ポケットモンスター ーアンティーク・モダンー   作:無垢なファン

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新たな「ひこう」タイプは7種類が登場!

※進化前は除外しております。
※リージョンフォームや+αも含む場合があります。


生命と破壊

第21話 生命と破壊

 

ーーー

 

同時刻…

シュレーネの森

 

ーーー

 

ガサッ…ガサッ…

 

「博士…フィオル博士…」

「ゼルネアスを見たと言う…噂を本当に信じるのですか?」

 

ガサッ…ガサッ…

 

「実に…数年ぶりの目撃例だ。」

 

フィオル『僕の仮説が正しければ…』

 

「セイン地方に…伝説のポケモンが集まって来ているはずだ。」

「地下から検出された。強いエネルギー反応が…無関係とは考えにくい…」

 

「それに…試作品の最終テストを行うには…丁度いい…」

 

「本当に成功するのですか?」

 

フィオル『既に、イベルタルとの連携(リンク)データは取得している…』

 

「僕の計算が正しければ…」

「ゼルネアスとの連携(リンク)も成功するよ…きっとね…」

 

「はかいポケモン…イベルタル…」

「生命(いのち)が幾つあっても…足りない…恐ろしさでしたよ…」

 

フィオル『研究とは…未知との向き合いだ。』

 

「失敗を繰り返し…挫折していては…いつまでも進捗は訪れない…」

 

ーーー

 

「これで…立証できる…」

 

フィオル博士『伝説のポケモンが放つ…特別な「キズナワザ」を…』

 

「博士から…あの仮説を聞いた時は驚きましたよ…」

「まさか…伝説のポケモンでも…相反するエネルギーで発動できるなんて…」

 

フィオル『まだまだ…未完成…』

 

「不完全なエネルギーでは…制御しきれない…」

「シュミレーションでは成功しても…オリジナルで検証してみないとね…」

 

ピコンッ…ピコンッ…

 

「博士!シグナル反応です!」

 

「!?」

 

「ゼルネアスを検知…」

「かなり近いです!この方角は…デュナミス遺跡…」

 

ーーー

 

シャンデラが灯す青い炎を頼りに…

デュナミス遺跡の奥へと歩みを進める。

 

すると…

暗闇を照らす明るい場所が見えて来る…

 

カミーユ『シャンデラ…ありがとう…』

 

「怖くなかったよ…」

 

イーブイ『イブ…』

 

シャンデラ『デララ…』

 

ハイゼル『シャンデラ…お疲れ様…』

 

「帰りも宜しくね…」

シュゥゥゥ…

 

ヒイロ『此処は…』

 

ハイゼル『デュナミス遺跡の深層部だよ…』

 

「この奥に…待ち受けているはずだ。」

「邪魔者が入らないようにね…」

 

「君達が何処までやれるのか…僕に見せて欲しい…」

 

ーーー

 

ヒイロ『ホノペシー!かえんぐるま!』

 

「ムクバード!つばめがえし!」

 

ホノペシー『ワフォォォ!』

ムクバード『キィィィ!』

 

「オンバーン!りゅうのはどう!」

「バクガメス!かえんほうしゃ!」

 

オンバーン『キッキッキッ!』

バクガメス『バクッ!』

 

ゴォォォォォ!!!

ザグッ!

 

ドォォォォォ!!!

ゴォォォォォ!!!

 

デュナミス遺跡の最奥部に…

衝撃波が響き渡る…

 

「我々が押されているだと…」

 

「我々では…太刀打ち出来ない…」

「後退だ!後退しろ!」

 

ヒイロ『やりましたね…』

カミーユ『やったよ!』

 

ヒイロ『あれ?ハイゼルさん?』

 

ーーー

 

「迷い込んだ子供すら…追い返せぬとは…」

「ドラゴン使いの名折れだな…」

 

「ですが…」

 

「言い訳はいらん…」

「邪魔者が紛れ込んだのなら…」

 

「排除するまで…」

「この先に…邪魔者を通すわけには…」

 

ハイゼル『王家の紋様…』

 

「やはり…貴方が…」

 

「誰だ!?」

 

スッ…

シキロギ『下がれ…』

 

ーーー

 

