ポケットモンスター ーアンティーク・モダンー   作:無垢なファン

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新たな「フェアリー」タイプは9種類が登場!

※進化前は除外しております。
※リージョンフォームや+αも含む場合があります。


大空へ翔け!スカイタワー

第31話 大空へ翔け!スカイタワー

 

ーーー

 

暴走したゲンガーとの激戦のあと、幽霊屋敷を出る頃には、夕方に差し掛かっている…

黄金色の雲と差し込む太陽の光が、埃だらけの僕達を眩しく照らした。

 

思わず笑ってしまうほど、ボロボロの格好…

緊張がほぐれた瞬間…

 

僕の課題がまた一つ増えた気がした。

暴走メガシンカへの対策…

ゲンガーの強さは、偶然だったのか…

もし…複数に遭遇していたら…

 

ふと…のしかかった重い考えを、疲れを癒しながら汚れと共に流した。

 

ーーー

 

もっと強くなりたい…置いて行かれないほど…

 

ーーー

 

この想いを胸に、夕食を済ませてから別室に戻り就寝した。

 

僕があのとき発した発言が、如何に軽かったのか…改めて痛感する…

ポケモントレーナーとしての未熟さ…

これは、僕の大きな課題の1つだ。

 

ただ、強さを追い求めるとは違い…

人とポケモンが絆を深め…真価を発揮させる感じ…

 

この答えを掴めなければ、自分の夢を叶えられない。

どちらにしても…冒険を始めなければ自分の夢の先を見つけられなかった。

 

冒険を始めてから…2日目の朝を迎えた。

 

ーーー

 

此処からは、パズも旅に同行するようになった。

 

パズ『よ…よろしくお願いします。』

 

ヒイロ『こちらこそ…』

 

カミーユ『宜しくね…』

 

「先輩トレーナーから…アドバイスが聞きたくなったら…いつでも答えるよ!」

 

パズ『はい…』

 

ーーー

 

ヒイロ『本当にすいません…』

 

カミーユ『いいの…いいの…』

 

「ポケモン達のブラッシングは任せてね…」

 

ポンッ!

イーブイ『イブッ!』

 

カミーユ『いつも綺麗にしないとね…』

 

ホノペシー『ワァン!』

 

ーーー

 

カミーユ『さてと…そろそろ行こっか…』

 

ヒイロ『307番道路の先…セイウンシティですね…』

 

カミーユ『うん…スカイタワーが目印だよ…』

 

こうして…僕達は、ターンシティを後にする。

 

ーーー

 

セイウンシティ…

 

ポケモンジム及び…バトル施設としても知られている…

「スカイタワー」が中央に聳え立つ町。

 

308番道路でもある…「そよかぜ峡谷」は、観光スポットの名所。

 

主要都市への航路を繋ぐ空港と飛行場が存在しており…

普段は、スカイタワーが管制塔(コントロール・タワー)の役割を担っているようだ。

 

ーーー

 

カミーユ『此処が…セイウンシティ…』

 

「あのスカイタワーこそが…ポケモンジムだよ…」

 

ヒイロ『久しぶりに来ました。』

 

カミーユ『此処も随分と変わったでしょ?』

 

僕が他地方から引っ越してきたのは、随分前のことだ。

言われてみれば…町の風景も変わったように見えてくる。

 

パズ『あれを…』

 

スカイタワーの入場口には、数多くの人集りが出来ていた。

 

カミーユ『かなりの数…皆んなジムチャレンジャーかな?』

 

ヒイロ『行ってみましょう…』

 

ーーー

 

入場口に近付くと、大勢の話し声と共にアナウンスが流れていた。

 

「スカイタワーへようこそ」

 

「現在、ジムチャレンジへの対応が混雑により…」

「ジムチャレンジ及び、当施設のルールにある通り…」

 

「ひこうタイプのポケモン及び、特性ふゆうを持つポケモンのみが参加可能。」

「これらに該当するポケモンの、未所持につきましては…」

 

「大変混み合っている為、レンタル対応ができないことを先にお詫び申し上げます。」

 

ーーー

 

アナウンスの内容は以上となっている…繰り返し流され…不満を持った。

ジムチャレンジャー達が、大勢居るようだ。

 

ヒイロ『つまり…僕の場合…』

 

「ムクホーク…アゲハント…ゲンガーの3匹が参加可能ということですか…」

 

カミーユ『私の場合は…マドニカちゃんだけ…』

 

パズ(…)

 

カミーユ『確かに、レンタルポケモンがないと難しそうだね…』

 

「取り敢えず施設に入ってみようか…」

 

彼女の言う通り…僕達は、施設内へ入ることにした。

 

施設内からは青空と白い雲を眺められる遮光ガラスが備え付けられており…

中央のエレベータールームから上階へ向かえそうだ。

 

カミーユ『受付を先に済ませないとね…』

 

ヒイロ『はい…』

 

パズ「コクッ…」

 

ーーー

 

「やあ…2人共…」

 

ヒイロ『ハイゼルさん!?』

 

スカイタワーのエントランスにて、ハイゼルさんと再会する。

 

ハイゼル『ブルーラプターズの目撃例を参考に…立ち寄って居てね…』

 

「あと…既に、アナウンスを聞いていると思うけど…」

「困ったことがあると思い…さっき話を通していたんだ。」

 

カミーユ『と言うことは…つまり?』

 

ハイゼル『レンタルポケモンの対応だよ…』

 

「2匹までなら引き受けてくれそうだ。」

「ただし…自分のポケモンが、1匹でもいることが条件だけどね…」

 

自分自身で決めた課題を成し遂げたい…

幽霊屋敷で学んだことを活かしたい…

これらの考えが感謝の言葉と共に、僕はこう彼に伝えた。

 

「ご厚意…ありがとうございました。」

「でも…今は…」

 

「自分のポケモンを信じる想いと持ち得る力を試したいと考えています。」

 

カミーユ『わ…私も可愛いマドニカちゃんを信じてます。』

 

ハイゼル『うん…そうか…本当に成長したね…』

 

「君はどうかな?パズさん…」

 

パズ『僕は…ヨルノズクの強さを信じてますから…』

 

ハイゼル『うん…ポケモンを想うことの大切さ…』

 

「これは今後…重要になってくる。」

「君達の意見が聞けて良かったよ…ありがとう…」

 

ハイゼル『よし…じゃあ僕も…ジムチャレンジを受けてみることにするよ…』

 

「え!?」

 

パズ(名前…なぜ知ってるんだろ?)

 

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