週明け、学校が始まった。
めんどくせえな、内心そう思った。
レゼは俺の家に置いている。
学校行ってる間は会えない。
はあー。つまんねー。
とは言いつつも学校には行かないといけないし、授業を受けないなんてもってのほかだ。
しぶしぶ向かうことにした。
______
学校について席に座る。
クーラーはついてないのかってくらいくそ熱いし、汗が垂れて来る。
学校はクソだ!!
「デンジー、おはー」
「んあ、おはよう」
クラスメイトの前田が話してきた。
面は、、まあ悪くない。
美人っちゃ、美人。
「今日も暑いねー」
そういいながら、目の前で胸元かっぴろげながら手をパタパタさせる。
こいつ...絶対俺の事好きだわ。
ったく、しゃーねーな。
「前田、胸でけえな。授乳の時安心だな!」
にかっとした笑みを浮かべ、親指をビッと立てる。
決まった...そう思った。
次の瞬間、天井を向いていた。
ぶん殴られた。
とんだ。
死んだ。
「この変態!!」
クラスメイト全員に聞こえるようなバカでかい声量で叫びながら、出て行った前田。
前田、、お前このくだり毎回やってんだから、嫌なら近づいてくんなよ....
クラスメイトもそれを知ってるようで、俺を侮蔑するような目線は勿論なく、
「お前も大変だな」と言った、同情の目線が送られてくる。
いや、あれだな。
多分俺よりもお前の方が数百倍変態だぞ?
どsか?
今日もいつもと変わらない一日が始まる、、はずだった。
______
「転校生のレゼちゃんでーす。よろしくね~」
自分の顔が一瞬で引き攣ってくるのが手に取るように分かった。
「はいはい!レゼさんに筆問がありまーす!」
「お!そこのモブaみたいな顔の君!どうぞ!」
そこで一瞬で笑いが巻き起こった。
うめえな。
主に人身掌握が。
「こほん..レゼさんには彼氏はいるんですか?」
そういうとにちゃあっといやらしい笑みを浮かべた。
クラスメイトは若干引いてた。
俺も引いてた。
「そこにるデンジ君の女でーす」
その瞬間、一気に殺意がこちらに向いた。
教室の中の空気が一気にざらついたものになった。
俺は果たして無事に帰れるのだろうか。
______
無事自己紹介は終わり、レゼは席に着く。
何故かレゼの隣に俺が席を変えることになった。
担任の女の先生はにやつきながら、俺の事を見てはサムズアップしてくる。
やめろ!ただでさえくそ恥ずかしいのに、お前がノリノリになんじゃねえ!
「ねえ、デンジ君こっちみてよー」
そういいながら、ツンツンしてくる。
猫じゃねえんだからさ。
「てか、レゼどうやって入学したんだ?」
「そりゃあ、残ってたお金だよ。あ、安心してね。結婚費用は別にあるから」
怖い、なんで結婚費用の話が出てくんだ....
「じゃなくて。国籍ないのにどうやって...」
「...まあ、バレなきゃ犯罪じゃないからさ。」
フッとそういいながら、窓がない廊下側に目を背ける。
振り向いた後、窓がないことに気づいたらしい。
すぐにひざ元に視線を移した。
バカなのかな?この子は。
まあ、そこが可愛らしんだけどさ。
ここら辺の話は深掘りするとやばそうだし、放置しておこう。
まあ、大方クリーンな方法だとは思うけど。
「今日からよろしくね、デンジ君」
「ああ、よろしくな。レゼ」
学校に彼女が来た日だった。