているうちに、店員さんが注文したケーキを持ってきてくれた。
「わぁ…!」
いちごタルトを前に、目をキラキラと輝かせる葉月さん。
「いただきます!」
葉月さんは、早速いちごタルトをフォークで丁寧に一口サイズに切り、口に運ぶ。流石というか、こんなに興奮している時でも所作が綺麗だ。
「んー…!」
いちごタルトを頬張った彼女の表情は蕩け、より瞳の輝きが増した。
「音居さん、とっても美味しいです!!」
「それは良かった」
「是非、音居さんも一口いかがですか?」
「うぇ!?」
疑問形で聞かれたはずなのだが、気づいた時には有無を言わさず俺の目の前に一口サイズのいちごタルトが差し出されていた。
「えっ、と…」
いやいやいや!?
これは所謂、"あーん"というやつでは!?
世の恋人たちがやっている甘く蕩けるようなやつでは!?
しかも、もちろん葉月さんはさっき自分が食べた時と同じフォークを使っている。ということは、つまりそういうことだ。
なんかデジャブを感じる…この間、クゥクゥともこんなことあったよな。
「遠慮はいりません。さぁ…!」
顔を赤くして戸惑う俺なんて気にも止めず、葉月さんはいちごタルトを勧めてくる。
い、いや…べ、別に?そんなに焦る必要ないよな?
そう、これはただケーキをもらうだけだ。他意はない。葉月さんも勧めてくれていることだし、普通にもらえばいいだけだ。うん、そうだそうだ。
「じゃ、じゃあ…いただきます…」
「はい!」
心臓の鼓動がうるさいぐらいに早くなる中、俺は葉月さんが持つフォークへと顔を近づけていく。あと少し…あと少しで、俺は葉月さんと間接…
「おや、奏叶くん?」
「え?」
俺といちごタルトの距離がゼロになる直前、突然声をかけられて動きが止まる。そして、俺が声をかけられたことに気づいた葉月さんも、持っていたフォークを引っ込めてしまった。
あぁ…もうっ!誰だよこんな時にぃ…
なんて心の中でぼやきながら、俺は声のした方に振り返る。そこに立っていたのは、爽やかな笑みを浮かべる一人の男性。
「って、正道さん!?」
「やぁ」
彼の名前は、
180cmほどの高身長で、程よく筋肉がついたすらっとしたスタイル。パッチリとしたアーモンド型の瞳に、シュッとした鼻筋の整った顔つきもあり、大人の余裕と色気を感じさせる男性だ。
「それにしても、奏叶くんにもとうとう春がやってきたんだねぇ…」
しみじみ、といった様子で顎に手を添えながら言う正道さん。その視線が俺と葉月さんを捉えていることから、彼は俺たちの関係を勘違いしているのだとすぐに気がついた。
「はっ、春!?ちっ、違いますよ!」
「え?さっきあーんしていたのに?」
「うぐっ…」
確かに、さっきの光景は恋人同士と思われてもおかしくはない。だが、俺はともかく葉月さんはそんなこと全く意識していないし、気づいてもいない。現に今も、俺たちのやり取りを聞き首を傾げている。
「と、とにかくそういうんじゃありませんから!彼女は葉月恋さん、俺と同じ高校に通ってる"友達"です!」
"友達"という言葉を強調しながら正道さんに紹介すると、葉月さんもぺこりと会釈する。
「ごめんね、葉月さん。彼は八雲正道さん。俺の…"恩師"みたいな人だよ」
俺の紹介に続き「よろしくね」と微笑んだ正道さんを見て、葉月さんは驚いて目を丸くする。
「八雲正道さん…って、もしかしてあの天才バイオリニストのですか!?」
「元、だけどね」
驚きのあまり声のボリュームが上がってしまった葉月さんに、正道さんは苦笑しながら指先を口元に当ててシーっとジェスチャーする。
葉月さんが言ったように、八雲正道さんとは15年ほど前まで天才バイオリニストとして名を轟かせていた人だ。しかし、不慮の事故による怪我の影響でバイオリンが弾けなくなってしまい、今は作曲家や指揮者として活躍している。
「よく知っているね。私がバイオリンを弾いていたのは、15年以上も前のことなのに」
「母が八雲さんのバイオリンが好きでしたので、幼い頃からよく一緒に聴いていたんです」
「それは嬉しいな」
「それにしても、お二人はどこで知り合ったのですか?」
それは、葉月さんからすれば当然の疑問だろう。
俺が正道さんと知り合ったきっかけは、歌手活動をしていた時に楽曲提供をしてもらったことだ。それから、ずっと交流が続いている。
正道さんも怪我でバイオリンが弾けなくなったという経験があり、俺たちは境遇が似ている部分がある。それもあってか、彼は俺が歌えなくなってからもずっと気にかけてくれているのだ。
しかし、葉月さんは俺が歌手活動をしていたことを知らない。
そんな彼女からすれば、しがない普通の高校生である俺と、元天才バイオリニストであり今も音楽の世界で活躍している正道さん、この二人の接点は謎に満ちているのだろう。
とはいえ、俺が歌手活動をしていたことはできれば言いたくないし、どう説明しようか…
「実は、以前仕事で一緒になってね。私が彼に楽曲提供をしたんだ」
