ポケットモンスター ーアンティーク・モダンー 作:無垢なファン
※進化前は除外しております。
※リージョンフォームや+αも含む場合があります。
第17話 黒炎のバクフーン
ーーー
ハイゼル『このポケモンバトルは、君達の実力を見定めるもの…』
「言ってしまえば…3人とも面倒を見てもらえるそうだ。」
「ポケモンリーグ制覇に向けての…特訓の末…バトルギアは彼から譲り受けて欲しい…」
ーーー
あの時…
僕とアイトは約束を交わしていた。
ーー
「この決着はポケモンリーグ…いや…その前にでもやろうな!」
「うん!いつかまた!」
「ああ…いつかまただ!」
ーーー
アイト『案外…早かったな…お前との決着は…』
「アストルシティのフェリー乗り場と決めていたんだが…」
「ポケモンリーグで…必ずしも戦えるとは限らない…」
カミーユ『エントリー受付の後、バトル会場とマッチアップが抽選で決められるからね…』
アイト『いいだろう…やってやる!』
「お前とはいずれ…」
「あの時の決着をつけると決めていた。」
アイト『バトルギアと…8つのジムバッジを手に入れれば…俺は、一人前のポケモントレーナーだ。』
「だが…俺は…お前を倒さない限り…」
「ポケモンリーグには立てない…」
「お前は…」
「俺が最初にライバルと認めた。」
お互いが、モンスターボールを強く握りしめる…
ーーー
ハイゼル『僕のキーストーンで…同時にメガシンカさせる!』
「バクフーン!ルカリオ!」
シュゥゥゥ…
ポンッ!
バクフーン『バクッ!!!』
ルカリオ『ガルゥ!!!』
カミーユ『色違いの…バクフーン…』
ハイゼル『手持ちバランスを考えて…』
「バクフーンは…アイトくん側…」
「ルカリオは…ヒイロくん側をサポートするんだ。」
バクフーン『バクゥ…』
ルカリオ『ガルゥ…』
ハイゼル『双方…向かい合ってくれ…』
広い場所をバトルコートに…双方が向かい合う…
ハイゼル『このバトルのルールは簡単…』
「僕のポケモンは倒せても…バトルスコアには影響しないし…僕のポケモンで倒しても…同じだ。」
「つまり…」
「先に3匹のポケモンを倒した者が…勝者となる…」
ハイゼル『4対4のダブルバトルだ。』
ーーー
ハイゼル『準備はいいかい?行くよ…』
「メガシンカ!」
キィィィ…
彼のペンダントと…ポケモンの首飾りが同時に輝き出した。
広大なシュレーネの森を、強烈な光が包み込む…
カミーユ『これが…メガシンカ…』
ハイゼル『目醒めよ!メガバクフーン!』
「メガルカリオ!」
ボボォ!!!
ゴォォォォォ!!!
バクフーン『バァァァァァ!!!』
シュザッ!!!
ルカリオ『ガルゥ!!!』
ヒイロ『黒炎のバクフーン…』
ハイゼル『メガバクフーンは色違いだと…黒い炎を纏うよ…』
「お互い!ポケモンを!」
ーーー
アイト『行ってこい!グィーバー!』
シュゥゥゥ…
ポンッ!
グィーバー『グィィィ…』
ヒイロ『ホノペシー!』
シュゥゥゥ…
ポンッ!
ホノペシー『ワァン!ワァン!』
VS
カミーユ『あれは…ビッシェの…』
ハイゼル(なるほど…パートナー同士か…)
ーーー
ヒイロ(このバトルでは…ルカリオが重要になってくる…)
アイト『バクフーン!かえんほうしゃ!』
バクフーン『バァァァ!!!』
ボボォッ…
ゴォォォォォ!!!
