刀持った探索者くんは倫理観がどっか行った青春に転生した模様。 作:鋭角移動のりゅーたろー
あ、ストーリーの都合上タイトル変わります。
そして、評価ありがとうございます!
感想もくれると嬉しいな?(p_-)
第四の太刀 出向、アビドス高等学校へ!
始まりはいつも突然だった。
そう、俺がシャーレで書類業務をしているときだった━━━━━━━
「書類業務って多いわ、俺超人ちゃうねん」
「海崎先生!寝言は寝てから言ってください!」
「いや…………」
「この書類の量は違うじゃん!」
「いやなに?リンちゃん俺のこと超人と勘違いしてる?」
「俺元々高校生なんだよ!?」
「もう俺三途の川見えてるよ!」*1
そんなこんなで俺はユウカと一緒に書類業務を終わらせたが………
「ふぅ……終わった終わっ…」
「せ〜ん〜せ〜い〜?」
「……………」
「ハイナンデショ」
「なんですかこの請求書は!?」
「ソレハデスネ」
「シンプルに刀のメンテナンスです」((`・∀・´))
「メ…メンテナンス?」
「いや…なんでもさ、ミレニアムにはエンジニア部ってのがあるらしいんだけどさ」
「あんま他人に対して触られたくないんだよね」
「だからリンちゃんに折り入って頼んで、シャーレに鍛冶場を作ってもらったんだよね」*2
「そ…そうなんですね」
………とまあこんなことがあったんだ。
それはさておき時間を戻して…
「アビドス高等学校…ねえ」
どうやら元々トリニティ、ゲヘナに並ぶマンモス校だったが、数度の砂嵐によって今や廃校寸前で、物資提供もされてない……か
「まあ、いくだけいくとして……」
「アロナ、とりあえずアビドスに行くんだけど何準備していけばいいかな?」
『そうですね…砂漠地帯なので水や食料、迷わないように色々持っていくことをお勧めしますよ!』
「なるほどな、とりあえず入念な準備しつつ、補給用の弾薬とか準備していこうか。」
ということで俺はアビドスに向かったが……
「……………………………………………………………………………………これ完全に迷ったな俺。」
や ら か し た
ほんとにやらかした。俺よくよく思えばキヴォトスの地理全くしらねぇじゃん……
こうなったら昇龍一閃を…、いや砂漠だからまた砂嵐を起こしそうで怖い。
「誰か助けて〜…」
思わず口に出してしまう………だけど奇跡が起きたのか通行人が!
…なんかケモ耳生えてるけどこの世界じゃ常識……いや俺の世界でも変わんなかったわ!
「あの……大丈夫?」
「……多分大丈夫じゃない、迷った。」
「もしかして、私の学校に用があるの?」
「正解、でも俺よくよく考えたらここら辺の地理わかんないから……案内してくれる?」
「ん、いいよ。ついてきて。」
こうして俺は急死に一生を得た。
奇跡様様だよこれ。
しかも学校近かったし、俺が馬鹿なだけじゃん。
ちなみに案内ついでに自己紹介した。
刀に触ろうとしたけどちょっと怒った。
〈アビドス高等学校〉
「ただいま」
「……」
んまぁ…そうだよね!
知らん人来たらそんな反応なるよね!
