やけに湿っぽい朝だった。
腰に疲労がたまってる気がする。
でも不思議と疲労感よりも充実感を感じていた。
今日はなんかあったっけな、、、
でも、俺はなんだか今日体調がいい気がする。
いや、違うな。
なんだか、自信がみなぎってくるような。
うっし。今日も頑張るかー
腕をグッと伸ばす。
横みる。
レゼいる。
...なんで?
ちょ、待って。
いったん落ち着くか。
昨日、レゼはベットで寝てたはず、、
え、じゃあ何でいるの。
いったん状況を確認しようと辺りを見渡す。
「裸のレゼ」
「脱ぎちらかされている下着」
「血が付いたシーツ」
あーーー
終わった。
まじでやっちまった。
初対面の女とやるって....
しかも、俺童貞だったのに。
だ、大丈夫だよな?
俺から襲ったとかじゃなよな?
「ほな、いっしょにおてて繋いでセ○○スやろかー」とかだよな!?
無理やりとかじゃないよな?
疑心暗鬼になった。
自分からか、レゼからか。
でも、寝た後の記憶はないし、
俺ではない、、、と思う。
でも、うーん。
そんなこんなをしてるとレゼはおきた。
「ん、おはよ」
「...おはよう」
「どしたのデンジ君?」
「いや、あの、その。俺から...?」
「...私初めてだったのに。」
あーーーー
まじでだめ。
ほんとにだめ。
い、今できること、出来ること。
そうだ。
「ほんっとにすいません!!」
「私デンジ君に何回もやめてっ!!て言ってたのに..」
「....」
「なのにデンジ君「俺の肉奴隷にしてやる」とか「咥えろ」とか言って私のことめちゃくちゃにして...」
「.....」
「ぐっちゃぐちゃに犯されちゃったなー私」
「....」
「痛かったなー、デンジ君が凄い激しかったから。」
やべえ、なんもいえねえ
てか、何言ったらいいんだ。これ。
とりあえず、誠心誠意謝ろう。
そして、ちゃんと責任はとろう。
俺がいると分かった時、母さんを捨てて逃げた親父とは違うのだ。
ちゃんと責任とろう。
「レゼ...責任は..取る」
「責任取るって?具体的には?」
「ちゃんと付き合おう。」
「いいよ。でも本当は私から誘ったからそんな責任感じなくて大丈夫だよ」
「は?!!」
そういうと、レゼがくすくすと笑い始めた。
一頻り笑い終わった後口を開く。
「ごめんね。あんまりにも君が素直に信じるから。面白くってw」
「てことは、俺が無理やり襲ったわけじゃないってこと?」
「うん。ていうか、逆。私がデンジ君の寝込み襲ったの。」
「まじかよ...」
「ちょっとふざけすぎたね。ごめん。でも、ちゃんと責任取ってくれるってわかったから、安心した。」
「まあ、そうだな。責任はとるよ」
そういうと、レゼが俺を引っ張り自分の胸元へと手繰り寄せる。
「これからよろしくね。彼氏さん。」
肉一枚、皮一枚。
レゼはの鼓動が聞こえた。
随分早い気がする。
そうだ。彼女だって緊張してたんだ。
俺がここで断ったりしてたら、初めてを捧げたのにも関わらず一夜限りの関係にだってなっていた。
俺だったら自分の一生ものを捧げた相手に拒絶されたらめちゃへこむ。
てか、吐く。
彼女は勇気を出してくれた。
だったら、どうする?
男として、
彼女の彼氏として、
答えはすぐ見つかった。
「一生もんだから。大切にするよ。傷がつかないように。」
「期待してるよ」
レゼは笑って、俺も笑った。
鼓動が熱くなって、熱が回ってくる。
心を隣合わせにした朝だった。