「あっ、正道さんそれは…!!」
「あれ、言っちゃまずかったかな?」
俺が頷くと、正道さんは焦って誤魔化す方法を探して思考を巡らせるが、時すでに遅し。
「仕事…?どういうことですか?」
このまま強引に誤魔化すこともできるだろうが、あからさまに隠し事をされては葉月さんだって気分が良くないだろう。観念して、俺は全て伝えることにした。
「実は俺、前に少し歌手活動をしてたんだよね。その時から、正道さんにはいろいろとお世話になってるんだ」
「えっ!?歌手活動、ですか…?」
「うん。奏音って名前でね」
「そうだったんですね…」
まさか俺が歌手活動をしていただなんて想像もしていなかったであろう葉月さんは、驚いた様子で目をぱちくりさせている。
「ごめんね、奏叶くん。言っていなかったとは知らなくて…」
「隠さなきゃいけなかったわけでもないですし、大丈夫ですよ。気にしないでください」
俺が笑って答えると、正道さんは安堵したように頷いた。
「おっと…もうこんな時間か。私はそろそろ行くよ」
正道さんは腕時計で時間を確認すると、次の予定があると言って俺たちの席に置いてある伝票を手に取った。
「いやいや、そんな…悪いです…!」
「いいからいいから。いろいろと邪魔しちゃったお詫びにね」
「じゃあ…ありがとうございます、正道さん」
有り難くご馳走になることにして礼を言うと、葉月さんもそれに続いて感謝の言葉と共に会釈をした。
「じゃあ、あとは若いお二人で楽しんで。またね、奏叶くん。何かあったら、遠慮なく相談するんだよ?」
「はい!いつもありがとうございます」
「恋ちゃんも、奏叶くんのことよろしくね」
「はっ、はい…!」
そして、正道さんは俺たちの分の会計まで済ませて店を後にした。
「お優しい方ですね」
ふふっ、と笑う葉月さん。
正道さんは外見だけではなく、内面もまさに理想の大人といった人だ。優しくスマートな行動をしつつ、それでいてユニークさもあり年の離れた俺も親しみやすい。その上、仕事もできる。
俺もいつか、正道さんみたいな大人になれたらいいな…
「あ、そうだ。さっきの歌手活動のこと、他の人たちには内緒にしてもらえないかな…?」
「もちろんです。音居さんが秘密にしておきたいことでしたら、
「ありがとう、助かるよ」
これで一安心だ。葉月さんは真面目で口も硬そうだし、これ以上広まることはないだろう。
元々身元を隠して活動していた上、今の俺は歌うことすらできない。そんな中でこのことが広まってしまっても、困るだけだからなぁ…
「んんっ…!やっぱりこのいちごタルト、絶品ですっ!!」
俺が安堵している前で再びいちごタルトを口にした葉月さんは、それはもう幸せそうな表情をしていた。
真面目なところしか知らなかった葉月さんの新たな一面を知ることができて、なんだか嬉しかった。
俺たちはその後も談笑に花を咲かせるのであった。
──次回、『〜奏でるムジカは青空のソナタへ〜』
「残念ですが、今のラブライブ!であなたたちが勝てると、とても思えません」
代々木スクールアイドルフェスでの活躍が認められ、正式にスクールアイドルとして活動を開始したクーカーの二人。
しかし、そんな二人に冷徹な言葉を放つ恋の姿を、奏叶は目撃してしまう。
「ここは、いったい…」
そして、新設されたばかりの結ヶ丘高等学校に隠された謎とは…
「えぇ。一緒に頑張りましょ!」
『#10 ギャラクシーな新メンバー』
─────
【登場人物設定】
《
年齢:40歳
誕生日:8月28日
血液型:A型
身長:180cm
趣味:森林浴
特技:人を導くこと
好きな食べ物:ペスカトーレ
好きな言葉:自ら省みて縮くんば 一千万人といえども我いかん
好きな動物:鳩
由緒ある音楽一家『八雲家』の長男。
正道自身も、かつては世界的に名を知られた天才バイオリニストだった。
ただ、15年前に交通事故で右手に大怪我を負ってしまう。日常生活には支障がないほど回復したものの、後遺症によりバイオリンを弾くことは叶わず、演奏家としての道を断念した。
現在は音楽プロデューサーとして活動する傍ら、会社の経営もしている。
歌手活動をしていた奏叶と仕事で知り合ってから懇意にしており、奏叶が歌えなくなってからも、大切な音楽を失った彼にかつての自分を重ねて何かと気にかけている。
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『#9 秘密の音色』
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございます!!
今回も準備でき次第、活動報告の方で#9について少し話そうと思っています。そちらもよかったら遊びに来てください!
お気に入り登録や感想、評価等いただけると大変励みになります。
もしよろしければ、よろしくお願いします!
次回『#10 ギャラクシーな新メンバー』は、7月9日20時に投稿予定です。
次回もお楽しみに!