ポケモンバトルにおける…決着の行く末を知るものなどいない…
お互いの実力が拮抗しているなら…
より確実となる…
ヒイロ『ルカリオ!しんくうは!』
ルカリオ『ガルゥ!!!』
カミーユ(どうしよう…どっちにも負けて欲しくない…)
カミーユ(幼馴染と…同い年の旅友達…)
ハイゼル『うん…期待通りだ。』
「このポケモンバトルを言い換えるとするなら…キングを動かしゲームを制する…」
「謂わば…ディフェンスゲーム。」
カミーユ『なるほど…』
ハイゼル『キングは意図も容易くポケモンを倒せる…本来…守るべきものが…両立するべき存在と変わる…』
「これは…」
「お互い…本質を理解している証だ。」
ーーー
ゴォォォォォ!!!
シュザッ!!!
ルカリオの技が業火を貫く…
バクフーン『バクッ!』
アイト『バクフーン…平気だな…』
バクフーン『バァァァ!!!』
ドドドォォォォォ!!!
ヒイロ(爆風が…ここまで…)
ヒイロ(やはり…近づくことも困難…)
ヒイロ『ホノペシー!でんこうせっか!』
「ルカリオ!はどうだん!」
ホノペシー『ワァン!ワァン!』
ルカリオ『ガルゥ!』
ヒイロ(ルカリオの速さに…合わせないと…)
アイト『バクフーン!かえんほうしゃで焼き払え!』
バクフーン『バァァァァァ!!!』
ボボォ…
ゴォォォォォ!!!
ルカリオ『ガルゥッ!!!』
シュゥゥゥ…
ドォッ!!!
「!?」
アイト『グィーバーに攻撃を集中だと!?』
「読みが外れたか!?」
バクフーン『バァァァァァ!!!』
ルカリオ『ガルゥッ!!!』
シュゥゥゥ…
ゴォォォォォ!!!
ドドドォォォォォ!!!
カミーユ『攻撃を通した!?』
ハイゼル(バトルセンスは互角と言ったところか…)
ホノペシー『ワァン!』
ドゴォ!
グィーバー『グィィィ…』
ドサッ…
ハイゼル『グィーバー…戦闘不能だね…』
「バトルスコア…1対0だよ…」
ーーー
アイト『ぬかったな…』
「まさか…攻撃を通せることに賭けるとは…」
「まあ…いいだろう…」
「こいつは…倒せない!」
「ファイアロー!」
シュゥゥゥ…
ポンッ!
ファイアロー『ファアア!!!』
ハイゼル『なるほど…ほのお…ひこうタイプか…』
「ほのおタイプには有利に立てるが…」
「被ってしまったか…」
カミーユ『あちゃ~』
「せっかちな所は…タイプバランスにも出るか…」
ーーー
アイト『ポケモンバトルってのはな…早期決着を付けた者こそが…強いんだよ…』
「バクフーン!ふんか!」
バクフーン『バァァァァァ!!!』
ドォッ!ドドォッ!
ドドドォォォォォ!!!
ーーー
「!?」
カミーユ『あの技は…バクフーンが止まらなくなりますよ!』
ハイゼル『大丈夫だよ…カミーユさん…』
「僕のポケモンは…ない…」
「どれもバランスよく…技を習得させている…」
カミーユ『え?』
バクフーン『バァァァァァ!!!』
ボゴォ…ボゴォ…
ドドドォォォォォ!!!
ヒイロ『なんて…威力だ。』
「あの技を受け止めるのは…」
ルカリオ『ガルゥ…』
ヒイロ『ルカリオ?』
ルカリオ『ガルゥ…』
ヒイロ『うん!君に任せるよ!』
ルカリオ『ガルゥ!!!』
ザザッ…
アイト『自ら負けを選んだか…』
「ファイアロー!フレアドライブ!」
「さあ…火力勝負といこうか!」
ファイアロー『ファアア!!!』
ボボォ!!!
ゴォォォォォ!!!
ーーー
ヒイロ『ホノペシー!』
「ルカリオ!」
ホノペシー『ワァン!』
ルカリオ『ガルゥッ!!!』
ヒイロ『必ず勝つぞ!』