「シロコ先輩、誰その人?お客さん?」
猫耳の少女が話しかける。
「うん、シャーレの先生だって」
「…え、ええっ⁉︎まさか⁉︎」
「はーい、俺は海崎トシ、シャーレの先生やってます。」
「…え、ええっ⁉︎まさか⁉︎」
「連邦捜査部『シャーレ』の先生⁉︎」
「わぁ☆支援要請が受理されたんですね!良かったですね、アヤネちゃん!」
「はい!これで援助が受けられます!」
「遅れちゃってごめんね?」
「後、俺こっちの事情とか名前とか知らないから紹介してくれると嬉しいな〜って」
「あっそうですね、まずはご挨拶を。」
アヤネが話し始める。
「私たちはアビドス対策委員会です。私は、委員会で書記とオペレーターを担当している一年の奥空アヤネです」
「手紙を送ったのはあんただったな、よろしく」
「はい、よろしくお願いします。こちらから同じく1年の黒見セリカちゃん」
「よろしく」
ふんっ、と鼻を鳴らしながら少しだけ握手して引っ込める。
警戒心はあるが優しさが隠しきれてないタイプだな。
うちの子に似ているなぁ。
「二年の十六夜ノノミ先輩と砂狼シロコ先輩」
「よろしくお願いします〜☆」
「改めて、よろしく」
ノノミはふんわりと両手で握手し、シロコはがっしりと固い握手をしてきた。
「ん、すごい力強い」
「んまぁ…刀握ってたら自然と握力は強くなるさ。」
「あともう1人、3年の小鳥遊ホシノ先輩がいるんですけど……」
「あ、先輩なら隣の教室でお昼寝中、起こしに行ってくるね?」
「そういや…例のぼうry…」
俺が疑問を口にする前にアヤネが話し始め、セリカがそのまま教室を出ていた、その時、外から銃声が鳴る。
…例の暴力集団ってやつか。
「……話は後のようだ、補給品はここに出しておくからとりあえず対処しよう!」
外を見ると、そこにはヘルメットを被った集団が暴れて、銃を乱射していた。
……だっせぇ
「ひゃァははははははは!!!」
「攻撃だァ!攻撃だ!!アイツらの物資は底を尽き、補給も絶たれている!学校を占拠するのだ!!!」
あれが件の暴力組織か、かなりの人数だな。
言ってることはただの世紀末。
「あれが手紙に書いていたやつか」
「はい、アレがカタカタヘルメット団です!」
「あいつら、性懲りも無く……!」
あそこまで数は多いがどうやらネーミングセンスはないらしいな。
シロコから怒気を感じる。
余程しつこく襲撃しているらしいな。
そんな中でセリカがホシノの手を引きながら戻ってきた。
「ホシノ先輩連れてきたよ!先輩、起きて!」
「むにゃぁ〜……まだ起きる時間じゃないよ〜」
「先輩、ヘルメット団が襲撃を!こちらはシャーレの海崎トシ先生です!」
「ありゃ〜、そりゃ大変だね……」
そういや……こいつだけは調べたことがあるな…確か小鳥遊ホシノだっけな…
寝ぼけた振りしてるがその目でずっと俺を品定めしていやがる。
……勝手にしろ、俺は俺のやり方を貫くだけだ。
「あ、先生?よろしく〜」
「あぁ、よろしく」
やれやれ、お前がどう動くか見ているぞってところか……
……後1人いるって聞いたが、今は不在なのか?
「先輩、出勤だよ!装備持って!」
「うへ〜、ヘルメット団めー。おちおち昼寝も出来ないじゃないか〜」
「すぐに出よう」
「みんなで出撃ですよ〜☆」
武器を構えて、シロコ達は外に出ていった。
「私はここでオペレーターを担当します。先生もこちらでサポートを……え、先生!?」
「ちょっと今から行ってくるわ!」
俺は窓から飛び降り抜刀体制に入る。
無差別に銃弾をばら撒きやがって、シャーレで働き始めてまもない頃にユウカに言われたが、弾だってタダじゃねぇってのに……
そんな風に無駄に弾をばらまくから…大半がリロードをし始める。
そんな隙を見逃さないかのようにシロコとホシノが飛び出す。
……まあ、そろそろこの戦いも終わるがな。
「シロコちゃん、行くよ!」
「ん!」
リロードの終えたヘルメット団が気付き、銃を構える。
━━━━━━━瞬間。
ホシノ達の背後から銃声が鳴り、目の前のヘルメット団の大部分がよろめく。
インカムつけていてよかったわ。
「シロコ、ホシノはそのままヘルメット団の鎮圧。セリカと俺で2人の援護。ノノミは俺の合図で広範囲攻撃してくれ」
「さ〜〜〜〜て………………こっちも頑張りますか。」
次回予告
「うわぁぁぁぁぁぁ!?なんだあいつ!」
「弾丸を切ってやがる!?」
「はいはい、驚くのは帰ってからね!」
「ご説明いたします。対策委員会とは……このアビドスを甦らせるために有志が集った部活です」
「そういや……ユメって人はどこにいるんだ?一応卒業生らしいが…」
次回
アビドスの借金……俺1人でなんとかなるんじゃね?
シャーレに増えた鍛冶場……なんか、大丈夫なのかなぁ?
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