ポケットモンスター ーアンティーク・モダンー   作:無垢なファン

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新たな技は70種類!


地下空洞での共闘

第10話 地下空洞での共闘

 

ーーー

 

ジム施設前…

 

「やあ!待っていたよ…」

 

ヒイロ『ハイゼルさん!』

 

ハイゼル『先ずは…2つ目のジムバッジ…おめでとう!ヒイロくん…』

 

ヒイロ『ありがとうございます!』

 

「でも…僕の名前?」

 

ハイゼル『ああ…つい先ほど…フィオル博士から聞いてね…』

 

「君たちの噂は広まり始めているよ…」

「それは…そうと…」

 

ハイゼル『僕がここに来たのは他でもない…』

 

「ヒイロくん…例の怪しい連中は覚えているかな?」

 

ヒイロ『アーク団ですよね…』

 

ハイゼル『うん…この近くで目撃された情報を耳にしてね…』

 

「既に…数名のジムチャレンジャーが敗退している…」

「早急に対処しないと…」

 

ヒイロ『僕も…向かいます!』

 

ハイゼル『うん…私も…君と共に闘う…』

 

ヒイロ『共闘(タッグバトル)ですね!』

 

ハイゼル『情報によると…「カイユウシティ地下水道」に入って行った様だ。」

 

「早速…向かおうか…」

 

ーーー

 

ピチャ…ポチャ…

 

ハイゼル『此処が…地下水道だ。かなり前から使われていない場所になるね…』

 

「かなり…匂うから…注意だよ…」

 

ヒイロ『うわ…靴が…』

 

ーーー

 

街の降り階段の先には、防波堤に入り口を構える…

旧地下水道があった。

 

ーーー

 

ヒイロ『悪い組織のアジトって感じがしますね…』

 

ハイゼル『この先に…何かがあるのだろうね…でないと…』

 

「こんな…異臭と湿気に満ちた場所には入って行かないよ…」

 

ヒイロ『確かに…』

 

ハイゼル『くさい…酷い匂いだ。』

 

ポンッ!

ボーマンダ『ボウガァー!!!』

 

ハイゼル『ボーマンダも…本気みたいだよ…』

 

「君に…いい所を見せたいのだろうね…」

 

ボーマンダ『ボウガ…』

 

ポンッ!

ホノワン『ワン!ワン!』

 

ハイゼル『おや…活気あるね…』

 

ヒイロ『この先に…何が…』

 

ーーー

 

旧地下水道の内部は入り組んでいた。

薄暗く…強烈な匂いと迷路の様に入り組んだ構造で…思わず迷いそうになる…

野生ポケモンも度々確認できた。

 

「ドガァ!」

 

ヒイロ『ドガースに…』

 

「デッデデッ…」

 

ヒイロ『ズバットだ。』

 

ハイゼル『此処は、どくタイプのポケモンが多く生息しているね…』

 

「人間が使わなくなった場所はそのまま…野生ポケモンの住処になっているよ…」

 

ーーー

 

「其処の2人共…止まって下さい…」

 

薄暗い旧地下水道の奥に進んで行くと…

急に呼び止められる。

 

「我らの使命は…ただ1つ…」

「迷い子の案内です。」

 

ハイゼル『ただでは…通らせてもらえないか…』

 

「君たちを敗北に案内して見せましょう…」

 

ハイゼル『ボーマンダ!暴れてこい!』

ヒイロ『行くよ!ホノワン!』

 

ポンッ!ポンッ!

 

ボーマンダ『ボウダァー!』

ホノワン『ワン!ワン!』

 

「ゆけっ!フライゴン!」

「チルタリス!」

 

ポンッ!ポンッ!

 

フライゴン『ギュゥグァッ!』

チルタリス『チルゥッ!』

 

アーク団のしたっぱが勝負を仕掛けて来る…

だが…彼らのポケモンは様子が変だ。

 

「!?」

 

「どういうことだ。」

「我らのポケモンが…怯えていると言うの…」

 

ハイゼル『此処では…りゅうせいぐんは出来そうに無いね…』

 

「やはり…メイン技を変えておいて…良かったよ…」

「ボーマンダ!ドラゴンクロー!」

 

ボーマンダ『ボウガァー!!!』

 

「フライゴン!ドラゴンダイブ!」

「チルタリス!マジカルシャイン!」

 

ハイゼル『そうはさせない…まとめて受けろ!ボーマンダ!』

 

ボーマンダ『ボウガァ!』

 

ーーー

 

彼らの猛攻を代わりに受け凌ぐ…

ボーマンダ…

そして…隙がなくドラゴン技を穿つ…

 

「我々の攻撃を凌いだ!?」

「あれだけの攻撃をまともに受けて…傷ひとつないの…」

 

ボーマンダ『ボウガァー!』

ザグッ!

 

ハイゼル『トドメだね…ボーマンダ!かえんほうしゃ!』

 

ボーマンダ『ボウダァー!』

ゴォォォォォ!!!

ドドドォォォォォ!!!

 

パチッパチッ…

シュゥゥゥ…

 

ハイゼル『やり過ぎたかな…』

 

「勝ちは勝ちだけど…先に進もうか…」

 

ヒイロ(何も…出来なかった…)

 

ーーー

 

旧地下水道の奥地には、地下空洞が広がっていた。

かなりの深さがある様だ。

 

ハイゼル『下水道の次は…空洞か…』

 

「どうりで見つからないわけだ。」

 

ハイゼル『経験上…僕の勘が言っている…』

 

「此処からは…敵も強くなると…」

「気を引き締めて行こう…」

 

ヒイロ『服も靴も…汚れましたね…』

 

ハイゼル『うん…既に匂いが取れそうにないよ…』

 

ーーー

 

「トリデプス!アイアンヘッド!」

「ラムパルド!もろはのずつき!」

 

「ボーマンダ!かえんほうしゃ!」

 

ゴォォォォォ!!!