シキロギ『久しいな…ハイゼル殿…』

 

「姿を見せたかと思えば…」

「邪魔者を導いたのは何故(なにゆえ)か…」

 

「我々の目的を…お忘れになられましたか?」

 

ハイゼル『失われた王家の末裔…』

 

「やはり…正統な王家への無念を…」

 

シキロギ『黙れ…姿を消し…我々を追ってきたのはこの為か…』

 

「王家の地位を奪われた一族が…どのような結末を辿ったか…」

 

シキロギ『其方の実力と…ポケモンリーグの地位を利用し…私の目論みを実現しようとしたが…』

 

「もうよい…他に手は残っておる…」

 

ハイゼル(やはり…此処で戦うしか…)

 

ヒイロ『ハイゼルさん!』

 

僕達は、彼に追いつく…

 

ーーー

 

ハイゼル『ヒイロくん…カミーユさん…』

 

「ここは、君達に任せよう…」

 

カミーユ『え!?』

 

ハイゼル『君達の強さを見せつける時だ!』

 

シキロギ『其方は…何も分かっておらん…』

 

「私を例え…打ち倒しても…」

「私の意志を受け継ぐ者は必ず現れる…」

 

「これは…使命でもあり…運命(さだめ)だ。」

「愚かな者に断罪を…」

 

モンスターボールを構える僕を少し見てから…

カミーユがこう呟いた。

 

「来るよ…」

 

シキロギ『これはほんの…序章(プロローグ)に過ぎん…』

 

「ニダンギル…愚かな者に聖痕を…」

「シャンデラ…愚かな者に烙印を…」

シュゥゥゥ…

ポンッ!

 

ニダンギル『ギルゥ!』

シャンデラ『デララ…』

 

ヒイロ『ホノペシー!頼んだ!』

カミーユ『キラドアちゃん!いくよ!』

シュゥゥゥ…

ポンッ!

 

ホノペシー『ワァン!ワァン!』

キラドア『キィララ…』

 

ハイゼル(眼のような紋様…まさか…)

 

VS

 

シキロギ『ニダンギル!せいなるつるぎ!』

 

「シャンデラ!だいもんじ!」

 

ニダンギル『ギルゥ!』

シャンデラ『デララ…』

 

ザグッ!

ゴォォォ!!!

 

ヒイロ『ホノペシー!かえんぐるまだ!』

 

ホノペシー『ワフォォォ!』

ボボォ…

ゴォォォォォ!!!

 

カミーユ『キラドアちゃん!来るよ!』

 

「りゅうのいぶき!」

 

キラドア『キィララ…』

ゴォォォォォ!!!

 

ドドドォォォォォォォ!!!

 

ーーー

 

シュゥゥゥ…

 

シキロギ『ほう…』

 

ヒイロ『ホノペシー!よくやった!』

 

ホノペシー『ワァン!』

 

カミーユ『キラドアちゃん!やったね!』

 

キラドア『キィララ…』

 

ニダンギル『ギルゥ…』

 

シキロギ(やはり…ノーガードが好機となったか…)

 

「まあよい…」

「ニダンギル…戻れ…」

 

ーーー

 

ハイゼル(ニダンギルは倒せたけど…)

ハイゼル(通常のルールだと…あと2匹が控えている…)

 

シキロギ『ミカルゲ!愚かな者に畏怖を…』

シュゥゥゥ…

ポンッ!

 

ミカルゲ『おんみょ~ん…』

 

ヒイロ『あれは…ふういんポケモンのミカルゲ…』

 

ハイゼル『ヒイロくん…カミーユさん…』

 

「油断は禁物だよ…」

 

ハイゼル(まさか…アレを…)

 

シキロギ『ミカルゲ…メガシンカせよ…』

キィィィ…

 

片方の義眼が、怪しい光と共に輝き始める…

義眼に嵌め込まれた。

キーストーンと共鳴してメガシンカを発揮させたのだ。

 

ヒイロ『これは…』

 

カミーユ『ミカルゲのメガシンカ…』

 

ミカルゲ『カゲェェェ!!!』

 

シキロギ『さあ…此処からが「勝負」と言うもの…』

 

ーーー

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