ポケットモンスター ーアンティーク・モダンー   作:無垢なファン

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ローフェンの策略

第38話 ローフェンの策略

 

ーーー

 

ゴォォォォォ…

 

「飛行制御…シグナル共に異常なし…」

「進路コード1996を維持せよ…」

 

「動力供給クリア…気象レーダー異常なし…」

「高度4万フィートと安定…」

 

ーーー

 

「ローフェン…奴はやはり…」

 

「ああ…」

「伝説のポケモンより…厄介だな…」

 

「これから…どうするつもり?」

 

「ガダ…イズナ…このまま大空(そら)の旅とはいかないようだ。」

 

「!?」

 

ビー!ビー!ビー!

 

ガダ『警告音!?何事だ!?』

 

「音波シグナルを検知…数キロ先からこちらに向かってきます!」

 

ローフェン『シンボルに切り替えろ…』

 

「了解…」

ピッ…

 

ガダ『まさか…ジョウト地方から…』

 

「速度は…」

 

「音波レーダーによると…」

 

ローフェン『ガダ…追いつかれるのなら一瞬だ。』

 

ヒゥゥゥ…

ヒゥゥゥゥ…

ヒゥゥゥゥゥ…

 

ドォォォォォ!!!

「ルギァァァァァ!!!」

 

ローフェン『やはり…この笛は繋がっていたか…』

 

「ルギアに聞かせろ…」

「オリジナルが奏でる…オリジナルの音色だ。」

 

ガダ『これ以上の挑発は…』

 

ローフェン『すぐに俺のモノとなるんだ。これは優しさだよ…』

 

イズナ『やり過ぎ…』

 

ーーー

 

「再生を…」

ピッ…

 

ヒュラララ…

 

ルギア『ルギァァァァァ!!!』

 

ーーー

 

ザッ…

 

ガダ『ローフェン…何処に行く気だ。』

 

ローフェン『初対面だ。この日を待ち侘びた。』

 

ガダ『危険すぎる…ローフェン…』

 

ローフェン『俺達は幾度も…お宝を奪って来た。今更なんだ。』

 

「2人も来い…」

 

イズナ『私はパス…』

 

ガダ『防護システムをスタンバイしろ…』

 

「はい…」

 

ーーー

 

ヒュゥゥゥ…

ヒュゥゥゥゥ…

ヒュゥゥゥゥゥ…

 

ローフェン『聞こえる…怒りと不安の鼓動が…』

 

「ようこそ…聖地へ…」

 

ドォォォォォ!!!

「ルギァァァァァ!!!」

 

ローフェン『これは…これは…空の神ルギア…俺のモノになる為に来たのか?』

 

ルギア『ルギァァァァァ!!!』

 

ヒュゥゥゥ

ドォォォォォ!!!

 

ガダ『ローフェン!危険だ。』

 

ーーー

 

デンッ!デンッ!デンッ!

 

ガダ『警告音!?まさか!?』

 

DANGER

高出力エネルギーを検知

 

ガダ『ローフェン!エアロブラストが来る!』

 

ローフェン『シールドを張れ…力比べだ。』

 

ガダ『まだ俺は…俺達は…シぬわけにはいかない!』

 

「防護シールドだ!張れ!」

 

ドゥン!!!

 

ルギア『ルギァァァァァ!!!』

 

ゴォォォォォ!!!

ドドドォォォォォ!!!

 

ヒュゥゥゥゥゥ!!!

 

ガダ『ぐあッ!』

 

ーーー

 

ローフェン『挨拶代わりと捉えるべきか…悩むな…』

 

「ルギア…お前は俺のモノだ。」

「…を支配するのは俺だ。」

 

「ガダ…ちょうどいい…アレを試そうか…」

 

ガダ『あれはまだ調整中だ。試作段階だろ!?』

 

ローフェン『この船も…同じだろ…』

 

ガダ『しかし…』

 

ローフェン『やれ…2度も3度も…スリルを味わいたいか?』

 

「ガダ…」

 

ガダ『システムコード…1121を起動…』

 

ローフェン『正しく…揺籠だ。』

 

ーーー

 

ドゥン!ドゥン!

ドゥン!

 

ルギア『ルギァァァァァ!!!』

 

ガダ『上手く起動したのか…』

 

ローフェン『起動しなければ…真っ逆さまだ。』

 

「鳥籠の中では…力を弱め続ける…」

「流石は…ルギアすら無力とは…」

 

「伝説のポケモン…ルギアにも有効なんだ。」

「…も…も…いつか俺の手に…」

 

「ルギァァァ…」

 

ーーー

 

「間に合ったか…」

 

タッ…

 

「ボウダァー!!!」

 

「!?」

 

ガダ『まさか!?』

 

ローフェン(追いついて来たか…)

 

ローフェン『客人か…定員オーバーだ。降りてもらう…』

 

「こんな広いのに…定員オーバーとはね…」

 

ハイゼル『勿体無いよ…』

 

ーーー

 

ローフェン『亜空間移動(ジャンプ)しろ…部が悪い…』

 

ガダ『エネルギーが…十分ではない…』

 

「あのシステムに、ほとんどを使い果たした。」

 

ローフェン『飛距離を絞ればいい…あのポケモンは…』

 

ハイゼル『逃げる気かい?』

 

ボーマンダ『ボウガァー!!!』

 

ローフェン『逃げるか…俺は必要以上のことをしないだけだ。』

 

「ポケモントレーナーなら…分かるだろ?」

「欲しい物は誰にでもある…」

 

ハイゼル『分からないよ…君のような考え方は…』

 

「ボーマンダ!あれを壊せ!」

 

ボーマンダ『ボウダァー!!!』

 

ゴォォォォォ!!!

 

ローフェン『遅かったな…ポケモントレーナー…』

 

「俺の方が一枚上手だ。」

 

「リザァァァ!!!」

「ゴォォォ!!!」

 

ハイゼル『リザードンとファイヤーか…』

 

ゴゴゴォォォォォ!!!

 

ボーマンダ『ボウダァー!!!』

 

ドドドォォォォォ!!!

 

ドゥン!!!

 

ーーー

 

ヒュゥゥゥ…

 

「参ったね…真っ逆さまだ。」

「僕としたことが…」

 

ハイゼル(新たなバトルギアか…)

 

ボーマンダ『ボウダァー!!!』

 

ザッ!!!

 

ハイゼル『君も悔しいかい…僕も同じだ。』

 

「ローフェン…名前は覚えた。次は必ず止める…」

 

「ボウダァー!!!」

 

ーーー

 

「ルギアのシグナルが消失…」

 

「恐れていた事態が…」

「現実に…」

 

ーーー

 

「え?」

 

カミーユ『どうしたの?ヒイロくん?』

 

ヒイロ『今のは…』

 

カミーユ『ほら行くよ…そよかぜ峡谷へ…』

 

「レッツゴー!」

 

パズ(ついさっき…涙でいっぱいだったのに…切り替えが早い…)

 

ポンッ!

 

イーブイ『イブッ!』

マンキー『キッキー!』

 

ーーー

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