ドドドォォォォォ!!!

 

プスッ…プスッ…

シュゥゥゥ…

 

ヒイロ(あの技って…2匹まとめて攻撃できる技でしたっけ?)

 

ハイゼル『まだまだ敵が居るよ…油断しないでね…』

 

「リザードン!かえんほうしゃ!」

「ボスゴドラ!じしん!」

 

リザードン『リザァァ!』

ボスゴドラ『ゴドラ!』

 

ハイゼル『ボーマンダ!かえんほうしゃ!』

 

ボーマンダ『ボウガァー!』

ゴォォォォォ!!!

ドドドォォォォォ!!!

 

ーーー

 

パチッ…プスッ…

シュゥゥゥ…

 

ハイゼル『そんなことは…無かったね…』

 

ヒイロ(全員…1人で倒してる…)

 

ハイゼル『ヒイロくん…聞こえるかい?』

 

「この奥から…話し声が聞こえる…」

 

ヒイロ『はい…確かに聞こえます。』

 

ーーー

 

地下空洞の奥地へと歩みを進めると…

微かに話し声が聞こえて来る…

かなり奥まで来ていた様だ。

 

「もうすぐだ…もうすぐ…」

「我らの目論みは実現できる…」

 

「はい…」

 

「ポケモンリーグが…後ろ盾になってくれよう…」

「上手く溶け込み…リスクは避けよ…」

 

「彼らを…敵にまわすことは…何としても避けねばならん…」

「彼奴らは…格が違う…」

 

「はい…四天王も…チャンピオンも…」

「我々の存在を知る者は居ません…」

 

「アラモネシティに…動きは無く支障はないかと…」

 

「ポケモンリーグ本部が動き出せば…計画が途切れる…」

「王家が滅び…数千年…我らの祖先は機会を待ち続けた。」

 

「地の底に沈みゆく…権威を取り戻し…穢れた血脈を断つこと。」

「これらを果たす機会を…それが…今となる…」

 

「感じるのだ。今も生きる忌々しい…英雄の末裔が…2つ…」

「どちらも強大な力を持つことだろう…かつての英雄と同じでな…」

 

「我らの祖先の恨みは…この時代で…」

 

ーーー

 

ハイゼル『話は此処までにして…』

 

「引き返そうか…」

 

彼は、そう言うと急に引き返し始めた。

 

ヒイロ『急にどうしましたか?』

 

ハイゼル『彼らの親玉の正体が分かった。』

 

地下水道を抜け…防波堤に出る…

 

ーーー

 

ハイゼル『ヒイロくんは…平気なのかい?』

 

ヒイロ『はい!』

 

ハイゼル『僕は…気分が悪くなってきたよ…』

 

ヒイロ『だ…大丈夫ですか!?』

 

ハイゼル『済まないね…閉所恐怖症のことを…完全に忘れていたよ…』

 

「今思うと…原因は他にもあると思う…」

「酷い匂いも…気分を悪くしていただろう…」

 

ーーー

 

暫く…海風に当たっていると…

彼の体調は良くなっていった。

 

ハイゼル『いや…ごめん…』

 

「スッカリ…気分が晴れたよ…」

 

ヒイロ『本当に…大丈夫ですか?』

 

ハイゼル『うん…この通り…こうなる前に…』

 

「いじっぱりコーヒーを飲んでおくんだった。」

 

ーーー

 

ハイゼル『話を戻そうか…』

 

「彼らはどうやら…組織の中に紛れ込み…ポケモンリーグを利用しているみたいだね…」

 

ヒイロ『はい…あと…「恨み」という言葉を呟いていました。』

 

ハイゼル『少しだけ…心当たりがあるよ…』

 

「調査を続けている中でね…でも…後で話そうと思う…」

 

ハイゼル『代わりに…彼の名前についてだけど…』

 

「シキロギ…これが彼の名だ。」

「間違いないだろう…」

 

ヒイロ『あの先にも…まだ道が続いている様でした。』

 

ハイゼル『うん…』

 

ーーー

 

すると…遠くから…

カミーユの声が聞こえる…

 

「ヒイロくん!?何処なの!?」

 

ヒイロ『あ…カミーユさんの声だ。』

 

ハイゼル『どうやら…ジムチャレンジを終えた様だね…』

 

「では…頃合いかな…」

「君になら…託せる…」

 

ハイゼル『このポケモンを…』

 

彼から譲り受けたのは…色違いのフカマルだった。

 

ーーー

 

「博士!?これを…」

「未知のエネルギー反応が…」

 

フィオル『シグナルをシンボルに切り替える…』

 

「このポケモンは…まさか…海の神…」

 

ーーー

 

ヒュゥゥゥゥゥ…

 

「ルギャァァァ!!!」

 




いじっぱりコーヒー

・セレクシティのバトルカフェで飲むことができる。セイン地方では大人気の飲み物。これを飲むと、戦闘5回まで野生のポケモンの性格がすべて「いじっぱり」になる。これは、逃げてもカウントされる。
1杯10000円するよ…



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