ポケットモンスター ーアンティーク・モダンー   作:無垢なファン

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伝説のポケモン登場!


海の神ルギア

第11話 海の神ルギア

 

ーーー

 

ハイゼル『君になら…このポケモンを託せる…』

 

「この子を頼んだよ…」

 

ヒイロ『フカマル…』

 

フカマル『フカァ!』

 

ハイゼル『君と初めて出会った時から…僕は可能性を見ていた。』

 

「他の2人には無い…確かな可能性…」

 

ハイゼル『君は僕に似ていると…』

 

ーーー

 

暫く…

こんなやり取りをしていると…

 

ゴロロ…

ドドドォォォォォ!!!

 

突如として…悪天候となり…

海は酷く荒れ始める…

 

ザザザザザザザッ!!!

 

ヒイロ『さっきまで晴天だったのに…』

 

ハイゼル『皆んなのところに向かおう…』

 

「此処は危険だ。」

 

ヒイロ『はい!』

 

ハイゼル(もしや…此処まで…)

 

ーーー

 

ポケモンセンター前…

 

「どうなってんだ!?」

 

「ダメだ…観光ツアーに出た…船から連絡がない…」

「まさか…この嵐に…」

 

「皆様!此処は危険ですから!」

「ポケモンセンターへ避難してください!」

 

「急ぎ…救助隊を呼ぼう…」

 

「この嵐では不可能だ!」

 

ーーー

 

ミナト『此処は…ジョーイさんの指示に従おう…』

 

「君たちも来るんだ。」

 

カミーユ『どうなってるの?』

 

ミナト『先ずは…避難が最優先だ。』

 

「さあ…君たちも安全な場所へ…」

 

アイト『何かが…来る…』

 

「おい…あれは何だ!?」

 

「猛スピードで何かが迫ってくるぞ!」

 

ドドドッ…

ヒュゥゥゥ…

 

ドドドドドッ…

ヒュゥゥゥゥゥ…

 

ドドドォォォォォ!!!

バシャァァァァァ!!!

 

「ルギャァァァァ!!!」

 

「何だ!?ポケモン!?」

「あれは!?ポケモンなのか!?」

 

「でも…様子が変だぞ!?」

 

カミーユ『ポケモンなの…』

 

ミナト『君達も下がって…』

ミナト(もしや…このポケモンは…)

 

カミーユ『ちょっと…アイト…近づいたら危ないよ…』

 

アイト『やはりな…ジョウト地方から遥々…此処まで…』

 

「伝説のポケモン…」

 

ーーー

 

ハイゼル『海の神…ルギア…』

 

「まさか…本当に姿を見せるとは…」

「君たちは運がいいよ…」

 

カミーユ『ハイゼルさん…』

 

アイト『誰だ?』

 

ハイゼル『そう言えば…君と話すのは初めてだったね…』

 

「僕はハイゼル…ただのポケモントレーナーさ…」

 

ヒイロ『あれが…伝説のポケモン…』

 

ハイゼル『ミナトくんも…久しぶり…』

 

ミナト『はい…』

 

カミーユ『伝説のポケモン!?』

 

「私…もしかして凄い!?」

 

ポンッ!

イーブイ『ブイッ!』

 

アイト『ポケモンリーグで勝つためには…手っ取り早い…』

 

「俺が…ルギアを捕まえる…」

 

ハイゼル『お勧めはしないけど…世界の均衡(バランス)が崩れはするかもね…』

 

アイト『ふん…』

 

ルギア『ルギャァァァァ!!!』

 

ヒイロ『ハイゼルさん…』

 

ハイゼル『うん…このまま放っておくわけにはいかないね…』

 

カミーユ『え!?ハイゼルさん…どちらへ…』

 

ハイゼル『此処は…僕が対処するよ…』

 

彼はそう言うと…海の神ルギアの方へ歩みを進める…

 

ーーー

 

「鎮まりたまえ…海の神よ…」

 

彼の言葉と声と共に…

海の神である…ルギアの怒りのような感じは和らいでいた。

ルギアは…彼を静かに見つめる…

 

ルギア『…』

ヒュゥゥゥゥゥ…

 

彼はこう…言葉を続ける…

 

「海は…神によって…護られている…ルギアよ…君のことだ。」

 

彼から…その言葉を聞くと…ルギアの怒りは静かに鎮まり…

しばらく経つと…両翼を広げ…大空を舞い立ち去る…

瞬く間に…嵐は綺麗に晴れ…

再び…静けさを取り戻した。

 

ーーー

 

僕にはまるで…主君の前から立ち去るように見えた。

 

カミーユ『どう…やったのですか?』

 

ハイゼル『ええと…』

 

「ルギアと話をした…かな…」

 

アイト『お前…何者だ?』

 

カミーユ『ちょっと!アイト!』

 

ハイゼル『いいよ…この話をする…決心がついたから…』

 

「ただし…今から話すことは…誰にも言ってはいけないよ…」

 

ーーー

 

ハイゼル『此処より…遠い場所にあるらしい…「ある笛」が何者かに奪われたと聞いている…』

 

ミナト『僕はこれで失礼します。』

 

ハイゼル『お疲れ様…ミナトくん…』

 

カミーユ『海の神と…笛…』

 

アイト『これが…どう関係するんだ?』

 

ハイゼル『重要なのは…宝物(ほうもつ)を奪った者たちだ。名前は…』

 

「ブルーラプターズ…彼らで間違いないだろう…」

 

ーーー

 

「おい!観光ツアーの船が見えるぞ!」

「無事だったのか!」

 

ハイゼル『ルギアが救ってくれた…様だね…』

 

「僕は…ルギアとある約束を交わした 。」

 

ハイゼル『彼らから…「ある笛」を取り戻すことと…彼らを止めることをね…』

 

アイト『お前は、伝説のポケモンと話が出来るのか?』

 

ハイゼル『どう言うわけか…そうみたいなんだ。』

 

「僕も…詳しいことは分からない…」

「無意識のうちにできることだからね…」

 

ヒイロ『ブルーラプターズ…』

 

「一体…何が…目的なのか…」

 

ハイゼル『噂では、世界中を飛び回り…伝説のお宝を狙う…空の海賊と呼ばれ恐れられる連中だ。』

 

「恐らく…ルギアも…此処まで追って来たのだろう…」

 

アイト『わざわざ…ご苦労なことだな…』

 

「此処は他地方から…最も遠い場所だろ…」

 

ハイゼル『うん…そうだね…』

 

カミーユ『大切な物を奪うって…どんな生き方をすれば…こんなことが出来るんだろう?』

 

ハイゼル『僕は彼らを探ってみる…』

 

「君達は、ジムチャレンジを続けてくれ…」

 

ヒイロ『はい!頑張ります!』

カミーユ『はい…』

アイト(…)

 

ハイゼル『では…』

 

ハイゼル(四神のいずれかが目覚めれば…伝説同士の戦いになるのは明白…)

ハイゼル(なんとしても…それは避けないと…ポケモンリーグ本部でも手に負えない事態になる…)

 

ーーー

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